ぴょんちゃんオリンピック:フィギュアスケート アイスダンスSD

ほんとにいろんなところですでにいわれていると思いますが、リュージュの伝言っておもしろいなと思うマイク松ですこんにちは。朝起きたらリュージュ関係の伝言がおいてあるのです。

  • 第9コーナーの通り方を練習しろ(コーチから)
  • 3回目の滑走のビデオよく見直しておいて(コーチから)
  • 夕方までにそりを宅急便で送っておくように(スタッフから)
  • 右足のクーヘ(操縦する部分)が外側にゆがんでるからなおしといて(選手から)
  • シーネ(そりの刃)のメンテナンス忘れた、やっといて(選手から)
  • スーツ洗濯しといて(選手から)

富井にいってみると、「オレはあの人のママに会うためにリュージュで滑るんだと思ったよ」といっていました。コースの終点にママが待ってくれてれば可能です。タイムを0.021秒更新してエキサイトするあの人のママ。
フィギュアスケートはアイスダンスみます!今日はSDです。また途中からですが。

ぴょんちゃんオリンピック:フィギュアスケート、アイスダンスSD。実況は中村さん、解説は河合さん。第3グループから。
韓国のミン・ユナ&アレクサンダー・ガメリン。サンバ、「デスパシート」ほか。パターンダンスは3つめのキーポイントで壁に寄りすぎた。あぶない。でもリンクを大きく使ってるのはいいです。パーシャルステップは大きく踊れてます。そこからCuLiがいい。雰囲気をよく表してるし向いてますよね。ツイズルはよくあってました。MiStはよく踊れてます。情熱的にフィニッシュ。いい演技でしたー。61.22。団体のときより10点アップしてる。これはいいことだ。
村元哉中&クリス・リード。調子よさそうです。チャチャ・ルンバ・サンバ。クリスのやる気がのっけからすごい。ツイズルはファーストツイズルで止まりそうになったが持ち直しました。MiStの途中でもよく踊れてます。リズムの切り替えのところを明確に表現。これはいいぞ。パターンダンスは足も近いしよく動けてます。固くなってない。パーシャルステップからシームレスに移行。RoLiは勢いがありました。なによりクリスが終始笑顔なのがいい。何よりです。63.41。
カナダのケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ。久しぶりですねー。ウィーバーの衣装きれいですねー。ボレロ、マンボ。パーシャルステップから先に。エッジがよく滑ってるし規定感がないです。こいつらでも団体で優勝できたんじゃないかな。パターンダンスは正確に。ツイズルは慎重に乗り越えましたね。MiStは激しい動きなのにリズムをよくとらえてます。CuLiは持ち上げてるというよりもポジションチェンジをずっとやってる感じでした。2人のアスリート能力が上がってる。74.33。
アメリカのシブタニ兄妹。「マンボNo.5」ほか。団体よりも気合い入ってますね。最初のばっちり決めポイントでアピール。パターンダンスは滑りの質がすばらしい。よどみがないですねー。パーシャルステップは音楽と調和してる。ただリズムにのってるだけじゃなく。必殺の高速ツイズルは1mmもずれてないです。MiStはストップをうまく使ってアピール。気持ちを明るくします。RoLiはすごい回転の速さでした。完璧な演技。団体はリハーサルでしたね。77.73。強い。
アメリカのマディソン・チョック&エヴァン・ベイツ。チョックの衣装がすごい。南国の鳥みたい。サルサ・ルンバ・サルサ。もうラテンの雰囲気はチョックに任せて。ツイズルはサードツイズルでよろっとしました。パーシャルステップはもう普通のステップ。開き直っていこう。パターンダンスはがんばって正確に。ミスらんぞという気持ちが伝わってきました。CuLiはルンバの雰囲気もりもり。MiStは音楽表現は見事でした。チョックのやりきった感がすばらしい。75.45。
最終グループ。
カナダのテッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤー。もうメダルはとったから、あとはこっちですね。サンバ・ルンバ・チャチャ。モイヤーのやる気ポーズ。のってからやる気が違うわ。オレたちの本気をみせてやる的な。MiStは完璧なステップ、ストップでのアピール、そして完璧なステップ。2人の距離がすごい近いと河合さん。パターンダンスはしっかり。でもすごいスピード。パーシャルステップはむしろちょっとゆっくり、じっくりみせてきます。ツイズルはスムーズ。移動距離も長いわ。RoLiはどうして振り落とされないのか不思議なローテでした。最後の決めも完璧。おいしいのは新鮮な肉?熟成肉でしょ!とフランスにつきつける演技でした。濃い演技。あふれるベテラン感。83.67!でかいです!TESはすべてLv.4だそうです。
フランスのガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン。きました。いい気合いがのってますね。エド・シーラン「シェイプ・オブ・ユー」ほか。パターンダンスはすごいスピード。普通のカップルの全力ステップよりも速い。MiStもエッジが正確かつよく滑ってる。がんがん滑ってあっという間にリンクのはじっこ。しかしツイズルは近づきすぎてちょっと乱れました。ここでパーシャルステップ。おもしろい構成です。まあこの2人には規定かどうかなんか関係ないんですね。溢れるアートとしてのダンスへの志向性。SlLiは振り付けの一部みたいな出来でした。見事見事。あのツイズルはちょっと心配ですが。81.93。ヴァーチュー・モイヤーには負けてますが全然FDで逆転できる点数ですね。
アメリカのマディソン・ハベル&ザッカリー・ダナヒュー。全米チャンプの力をみせよう。サンバ・ルンバ・サンバ。ダンスの力はありますねー。MiStからスタート。もうちょいアピールできてもよかったけど、順番が悪いですよね。パターンダンスは慎重に。パーシャルステップはじっくりアピール。CuLiにつなげてきました。きれいなリフト。ツイズルはちょっと離れましたがそろってはいました。順番が悪かった。77.75。
OARのエカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロヴィエフ。おーえーあーる!おーえーあーる!なかなか明るい出だし。ツイズルはよくそろってましたね。DiStはスピードがありました。いいスケーティング。サンバになってがんばって明るくしようとしてる。パターンダンスは勢いが持続。よく動けてます。規定感はなし。RoLiはぐんぐん回してました。2人が笑ってるの珍しいですね。満足する出来だったかな。75.47。もっとがんがんアピールしたかったですね。
クリスが客席に。あ!あれお母さんなんか!姉とそっくり!
イタリアのアンナ・カッペリーニちゃん&ルカ・ラノッテ。チャチャ・サンバ。カッペリーニちゃんの溢れるゴージャス感。みるところはそこだけです。横の影のような漢はみなくてもだいじょうぶですよ。おおっいいスピード。そこからツイズルに入りました。流れもいいしユニゾンもばっちり。ナイスL!MiStはスピードをキープ。今日はすごいいいですね。Lのリードもいいし。パターンダンスになってもまったくテンションが変わらない。Lのアピールもいい。団体よりもずっといいですね。エッジも深いし、そこに気をとられることなくどんどん動いてる。RoLiはポジションの美しさが際立ちました。見事見事!今日は気合い入ってましたね。76.57!もうちょっといってもよかったけどパーソナルベスト更新なのか。L大儀。

○SD終わっての順位:(バナナの種類的に)
1. ヴァーチュー・モイヤーキャベンディッシュバナナ
2. パパダキス・シゼロン台湾バナナ
3. ハベル・ダナヒューパナップルバナナ
4. シブタニ兄妹ラカタンバナナ
5. カッペリーニちゃんwithLモンキーバナナ
6. ボブロワ・ソロヴィエフ料理用バナナ(甘みがない)
ヴァーチュー・モイヤーがSDトップ。狙い通りですね。団体もがんばってたとは思うのですが、やはりアイスダンスに入ると気合いが違います。パパダキス・シゼロンも出てなかったし。ベテラン感をアピールしてFDも優位に進めたいという感じでしょうか。2位はパパダキス・シゼロン。ツイズルの小さなミスが響いたかもしれませんが、もともとFDにとてつもなく強いカップル。こちらも狙い通りでしょうか。ハベル・ダナヒューが3位に入りました。そんなによかったかなと思いますが、やはり全米チャンプですからね。シブタニ兄妹もいい位置。FDに気合いが入ります。カッペリーニちゃんwithLは5位。もうちょっといけるでしょう。メダル狙おう。ボブロワ・ソロヴィエフはそもそも明るいプログラムが向いてない。心の闇全開のFDプログラム(知らんけど)で盛り返しましょう。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: フィギュアスケート | 2件のコメント

ぴょんちゃんオリンピック:カーリング男子予選 スウェーデン vs. スイス

そういえばこの間フリースタイルスキー女子ハーフパイプの解説をオレたちの豪太がやってるのを発見したのですが、「ワオ係数」というパワーワードを使っていました。ワオ係数が高いとかいう感じで使います。ヤバみがすごいとかと同じ感じかなと。まじで積極的に使いたいマイク松ですこんにちは。
カーリングは男子。でも今日は日本じゃなく、スウェーデン vs. スイスです。

ぴょんちゃんオリンピック:カーリング男子予選、スウェーデン vs. スイス。実況は杉澤さん、解説は敦賀さん。杉澤さんもカーリングきてくれました。
スウェーデンはスングレン、ブラノー、エリクソン、エディン。スイスはタナー、デクルス、ペーツ、シュワルツ。スウェーデンは日本を11-4で倒しています。
第1エンド、序盤から両チームとも安全第一ながら、高等技術の応酬。ほんとにガードをぎりぎりかわしてドローやフリーズをやってきます。のっけからワオ係数が高い。両チームのストーンが縦に並んだところで、スウェーデンは少し考えてくっつけてきました。そしてスイスもそこにくっつける。すごい技術。スウェーデンはラストストーンでガードにいって相手に1点とらせる形ですがちょっとガードが内側に入った。スイスは欲張らずにドローで2点とりました。
エディンとデクルスは知り合いらしくよく話してる。デクルスが笑ってるの初めて見た。
第2エンド、ハウスの前にストーンがごちゃごちゃしてきた。それをかわしてハウスの中を狙う展開。スウェーデンは真ん中通してきたが、スイスはラストストーンで外側からナンバーワンをとった。スウェーデンは同じラインで押す選択をしたが、押し切れずスイスが1点スティールしました。
前日にストーンに研磨をかけたらしく、よく曲がるようになってるらしい。リザーブの人やスタッフはナイトプラクティスとかでストーンの特性を調べたり、誰がどのストーンを使ってるかを調べるのもお仕事らしい。
第3エンド、中央をめぐってストーンが周りにいっぱいある的な感じ。最後の方に中央をめぐる戦いのために積み上げてる。さすがトップチームは違う。スイスのスティールを狙う的確な配置に、またスウェーデンはぎりぎり足りず、またスイスが1点スティールしました。スイスペースですねー。
第4エンド、またスイスがセンターライン上に3つ並べてる。すごい。しかしスウェーデンもやられっぱなしではいられない。ハウス内にしっかり置いて、後攻をいかして2点とりました。ミスがあってもみんなでカバー。
第5エンド、スウェーデンがガードを置いて、スイスがはじく展開。そして中央のストーンへのフリーズ合戦になりました。スウェーデンのラストストーンはフリーズにちょっとだけ間があいたところを、スイスのラストストーンではじかれて、スイスは1点とりました。あのコントロールはすごい。
第6エンド、いきなりハウスの中心部分にストーンがごちゃごちゃしてきた。やっぱり強豪同士の戦いなんやなー。どうしたらいいか見当もつかん。両チームとも時間とって考えてる。スウェーデンはかなりロングのプロモーションテイクで複数得点を狙うが、ここは1点止まり。でも1点でもとれたのがすごい。
第7エンド、スイスがしっかりハウスにストーンをためていく。スウェーデンはなんとかスティールを狙おうとしますが、ここでシュワルツのダブルテイクでスウェーデンのストーンが一掃されました!スウェーデンのストーンはガードに引っかけてしまい、ラストストーンもきっちりハウスへ。スイスが5点とって超ビッグエンド!スウェーデンがコンシードで試合終了、スイス 10-3 スウェーデン。
いやー第7エンドのスイスの十絶陣、すごかったですねー。5点ビッグエンドとは。スウェーデンは序盤に無理してスティールをされてしまったのが効いたか。あくまでビッグエンドは結果であって。スイスの堅実なカーリングが光りました。シュワルツの調子がまじでよくてワオ係数が高かったです。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする

ぴょんちゃんオリンピック:カーリング男子予選 日本 vs. イタリア

先日はハニューのFSの演技にエキサイトしましたが、ちょうど結界師を読み返していたところだったので、余計にそう思いました。陰陽道より結界術。最初のポーズをとったところでアリーナ全体が強力な絶界で覆われ、悪を吹き飛ばしたのでしょう。生でみたかったですが家でもよかったマイク松ですこんにちは。
カーリングもゲームがどんどん進んでいきます。今日は男子のイタリア戦。

ぴょんちゃんオリンピック:カーリング男子予選、日本 vs. イタリア。実況は河村さん、解説は敦賀さん。河村さんはリュージュやボブスレーなどのそり系競技をよく実況してくれてました。いい実況でした。
第1エンドに日本が2点とっていい出だしのようです。ハウスの外周にストーンがたまってきましたが、最後はドローで2点とったよう。
第2エンドから。気がついたらストーンがハウスの中にごちゃごちゃしています。ナンバーワンは日本ですが日本は先攻。スティールも狙えるところでしたが、急に曲がってうまくいきませんでした。でもイタリアもガードに引っかけました。どうも両チームともアイスがまだ読めてない。すごいイタリアのストーンが中央に集まってます。大ピンチの部類。しかし両角兄が強いナンバーツーを作って、イタリアのラストストーンは1点しかとれませんでした。結果的にいいディフェンスになった。
第3エンドは日本がハウスにストーンをためるが、イタリアにくっつけられた。きっちり守られたものの、日本は最後ダブルテイクアウトをとって1点とりました。
第4エンドは、両チームガードを置くことから。最初は日本がストーンをためたのですが、徐々にイタリアにテイクされていきました。日本はラストショットをガードに引っかけてしまい、イタリアが最後にちょっと自分たちを押して2点とりました。
第5エンド、前にあるガードに加えて、ハウスの前の方にもTライン前にわんさかストーンが混み合ってきた。ガードと他のストーンをかわしていくドロー合戦。イタリアもなんとかナンバーツーを作りに行きますが、今回は日本が2点とりました。
敦賀さんのいうように日本は3回の後攻で2回複数点をとってます。いい流れ。
第6エンド、両リードがなかなかストーンが伸びてしまいます。ハーフタイムあけだからか。でも徐々にクリーンな展開になり、ブランクエンドになりました。無理しない。
第7エンド、イタリアは8エンドに後攻をとりたいのでここはブランクエンドにしました。点とってくれてもいいのに。
第8エンド、日本はセンターライン上にストーンを集めます。そこから中央をめぐる争い。イタリアはうまくヒットアンドロールでまわりこみますが、日本はプロモーションテイクで1点とらせる形を作りました。イタリア微妙なところでしたがなんとかナンバーワンをとって1点とりました。
第9エンド、山口の敵味方トリプルテイクアウトが決まりました。イタリアのストーンも一掃。イタリアはガードをつくり、日本はテイクする展開。しかしイタリアのフリーズショットがうまく決まり、イタリアが1点スティールしました。しかし日本は後攻のまま。
第10エンド、イタリアはガードをおいていきますが、日本は徹底的にテイクテイクでクリーンな展開。イタリアはハウスの前近くにおいてミスを願いますが、日本のラストショットでしっかりテイクしてハウスにひっかけました。日本 6-5 イタリア。
なかなかの接戦でしたが、僕らがちゃんとみてない第1エンドで先制できたのがよかった。のっていきたいです。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする

ぴょんちゃんオリンピック:フィギュアスケート 男子シングルFS

小平奈緒って、宝塚の男役っぽいかっこよさがあるなあと思っています。「ポーの一族」を見て一気に宝塚ファンになった富井です。さて、もう一つのスケート、フィギュアスケート男子、結果を知らない人はいないと思いますが、知らないふりをしてレビューしますよ。
解説はホンダバン、実況は鳥海さん。
ラトビアのデニス・バシリエフス。「anyone to love」ほか。3A+3Tは成功。単独の3Aは転倒。腰を落とした美しいイーグルから3S。ステップシークエンスはポーズが美しい。いろんなところがランビエール。姿勢が美しいですね。足換えのキャメルスピンはもう少し腰が柔らかければもっときれいなんですが。イーグルからの3LoもOK。3Lz+2T+2Loも成功ですが2Aでも転倒。2Aの転倒はいただけませんね。3F+2Tは大丈夫。ラテンになっての動きもいいですね。3Lzも幅があります。コレオステップシークエンスにお客さんもキャー。コンビネーションスピンも素晴らしい。そしてフライングからのコンビネーションスピンの最後のポジションが必殺のバシリエフススピン(今名付けました)。ランビエールを超える選手になって欲しいなあ。234.58。鳥海情報:2人はランビエールの自宅で一緒に暮らしているそうです。
イタリアのイタリアのマッテオ・リッツォ。「ビートルズメドレー」3Fは成功。3A+2Tも高さがあります。3Lz+3Tも成功です。フライングシットスピンの回転も速い。コレオステップシークエンスのあと、「レット・イット・ビー」3AもOK。3Lz+1Lo+3Sも美しい。3Loも流れのあるジャンプ。2Aも着氷した後の流れが良い。足換えのキャメルスピンも曲にあっています。2Aも成功。ステップシークエンスも軽快ですね。コンビネーションスピンも回転が速い。4回滑ってフリーの出来が一番良かったんじゃないでしょうか。調整も大変だったでしょうに、素晴らしい。19歳の大きな成長になったようですね。232.41
ドイツのポール・フェンツ。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」中世っぽい衣装。3A+3Tは加点のつくジャンプ。3Tと4回転を回避。イーグルからの3Loも成功。ステップシークエンスもなかなか。コンビネーションスピンもOK。3Aはステップアウト。3Lzもやや着氷に乱れ。ちょっとスピードが落ちてきたかな。3S+1Lo+2Fのジャンプは成功。キャメルスピンは回転速度がもう一つかな。2Lz+2Tは成功したのですが、その後が1Aに。足換えのシットスピンはカメラが上から撮っているからよく分からないよ。コレオステップシークエンスも個性的。214.55
中国のハン・ヤン。「I’ll take care of you」滑りは絶対金博洋よりうまいんだけど。3A+2Tは最初の3Aが大きすぎる。3Tになってしまい、手をついてしまいました。3Fでも転倒。キャメルスピンはちょっと気落ちしている感じ。コレオステップシークエンスの苦悩のポーズがハン・ヤンに重なる。3Lzは成功。3Loも手をついたかな。1Lzになってしまい3連続ジャンプが跳べません。3Sも着氷が両足だったかな。3Fはステップアウト。足換えのシットスピンは上手。ステップシークエンスはブルースの魅力を上手く表現しています。コンビネーションスピンもきれい。ああ、完璧なハン・ヤンが見たかった。怪我をしているのかな。213.01
田中刑事。「フェデリコ・フェリーニ・メドレー」いろんなことは他の人に任せて楽しんで欲しい。4Sは成功。次の4Sは転倒してコンビネーションになりません。3Aは成功。足換えのシットスピンは上手いな。ステップシークエンスはオシャレ。4Tはオーバーターン。3Aは転倒。珍しい。3F+3Tは幅があって良い。フライングキャメルスピンもOK。3Loも良いジャンプ。3Lz+2T+2Loも良し。コレオシークエンスも曲をよく表現してます。コンビネーションスピンも回転が速くて素晴らしい。転倒は2回あったけど、全体的に団体戦よりよかったんじゃないかな。244.83
ジョージアのモリス・クビテラシヴィリ。「radioactive」ほか。3Aは上手くこらえました。4Sは転倒。4Tも途中で降りてしまって転倒。フライングキャメルスピンはもうちょっとスピードが欲しい。手の使い方が・・・もしやモロゾフか?ステップシークエンスは手の使い方が印象的。4Tは再び転倒。3F+3Tは成功。3LoもOK。3Fはまた転倒してしまいました。ちょっとスピードがないのかな。2A+1Lo+3SはOK。足換えのシットスピンもちょっと姿勢が高いような。コレオステップはちょっと心ここにあらずみたいな。コンビネーションスピンでフィニッシュ。ちょっと力を発揮出来ませんでしたね。でも、次がある!ちなみにキスクラにモロゾフはいなかったので違ったみたい。204.57
イスラエルのアレクセイ・ビチェンコ。オペラ「道化師」4T+3Tは美しいジャンプ。4Tも幅がありますね。3Loも軽い。コンビネーションスピンもポジション変化が素晴らしい。ステップシークエンスもアリアに負けない素晴らしいステップ。3Aは完璧ではなかったけど素晴らしい高さ。2A+2TもOK。3Lzも成功。フライングキャメルスピンも良いですね。3F+1Lo+3Sも見事。2Aも成功だけど3Aの予定だったのかな。コレオシークエンスの後、足換えのシットスピン。おお、素人目にはノーミス。あれ、でもスピンの審議中の黄色い表示が気になるな。ビチェンコも満足そう。この4年の間に成長しましたね。257.01
イスラエルのダニエル・サモヒン。「Two Angels」4T+3Tは成功。4Sはバランスを崩しながら耐えました。3Aも大きなジャンプ。コンビネーションスピンはOK。コレオステップシークエンスも曲にあってます。3A+1Lo+3Sも成功。4Tの予定が2Tになってしまいましたが3Lz+2Tは成功。3Loは手をついてしまいました。2Aは成功。ステップシークエンスは速い曲に合わせてがんばっていますがやや遅れているかな。コンビネーションスピン、シットスピンにはやや疲れが見えました。251.44。いまのところ、イスラエルの1、2位。
アメリカのネイサン・チェン。「小さな村の小さなダンサー」4Lzは見事に成功。ステキなイーグル。4F+2Tも着氷。4Fは手をついてしまいましたが、回っていたようです。キャメルスピンは回転が速い。ステップシークエンスはやや慎重。イーグルからの4T+3Tも成功。4TもOK。4Sも着氷。3Aのあと、3F+1Lo+3S。コレオシークエンスからコンビネーションスピン。足換えのコンビネーションスピンも回転が速いなあ。すごい、6回の4回転ジャンプ。しかも転倒無し。技術点がえらいことになっています。297.35
ウズベキスタンのミーシャ・ジー。「タイスの瞑想曲」ミーシャ・ジーが後で良かった。3Aは成功。着氷姿勢が美しい。3A+1Lo+2Sの組み合わせは珍しい。3Fも美しい流れ。キャメルスピンも両回転でうっとり。ステップシークエンスも明確なエッジ。フライングシットスピンも美しい。3Lz+3Tはエッジが逆かな。3Lzは成功。3Loも流れが良い。2A+2Tも成功。2Aでジャンプは終わり。コレオシークエンスはスピードがすごい。素晴らしいツイズル。最後はコンビネーションスピン。曲の盛り上がりと一体になった演技。ジャンプの難易度もいいけど、フィギュアスケートは美しい図形を描いて滑ることが大事だよね。244.94
韓国のチャ・ジュナン。映画「The postman」レースの衣装がステキ。3Lz+3Tは幅と高さのある良いジャンプ。4Sはチャレンジしましたが転倒。3A+2Tも成功。フライングキャメルスピンもまずまず。足換えのシットスピンもいい。3Aも流れがある。ステップからの3F+1Lo+3Sも見事。2Aも成功。コレオステップシークエンスも曲に合ってますね。3Fも流れがある。ステップシークエンスも一生懸命がんばっていますがもうちょっとスピードが欲しいかな。イナバウアーから3LoもOK。コンビネーションスピンもレイバックポジションが美しい。248.59
オーストラリアのブレンダン・ケリー。ピンク・フロイド「クレイジー・ダイアモンド」ほか。スピードのあるスケーティングから2T。4Tになりませんでした。3Sは着氷。3FもOK。足換えのキャメルスピンはポジションがきれい。コレオステップシークエンスはちょっとゆっくり。3Lz+3TもOK。3Aも高さがある。3Aはオーバーターンで2Tがつきましたがコンビネーションになったのかな?3Lzは着氷。3Loは回転不足。コンビネーションスピンはOK。ステップシークエンスは曲調を生かしてスピード感があります。良く動いていますね。フライングシットスピンもOK。233.81。
第3グループからはマイク松ですこんにちは。
ベルギーのヨリク・ヘンドリクス。イル・ディーヴォ「アランフェス協奏曲」。なかなかエモい入り。3A+2Tから入りました。3A単独もきれいな流れ。3Sと質の高いジャンプです。シットスピンもてきぱき。ステップはフラメンコにのって。きめの作り方がうまいな。ヨリクこんなに踊れたっけ。いいぞ。後半に入って3Lz+2T+2Loからスタート。詰まりましたが決めました。3Lzもいいぞ。自分のできることをやろう。3Fも決まった。3Lo+2Lo、2Aでジャンプ終わり。やるやん!キャメルスピンからコレオシークエンス。まだまだ体力あるぞ。全部出し切る気迫を感じる。コンビネーションスピンでフィニッシュ。やりましたね!すごいすごい!こんなにやるとは思わなかった。まだまだこれからですね。248.95。
カナダのキーガン・メッシング。「チャップリン・メドレー」。おおっスケートにのびがありますねー。うまくなってきてるのは本当なのか。3Lzを流れよく決めました。4Tもしっかり成功!でもエッジがきれいですね!1A+2T+2Loに次はなりましたが、ジャンプよりも滑りが気になります。コンビネーションスピンをてきぱき決めて、ステップにいきます。これは見せ場。ぎこちない顔芸はともかく、エッジワークがいいです。アピール力みたいなのはないので、エッジワークをずっとみてられます。4T+2Tを後半で決めてきました!3S+3Tも成功。3Aを今度は決めてきました。イーグルからシットスピンもいけてる。ステップからの3Loはダブルに。コレオシークエンスはおもしろくしてるけど目はマジです。高いバレエジャンプから3F。コンビネーションスピンでフィニッシュ。メッシングがこんなに滑れるようになるとは。うれしくなりました。255.43。コーチがメタルのギタリストみたいな人です。
アメリカのヴィンセント・ジョウ。4回転を5回入れる予定だそうです。ホンダバンに匹敵する鼻の穴の大きさ。「ムーラン・ルージュ」より。4Lz+3Tを決めてきました!なかなかのジャンプマシンですね。セカンドも手上げやし。4Fはステップアウト。4Sは決まったか。タッチあったか。シットスピンからのつなぎ部分は特に。コレオシークエンスはいいイーグル。酸素量には事欠かない。4Lzを後半に成功。4Tも成功。まじか。そんなに跳べるのか。アメリカすごいな。3A+2T、3Aもなんとか。とにかくジャンプを跳んでいく感じです。キャメルスピンからステップ。体はよく動いてますね。3Lz+1Lo+3Fを最後に跳んで、コンビネーションスピンでフィニッシュ。おおーすごいすごい。アメリカのジャンプマシンの伝統を受け継いでます。276.69。後半のルッツが回転不足とられたかー。
OARのミハイル・コリヤダ。おーえーあーる!おーえーあーる!エルビス・プレスリー・セレクション。4Lzは華麗に転倒。振り付けみたいにきれいな転倒です。4T+3Tはしっかり決めてきました。いいぞ!3A+2Tも成功。いい序盤。シットスピンはしっかり回転してます。この辺は律儀。ステップはしっかりみせてますね。このへんの表現力はさすが。4Tはなんとか成功。3Aはシングルになりました。うーん。3Lz+1Lo+3Sは遠くできっちり成功。3Loはダブルになりました。ジャンプが抜けてる。2Aをトリプルに挑戦して転倒。コンビネーションスピンからコレオシークエンス。アピールいいぞ。キャメルスピンでフィニッシュ。うーんジャンプが抜けてましたがよく頑張りましたよ。264.25。おーえーあーる!おーえーあーる!
チェコのミハル・ブレジナ。がんばれブレジナ。ちょっと見ないうちにファンキーになってますが、ここまでの道のりを考えると感慨深い。「スタンド・バイ・ミー」ほか。最初から個性的な振り付けです。4Sはステップアウトも挑戦しました。3A+2Tは高さありました。ブレジナの高さも戻ってますね。4Sにもう一度挑戦しますがダブルに。シットスピンはいいポジション。安定してます。ステップは曲をかみしめるような表現。がんばってます。伝わるものがあります。3Aは流れよいいいジャンプ。3Loも決めました。イーグルからの3F+2T+2Loも成功!跳べてますねー。3Lzもじっくり成功。3Sは手をつきました。軸がだいぶ傾いてましたね。コレオシークエンスでもしっかりみせます。コンビネーションスピン2つでフィニッシュ。よくやりましたブレジナ。ブレジナはこれで十分です。246.07。5年ぶりにパーソナルベストを更新しました。
アメリカのアダム・リッポン。ほかのアメリカ勢は気にせず、リッポンさんの滑りを。「アライバル・オブ・ザ・バーズ」コールドプレイ「オー」。2Aから入りました。3F+3Loを跳んできました!スムーズなジャンプでした。2Aをもう一度。なぜ。キャメルスピンはさすがのポジション。安定してる。ステップはこれぞリッポンさんという内容。みてくださいよこの芸術性。3A+2T+2Loと3Aをやっと跳びました。3Aをもう一度。なんや跳べるんやん!そういうアレなのかな。3F+3Tも成功!3Sからステップからの3Lzを成功。コレオシークエンスはバレエジャンプが高い。コンビネーションスピンから、必殺レイバックスピン、コンビネーションスピンでフィニッシュ。見事な演技でした!このスピンがリッポンさんですよ。きてくれてありがとう。259.36。点なんかいらん!はんこでもおしといて!
最終グループ。
OARのドミトリー・アリエフ。まさか最終グループにいるとは。おーえーあーるの力か。誰でもいいからロシア男子の希望となれ。「トゥ・ビルド・ア・ホーム」。壁に寄りすぎてました。落ち着いて。4T+3Tを決めてきました。落ち着いてるやん!でも4Tは転倒。足を痛めたみたいですが大丈夫か。3Aは軸が傾いて転倒。足痛そうですね。キャメルスピンからつなぎ部分で回復しよう。コレオシークエンスから3Lz。大変そうですががんばってる。なんとか最後まで滑ろう。3A+2Tも決めてる。2Lo+1Lo+3Sになりました。3F、3Loとプログラムを変えてきたらしいです。適応力あるな。ステップがんばれ、もう少し!コンビネーションスピンからシットスピンでフィニッシュ。やりきりました!オリンピックの舞台で根性みせたよ。267.51。おーえーあーる!おーえーあーる!だいぶ弱ってますが。
中国の金博洋。「惑星」より「火星」、スター・ウォーズ。4Lzは壁ぎりぎりでしたが成功。4Sも決めました。キレがありますねー。3A+1Lo+3Sをもってきました。こういう組み合わせでもしっかり。キャメルスピンはゆっくり。ベイダー卿の呼吸音をはさんでコレオシークエンス。この曲使うとはなかなかやるな。4Tを後半で跳びましたが転倒。珍しいですねー。4T+2Tは成功。3Aも決まりました。3Lz+3Tをここでもってきてます。どんどんいれてくる。3Fでジャンプ終わり。いい音楽がかかってきたぞ。ステップもがんばってる。コンビネーションスピンでフィニッシュ。がんばりました!すごい優勝感がありますね。やはりジョン・ウィリアムズ最高やわ。297.77。なんとかネイサン・チェンに勝ちました。泣いてますね。そういうのはジャパンのオダくんとかでいいんやで。
カナダのパトリックちゃん。このオリンピック4回目の演技です。がんばれ。ジェフ・バックリー「ハレルヤ」。変わらぬ滑りの質。4T+2Tを決めてきました。滑りではほんとに世界トップです。4Tもう1回はトリプルになりました。3A+1Lo+2Sは転倒をうまく回避するみたいな。その手があったか。コレオシークエンスは叙情たっぷり。3Lz+3Tを決めました。そういえばもう1回トリプル跳んでるから気をつけてな。3Aは手をつきましたが転倒回避。3Loはダブルになりました。それはあかん!キャメルスピンはポジションチェンジもスムーズ。ステップからの3Fは流ればっちりですね。2Aからシットスピン。きれいな回転。ステップはほんと胸を打つものがあります。エッジワークでここまで雄弁な人いますか。コンビネーションスピンでフィニッシュ。おつかれさまでした。よくがんばりました。263.43。まじかー。
羽生結弦。スターお願いします!ショックザワールドしましょうや!「陰陽師」より。印を結んだだけでもう厳かや。4Sは流ればっちり。加点何点いるんや。ジャンプがもはや神事。ステップからの4Tも余裕です。3Fからすぐに演技に戻ってよどみなし。コンビネーションスピンも邪気が祓われていくわ。ステップは速度のメリハリがやばい。上半身・下半身の動き、キレ、エッジの深さ、キレ、あふれる物語、すべてが詰まっています。また悪の気が昇天していった。4S+3Tを後半で決めてきました!すごい力!4Tはステップアウトしましたが大丈夫。3A+1Lo+3Sも成功。3Loと決めてきます。僕が妖怪だったらこの場で消えてる。3Lzもなんとかもちこたえました。シットスピンのポジションもすばらしい。そしてステップ。万雷の手拍子に支えられ、神の化身の舞。悪が次々と滅んでいく。コンビネーションスピンでフィニッシュ!やりましたねー!すばらしかったです。フラワーガールのみんな、がんばって拾ってくださいね。よくがんばりました。これはいいものみましたね。僕が会場にいたら悪として祓われていたかもしれないわ。テレビでよかった。317.85!
スペインのハビエル・フェルナンデス。がんばれ。満を持して「ラ・マンチャの男」より。この満を持して感、他の人も見習ってほしい。4Tをきっちり決めてきました。4S+2Tはあぶないところでしたがもちこたえました。3A+3Tを成功!いいぞ。コレオシークエンスからダイレクトにシットスピンに。工夫されてます。つなぎ部分も叙情ある。4Sはダブルになりました。うわー決めたかった。イナバウアーからの3Loはすばらしい。3Aも完璧なジャンプです。3F+1Lo+3Sときっちり。3Lzとジャンプ終わり。すばらしい構成です。コンビネーションスピンから万感を込めたステップ。フェルナンデスのすべてが込められている。今自分の人生を滑ってるんだ。コンビネーションスピンでフィニッシュ!すばらしい演技でした!感激しました!なんというメッセージ。サンキューです!305.24。
宇野昌磨。最終滑走ですか。がんばれ。いい衣装です。プッチーニ「トゥーランドット」。4Loは転倒。ここからここから。いい滑りですねー。4Fは成功。またいいジャンプですねー。3Loは演技の中に埋め込まれているよう。キャメルスピンの質も高いし、入るタイミングまで計算されてる。コンビネーションスピンもレベル高いです。ステップはこれまた雄弁なエッジワーク。手の動きまで全身が連動して物語を紡いでいます。後半いい滑りからイーグル、3A、イーグルの流れ。すばらしい。4T+2Tはなんとかこらえました。根性で立つ。立てる。4Tも決めました!こんなに4回転跳べる選手になったとは。3A+1Lo+3Fをここで成功!すさまじい。3S+3Tを決めてジャンプ終わり。王者の滑りです。宇野は王者なんだ。コレオシークエンスからコンビネーションスピンでフィニッシュ!力強い滑りでした。ハニューがいるからといって宇野が王者じゃないことはないんだ。オリンピックの舞台で、宇野は王者になりました。306.90!
○最終結果:
1. ハニュー神
2. 王者宇野
3. 漢フェルナンデス
4. 金皇帝
5. チェン大統領
優勝はハニュー。すさまじい力、人智を越えた力がハニューに宿っていた感じがしました。フィギュアスケートの女神どころか、オリンピックの神々が力を貸したような気がしました。これが実現できるならみんな本気で陰陽道学んだ方がいいと思う。最高でした。
宇野が2位。これが本当にうれしい。ハニューの姿を追いかけて、ここまで成長したとは。素晴らしい滑り、見事なアスリートの姿を見ました。宇野は銀盤の王者になったのか。ヤグディンやプルシェンコと同じ世界に足を踏み入れていました。本当に誇らしいです。そしてフェルナンデスが3位。やっとオリンピックのメダリストになりました。この日のために用意した「ラ・マンチャの男」で、フェルナンデスは漢になりました。宇野とともに見果てぬ夢はまだ先にあるでしょう。とりあえず。金とチェンはあれだけのジャンプを跳んですごい追い上げをみせました。まあそのうち大きな勝利を得るでしょう。
おめでとうハニュー、宇野!フェルナンデスもよかったね!みんなおつかれさまでした。
鳥海さんが最後にいいこといってました。ホンダバンはソルトレイクでSP2位から結局4位。しかしあの「アランフェス協奏曲」から日本のフィギュアスケートの歴史は変わったといっていいでしょう。いいんです!孤独にがんばったホンダバンがいたからこそ今がある。報われましたよホンダバンも。ほらみえるでしょう、ハニューや宇野の背後に仏像のように大きなホンダバンの影が…!(ハニューの神事的演技で消滅)

投稿日: 作成者: 富井と松 カテゴリー: フィギュアスケート | 6件のコメント

ぴょんちゃんオリンピック:カーリング男子予選 日本 vs. スイス

オリンピックでは語り継ぎたい演技や場面がいっぱいでてきてますが、その一方でヤクルトカワバタのけががちなことも語り継ぎたい衝動に駆られるマイク松ですこんにちは。でも今のところキムショーがクリケット挑戦の方を語り継ぐべく瞑想したいと思います。なんだ佐野クリケットフェスティバルって!めっちゃいきたい!(瞑想失敗)
だめだめ、今は冬のオリンピックです。今日はカーリング男子。

カーリング男子予選、日本 vs. スイス。実況は塚本さん、解説は敦賀さん。
スイスはターナー、デクルス、ペーツ、シュワルツ。日本はいつものメンバー。
第1エンド、最初から両チームとも攻める姿勢でエンジン全開といったところ。スイスが攻めの形を作ったのに対して日本のストーンがショートしてしまい、スイスが3点とりました。1エンドめからビッグエンドとは!
第2エンド、ハウスの前にごちゃごちゃしてきた。スイスのストーンがたまってきたが、清水のダブルテイクで形を変えて形成がよくなりました。日本が2点とりました。これでまだまだ!って思えますね。
第3エンド、日本にとって形が悪かったが、デクルスがスルーさせたりしてラッキーもありました。雲行きがあやしくなる場面もありましたが、スイスをしっかり1点におさえました。
第4エンド、コーナーガードになってきた日本のストーンがあるが、実際には中央をめぐる争い。スイスがいい位置にストーンをおいてくる。日本が1つずつしかテイクできないので、スイスは1点とらせるよりもスティールを狙ってきました。日本のラストストーンは曲がってきたが、スイスのストーンに当たって角度が変わって、日本が1点とりました。僥倖!
第5エンド、スイスペースを清水のテイクショットで一気にいい形に変えていった。この展開の速さが男子のカーリングですね。しかし両角兄のショットがスルー。今日は調子よくないですねー。しかし次にダブルテイクアウトを決めて、ブランクエンドに持ち込みました。えらい。
第6エンド、ハウス中央がごちゃごちゃする展開。ナンバーワンがどっちのストーンなのかすごい微妙だったが、ちょっとだけ当たった結果日本がナンバーワンに。どっちも結構考えてる。ごちゃごちゃしたまま、スイスが1点とりました。
第7エンド、中央にスイスのストーンが一列に並んだ。スイスは日本のストーンをダブルテイクして、またストーンが一列に。すごい。と思ったら一気にテイク合戦でストーンがなくなった。めまぐるしい。結局ブランクエンドになりました。
第8エンド、ここは日本は2点とりたい。タイムアウトをとってはと美が降りてきた。グレート・ピジョンの情報をもとにプレー。でもスイスのストーンもたまってきてる。スイスが1点スティールのすごい形を作ったが、両角兄がプロモーションテイクで2点とって同点に追いつきました!これはビッグショット!
第9エンド、日本は1点とらせたかったが、スイスはクリーンな展開にしてブランクエンドにしました。スイスは10エンドで後攻。
第10エンド、スイスのウィックショットの技術がすごい。ちゃんとずらしている上に、シューターでハウスに入れてコーナーガードで守ってる。日本はガードを作ってスティールの形を作りたい。日本はガードを作り続けましたが、スイスはラストストーンで1点とって試合終了。日本 5-6 スイス。
スイスは技術もすごいですが、精神的にとても強い。いつも冷静。日本も十分冷静ですが、見習いたい、目標にしたいチームです。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする

ぴょんちゃんオリンピック:カーリング女子予選 日本 vs. 韓国

東京に日帰りでお芝居みてきたマイク松ですこんにちは。もう休日の東京とか宿泊費が高すぎて。日帰りってすてきです。韓流スターのライブがあったのか、新大阪駅は年末年始のような混雑ぶりでした。551の前にすごい並んでましたよ。確かにおいしいけども。
カーリングは録画の順番にとにかくみていきます。今日は女子の韓国戦です。

カーリング女子予選、日本 vs. 韓国。実況は塚本さん、解説は石崎さん。
韓国はキム・ヨンミン、キム・ソニョン、キム・ギョンゲ、キム・ウンジョン、リザーブがキム・チョヒと、全員キムです。
第1エンド、韓国がガードに引っかけたりしているうちに、日本はいいスティールチャンス。スキップがうまくハウス中央にドローさせましたが少し届かず、日本が1点スティールしました。でももっととれてもおかしくなかった。あの前のストーンにひっかけてたら3点でした。
さすがホーム、韓国チームへの声援がすごい。
第2エンド、日本はハウス中央、韓国はコーナーガードにしてきました。前のガードをどうかわすかという争い。そこから中央のストーンにフリーズする争いになりますが、韓国がピールにしてしまい、日本は1点をとらせる形を作りたかったが、韓国がダブルテイクアウトを決めて、2点とりました。あれは1点とらせる形をきっちり作りたかった。
第3エンド、センターガードのうしろでヒットアンドロールを狙う展開。韓国がハウスの中に残せなかったので日本からガードの後ろに回り込んできました。韓国はプロモーションテイクがうまくいかず。でも日本もガードにひっかけてしまいました。日本は2点パターンでしたが1点しかとれず。藤澤の調子はデンマーク戦よりはよくないですね。
第4エンド、日本は前のガードに対して回り込む感じ。セットアップはうまくできてる感じ。しかし韓国のショットでナンバーワンストーンをとったが、同じコースからそれをテイクしていった。これは全員大爆笑のいいショットになりました。韓国はまた同じコースでテイクして1点とりました。
第5エンド、日本はガードの後ろに回り込んできましたが、韓国はそこへフリーズ。ガードの後ろをめぐる争い。日本はガードに引っかけてしまい、そのあと自分のストーンを出してしまいました。うまくいかない感じ。韓国はハウスの中をごちゃごちゃさせて大量得点を狙います。日本は必死にテイク。韓国はスティールの形を作れました。日本はなんとか1点とりました。いいジャッジでした。
第6エンド、両方ともハーフタイムあけでもしっかりがんばれてる。日本はフリーズされてピンチでしたが、敵失に乗じて1点とらせるパターンが作れました。だんだんアイスリーティングができてきてる。これは韓国も1点とりました。やっぱ韓国強いわ。カナダ倒してるし。
第7エンド、いいポジションをしっかりとりあう展開。韓国はしっかりスティールの形をつくりました。日本の最後のショットはちょっとのびすぎ、韓国が1点スティールしました。
第8エンド、韓国はクリーンな展開にしてきます。日本はコーナーガードの後ろに回り込みます。韓国はタイムアウトをとって日本とともに自分のストーンも減らしていく。日本は後攻でしたが結局1点止まり。
第9エンド、日本はセンターガードの後ろになんとか残そうとがんばります。韓国もテイクテイクしていきますが1つずつになってる。でも虎の子のストーンを出されてしまいました。そして日本はもう1回つくってなんとかスティールを狙いますが、韓国がドローを狙った最後のストーンをスルーさせてしまい、日本が2点スティール!逆転しました。僥倖!
第10エンド、リードのショットを藤澤も加わってスイープでのばしました。最近藤澤ってよくスイープに加わりますよね。大事なところでリンドコーチのアドバイスをもらいます。ガードにまわりこむ形。ごちゃごちゃしてきたなー。がんばれ!日本はボタンの上にナンバーワンをもって、いい位置にガードを置きました。韓国のラストショットはプロモーションテイクでしたが、日本のストーンには当たらず、日本が1点スティールしました。日本 7-5 韓国。
ほんとに僥倖という感じですね。負けてもおかしくなかった試合でした。韓国はほんとに技術あるしコンビネーションもいいし、実力あるなと思いました。全員キムだけど。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする

ぴょんちゃんオリンピック:フィギュアスケート 男子シングルSP

サフチェンコ&マッソーの金メダルはもらい泣きするほど感動しました、富井です。メダルに届かなかったタラソワ&モロゾフのコーチにソルコビーがいたのも運命というか何というか。カップル競技はシングルの数倍ドラマがありますね・・・。
さて、人間関係はそれほど複雑でない男子シングル。解説はホンダバン、実況は鳥海さん。おお、鳥海さんか。
スペインのフェリペ・モントーヤ。「cold song」真っ白な衣装。3Lz+2Tはちょっと流れがなかったし回転不足のような・・・。2AはOK。フライングシットスピンはまずまず。3Fは転倒。足換えのキャメルスピンの姿勢は美しい。ステップシークエンスは丁寧に滑ってます。この人、キャメルスピン上手なんだな。コンビネーションスピンもOK。52.41
フランスのシャフィック・ベセギエ。「シュガーヒル・ギャング」ほか。レーシングドライバーのはじまりはジュベールへのオマージュ(多分)。3T+3Tになったのはスピードがなかったからだね。3Aは成功。フライングキャメルスピンはもう少しスピードが欲しい。ステップからつないでスピードのあるスケーティングから3Lzは高い。コンビネーションスピン。も回転速度が良いですね。ステップシークエンスもいいですね。足換えのシットスピンもいい。最後、頭を抱えるのもジュベールへのオマージュ。おお、いい出来ですね!72.10
アメリカのビンセント・ジョウ。「チェイシング・カー」またドライバー出てきた。と思ったけど違いました。4Lz+3Tはセカンドジャンプで両手上げ。ロシアの人みたい。4Fはステップアウトしてしまいましたが、成功。フライングキャメルスピンも回転が速い。イーグルから3Aは着氷がもう一つ。でも回っているんじゃないかな。ステップシークエンスは伸びやかなスケーティング。足換えのシットスピンも回転が良いですね。コンビネーションスピンも美しい。品がある選手ですね。特に盛り上がらない曲でビッグジャンプを決めて退屈させませんでした。この人は、次のオリンピックがすごそう。84.53
カザフスタンのデニス・テン。「Tu sei」怪我がひどくて今シーズンはこの順位。でも、3回目のオリンピックだからすごすぎる。2Sになってしまいました。スケーティングもちょっと今までと違いますね。でも大きな3Aは見事。そして足換えのキャメルスピンの美しさ。3Lz+2Tは流れはありませんでしたが大丈夫。コンビネーションスピンは途中でバランスを崩してしまいました。あ、でもステップはデニス・テンらしい。美しさがあります。もっとエモいのが魅力なんだけど片鱗を感じます。フラインクシットスピンは成功。すごい歓声。韓国にルーツがある選手だから絶好調で迎えさせてあげたかった。カザフスタンの国旗がすごく振られているので、無理して出た甲斐があったと思いますよ。テンなら次のオリンピックを目指して欲しい。またエモいの頼む。70.12
イタリアのマッテオ・リッツォ。イル・ボーロ「帰れソレントへ」。自信のありそうな表情。3Aは高さ、幅のある良いジャンプ。3Fも流れがあります。キャメルスピンも美しいですね。もう少しスピードは欲しいところですが。3Lz+2Tはやや乱れました。フライングシットスピンは回転が速い。ステップシークエンスも良く伸びています。丁寧。なんか、平昌で成長した感じ。まあ、レジェンド(コストナー)があれだけがんばれば、リッツォできないと言えないよね。コンビネーションスピンも歌い狂うところで回転が速くなってステキ。76.03
フィリピンのマイケル・クリスチャン・マルティネス。おお、見たかった。「Emerald tiger」2回目のオリンピック。スピードがあります。3Lz+2Tは跳ぶ直前で慎重になってしまった。スパイラルからの2Aは成功。足換えのキャメルスピンもいいですね。イーグルも魅せます。3LoもOK。ステップシークエンスも個性的な振り付け。確かに虎っぽい。ちょっと疲れが見える、がんばって。フライングシットスピンもかっこいい。でも足をついたかも?コンビネーションスピンはビールマンのポジション!まだやれるんだ。嬉しいような、悔しいような複雑な表情。ジャンプは残念だったけど、出来は悪くなかったよ。55.56
ウクライナのヤロスラフ・パニオット。「ロミオとジュリエット」4Tは転倒。うーん、回りきったかな?2Aは膝をついてしまいました。フライングキャメルスピンはOK。両手を上げた3Lzの予定が2回転で転倒。シットスピンは回転が速くて美しい。ステップシークエンスもスピードがあって上手なのに・・・ジャンプがもったいなかった。コンビネーションスピンもOK。ショックがすごい表情に出ています。キスクラがお通夜。魔物が出てきましたね。46.58
中国のハン・ヤン。クリスティーナ・ペリー「サウザンド・イヤーズ」。今日はがんばって欲しい。スピードのあるスケーティングからこれぞハン・ヤンという3A。素晴らしい。4Tは転倒。フライングキャメルスピンは回転が速い。3Lz+2Tは最初のジャンプが良すぎたかな。足換えのシットスピンも回転が速いなあ。ステップシークエンスはステキなんだよね。ああ、転倒がなければ。コンビネーションスピンも素晴らしい。このグループ、魔物に狙われてる?というより、怪我がまだ癒えてないのかな。趙宏博兄さんがカツアゲしそうで怖い。80.63
マレーシアのジュリアン・ジージエイー。「To build a home」ポーズが美しい選手。北米系。ゆっくり3Aを跳びましたが成功。こっちの息も止まりそうだった。3Lzも高さがある。フライングキャメルスピンもまずまず。3F+3Tは手をついてしまいました。足換えのシットスピンもOK。ステップシークエンスもスケーティングが流れるよう・・なところとまだまだなところと。でも上手。コンビネーションスピンもいいですね。力を発揮しました。東南アジアの選手ががんばると嬉しいですね。73.58。自己ベスト更新。魔物消滅。
オーストラリアのブレンダン・ケリー。「Everyone wants rule the world」髪にボリュームがあってうらやましい。4Tは成功!3Lz+3Tも見事に成功。いいですね。キャメルスピンもポジションが美しい。3Aは足をついてしまったようですが成功させました。ステップシークエンスも気持ちよさそう。ちょっとエッジがディープじゃないのかなあとも思いますが。フライングシットスピンも回転が速い。コンビネーションスピンもいいですね。おお、こちらもいいでき。笑みとガッツポーズ。がんばった。モロゾフコーチだ。83.06。こちらもほぼ自己ベスト。まさかのここまでの2位!。
ジョージアのモリス・クビテラシヴィリ。「Feelig good」衣装がかわいい。3Aは成功。4Sは転倒。フライングキャメルスピンはポジションが良いですね。足換えのシットスピンは回転が速い。4T+2Tにチャレンジして成功。ステップシークエンスも曲を生かしていますがもうちょっとピッと決めるところがあればもっとよかった。コンビネーションスピンからフィニッシュまでがスムーズ。失敗したけどチャレンジしたことは立派。76.56。
カナダのキーガン・メッシング。「雨に唄えば」4T+3Tは大きなジャンプ。3Aも高かったのですが転倒。フライングキャメルスピンも回転がズーと変化せず速い。シットスピンも回転が一定でいいですね。ステップシークエンスはさすがにエッジがディープ。ホントに昔より上手になった。3Lzも高さがあります。コンビネーションスピンも回転の速さが素晴らしい。最後がちょっと音楽と合わなかったけど大丈夫かな。コーチがハードロックのギタリストやってそう。85.11
チェコのミハル・ブレジナ。「鼓童」4S+2Tは何とか成功。3Aは余裕のあるジャンプ。フライングシットスピンも回転がいい。キャメルスピンもポジションが美しい。3Fも美しいジャンプでしたね。ステップシークエンスもリズムに良く合っててスピード感があります。コンビネーションスピンも回転が速くてポジションも個性的。最後がちょっと合わなかったけどいいでき!龍とコブラも喜んでいます・・・コブラ?85.15
韓国のチャ・ジュナン。「ドン・キホーテ」より「ジプシーダンス」3F+3Tは幅があります。3Aは着氷と音があってて大迫力。コンビネーションスピンは身体が柔らかい。イナバウアーなどをはさみつつ、3Lzも成功。フライングキャメルスピンもいいですね。ステップシークエンスもおもしろい。すごくジュニアから出てきた時の羽生くんみたいな雰囲気。足換えのシットスピンもOK。おお、16歳がんばりました。これだけ期待をされながら持てる力を発揮出来るなんてすごい。フラワーガールも忙しそう。83.43自己ベスト更新。
ドイツのポール・フェンツ。ポール・アンカによる「ワンダーウォール」衣装変わった?3T+3Tになりましたが、出来は素晴らしい。3Aも幅のある良いジャンプ。団体戦より動きが良いですね。フライングキャメルスピンもポジションはさておき回転は良い。ステップシークエンスものびのび。地味にスケーティングが上手い。3Lzはうまく着氷して流れを途切れさせませんでした。シットスピンもOK。コンビネーションスピンもOK、4Tは入りませんでしたが最後まで流れの途切れないプログラム。よかったよ。74.73
ウズベキスタンのミーシャ・ジー。引退から一転、伸び盛り。「アヴェ・マリア」3Aはしっかり着氷。3Lz+3TもOK。足換えのキャメルスピンは回転が変わってもスムーズ。情感あふれる振り付けもいいですね。3FもなんとかOK。フライングシットスピンも回転が速い。ステップシークエンスも単調な曲をエモーショナルに。コンビネーションもアツい。力強く美しい祈り。振り付けとしてのプレゼンテーションの場でもあります。みんなオーダーして。83.90
ベルギーのヨリク・ヘンドリクス。「Je suis malade」3Aは流れのある美しいジャンプ。足換えのシットスピンもOK。コンビネーションスピンもきれいですね。3Lz+3Tのジャンプも大きい。3Loも流れがあります。ステップシークエンスも曲の盛り上がりと良く合ってます。エモーショナル!苦悩で髪の毛が抜けそう。フライングキャメルスピンも素晴らしい。おー、ノーミスじゃないですか。流れの途切れないショーのようなプログラム。素晴らしかった。キスクラもにこにこ。84.74
イスラエルのダニエル・サモーヒン。「リメンシタ」4T+3Tは美しい。素晴らしいジャンプを跳びますね。4Sも成功。すごい。コンビネーションスピンもポジションがすぐに決まりますね。しかし3Aで転倒。意外。ステップシークエンスは曲にあった激しさ。19歳に思えない。いや、しかしステップ上手だね。フライングキャメルスピンはまずまず、足換えのシットスピンもまずまずかな。しかし昨年のジュニアチャンピオンだけある。ここもモロゾフコーチ。80.69。
アメリカのアダム・リッポン。「Let me think about it」素晴らしいお尻。振り付けはジェフリー・バトル。3F+3Tは良いジャンプ。3Aは軸が斜めでしたが着氷しました。美しいフライングキャメルスピン。3Lzも成功。スピードを増したシットスピン。リッポン・ワールドだ。ステップシークエンスは音楽と完璧に調和。美しいコンビネーションスピン。レイバックポジションの見事なこと。最後のポーズまで目が離せない。スターというか、アイドル。出来は完璧じゃないけどそれを帳消しにするリッポンさん。訳も分からず加点つけたい。キャラクター+3。尻+3とか。87.95
OARのドミトリー・アリエフ。「仮面舞踏会」昔の軍服のような衣装が似合う。滑り上手い。4Lz+3Tは完璧に跳びました。なんだ、これ。4Tも成功。プルシェンコの後継者は君だ。キャメルスピンはまあまあ。もうちょっとワルツ欲しい。3AもOK。足換えのシットスピンもいいですね。ステップシークエンスはさすがにロシアの香りがあふれる素晴らしさ。でも、それ以外もワルツ感ほしい。あと、無茶な曲のつなぎ方やめて。コンビネーションスピンから最後のポーズも良かった。98.98。まー、これだけ高難度のジャンプはいったら点は入るよね。リッポンが消し去られた・・・。
カナダのパトリック・チャン。団体で金メダルを手にしたパトリック。カンザス「ダスト・イン・ザ・ウィンド」。4Tは迫力のあるジャンプ。見事。3Lz+3Tも成功。キャメルスピンもポジションがきれいですね。3Aは転倒。しかしステップシークエンスは何事もなかったように滑るところがさすがです。フライングシットスピンも素晴らしい。コンビネーションスピンもポジション変化がすごい。うーん。でもこのプログラム、やっぱりパトリックに会ってないんだよね。パトリックこそ、重厚な仮面舞踏会とかカルメンで滑ったらサイコーなのに選曲が軽いよ。90.01
田中刑事。「ザ・プロフェット」4Sは降りたと思ったら転倒。3F+3TはOK。フライングキャメルスピンもOK。足換えのシットスピンもいいですね。3Aは幅のある良いジャンプ。ステップシークエンスもいいんだけど、パトリックの後だとさすがに普通に思えてしまう。コンビネーションスピンも回転が速い。転倒以外は良かったけど順番が悪かった。80.05
イスラエルのアレクセイ・ビチェンコ。「ハヴァ・ナギラ」。団体戦の勢いで行って欲しい。3Aは高さがありました。4Tも着氷。コンビネーションスピンはまずまず。3Lz+3Tはセカンドジャンプでややタッチしたかな。フライングキャメルスピンはOK。ステップシークエンスでスピードが上がっていきます。ワキワキ出たよ!足換えのシットスピンのあとよろっとフィニッシュ。すごく疲れたみたいですが、がんばりました。84.13
ラトビアのデニス・バシリエフス。「トスカ」より。王子様衣装。3Lz+3TはOK。優雅なスケーティング。3Aは転倒。キャメルスピンのポジションがきれい。3Fも流れのあるジャンプ。コンビネーションスピンは素晴らしい。ステップシークエンスは振り付けが面白い。フライングシットスピンは今、世界で一番良いと思います。ステキ。3Aの転倒は残念ですがフリーには進めそう。79.52
羽生結弦。ショパン「バラード第一番」すごい緊張感。4Sの着氷の瞬間無音から歓声。フライングキャメルスピンも美しい。シットスピンも回転が速くてポジションも美しいです。ステップからすぐに跳ぶ3Aも余裕です。4T+3Tも素晴らしい流れ。ステップシークエンスは観客の皆様も緊張がほどけたよう。すごいキレだな。怪我したとか嘘なんじゃないか。コンビネーションスピンも素晴らしい。音と同時に止まりました。すごい。なんというかさすがスター。チャンピオンにふさわしい演技。うん、あなたがプルシェンコの後継者です!でも絶好調のプルシェンコもここまですごかったかしら?という・・・。111.68。静かに喜んでいるところにも王者の風格。
アメリカのネイサン・チェン。ベンジャミン・クレメンティーヌ「ネメシス」あれ、ちょっと白くなりましたね。4Lzは転倒。フライングシットスピンは素晴らしい。足換えのキャメルスピンもいいですよ。4Tはステップアウトでコンビネーションにならず。3Aも手をついてしまいます。らしくない、らしくないよ。でもステップシークエンスはやっぱり素晴らしいね。コンビネーションスピンも素晴らしい回転。うーん、団体戦の不調そのままにきてしまったようですね。立て直すのが難しかったかな。82.27
OARのミハイル・コリヤダ。モーツァルト「ピアノ協奏曲23番」3Lzは4Lzを途中でやめましたね。続く4Tは転倒。悪い流れが続いている。フライングシットスピンはいいですね。3Aは見事なジャンプ。キャメルスピンは回転が速い。音楽と調和したステップシークエンスは素晴らしい。コンビネーションスピンはポジションがきれい。うーん、コリヤダもコンビネーションジャンプが入りませんでした。オリンピックって怖い。86.69
宇野昌磨。ヴィヴァルディ「四季」より「冬」4Fは成功。決めますね。フライングキャメルスピンも回転が速くていい。ステップシークエンスも素晴らしくなめらか。4T+3Tも着氷。すごい。イーグルからの3Aも何とか成功。足換えのシットスピンも回転が速い。最後のコンビネーションスピンも隙が無い。ノーミスか。すごすぎ。あまり感想がないのは見入っていたからです。すみません。宇野くんて冬の妖精みたいだな。羽生・宇野と同時代に生きてる素晴らしさ。104.17
スペインのハビエル・フェルナンデス。映画「モダンタイムス」より。音楽のとらえ方が素晴らしい。4T+3Tは美しい。4Sも流れのある美しいジャンプ。フライングアップライトスピンも高速。3Aは簡単に幅のあるジャンプを。足換えのシットスピンも無駄がないわー。リンクサイドのプーさんの山が気になる。ステップシークエンスも優雅。スケーティングが上手すぎる。コンビネーションスピンもポジションも回転速度も素晴らしい。大変なことをこなしているのに白鳥のような余裕を感じました。107.68
中国の金博洋。映画「グリーン・ディスティニー」4Lz+3Tはルッツが高い!4Tも簡単に着氷しますね。フライングキャメルスピンも背中が柔らかい。3Aの着氷で小さくガッツポーズ。シットスピンも姿勢が見事。コンビネーションスピンもいいですね。ステップシークエンスもポーズがかっこいいですね。スピードが素晴らしい。まあ、エッジワークはもう少し足りないかなと思いますが、ジャンプが完璧ですからね。103.32
○SPを終わってからの結果(何の工夫もなく)
1.羽生
2.フェルナンデス
3.宇野
4.金
5.アリエフ
6.チャン
7.リッポン
8.コリヤダ
トリノオリンピックの頃はフィギュアスケートは全て放送していて全て早朝から見たものですが、NHKもペアはテレビでほとんど放送しないのでてっきり男子も選抜で放送だと思ったら全員放送していたんですね。知りませんでした。うっかり30人レビュー。
上位は皆様ご存じの通りですが、SPで終了してしまったデニス・テン、マイケル・クリスチャン・マルティネスが見られて良かった。特にデニス・テンは4回目のオリンピックを目指して欲しいな。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: フィギュアスケート | 4件のコメント

ぴょんちゃんオリンピック:フィギュアスケート ペアFS

今回のオリンピックのスタジオトークでは足立さんがコーナーをもってがんばったりしています。それほど高い説明能力をもっていないわりにはがんばってて、結構いいトピックを選んだりしています。誰にやってもらえばいいのかなと考えるマイク松ですこんにちは。一番は横にいる廣瀬さんなのですが。
さて、ペアFSです。みんないい演技を。

ぴょんちゃんオリンピック:フィギュアスケートペアFS。実況は菅谷さん、解説は河合さん。
全然全部放送してない。残りはネットなのか。見つけたらレビューしたいですが、まずは放送されてるやつをみたいと思います。
イタリアのバレンティーナ・マルケイ&オンドレイ・ホタレク。ここでしっかり出そうぜ。ニーノ・ロータ「アマーコード」。3Twはまたうまくいきましたね。いいぞ。3Tも流れよく成功。いいぞホタレク。3S+2T+2Tを決めました。ジャンプばっちり!ホタレク~!(マルケイは跳べるから)アクセルラッソーリフトはワンハンドで。コレオシークエンスはおもしろ路線。こういうのも大事。3LoThは流れがいい。ジャンプの安定性(マルケイ)は武器ですね。ソロスピンは今回よく合わせました。このオリンピックで成長している。マルケイの変顔から後半へ。リバースラッソーリフトも危険なリフトをこなしてます。グループ3リフトは形もいいし、キャリーではSlLiみたいになりました。見事見事。そして3LzThもばっちり!ジャンプがいいわー。Dsからペアスピンへ。回転の速さを変えてフィニッシュ!やったやった!きたきた!このオリンピックの舞台が2人に力を与えました。216.59!
フランスのヴァネッサ・ジェームズ&モーガン・シプレ。FSみられます。「サウンド・オブ・サイレンス」。3Twはキャッチまでばっちり。3T+2T+2Tを決めました。次のスロージャンプは4回転らしい。がんばれ。4SThはまわってましたがツーフット。バックワードラッソーはスムーズな実施。流れるようです。3Sはダブルになりました。ペアスピンのポジションがとてもかっこいい。みんな同じようなのじゃないのがいいですよね。つなぎの演技からコレオシークエンス。CuLiをうまく決めてます。ダンスっぽいですよね。アクセルラッソーリフトは大きな移動距離。降ろし方もいいぞ。3FThは決まりました。大きなジャンプ。ちょっとしたリフトからDsと入り方がうまい。ソロスピンはちょいずれも修正しました。最後はグループ3リフトでフィニッシュ。工夫に満ちたすばらしい演技でした。218.53。
ドイツのアリオナ・サブチェンコ&ブルーノ・マッソ。アルマンド・アマール「ラ・テレ・ヴェ・ドゥ・シエル」。メビウスの輪みたいなアーティスティックな入り方。かっこいいです。3Twは高さがやばい。3FThは高さも幅もありました。3S+2T+2Tも最初に成功。いいですね。3Tもきっちり。RoLiからの3LoThは幅がすごい。どこまで飛ばすんや。マッソパワー。リバースラッソーリフトも大きい実施と流れ。グループ3リフトは片手であげてます。今一番驚きを与えてくれる。ソロスピンのあとしっかりつなぎのパート。これが味わい深い。ペアスピンもいいポジション。演技も入ってます。コレオシークエンスでは良質なCuLi。難しい入れ替わりからDs。アクセルラッソーリフトから最後は片手キャリーで。そして味わい深いリフトでフィニッシュ。完璧でした。見事でした。ペアスケーティングかくあるべし。235.90!上を追ってます。
カナダのメーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード。負けてられないぜ。アデル「ホームタウン・グローリー」。この静謐な雰囲気。さすがです。そこから3Twにもっていきました。3Lzは手をつきました。ここにきて珍しい。4回転スロー決めていこう。イーグルから4SThを決めてきました!すばらしい!3S+2T+2Tを今度は成功。ソロスピンはきっちりあわせてきます。ここはもうこのペアにしては当然。リバースラッソーリフトは大きな回転。宙を舞うように。3LzThも確実に決めました。アクセルラッソーリフトはスターポジションがきれい。コレオシークエンスは笑顔でスパイラル。この部分も工夫がありますねー。ペアスピンはポジションチェンジが見事。グループ3リフトは両ローテからイナバウアーでキャリー。流れよくDsにいってフィニッシュ。見事見事。230.15。上にいけなかったかー。
中国のウェンジン・スイ&コン・ハン。FSみられます。スイは真っ赤な衣装、ハンは背中にドラゴン紫龍ばりの龍が。プッチーニ「トゥーランドット」。4Twをみせてきましたよ。でかい。3T+2T+2Tはセカンドがシングルになりました。3Sはステップアウト。Dsからリバースラッソーリフトはスムーズ。とにかくスムーズ。ソロスピンは回転速いししっかりあってます。スロージャンプは後半に残してます。3FThはすごい幅きましたね。3SThも成功。コレオシークエンスからペアスピン。工夫のあるポジション。大きな軌跡から出会うようなところでアクセルラッソーリフトで観客をわかせ、ダンスリフトからグループ3リフトでフィニッシュ。序盤はどうなることかと思いましたが、これは決まりましたかね。って235.47!うわー!!ちょっとだけ足りない!あのソロジャンプかー。
OARのエフゲニー・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ。これで決着つきますね。クリスティーナ・アギレラ「バック・トゥ・ベーシックス」。めずらしく明るいのにしてきましたね。4Twをやってきました。ちょっと落としたか。3Sはダブルになりました。3SThは両手をつきました。まじかー。3T+2T+2Tはまずまず。リバースラッソーリフトはさすがのポジション。タラソワさすが。Dsはいいローテーション。ソロスピンはよくあってました。ここからここから。コレオシークエンスはテンション上げてがんばって。3LoThは高さと幅がやばい。流れもやばい。アクセルラッソーリフトはタラソワがフリーハンド。グループ3リフトは上げ方も工夫、ポジションチェンジもスムーズ。ペアスピンでフィニッシュ。後半はさすがの技術をみせてくれました。でもしょんぼりしてますねー。224.93。OARのキスクラにソルコビーがいました。どんな気持ちだっただろうか。
サブチェンコ・マッソが金メダルとりました!すごい!2人ともすごい泣いてました。スイ・ハンは銀メダル、デュハメル・ラドフォードは3位に。サブチェンコに声をかけるデュハメル。前から思ってましたが、デュハメルってほんとできた人ですよね。

○SP終わっての順位:(Vデーだったので)
1. サブチェンコ・マッソキットカット(キットカット最高)
2. スイ・ハンカカオチョコ
3. デュハメル・ラドフォードメイプルチョコ
4. タラソワ・モロゾフ(お菓子メーカー)
5. ジェームズ・シプレエンゼルパイ
6. マルケイ・ホタレク白い恋人
7. ザビアコ・エンベルト呼吸チョコ
8. 于小雨ハートちょこ presented by 銀行強盗ハオ
きました!ついにサブチェンコの悲願が達成されました。プル様なら一気に成仏してフォース・ゴーストになってしまうところです。もちろんサブチェンコの能力と芸術性の高さですが、マッソの成長なくして優勝はなかったです。あのパワー、あの演技。マッソがんばったよ。2位はスイ・ハン。初出場でここまできました。もう優勝まであとわずかの差でした。でもその悔しさ、その怨念がペアの力を高めるのです。趙宏博兄さんがなぜかいつも日焼けしているのもそのためなんですよ。(違います)
デュハメル・ラドフォードは3位。これは優勝どころかメダルもきついと思いましたが、なんやかんや銅メダル。強さが引き寄せました。4位はタラソワ・モロゾフ。確かに明るい曲やったらといいましたが、やっぱり無理があったのでしょうか。川藤ださんかい→ほんまにだしてどないすんねんの流れだったのでしょうか。ジェームズ・シプレが5位はフランスにとっても大きな出来事だと思います。
そして!マルケイ・ホタレクが6位ですよ。オリンピックの舞台が、今までのキャリアと経験に力を与えたのでしょうか。会心の演技で6位に入りました。マルケイ・ホタレクも信じられないという感じでしたね。7位はザビアコ・エンベルト、于小雨・銀行強盗ハオは8位に沈んでしまいました。「スター・ウォーズ」のプログラムはうまくいかなかったようですが、僕は見てなくても忘れません。きっとゴルゴ13の要塞潜入エピソードとかでいつもハオを思い出すでしょう。
刈屋さんの歴史的解釈「オリンピックの女神」説ですが、今回はほんとにいたような気がしました。みんなここまで血のにじむような努力を重ねてきたけど、オリンピックの女神は気まぐれで、「今回はオマエな」と金メダルを決めるらしいです。僕はこの説大好きで、だからメダルうんぬんじゃなくてみんなをよくがんばったといいいたいのですが、さすがのオリンピックの女神も、サブチェンコには一目置くのかもしれないですね。
とりあえずみんなおつかれさまでした!ハオはとっつぁんにつかまらないようにな~!あ~ばよ~!!

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: フィギュアスケート | 5件のコメント

ぴょんちゃんオリンピック:カーリング女子予選 日本 vs. デンマーク

藤井五段棋戦初優勝&六段昇段。羽生先生どころか広瀬八段も破って優勝するとは。まったくすごいと思うマイク松ですこんにちは。谷川九段は若手は何しとんねんといってますが、他にビッグなニュースが多くてあまり目立ってないので許してあげてください。
今日はカーリング女子、デンマーク戦です。

カーリング女子予選、日本 vs. デンマーク。実況は塚本さん、解説は石崎さん。
デンマークは、ハーグ、デュポン姉、デュポン妹。デュポン姉妹がいて妹がスキップです。日本は吉田妹、鈴木、吉田姉、藤澤の布陣。今回は姉妹が両チームにいます。デンマークはだいぶ大きい。
第1エンド、リードのハルゼがいきなりミス連発で日本チャンスも、こっちもうまくいかず、今度はブランクエンドにしました。最初はアイスリーティングやろう。藤澤のコールはうまくいってる。ハルゼはバイススキップなんですね。
第2エンド、デンマークはセンターガード、日本はコーナーガード。吉田妹のパーフェクトウィックがまた出た。キレてる。デンマークはわりと難しい形を作ってくるが、藤澤のスーパーショットでデンマークのナンバーツーを押し下げて、日本が2点とりました。調子いい。
第3エンド、両チームのストーンがハウスの中にたまってきた。日本は時間をかけて4人で考えて投げる。デンマークの大量得点は避けたい。ヒットロール合戦からいいところにまわりこむ形をつくり、デンマークのラストストーンがちょっとだけのびて、日本が1点スティールしました。大量得点のピンチから一転。直前の吉田姉のスイープが効いたか。
第4エンド、今度はサイドの前にストーンがたまる展開。デンマークのテイクショットが決まる。日本はヒットアンドロールでスティールを狙いますが、デンマークは成功したらビッグエンドのショットにチャレンジ。デュポン妹が見事に決めて3点とりました!これはすばらしい。
第5エンド、ガードがハウスにかかってテイク合戦に。でもデンマークも自分のストーンをテイクする感じで、結局ブランクエンドになりました。
第6エンド、日本が苦手なハーフタイムあけですが、お互いにウェイトがつかめない感じ。それでもまたハウスの中にストーンがたまってきました。デンマークがラストショットで見事なフリーズを決め、日本のラストストーンがちょっとのびて、デンマークが1点スティールしました。あのフリーズはやばかった。
第7エンド、ハウスにかかるかかからないかのショットが続いたが、途中から日本はまずまずなのに、デンマークはガードにかけたりした上、デュポン妹が2連続でスルーしたりした。やばい。ラストストーンは中央に入れて、日本が3点とりました。僥倖!
第8エンド、鈴木のダブルテイクアウトが決まりました。そうでなくては。どっちにも転びそうな展開で、ここで日本がタイムアウト。リンドコーチのアドバイスをもらって、藤澤のダブルテイクアウトが決まりました。これは見事。デンマークに1点とらせる形を作った。そしてデンマークのラストストーンが伸びすぎて、日本が2点スティールしました。これは大きい。
第9エンド、日本はクリーンな展開。デンマークはなんとか2点とりにいきますが、藤澤のラストショットでハウスの中を完全になくしました。デンマークは1点とったところでコンシード。日本 8-5 デンマーク。
デンマークの敵失に助けられたところもありましたが、終始全体的に調子がよかったです。藤澤の調子がとてもいい感じできてますので、この間にしっかり勝っておきたい。デンマークはミスもありましたが、3点ビッグエンドとったりとあなどれない相手でした。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする

ぴょんちゃんオリンピック:カーリング男子予選 日本 vs. ノルウェー

e-taxがうまくいかないマイク松ですこんにちは。書類は作れるのでやっぱり証明書の問題なんだろうか。週明けですね。あ!フォルス・スタート商会は申告する所得がありません。申告する所得がほしい。
カーリングは男子も始まりました。いきなり強豪ノルウェーとの対戦!がんばってほしいです。

カーリング男子予選、日本 vs. ノルウェー。実況は塚本さん、解説は敦賀さん。
日本男子は20年ぶりのオリンピック出場。奇しくもこの日は敦賀さんがオリンピックで最後の試合をした日なんだそうです。すごい。ノルウェーはウルスルード、ネルボール、スバエ、ペターソン。スキップのウルスルードはむちゃくちゃ男前です。日本は両角弟、山口、清水、両角兄のいつものメンバー。
はじめてノルウェーの試合を見た方は、なんだあの派手なズボンは!?という気持ちになるでしょう。あれが男子カーリング名物、ノルウェーチーム伝統のクレイジーパンツです。なぜ派手か、理由はわかりません。今年はよりわくわく感がすごい。キューティーハニーのバックに使われそうです。そして練習の時は違うパンツがあるらしい。
第1エンド、最初は両チームとも探り探りだが、徐々に中央のくっつけあいに変化。後攻のノルウェーに1点とらせるためにばっちりフリーズしました。ノルウェーのラストストーンはショートして1点どまり。
ノルウェーの選手はものすごい筋肉なのに顔は小さいと富井大喜び。僕には投げる前の姿勢がツェペリみたいに見える。「なっ!? 座ったままの姿勢! 膝だけであんなショットを、何者!?」みたいな。
はと美がいる!おおっ久しぶり!海外ではグレート・ピジョンといわれていると聞きました。完全に大物スパイみたいに扱われています。さもありなん。はと美だから。
第2エンド、お互いにストーンがスルーしてる。2エンドだからかな。そのうちアジャストしたノルウェーがダブルテイクに成功するが、両角兄のショットもうまく縦列駐車のように入り込みました。これで日本は1点。
でもさすが男子、スイープの力がすごい。明らかにのびてるような気がする。パワフルだ。
第3エンド、いつの間にかハウスの前にストーンがたまってきてる。ノルウェーは日本のハウスの中のストーンをプロモーションテイクで狙う展開。日本はガードしてきますが、ノルウェーがガードをはずしてきた。日本はスティールを狙う形にし、ノルウェーはウルスルードがテイクをねらいますが、日本が1点スティールしました。ノルウェーからスティール!
第4エンド、ガードの後ろをヒットロールで狙う展開、山口が最初に決めました。ノルウェーはガードをはずし、日本はガードをつくる。ウルスルードがついに日本のストーンをダブルテイクしましたが、日本はうしろに回り込みます。ノルウェーのラストストーンは少しだけのびてしまい、また日本が1点スティールしました。いい罠だった。
第5エンド、日本は1点とらせるパターンを作りに行くが、後方にストーンがフリーズ合戦でたまる展開。ノルウェーはうしろの方にフリーズしていくが、両角兄がリフレクションを利用してノルウェーのストーンを出しました。これはすごいショット。男子ならでは。ノルウェーは1点とるしかありませんでした。見事。
第6エンド、コーナーガードになった日本のストーンに対してノルウェーが後ろにまわりこむ。清水のショットは外にはずれたが、Bプランに切り替えてうしろのストーンをテイクする切り替えができた。チームワークありますねー。しかしプロモーションテイクがうまくいかず、ノルウェーが1点とらせる形にしました。ラストストーンはちょっとだけのびてしまい、ノルウェーが1点スティールしました。なんかあのラインすごいのびたな。
第7エンド、最初はブランクを狙っていたがそうもいかない感じに。お互いすごいスイープのパワー。ハウス中央のナンバーワンをめぐる戦いに。両角兄のプロモーションダブルテイクが決まりました。ノルウェーは難しいダブルテイクは1つだけになり、日本が2点とりました。
第8エンド、うまく日本は1点とらせる形をつくっているが、なんだかノルウェーの持ち時間が減ってきた。だいじょうぶかな。ノルウェーはダブルテイクアウトを阻止するポジションをとりますが、両角兄がスーパーショットでノルウェーのストーンを一掃しました。ノルウェーは1点とるしかなかった。
第9エンド、ノルウェーはスティールを狙うが日本はテイク。すぐノルウェーはフリーズを狙ってきます。日本はいっぺんは入れ替えただけでしたが、2回目でノルウェーのストーンをダブルテイク。ラストストーンで2点狙いますが、ぎりぎりで1点どまりでした。
第10エンド、日本は中に入れていき、ノルウェーはコーナーガードを使います。ノルウェーはタイムアウトをとって時間を節約。しかしそのあとのしょっとで何かにひっかかってホックラインをこえませんでした。これは痛恨。残ったストーンを日本がテイクして勝利。日本 6-4 ノルウェー。
強豪ノルウェーに勝ちました!最初からいい流れできてましたが、終盤になってもぜんぜん精度が落ちなかったし、アイスリーティングもばっちりでした。僅差の試合をよく制しました。見事です。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする