そういえばこの間フリースタイルスキー女子ハーフパイプの解説をオレたちの豪太がやってるのを発見したのですが、「ワオ係数」というパワーワードを使っていました。ワオ係数が高いとかいう感じで使います。ヤバみがすごいとかと同じ感じかなと。まじで積極的に使いたいマイク松ですこんにちは。
カーリングは男子。でも今日は日本じゃなく、スウェーデン vs. スイスです。
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ぴょんちゃんオリンピック:カーリング男子予選、スウェーデン vs. スイス。実況は杉澤さん、解説は敦賀さん。杉澤さんもカーリングきてくれました。
スウェーデンはスングレン、ブラノー、エリクソン、エディン。スイスはタナー、デクルス、ペーツ、シュワルツ。スウェーデンは日本を11-4で倒しています。
第1エンド、序盤から両チームとも安全第一ながら、高等技術の応酬。ほんとにガードをぎりぎりかわしてドローやフリーズをやってきます。のっけからワオ係数が高い。両チームのストーンが縦に並んだところで、スウェーデンは少し考えてくっつけてきました。そしてスイスもそこにくっつける。すごい技術。スウェーデンはラストストーンでガードにいって相手に1点とらせる形ですがちょっとガードが内側に入った。スイスは欲張らずにドローで2点とりました。
エディンとデクルスは知り合いらしくよく話してる。デクルスが笑ってるの初めて見た。
第2エンド、ハウスの前にストーンがごちゃごちゃしてきた。それをかわしてハウスの中を狙う展開。スウェーデンは真ん中通してきたが、スイスはラストストーンで外側からナンバーワンをとった。スウェーデンは同じラインで押す選択をしたが、押し切れずスイスが1点スティールしました。
前日にストーンに研磨をかけたらしく、よく曲がるようになってるらしい。リザーブの人やスタッフはナイトプラクティスとかでストーンの特性を調べたり、誰がどのストーンを使ってるかを調べるのもお仕事らしい。
第3エンド、中央をめぐってストーンが周りにいっぱいある的な感じ。最後の方に中央をめぐる戦いのために積み上げてる。さすがトップチームは違う。スイスのスティールを狙う的確な配置に、またスウェーデンはぎりぎり足りず、またスイスが1点スティールしました。スイスペースですねー。
第4エンド、またスイスがセンターライン上に3つ並べてる。すごい。しかしスウェーデンもやられっぱなしではいられない。ハウス内にしっかり置いて、後攻をいかして2点とりました。ミスがあってもみんなでカバー。
第5エンド、スウェーデンがガードを置いて、スイスがはじく展開。そして中央のストーンへのフリーズ合戦になりました。スウェーデンのラストストーンはフリーズにちょっとだけ間があいたところを、スイスのラストストーンではじかれて、スイスは1点とりました。あのコントロールはすごい。
第6エンド、いきなりハウスの中心部分にストーンがごちゃごちゃしてきた。やっぱり強豪同士の戦いなんやなー。どうしたらいいか見当もつかん。両チームとも時間とって考えてる。スウェーデンはかなりロングのプロモーションテイクで複数得点を狙うが、ここは1点止まり。でも1点でもとれたのがすごい。
第7エンド、スイスがしっかりハウスにストーンをためていく。スウェーデンはなんとかスティールを狙おうとしますが、ここでシュワルツのダブルテイクでスウェーデンのストーンが一掃されました!スウェーデンのストーンはガードに引っかけてしまい、ラストストーンもきっちりハウスへ。スイスが5点とって超ビッグエンド!スウェーデンがコンシードで試合終了、スイス 10-3 スウェーデン。
いやー第7エンドのスイスの十絶陣、すごかったですねー。5点ビッグエンドとは。スウェーデンは序盤に無理してスティールをされてしまったのが効いたか。あくまでビッグエンドは結果であって。スイスの堅実なカーリングが光りました。シュワルツの調子がまじでよくてワオ係数が高かったです。
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