大相撲3月場所2022:番付発表チェック

京都にいってきたマイク松ですこんにちは。用事でいったのですが、その合間にお寺や神社にいけるのはいいことですよね。自分のことばかり祈っていましたが、もっと今は平和な世界を祈った方がよさそう。

さて、来週末にもう3月場所がはじまります。着々と春が近づいてきますね。いいことです。番付発表チェックをしておきましょう。

横綱は照ノ富士の1人横綱。オーゼキはマサヨと貴景勝のダブルカドバン。春ですね。ここに新大関になった御嶽海が加わります。ゆっくりしているとまた永世大関の称号を与えるので、早く横綱になってください。

関脇は若隆景とアビ。ダブル新関脇です。こちらは明るい話題。白鵬がいた頃はいろんな力士が若手の壁になってましたが、今は正直照ノ富士さえなんとかすれば(あるいは負けに織り込めば)、あとはなんとかなります。実力をつけてからとかいわずに挑んでいきましょう。小結は隆の勝と豊昇龍。豊昇龍もあがってきましたね。上の力士に当たれば当たるほど強くなる。

前頭上位は地味に強力ですね。筆頭は大栄翔と宇良。宇良はいいところまで上がっただけに、けがのないようにしながら勝ち越していきたいですね。ほんとに実力者揃いも派手さはない。石浦は5枚目は熱い。がんばって。

前頭中位はこれまたなんともいえないメンバー。ベテラン多めも混沌としています。若元春からオッキー兄さんまでというラインナップ。うそでしょ。高安もいるし。ここを制することが大事ですね。

前頭下位はおもしろい内容。まず新入幕が荒篤山。ようやく上がってきましたね。荒汐部屋は盛り上がってますね。琴勝峰、錦木、輝が返り入幕です。なぜか九重三人衆がごちゃっと集まってるし、妙義龍と照強の兵庫コンビもいるし。

なんか今場所はどこも「こういう力士たちですよね」みたいに言えない混沌としたメンバー。すごいおもしろくなりそうです。

最後にオッキー兄さんについて。先場所は4-11で、4枚目からだいぶ落ちるだろうなと思っていましたが、なぜか7枚目に踏みとどまっています。やはりプロビデンスでおみくろんちゃんを抑え込もうという世界の意思を踏まえたものなのかもしれません。しかし上でも述べたように、前頭中位はなんだか混沌としていて、どういう結果になるかあまり読めません。ハチナナでも勝ち越せばいいこと。守りの場所になりそうです。占いのラッキーアイテムをチェックしておきましょうね。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 大相撲 | コメントする

今年のびわ湖毎日マラソンは超優秀なペースメーカーでした

JALの機内BGMって、デイヴィッド・フォスターが作ったんですね。これを流せばいつでも機内気分です。マイク松ですこんにちは。

さて、今日はびわ湖毎日マラソンがありました。しかし大阪マラソンと統合された大会。走る場所も琵琶湖畔じゃなくて大阪市内です。でもシンコロのおかげで市民のランは中止。なんなんだと思います。

当サイトではなぜか毎年ペースメーカーに注目しています。今年はNTT西日本のワンブイとニャイロ、富士通の中村ががんばってくれました。というか頑張りすぎたというべきか。

3人は完璧なペースメイキングをしてくれました。1km3分をほとんど誤差なくキープ。自分の役割を全うして30kmまで走りきりました。給水は仲間の選手がまわしてくれたりしていました。

もちろん彼らの仕事ぶりはパーフェクトなのですが、ちょっと完璧すぎました。選手は安心して30kmまで何も考えずに後ろについていました。そんなので海外勢に勝てるとは思えないのですが、まずはスピードを上げることが大事なんでしょうね。

これからはペースメーカーは別の意味でペースを作ることが大事かもしれないです。不意にペースを上げたり下げたりするだけじゃなく、選手を混乱させたり。そうやって打たれ強い選手を増やしていくことも大事、少なくともそういうペースメーカーがいる大会を作ってもいいんじゃないでしょうか。たとえば、

  • わからない外国語で話しかけたり質問したり突然怒鳴ったりする
  • もうもってるのに自分のスペシャルドリンクを渡してくる
  • 難解なクイズを出してくる
  • 瀬古さんとかの似てないモノマネをしてくる
  • タイガドラマのわからない歴史背景とかをしつこく確認してくる
  • 走りながら漫才の練習をしてくる
  • 分かれ道で3人それぞれのコースをとってくる
  • 途中で踊り出す

ペースを作らない、ペースを乱すペースメーカー。これがのちの日本マラソンを強くすることになるとは思いもよらなかったでした…。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: その他スポーツ | コメントする

プロ野球はオープン戦が始まりましたがMLBはまだ未定

オリンピックは終わりましたが、今頃カーリング男子の決勝戦を見ている富井です。スウェーデン×イギリスはどちらも信じられないようなショットを決めてきます。素人からするとまるでマジックですわ。

さて、そうこうしているうちにプロ野球のオープン戦が始まりました。オリックはSB相手に4-8と勝利。オープン戦、しかも初戦なので勝ったからと言って今年も連覇間違いなしや!と言えるわけはないのですが、強いSB相手に勝つというのはうれしいですね。ルーキーを始め知らない選手も活躍していて頼もしい限り。ちょっと気になるのは頓宮。今年こそチャンスをものにして欲しい。幼なじみがバッテリーを組んで優勝を目指すというあだち充の漫画のようなストーリーを見たい。山本由伸はあだち充の漫画どころかメジャーの主役を張れるぐらいの活躍をしているのであとは頓宮、頼んだぞ。

ところでメジャーといえば漫画じゃなくてリアルMLBのことなんですが、MLB機構と選手会が未だにもめてるってご存知ですか。まっったく折り合えずにオープン戦が延び延びになっている状態なんです。2/26時点でオープン戦の最短開催は3/9。ロックアウトのためキャンプもしてないんですがぶっつけ本番でやるつもりなのでしょうか。まだ契約できてない選手もいっぱいいるんですよね。どうなるんでしょうか。プーホールズがオリックの一員になったりするんでしょうか。それならそれもいいけれど、今年は大谷翔平が昨年以上に活躍するはずなので早く解決してください。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: 野球 | コメントする

北京オリンピック:カーリング男子決勝 イギリス×スウェーデン

世界ネコ歩きでみたねこをみにいったマイク松ですこんにちは。ねこはあたたかく迎えてくれました。

カーリング男子決勝はイギリス×スウェーデン。スーパーな戦いが展開されるでしょう。急いでみるにはもったいないと思ってとっておいたのです。

カーリング男子決勝、イギリス×スウェーデン。実況は熊崎さん、解説は両角さん。

イギリスはマクミラン、ラミー、ハーディー、モアト。スウェーデンはスングレン、ブラノー、エリクソン、エディン。知ってるよ。

第1エンド、スウェーデンは早速センターガード、イギリスはその後ろにカムアラウンドしてきます。ショットも正確だし全然時間かけない。すごく局面がもりもり変わっていきます。イギリスは複数得点を見据えて1つずつテイクし、スウェーデンは相手に1点とらせるべく対応。エディンのラストショットでワンツーをとりました。イギリスはドローで1点もやむなし。

第2エンド、最初はフリーズ合戦になりましたが、すぐテイク合戦になります。シンプルな展開で遠いガードの後ろをめぐる争い。どちらもほとんどミスがない。イギリスはなんとかダブルを狙いますが、最初から難しい配置だったので及ばず。スウェーデンが2点とりました。ブラノーのダブルテイクアウトが決まったのがよかった。

第3エンド、両角さんの読み通りのショットを完全に決め合う両チーム。すごい。スウェーデンのばっちりフリーズショットに対して形を崩すイギリス。先攻のスウェーデンは現時点での自分たちのナンバーワンを守るショットを入れました。しかしモアトがランバックから2つくらい経由して強いナンバーワンをテイクしました。スーパーショットだ。スウェーデンはダブルテイクアウトを決めて難しい形を残します。というかボタンにばっちり置いて、しかもガードの後ろ。イギリスはドローでそのストーンを押して1点とりにいきますが、惜しくも押し切れず、スウェーデンが1点スティールしました。エディンの深遠な狙いがあるラストショットすごすぎる。

第4エンド、イギリスはコーナーガードの後ろにばっちり隠し、スウェーデンはハウスの中のストーンをガードしてきます。しかし両チームがぽいぽい複数テイクをやってきてあっという間にクリーンな形。その中でイギリスは複数点を狙います。スウェーデンはダブルテイクアウトが難しい配置でもパワーショットから2つめを押し込む。しかしイギリスはそれでもガードの後ろにばっちりカムアラウンド。そこにスウェーデンはヒットロールでまたばっちりガードの後ろ。世界最高峰です。スウェーデンはナンバーワンをしっかり守るストーンを置いたので、イギリスは1点取らされました。ぎりぎりでしたがなんとか1点。スイーパーのフルスイープが決まりました。

第5エンド、フリーズ合戦からスタート。くっつくのにこつんともいわん。すごい。ごちゃごちゃくっつきましたが、ブラノーのパワーショットで5つくらいテイクされました。あっという間にブランクが見えた。ピールになったところでイギリスはガードを置きますが、これもピールして、ブランクエンドになりました。

第6エンド、イギリスががんばってせっかく置いたストーンを、またブラノーがパワーショットでガードからランバックで正確にトリプルテイクアウト!うそやろ。あっという間にクリーンな展開。自分たちのストーンは残してるのがすごいですよね。ブランクエンドになりました。

第7エンド、前にはイギリスのストーンがガードでタテにならんでいて、その後ろにスウェーデンのストーンが並んできました。しかもスウェーデン後攻だぞ。イギリスはようやくダブルテイクアウト。しかしちょっとショットがのびたところからイギリスが超すばらしいドローで1点とらせにきました。スウェーデンはナンバーワンを出すためにフリーズします。イギリスがそれを使わせないようなガードを置くと、スウェーデンはコーナーガード。どうも次に使うためのものだそうですが、うまく置けませんでした。イギリスは再びガードで、スウェーデンは一番遠いガードから狙うしかない。さすがに当たらず、イギリスが1点スティールしました。

第8エンド、スングレンがきれいなウィックを決めました。そのあとはイギリスがガードを置いて、スウェーデンがテイクする展開。イギリスの配置に対してスウェーデンはダブルテイクアウトしきれず。イギリスが2点をみせて、スウェーデンが1点とらされました。ここは1点とるのも大事。迷わずドローにいきましたね。

第9エンド、フリーズ合戦になりますが、その中でもただタテに並んでいるだけじゃなく、イギリスは全部出せるように、スウェーデンは出されないように、置いていきます。そしてセンターガードを置いては崩しの展開に。スウェーデンは早めに形を崩しにいきました。そしてあっという間にクリーンに。スウェーデンはダブルが難しいところに置いたのですが、ハーディがダブルテイクアウトを決めました。すごい!このままブランクエンドになりました。イギリスの狙い通り。

第10エンド、1点ダウンでイギリス後攻の狙い通り。スウェーデンはセンターガード、イギリスはコーナーガード。スウェーデンはばっちりフリーズで縦に並べたので、イギリスはテイクにいきますが、1つ残った上に、自分たちのコーナーガードの後ろにスウェーデンのストーンが隠れてしまいました。そしてブラノーがまたガードをダブルテイクアウト、かつシューターがハウスの中の自分たちのストーンをガードしてます。うそでしょ。そしてランバックで自分たちのストーンだけにしました。イギリスどうするかと思ったら、タイムアウトをとって考えて、ヒットロールでイギリスのストーンの後ろ側でナンバーワンをとりました。スウェーデンもタイムアウトをとって考えて、軽いランバックでテイクを成功させました。これがAプランで、Bプランはダブルロールインでした。イギリスはさらに後ろにカムアラウンドしましたが、またエディンがランバックでテイク成功。いずれも失敗したら負けというすごいショットを難なく成功させてます。イギリスは1点取るしかありませんでした。エクストラエンドになりました。

第11エンド、スングレンがウィックを2つ決めました。イギリスは1回目のショットの近くに置くという駆け引きもしますが、しっかり成功するスウェーデン。そしてガードを置くイギリスとテイクするスウェーデン。イギリスはタイムアウトをとって考え、ガードを置きました。スウェーデンもタイムアウトでフリーズに決めましたがガードになりました。イギリスは遠いロールでナンバーワンをテイクにいきますが、ぎりぎり当たりませんでした。試合終了、イギリス 5-4 スウェーデン。

ほんとに世界最高の戦いでした。オリンピック決勝にふさわしいです。どっちが強いとかじゃない、ただただ最高の戦いでした。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする

北京オリンピック:カーリング男子3位決定戦 カナダ×アメリカ

1週間空け伝言ゲーム。おもしろかったマイク松ですこんにちは。僕は1日も無理かも。

さて、オリンピックは終わりましたが、まだみてない試合もあるのです。というかおいてあった。まだまだ終わらんよ…。今日はカーリング男子の3位決定戦です。

カーリング男子3位決定戦、カナダ×アメリカ。実況は熊崎さん、解説は両角さん。

カナダはウォーカー、ギャラント、ニコルズ、グシュー、アメリカはランドシュタイナー、ハミルトン、プライス、シュスター。

第1エンド、ガードの後ろに両チーム1つずつおいて、もう1つのナンバーワンを取り合う展開。アメリカはガードの後ろに隠したりしますが、カナダはうまく対応し続けて、カナダが2点とりました。アメリカはまだアイスが読めてない感じで、うまくいかない。

第2エンド、最初はブランクやむなしといったところでしたが、アメリカは複数点とりたいので、カムアラウンドにいくもうまくヒットロールできず。長いことなかなかヒットロールできなかったのですが、グシューのまずまずヒットロールをアメリカは出せず。2点パターンをつくられ、1点とらされました。

第3エンド、カナダはガードを崩してきますが、アメリカはハミルトンが3つ連なったストーンの真ん中だけテイクしました。さすが。カナダはパワーショットがかするだけになってアメリカいい流れ。ハウスの中にアメリカのストーンばっかりにして、カナダに1点とらせました。ようやく調子出てきたか。でももっとカナダのラストストーンを難しくするショットにしたかった。

第4エンド、カナダはセンターガード、アメリカはコーナーガード。というかさっきからハミルトンばっかりいいプレーしてる。それに対してカナダもガードをダブルテイクアウトして対抗。アメリカはコーナーガードの後ろに隠すことができて、カナダに1手リード。やっと2点とって同点に追いつきました。やった。

第5エンド、途中から両チームともブランク狙いで打ち合いになりました。あとはカナダのピールでブランクエンドというところで、カナダのショットはノーズになってしまい、1点とってしまいました。

第6エンド、アメリカのカムアラウンドが決まって盛り上がる。カナダはランバックにいくが当たらず。アメリカうまくロールできず近くにいくも、カナダはダブルテイクアウトできず。これで2点パターンをつくります。カナダのランバックはまたもうまくいかず。なんかカナダは狙ったショットができないですね。アメリカは3つ置くことができました。やっとカナダのダブルテイクアウトが成功するも、アメリカは2点パターンを作り続け、2点とりました。

第7エンド、アメリカは1投目を入れてしまうも、カナダはピールになってしまいました。複数のストーンをハウスに入れて1点をとらせる形を作り続けていたのですが、最後にピールになってしまいました。絶好のチャンスでしたがカナダのショットはスルー。どうもゴミがかんでしまったようですね。1点とらざるを得ないという状況でしたが、グシューがダブルテイクアウトでブランクエンドになりました。やっといいショット決まりましたね。

ここで一度ハウスの中を掃除してもらいました。両方が同意したらやってもらえるそうです。

第8エンド。両チームのガードの間を抜いてヒットロール合戦のあと、カムアラウンドで中に入れてきました。そこからドローでナンバーワンをとりあう展開。カナダがワンツーをとりました。すごいごちゃごちゃになったところでアメリカはランバックですごいつながりのテイクを狙いますが、結果的に違うストーンでカナダがワンツーをとりました。カナダはさらにドローで追加点を狙いますがスルー。アメリカは1つでもテイクしていこうとしますがうまくいきませんでした。カナダはビッグエンドのチャンス。タイムアウトをとって考え、ドローにいきますが、少しだけのびて結局2点になりました。

第9エンド、カナダはセンターガードの後ろにしっかり隠せました。でもガードがずれたところをアメリカはテイクしていきます。カナダはヒットロールでいい形をつくります。アメリカはランバックでストーンを減らしますが、カナダはもう十分なのでガードにいきます。ガードガード。アメリカはソフトウェイトでテイクを狙いますが及ばず、カナダが2点スティールしました。

第10エンド、アメリカは3点とる必要があります。カナダはウィックを狙ってスルーも、ガードをテイクしていきます。アメリカは少しでもハウスに残したいですが、スルーがありました。カナダがダブルテイクアウトを決めて試合終了。カナダ 8-5 アメリカ。

両チームともなかなか本来の正確性が出せなかった感じで、苦しんでいましたね。カナダはビッグエンドとれない感じでしたが、カナダが7エンドでブランクにするショットを決めて気合い入ったみたいですね。9エンドのスティールで試合を決めました。やっぱりガードですよ。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする

北京オリンピック:フィギュアスケート エキシビション

今日でオリンピックが終わります。今までこんなにたのしかったのに終わるとか信じられないマイク松ですこんにちは。毎回いってますが、毎年冬のオリンピックがあればいいのにって思います。ですが、まだ見られていない種目いっぱいあるので、順番にみていこうと思います。まだまだ終わらんよ…。

最後はフィギュアスケートのエキシビション。この種目って、順位がつかないんですよ。知ってましたか…?

エキシビション。実況は中村さん、解説は鈴木さん。

オープニングはプロジェクションマッピングとスケートが達者な女の子ががんばってました。

アメリカのヴィンセント・ジョウから。ころなでシングルは棄権しましたが、団体戦メダリストなのでエキシビション出られるんですね。粋な計らい。「サイン・オブ・ザ・タイムズ」。思いのこもった滑りでした。3Aもしっかり、3Lzは手あげでした。3Fとジャンプをたたみかけます。コレオシークエンスの部分も気持ちが伝わってきます。コンビネーションスピンでフィニッシュ。よかったね。

カナダのパイパー・ギルス&ポール・ポワリエ。「ヴィンセント」。リンクが一面ゴッホの絵になってる。これはいいですね。背負い投げのような入りから、長いツイズルもとてもいい。CuLiのポジションは複雑な形。よくみてみないと。CiStの部分でも表現がとても曲を表してます。当然かもしれないけどなかなかここまでは。スライディングムーブメントからStLiのポジションもすばらしかったです。

アメリカのアリサ・リュウ。そういえばまだ演技みてない。「ロコ」。踊ってきますねー。2Aから3Fとジャンプは入れてきますが、ほぼステップでK-POPダンスですね。鈴木さんはリュウはオリンピック楽しんだ選手権ではトップだといってました。いいことだ。レイバックスピンできめました。最後はブレイクダンス的にフィニッシュ。

中国の彭程&金揚。「フォーレイナー」。上から見ると3Twで移動しながらキャッチしてるのってすごいですね。ペアスピンはいいポジション。コレオシークエンス的なところではいい印象的な滑りも。3SThは大きなジャンプ。リフト2つからDsでフィニッシュ。すごく幸せそうな表情が印象的でした。

ジョージアのモリス・クビテラシビリ。ですがトゥルソワが魔法のランプ的なものをもって滑ってます。クリムキンイーグルのあとランプを置くと、顔を真っ青に塗ったジーニー的なクビテラシビリ登場。「アラジン」より「ジーニー」。ステップから3Aを決めてきました。こいつこれだけ滑れるんですね。3Aからスピンもスライディングにもってきたり。そしてカメラにからみにいって、おもしろいムーブメントも。高速スピンでフィニッシュ。これがエキシビションですよね。しっかり笑いもとってくれました。

イタリアのシャルベール・ギニャール&マルコ・ファブリ。「7+3」。最初から2人の関係性をみせてきます。RoLiはパワフルなポジション。エレメンツ少なめだからこそ表現が楽しめます。CuLiはシンプルで印象的。ダンススピンの入り方もいいですね。最後はしっかりキスして締めました。見事でしたねー。

樋口新葉。「プリマヴェーラ」。ほぼSPのような構成。ジャンプは抜いてきても緊張感ある演技。3Fからステップに。ステップはとても曲と調和してます。コンビネーションスピンからレイバックスピン。手の表現もよかったですね。滑れてよかったね。

宇野昌磨。マイケル・ジャクソン・メドレー。4Tをしっかり跳んできます。3Aも決めました。コンビネーションスピンから一気にダンスパートにもってきます。3Sからコンビネーションスピン連発。そしてどんどん踊ってきますね。質の高いステップはそのままに、ばっちり踊ってきました。楽しませてくれて助かります。

アメリカのマディソン・ハベル&ザッカリー・ダナヒュー。SlLi+RoLiをしっとりと決めてきます。エキシビションはほんとにアメリカはよく考えてきますね。ダンススピンから軽いリフトに。そしてCuLiも美しいバリエーション。2人の関係性だけでいろんなものが表現できる、これがアイスダンスですよね。CuLiからスライディングムーブメントでフィニッシュ。すばらしかったです。

ROCのアレクサンドラ・トゥルソワ。「ジャスティス・リーグ」より。コート着てきましたね。髪もめちゃ編み込んでます。このあと何が待っているのか。そしてコートを脱いで一気に音楽も変えてきます。すごい。3Lzを手あげで決めて、激しい表現から3Fも余裕ですね。柔軟性をいかしたクリムキンイーグルからコンビネーションスピン。どしどし盛り上げました。こういうのもできるんですね。

ROCのエフゲニア・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ。「タイタニック」より。2人が別々に出てきてます。StLiぽいリフトから3Twもすばらしい出来。ストーリーを演じるこのすべり、3LzThも距離出てます。Dsの置き所がうまい。曲の盛り上がりにあわせてグループ5リフト。グループ3リフトから、有名なポーズ。最後は離ればなれになるラスト。これはすごい。エキシビションだからできる、ペアの最高の演技でした。

中国の金博洋。「エンジェル」。すごいハニューっぽい衣装だ。3Aを決めてゆったりとした表現。こういうのいいですよね。イナバウアーもすごいそれっぽいぞ。3Fも決めて、スライディングムーブメントもかっこいい。やわらかなスケーティング。なんかすごいハニューっぽい、これがオレの考えるハニューだっていう感じでした。なんかわかるぜ。

スペインのオリビア・スマート&アドリアン・ディアス。「マニアック」。エアロビっぽい衣装で出ましたね。やってくれそうです。カメラをいじったあと、エアロビぽい動きなかなかいいですね。ほとんど1人1人踊ってる感じでしたが、やっとダンスっぽい部分も出てきます。おもしろパートもかなり考えてるぞ。場内をしっかり盛り上げてる。おもしろいスライディングムーブメントもいれながら、最後はRoLiでフィニッシュ。めちゃ盛り上げてくれました。フェルナンデスも「オレの路線を引き継いでくれたか」と喜んでくれるでしょう。

後半はまたプロジェクションマッピングから。冒頭の小さい子どもたちが大きくなったということだそうです。すぐシニアにも出てきそうなペアスケーターでした。

アメリカのマディソン・チョック&エヴァン・ベイツ。「アイ・ヒア・ア・シンフォニー」。ダンススピンからいい雰囲気。リラックスしたほんとに澄み切った雰囲気のプログラム。エレメンツの決まりがないこの方がアイスダンスっぽいのは皮肉なことですわ。CuLi+CuLiもとてもすばらしい。スライディングムーブメントもとても印象的でした。こういうアイスダンス、もっと増えるといいのに。

カナダのキーガン・メッシング。「1,2,3,4」。きましたね兄ィ。普段着としか思えない衣装。のっけからどんしどし盛り上げてきます。3Aで転倒してもすぐ起き上がる。エレメンツか。コンビネーションスピンも迫力。どんどん滑ってきます。激しく細かいステップで高速ステップ。高速スピンも見せ場あります。さらに盛り上げてくる。そしてバックフリップ!スライディングムーブメントでフィニッシュ!これがメッシング兄ィですよ。めっちゃおもしろかった。

坂本花織。「タンゴ・アモーレ」。プルさんを思わせる入りから、大きな2A決めてきました!3F+2Tも余裕あります。これもほぼSPですね。3Loもばっちり。コンビネーションスピンからコレオシークエンス。ステップも勢いと技術満載でした。普通に高得点とれそうですね。ありがとうございます。

中国の王詩げつ&柳きん宇。「アイ・ラブ・ユー・チャイナ」。ボーン・イン・ザ・USAみたいなもんかな。中国映画があるんですね。こういうのがあってもいい。そしてすごくリラックスして滑ってるのが印象的でした。

羽生結弦。すごい歓声です。「春よ、来い」。清塚さんの演奏ですね。滑りのレベルが今までと違いすぎる。1滑りごとにおみくろんちゃんが消滅していくよう。3Aで歓声、コンビネーションスピンでため息。ステップの音楽解釈、スライディングムーブメントのエモさ、クライマックスに向けてさらに盛り上げ、ジャンプからイナバウアー。コンビネーションスピンでフィニッシュ。すべての悪が滅びました。清塚さんのメッセージが読み上げられてます。すごいな。

イタリアのニコル・デラモニカ&マッテオ・グアリーゼ。わかるよ、ハニューのあとに滑りには笑いしかない。ボクサーの入場で登場、なんだかよくわからないけど滑りに入ってます。ほぼ半裸ですが、でも筋肉をがんがんみせつけています。これはこれでアピールだ。いったんノックアウトされるグアリーゼですが、「アイ・オブ・ザ・タイガー」でさらに演技。これもいいんですよね。しっかり笑いをとれました。それにしても2人ともすごい筋肉だ。

ベルギーのルナ・ヘンドリックス。滑れてよかったですね。ブリトニー・スピアーズ「サーカス」。でもしっかり踊ってきます。3Sから3T+2Tも決めてきます。コンビネーションスピンもしっかりI字スピンもいいですね。でもほんとにパワフルなステップでしっかり踊ってきます。レイバックスピンでフィニッシュ。能力の高さをみせましたね。ヨリク兄ちゃんとの戦いはまだ先があるぜ。

ROCのヴィクトリア・シニシナ&ニキータ・カツァラポフ。「アイ・アム・ノット・ゼア」。StLiは見事。SlLiと続けてきます。そしてRoLiとリフトどんどん出してきます。スライディングムーブメントも印象的。この曲表現よ。エレメンツから自由になってCuLiのポジションのエモさ。全体を貫くスピードから、コレオリフトでフィニッシュ。見事な物語性です。

鍵山優真。出てきました。MISIA「明日へ」。振り付けと衣装の担当が紹介されてました。でもほんとにじっくりメッセージを伝える滑りがすばらしい。そしてエレメンツのレベルが高いんですよね。3Fも加点ばっちりって感じです。3Sもすばらしい。ステップはクライマックスに向けて盛り上げてくるような、熱いエッジワーク。そしてイーグルからコンビネーションスピンでフィニッシュ。見事でした。鈴木さんも振り付けに関わったそうですよ。

ROCのアナスタシア・ミーシナ&アレクサンドル・ガリアモフ。ミーシナがリンクサイドにいますよ。そしてガリアモフはギターをもって登場。ロックスターに憧れる女の子の話なのか。振り付けがすばらしいしおもしろい。CuLiからローテまで。SlLiもうまく決めてきます。そしてセーターを脱いで変身。ROCよく脱ぎがち。またリフトを決めたあとに、スロージャンプとソロジャンプ。すごいな。Dsもすぐにつなげてきます。CuLiも高等技術。最後はまたギターをもってフィニッシュ。やっぱこいつらはなんか違う。すごいスケーターになりそうですね。楽しみです。

ここからは優勝スケーター。

ROCのアンナ・シェルバコワ。「アヴェ・マリア」。白鳥のような衣装です。こちらもSPっぽい構成。最初は転倒しましたが3Fはばっちり。コンビネーションスピンも美しいです。羽部分が伸びて鳥のようになりました。そして光ってる!すばらしいですね。スパイラルが本当に鳥のよう。電源を背負ってこの滑りはすばらしいです。

フランスのガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン。「時の流れに」。このカップルはもともとエキシビションみたいな芸術性もりもりですからね。もちろんこのプログラムもすごい。StLiの物語性だけで伝わってくる。CuLiに入る部分の心の機微が芸術的。男女の愛の根源的な部分を表現できる、すごい演技です。ダンススピンの入り方もすごい。大人の演技でした。

アメリカのネイサン・チェン。「キャラバン」。ぴょんちゃんの翌シーズンのSPです。そりゃどんどん滑りますよね。コンビネーションスピンも曲と一体になっているよう。コンビネーションスピンでも踊りまくっています。本来のネイサン・チェンはこういうダンサーですよね。エレメンツから解放されて、天衣無縫のエッジワーク。これみたらこの人チャンピオンでもいいかってなりますよね。そしてバックフリップ!兄ィだけじゃないぞとみせてきました。高速スピンでフィニッシュ。最高でしたね。

中国の隋文静&韓聰。レオナ・ルイス「ラン」。エキシビションは順位もつかないのでリラックスして滑ればいいんですが、これはこれで責任ある演技。きっとまじめなペアなんでしょうね。3Twもリフトもステップも本番モードでした。しっかり締めてくれましたね。

フィナーレはみんなで演技。ハニューの人気すごすぎるな。チェンと兄ィがバックフリップ。アイスダンスはそれぞれのリフト。女子はスパイラルからレイバックスピンですね。ペアはそれぞれのリフト。みんなでオリンピックマークをつくってまわるところでビンドゥンドゥン登場。そしてビンドゥンドゥンとたわむれるハニュー。転んで助けるハニュー。これはこれですばらしかったです。話題になってる柳とハニューのStLiもすごかったです。

エキシビションは冬のオリンピックで唯一、結果を競わない種目です。いつも思うんですが、なんかすごいですよね。スポーツは技量を披露することでお客さんに喜んでもらえば、競技はいらないのかもしれないんですよね。スポーツって何なのかを考えさせられる。最終日にエキシビションが行われるの、ほんとありがたいです。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: フィギュアスケート | 2件のコメント

北京オリンピック:カーリング女子決勝 日本×イギリス

おはようございます。マイク松ですこんにちは。今日はカーリング女子決勝です。この試合が日曜日で本当に助かります。これが時差がほとんどないってことか…!

カーリング女子決勝、日本×イギリス。実況は曽根さん、解説は金村さん。イギリスはダフ、ドッズ、ライト、ミュアヘッド。日本は吉田妹、鈴木、吉田姉、藤沢。

第1エンド、日本は中に入れてきたのですが、イギリスは打ったあとはコーナーガードを置いて攻めにきます。イギリスと日本のストーンがハウス左前のところに散らばってきた。イギリスはロールインしてきますが、日本がカムアラウンドでワンツー作りました。ランバックのあと日本のストーンにフリーズしてきたイギリスに対して、日本のフリーズはやや肩口。それを少し押して、イギリスが2点とりました。

第2エンド、日本はコーナーガード。イギリスはセンターをしめながら入れにいきます。鈴木のダブルテイクアウトのあと、イギリスはガードにきます。日本はランバックで出しに行きます。日本は前をあけにいったところで、藤沢はダブルテイクアウトを決めます。イギリスははじっこのストーンをヒットロールして2つ。近かったのでダブルテイクアウトもみますが、ノーズで1点とりました。

第3エンド、日本はセンターガード、その後ろをお互いにとりあう展開。ドローでいいところにおいたところで、日本はガードにいきます。ガードガード。ガードをテイクされたところで、吉田姉がダブルテイクアウトでイギリスのストーンだけを出しました。ワンツースリー置けてる。イギリスはダブルテイクアウトをしてブランクを狙います。これがうまく決まる。日本は難しいところでちゃんとストーンを残しました。イギリスは慎重にテイクして、ブランクエンドになりました。

第4エンド、日本はセンターガードで、ハウスのストーンをガードしてきます。イギリスはテイクして自分たちのストーンをついでに入れようとしますが、ストーンは入らない。日本は粘り強くガードしてきます。ガードが長くなったところでフリーズ合戦に。日本はガードのおかげでちょっとのびてしまったところで、イギリスはドローしてきます。日本は1点とらせるためにガード。イギリスは大外からドローしてきますが及ばず、イギリスが1点とりました。

第5エンド、日本はコーナーガード、ウィックでずらしたりする。イギリスはセンターガードを置いていきます。遠いガードになったところを日本はぐるっとまわってテイクしましたが、イギリスのカムアラウンドにつける形でワンを取り合う。日本のドローはツーにしかならず、イギリスのいいところのショットを中に入れれば1点だったが、外に転がって、イギリスが1点スティールしました。うまくいけば3点もあったが惜しかった。

第6エンド、日本はコーナーガードで攻めるも、イギリスはぽいぽい入れてきます。ショットの精度からなかなか有利な状況を作れない。イギリスは高い精度でテイクアウトしてきます。さらにイギリスのストーンがハウス中央にごちゃごちゃしてきて、スティールのピンチもありましたが、日本がいいところにフリーズして得点チャンス。2点のチャンスをみてテイクショットを投げましたが、1点止まりになりました。ピンチでもあったので1点とれてよかったわ。

第7エンド、日本はコーナー気味のセンターガード。イギリスはカムアラウンドしてきます。日本がタップのBプランでガードを押し込んでいい形を作ったところで、イギリスはタイムアウトをとって考えて、前のガードをピールします。すごい慎重だな。日本が形を変えたところでミュアヘッドがダブルテイクアウトを決めました。日本は相手の点数を減らしながらいい形を作りたい。しかしピールになってしまいました。これはまずい。イギリスがランバックで日本のストーンを出して、4点とりました。でかい、まさにビッグエンド。

第8エンド、日本はダブルコーナーガード。イギリスは点差もあるのでぽんぽん入れてきます。そしてイギリスもどんどんテイクしてきますね。日本のショットも短くなって、さらに日本のストーンをテイクするイギリス。日本はばっちりのドローができたので、イギリスは1点に抑える形で先にラインをふさいできます。ラストストーンは少しのびすぎて、日本が1点止まり。

第9エンド、日本は2つガードをおいて後ろに隠してきます。イギリスはガードをテイクするときもダブルを狙ってくる。日本はウィック的にガードを割ってきました。こういう判断いいですよね。と思ったらイギリスはガードをテイクして、ハウスの中のストーンとダブルテイク。すごいな。日本はハウスの中のイギリスのストーンの後ろにカムアラウンド。2つ並べたところでイギリスのテイクショットがスルー。そういうのもう少し早く頼むよ。難しい配置のところでしたが、イギリスがうまくダブルテイクアウト。日本はトリプルテイクアウトを狙うが1つ残ってしまいました。イギリスはドローでもう1点で、2点とりました。ここで日本がコンシード、日本 3-10 イギリス。

イギリスはほんとに強かったです。今回もほとんどミスなかったし、最初から最後まで強かった。優勝にふさわしいチームだと思います。おめでとうございます!ミュアヘッドよかったね。

そして日本は2位でした。世界2位、超めでたいです。代表決定戦から世界最終予選、オリンピックの長い準備から予選、準決勝、決勝という長い長い戦い、ずっとみてきましたが、ほんとにおつかれさまといいたいです。大変だったでしょう。オリンピックの決勝で戦えて2位になったことはスーパーな結果です。大満足です。

そしてまだまだ物語が続きますね。日本のカーリングはもっとおもしろくなりそうです。そんな状況を作ってくれたLS、本当にありがとうございました。

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北京オリンピック:カーリング女子3位決定戦 スウェーデン×スイス

気がついたらオリンピックもあと1日です。うそでしょ。あと1ヶ月くらいあるんじゃないんですか。毎年冬の間じゅうゆっくりやってほしいマイク松ですこんにちは。

カーリング女子は3位決定戦、スウェーデン×スイスです。もう録画してある他のはオリンピック終わってからゆっくりみていきます。

カーリング女子3位決定戦、スウェーデン×スイス。実況は曽根さん、解説は金村さん。スウェーデンはマベルイェス、クロッシェンハウエル、マクメイナス、ハッセルボリ。スイスはバルベサット、ノイエンシュバンデル、ティリンツォーニ、ペーツ。

第1エンド、スウェーデンは早速センターガード、スイスもコーナーガード置いてきました。ダブルセンターガードの後ろをとりあう争い。スウェーデンはなかなかうまくテイクできず、スイスは形を作ってきます。徐々にスウェーデンも盛り返してストーンを増やしてきますが、形が悪くスイスにダブルテイクアウトをされました。スウェーデンもダブルテイクアウトでお返し。スイスはテイクで2点でしたが、ガードにひっかけてしまい、スウェーデンが1点スティールしました。

第2エンド、スウェーデンはセンターガード、スイスは奥のストーンをテイクできず苦労してます。スウェーデンはワンツースリーをとっていい形。スイスはランバックからダブルテイクアウトを決めます。打ち合いでシンプルになってきました。スウェーデンはなんとかストーンを残し、1点とらせる形に。スイスがヒットステイで1点とりました。でもスウェーデンはスティールのチャンスもあった。

第3エンド、スイスはセンターガード、スウェーデンは中に入れていきますが、お互いに全部出してしまいました。さすがにブランクエンドに。

第4エンド、スウェーデンはガードにひっかけてしまい、スイスにチャンスかと思いましたが、スイスもピールにしてしまい、まだ流れがどっちにもいってない。スウェーデンはなんとか2点パターンを作り続け、2点とりました。

第5エンド、前にストーンがたまる中、スウェーデンがヒットロールでストーンをためます。スイスは出し切れなかったところでガードの後ろを狙う争いに。スイスがソフトウェイトでタップしたのに対して、スウェーデンもソフトウェイトでガードの間を抜けて、バックガードのない方にテイクしました。スイスはダブルじゃなくヒットロールでいいところに隠します。スウェーデンはランバックがうまくいかず、スイスは2点パターンのチャンスですが、逆に1点とらされる形をつくられて、1点止まり。

第6エンド、スイスはダブルセンターガード。スウェーデンのカムアラウンドに対してスイスはフリーズ。そのあとはガードのテイク&設置の応酬です。スイスが中に入れていきますが、スウェーデンはマクメイナスがランバックからトリプルテイクアウト。なんで中心にごちゃっとなってる状況でこの絵を描けるのか。スイスはなかなか中に入れず、スウェーデンがドローで3点とりました。

第7エンド、スイスはガードをつくっていきますが、クノッシェンハウエルがトリプルテイクアウト。鬼のテイクだ。そこからのドロー合戦で、ようやくスイスがいいところにドローできました。スウェーデンはタイムアウトをとって考えてやっぱりドローに。いいところでタイムアウトとりました。あまりうまくいかなかったですが、スイスも考えます。ペーツの繊細なショットが決まってワンツースリー作りました。ビッグエンドのチャンス。スウェーデンは失点を減らすドローを狙いますがそれほど。スイスは4点もチャンスでしたが、結局2点止まり。

第8エンド、スイスはセンターガード、スウェーデンはウィックを決めました。しかしガードをテイクしたらスイスのストーンをいいところに入れてしまいました。でもマクメイナスのパワーショットでダブルテイクアウト、自分たちのストーンが上に上がるパワーです。そのあと両チームにミスが出て、そこからフリーズ合戦に。スウェーデンは時間かけて考えて、難しいショットを決めきって2点とりました。思った通りのショットでした。

第9エンド、スウェーデンはハウスに入れていき、スイスはコーナーガード。スイスはガードの後ろにカムアラウンドしていきますが、クノッシェンハウエルがパワーショットでテイクしていきます。まじでショットが上に上がっていく。ヒットロール合戦が高度。打ち合いの中でセンターががらがらになってる。スウェーデンのラストストーンはフリーズも割れてしまい、スイスが3点とりました。この土壇場で。

第10エンド、スウェーデンはウィックを決め、残った自分たちのストーンをピールします。スイスはタイムアウトをとって考え、ガードを置いていきます。そこでスウェーデンのピールショットがスルーに。チャンスきました。スイスはばっちりドローでガードに隠してきます。必死に守るスイスですが、ちょっとのずれをマクメイナスがパワーショットでピールしました。スイスがまたしっかりドローで隠してきたところで、スウェーデンはドローで狙いますが短くなるものの、スイスがピールになってしまいました。フォーフットにドローすれば勝利。スウェーデンのラストストーンは、4人でスイープして引っ張ってきました。試合終了、スウェーデン 9-7 スイス。すごい喜んでました。

というか世界最高峰の試合でした。これが決勝でもまったくおかしくないわけですからね。高い技術のぶつかりあいですごく楽しめました。明日の決勝もいい試合になるといいですね。

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北京オリンピック:フィギュアスケート ペアFS

スノーボードクロスの混合団体をみたマイク松ですこんにちは。オレたちの美人ティンが2位で超うれしかったのですが、それよりもアメリカのジャコベリスの優勝がよかった。決勝の演技でしっかり最後のキッカーでグラブを入れたのが感動でした。あそこでトリックをメイクして優勝してこそ過去を超えられるんですね。

フィギュアスケートはペアFS。いい演技できますように。

フィギュアスケート、ペアFS。実況は三上さん、解説はホンダバン。

イタリアのレベッカ・ギラルディ&フィリッポ・アンブロジーニ。マンボ・イタリアーノの人たちだ。「グランデ・アモーレ」。最初に3Twは担ぎましたかね。3Sは決めてきました。2A+2Tは間にターンが入りました。グループ5リフトは慎重に。Dsで切り替えよう。すごく慎重にやってます。がんばれ。コレオシークエンスではCuLiみたいな形。3LoThはしっかり。3LzThも成功。これでのっていきたい。グループ5リフトは形がよかったです。グループ3リフトからペアスピンでフィニッシュ。しっかりがんばりました。165.43。

イスラエルのヘイリー・コプス&エフゲニー・クラスノボルスキー。「ザ・インポッシブル・ドリーム」。FS進めたのは大きいですよね。3Twは高さ出せてました。3S+2S+SEQはダブルになりました。3Tはシングルに。やっぱりジャンプは苦手ですよね。3LzThは手をつきました。Dsで立て直そう。いいピボットですね。ペアスピンはポジションいいです。終わりもよかった。3SThはうまくいきました。グループ5リフトはいい実施でした。コレオシークエンスからグループ5リフトはてきぱき。そしてグループ3リフトはキャリーもよかったです。最後まで滑れたのは大きい。153.82。

ドイツのミネルヴァ・ファビアン・ハセ&ノーラン・ジーゲルト。「ピープル・ヘルプ・ザ・ピープル」。3Twはしっかり成功。3T+2Tはステップアウト。3Sはダブルになりました。ジャンプなかなかですね。3LoThは転倒。アクセルラッソーリフトは上げきれませんでした。がんばれ。Dsで立て直そう。いい出来でした。リバースラッソーリフトも上げきれず。なんか調子悪いのかも。3SThはきれいに決まりました。コレオシークエンスはいい構成してます。ペアスピンでフィニッシュ。なかなかいい出来にはなりませんでしたが、よくたどり着きましたね。おつかれさまでした。149.69。

カナダのキルスティン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ。「キャリー・ユー」。カナダっぽい表現豊かな入りです。3Twはまずまず。キレあった。3S+2Tはタッチありました。3LoThはしっかり決めました。グループ5リフトはバリエーションもスムーズ。ペアスピンも芸術的。コレオシークエンスは得意のダンスリフト。3Tはダブルになりました。ここで決めておきたかった。3SThはぐっとこらえて決めました。Dsは大きくまわしてました。グループ3リフトから最後のグループ5リフトを連続で決めてフィニッシュ。うまく雰囲気出せました。ソロジャンプ決めたかった。181.37。

カナダのヴァネッサ・ジェームス&エリック・ラドフォード。「フォーリン」。3Twはてきぱき。3T+2T+2Tはずれましたが決めてます。3Sも成功。グループ5リフトは降り方が洗練されてる。3SThは成功です。いい流れで来てますね。Dsはラドフォードがさすがの演技。ペアスピンはユニークなポジション+イグジットもいいです。グループ5リフトはスムーズな実施。3FThは転倒。これだけだったのにもったいない。コレオシークエンスからグループ3リフトはキャリーの安定感よ。いい演技でした。というかカナダ国旗をもって暴れ回ってる人がいる。兄ィだな。180.99。

スペインのラウラ・バルケロ&マルコ・ザンドロン。「イマジン」ほか。ザンドロンでかいしスタイルいいですね。3Twはいい出来。3S+2Tはオーバーターンやらタッチやら。3FThは入り方も工夫あったし成功。グループ5リフトはキャリーも安定。ザンドロンいい選手ですね。3Tはダブルに。コレオシークエンスは表現がしっかりあるし、グループ5リフトは降ろし方も丁寧。3LoThも決めました。グループ3リフトはがんばってポジションつくってます。Dsからペアスピンでフィニッシュ。いい演技できましたね!スペインの歴史どころか、ペアで結構いいところいきそうです。たのしみだ。181.36。

イタリアのニコル・デラモニカ&マッテオ・グアリーゼ。「ユア・ソング」ほか。衣装がすごいきれいです。いいスピード出てます。3Sはダブルに。3Twはまずまず。3LoThはなんとか。Dsで立て直そう。3T+2Tはステップアウト。グループ5リフトはスムーズな実施。さすが。コレオシークエンスは短め。3SThは流れよかったです。立て直してきた。グループ5リフトは降ろし方があぶなかったか。グループ4リフトはローテもよかった。ペアスピンでフィニッシュ。ジャンプをもう少し決めたかったけどプログラムはよかったです。苦労したけどやれてよかった。179.87。

ジョージアのカリナ・サフィナ&ルカ・ベルラワ。「イン・ディス・シャーツ」。3Twはきれいな実施。3T+2T+2Tはなんとかかんとか決めました。やった。3Sはユニゾンもばっちり。3LzThはうまくいった。Dsからコレオシークエンスはダンスリフトっぽい。グループ5リフトは丁寧におろしてました。3SThは大きなジャンプにできましたね。グループ5リフトは降ろし方に工夫。グループ4リフトからペアスピンで、最後はガッツポーズしながらまわってました。いい出来です!これからまだまだ伸びそうです。おー!192.44。

第3グループ。三浦・木原は第3グループ。すごいですね。もはやオリンピック大好き少年の鍵山や、坂本・樋口・河辺も応援にきてます。

三浦璃来&木原龍一。いい演技できますように。「ウーマン」。入りの表現がとても繊細ですよね。スピード出てますね。3Twは高さもキャッチもばっちり。3T+2T+2Tも成功です。こりゃいいわ。グループ5リフトはローテもスムーズ。このへんに2人の絆を感じます。お姫様だっこから3LzThもよどみなく決めました。ペアスピンはいい軸してます。終わり方も工夫。3Sも後半で決めました。これはいける。グループ5リフトはいいポジションでローテ。いい入り方から3LoThも決めて、笑顔で滑ってる。Dsの表情もいいですね。グループ4リフトは上げ方もいいし、木原のキャリーもスムーズ。コレオシークエンスはRoLiも入れてフィニッシュ!やりましたね!これはスーパーな演技!演技中ずっと語り合っていたような関係性。感動しました。211.89!パーソナルベストです!

アメリカのアシュリー・ケイン=グリブル&ティモシー・ルデュク。「ウォリスとエドワード」より。3Twは高さとキレ十分。3Loは転倒。もったいない。3LzThはしっかり。タッチあったか。グループ5リフトは降ろし方に工夫。3S+2T+2Tはまわってたのに転倒。うわーもったいない。グループ5リフトはバリエーションはあるけど、ちょっと元気ないですね。3SThは幅もありました。グループ3リフトからペアスピンに。表現力あります。コレオシークエンスはユニゾンもあって、Dsでフィニッシュ。ジャンプほぼ決まってたのに惜しかったです。198.05。

アメリカのアレクサ・クリエリム&ブランドン・フレイジャー。「フィックス・ユー」。いい入りとスピードから3Tw。いい出来。3T+2Tを決めました。3LoThは高くてでかいです。3Sはダブルに。グループ5リフトはクリーン。Dsはさすがの質あります。ペアスピンもしっかり表現してます。グループ5リフトは終わってからの流れもきれい。3Fもきれいに決めました。コレオシークエンスからグループ4リフトでフィニッシュ。いい演技でした。2人の関係性もとてもみせられてましたね。212.68。SPの貯金が効いた。

中国の彭程&金揚。すごい盛り上がりです。「女帝(エンペラー)」より。3Sはダブルになりました。どんまい。3T+2Tは成功です。3Twはキレあります。3LoThは流ればっちりです。Dsはポジションに工夫。グループ5リフトは問題なし。ここからたたみかけてきますよ。3SThはでかいジャンプです。コレオシークエンスからグループ5リフトに。流れを切らない。ペアスピンから最後は盛り上げてグループ4リフトでフィニッシュ。よかったですね!すんごいプレッシャーをはねのけました。おお申雪がいますね。214.84。

最終グループ。リーダーシートみんなリラックスしすぎでしょ。アレクサだらだらしすぎだわ。

ROCのアレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフシキー。「マラゲーニャ」。入り方がアクロバティックですね。さすが。イーグルから3Sを決めてきました。スピードもでてるな。3T+2T+2Tもいけました。滑りの質がすごいですね。さすが最終グループ。3Twもばっちり。グループ4リフトも流れいい。3FThはその前からレベル高いですね。Dsは大きい回転。イーグルから3LoThはステップアウトも耐えました。グループ5リフトはスムーズ、コレオシークエンスはCuLiでもいける。グループ5リフトはバリエーションでどんどんたたみかける。ペアスピンでフィニッシュ。がんばりましたね。220.50。思ったより入ってないのか。

ROCのアナスタシア・ミーシナ&アレクサンドル・ガリアモフ。大事なときには「ザ・スノーストーム」。3S+1Eu+3Sを決めてきました!ここで差をつけてきますね。3Twもしっかり。3FThも問題なし。余裕あります。グループ5リフトは曲を表現する気持ちがある。3Tはタイミングばっちり。Dsはガリアモフいい回転です。ペアスピンはお姫様だっこイグジット。コレオシークエンスはCuLi。アイスダンスから指導受けてるんかな。グループ5リフトは空中姿勢がんばってる。3LoThは難しい入り方で成功。グループ3リフトででかい形からフィニッシュ。ガリアモフのパワーをみせつけましたね。ノーミスで豪快な演技でした。237.71。

ROCのエフゲニア・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ。「ライトハウス」。3Sから入ります。しっかり降りてますね。3Twは余裕たっぷり。エレメンツじゃないみたい。3T+2T+2Tも決めました。いい出だし。3FThもでかいジャンプ。迫力あります。Dsから3LoThもでかい。質が高いんですよね。ペアスピンのポジションもがんばってる。グループ5リフトは質が高い。リバースラッソーリフトの方も少しずついいところを加えてる。コレオシークエンスからグループ3リフトでフィニッシュ。しっかりノーミスで決めましたね。239.25。トップにきました。めっちゃ泣いてます。よかったな。

中国の隋文静&韓聰。すごい歓声です。がんばれ。「ブリッジ・オーバー・トラブルド・ウォーター」。クリエイティブな入り。スピードに乗って4Tw!4回転決めました。3T+2T+2Tは根性で降りました。Dsで落ち着いたあと、ペアスピンは難しいポジションです。イグジットもすごい。3Sはダブルになりました。グループ5リフトはスムーズ。3FThはすごいでかい。ビッグエアだ。コレオシークエンスをここでもってきます。ここもクリエイティブ。3SThも決めました。グループ5リフトから超難しいグループ4リフトでフィニッシュ。これは決まりましたね。地元開催のオリンピックで本当によくがんばりました。これで趙宏博兄さんも満足でしょう。155.47。おめでとうございます。

○最終結果:(シュエロンロン的に→もう1つのマスコットですよ)
1. 隋・韓ロンロン
2. タラソワ・モロゾフロンロン
3. ミーシナ・ガリアモフロンロン
4. ボイコワ・コズロフシキーロンロン
5. 彭・金ロンロン
6. クリエリム・フレイジャーロンロン
7. 三浦・木原ロンロン

隋・韓がついに優勝。申雪姐さん・趙宏博兄さんぶりの優勝決めましたね。超よかったです。タラソワ・モロゾフは1点未満の差で2位。よくがんばりました。ミーシナ・ガリアモフは3位。すばらしい出来でしたからね。もっと上が狙えると思います。ボイコワ・コズロフシキーは4位。まだまだできることがありそう。彭・金は5位。ここで成長したと思います。クリエリム・フレイジャーもなんか楽しそうでよかった。いつもアレクサは悩んでたような感じでしたからね。

三浦・木原は7位。本人達も世界で戦えるといってましたが、ほんとに世界トップペアですよ。演技全体が2人の軌跡を表していたような、人生を表したプログラム、演技だったと思います。これがペアですよ。ほんとにおめでとうございます!盛り上がれ、日本のペア!というか世界でもペア盛り上がれ!

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北京オリンピック:カーリング女子 準決勝 日本×スイス

バイアスロン男子15kmみたマイク松ですこんにちは。醍醐味はやはりマススタート&1発はずすごとにペナルティーループ1周。とてもたのしかったです。富井が「オレもバイアスロン通になりたいな…」と適当にいうので、「今大会でバイアスロンがめっちゃ強い兄弟といえば?」ときいたら「べー」と答えました。今ならひと言でバイアスロン好きと通じ合えますよ!

気がついたらオリンピックもあと2日。カーリング女子も準決勝です。そして日本はまたスイス戦。昨日負けて正直失うものはないですよね。がんばって!

カーリング女子、日本×スイス。実況は田中さん、解説は金村さん。スイスは昨日と同じくバルベサット、ノイエンシュバンデル、ティリンツォーニ、ペーツ。ティリンツォーニが7エンドで変わったのは、ふくらはぎのけがのためだそうです。余裕じゃなかったんや。

第1エンド、先攻の日本は中に入れて、アイスリーディングタイムになりました。この方がいいですよね。ブランクエンドになりました。

第2エンド、日本はダブルセンターガードで攻めます。スイスがガードにひっかけて日本チャンス。ボタンのど真ん中の日本のストーンをガードで守りにいきます。いいぞ。じっくりガードで守ってきましたが、ティリンツォーニがフリーズ的にドローを決めてきましたがナンバーワンはとれず。もっとガードをおいてきます。しかしペーツがちょっとプッシュしてワンをとったので、1点とらせる形に変更。前に壮大なストーンの壁を作りました。スイスは最後にプッシュで2点を狙いますが1点止まり。

第3エンド、スイスは中に入れて、日本はコーナーガード。コーナーのストーンにフリーズからヒットロールしあう展開。しかしフリーズはスイスの方がよく決まり、日本は1点とらされる形。最後のショットは曲がってしまいますが、途中でダブルテイクアウトに切り替え、1点とりました。あぶないわ。

第4エンド、日本は中に入れたストーンをガードしてきます。しかしスイスがダブルテイクアウトを決めたので、ハウスの中での展開に。スイスにピールがあって日本は2点みせてきます。スイスは惜しくもダブルテイクアウトができなくて、日本はなんとか2点見せ続けました。スイスはテイクで1点とりました。

第5エンド、スイスが中に入れたところで、日本はテイクしてきます。ブランクかと思ったら日本はコーナーガードを置いてきました。そこからヒットロールに。スイスがピールになったところで日本はガードの裏にドローしてきます。うまい。そしてスイスがガードにひっかけたのに対し、日本はスイープでしっかり引っ張ってきました。スイスはまたガードに当てて、日本はダブルテイクアウト。ビッグエンドにできるか。スイスのショットは伸びて大チャンス。ダブルテイクアウトを決めて、日本が4点とりました。ビッグエンド!スイスから4点とは。

第6エンド、前のガードからずれた日本のストーンをスイスがテイクアウト。そこから前のガードの後ろをとりあう展開。バックエンドから日本が少しずつ有利になり、1点取らせる形をなんとか作ります。スイスはダブルテイクアウトを狙いますが1つしか出せず、日本が1点スティールしました。スイスからスティールとは。

第7エンド、ガードの後ろで中心をとりあう展開。ちょっとずつずれててスイスに複数点をとられそう。そしてペーツにダブルテイクアウトをとられて大ピンチ。なんとか失点を防ごうとしますが、スイスが3点とりました。取り返してくるわー。

第8エンド、吉田妹のウィックは2投ともばっちり成功。この大舞台でよく決めました。残ったセンターガードの後ろをめぐる争い。ヒットロールを繰り返しますが、わりとノーズでステイする。藤沢のショットでようやくコーナーガードの後ろに隠れました。スイスはなんとかスイープでナンバーワンをとりました。日本はおとなしくドローで1点とりました。これでいい。8エンドに点とったのはいいことです。

第9エンド、日本はハウスの中に入れて、スイスはコーナーガード。中に入ったストーンを日本はガードしてきます。ハウスの後ろに入れられたらそこにフリーズ。ガードをテイクされたらすぐガードをおいてきます。ばっちり守ってたのに、ちょっとしたルートを走るストーンで形を完全に壊されました。すごいな。日本はテイクショットがガードに当たって、スイスのストーンを中に入れてしまいました。大ピンチだ。しかし藤沢がトリプルテイクアウトを決めてロールも見事!ペーツがソフトウェイトでテイクしましたが、藤沢がダブルテイクアウトでガードの後ろに隠れました。2回決めてくるとは。スイスのラストショットはテイクを狙い、ピールになって1点止まり。これは大きいです。

第10エンド、スイスはセンターガード。吉田妹のウィックは1投目はぎりぎり決まりました。つまり最高。2投目もすばらしい形で決まりました。鈴木はどんどんテイク。スイスはコーナーに隠してきますが、吉田姉がソフトウェイトでテイク、そして結果的にランバックになってテイクアウト!これはでかいな。めちゃくちゃオープンになってる。スイスはガードを置きますがまたテイク。ちょっと残ったストーンの後ろに回り込みます。日本は最後ドローで真ん中を狙い、1点とりました。試合終了!日本 8-6 スイス。

あの強かったスイスに勝って、決勝に進出しました!2位以上が決まるとか、ほんとすごいです。スタジオの市川さんも信じられないといってました。ここまできたんですね。吉田姉の「今までいっぱいミスしてきて、3点4点とられていたのがアドバンテージになってる」というのがよかったですね。

この試合が始まるときに「出られるだけでご褒美」といってましたが、これはロッテの日本シリーズにつながりますよね。つまり下克上なんです。決勝もこの調子でいきましょう。下克上は楽しいですからね。勝っても負けても金属の板がもらえると思えば!

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: ウインタースポーツ | コメントする