フィギュアスケートグランプリシリーズ2017 ロシア大会(1):男子シングルSP

北の富士さんがタイガースのジャンパーを着て、稀勢の里、高安の稽古を見に行ったそうです。記事の方も書いていますが、なぜ福岡で金本監督のジャンパーを・・・?さて、解説は織田信成さん、仕事しすぎ。実況はしんどうさん。
ロシアのアンドレイ・ラズキン。19歳。「レジェンド・オブ・メキシコ」ほか。4T+2Tは成功。3Aも成功。フライングキャメルスピンもまずまず。ステップからの3FもOK。コンビネーションスピンもなかなかのスピード。ステップはもうちょっとかな。すごくまとまった選手。足換えのシットスピンまでノーミス。ミーシンコーチなんだね。78.54
ジョージアのモリス・クヴィテラシヴィリ。難しい名前の人、きた。22歳。「Feeling good」滑りが良いですね。3Aは飛距離があります。4S+2Tもなんとかセカンドジャンプをつけて。フライングキャメルスピンもポジションチェンジがよい。足換えのシットスピンもいいですね。4Tは転倒。残念。ステップはちょっと疲れている感じ。コンビネーションスピンもいいですね。コーチはロシアのメドベデワと同じらしい。80.67
カザフスタンのデニス・テン。おお、久しぶりですね。右足首に痛みがあるそうです。「Tu sei」4Sはステップアウト。スピードがあって良いですね。4Tは転倒。まだ状態が良くないんでしょうね。足換えのキャメルスピンはきれいですね。3Aも手をついてしまいました。コンビネーションスピンも回転が速い。ステップも曲と見事に合ってます。ああ、こういうのパトちゃんもやりたいんだな。フライングシットスピンも良いですね。うん、足首さえ大丈夫ならな。無理せずジャンプの難易度を下げても良かったのではないかな。69.00
カナダのナム・ニューエン。「虹の彼方に」4S+3Tは成功。4Tは転倒。キャメルスピンは回転が速い。3AもOK。足換えのシットスピンもまずまず。ステップはさすが上手ですね。コンビネーションスピンのポジションも面白い。でも、音楽の音がもう一つかな。音源が他にないんでしょうか。それか、スピーカーの問題かな。80.74
アメリカのグラント・ホッホスタイン。映画「ムーラン・ルージュ」より。4Tは転倒。3Aはオーバーターン。足換えのキャメルスピンはOK。コンビネーションスピンはスピンの間のジャンプがかっこいい。3Lz+2Tは途中で勢いが止まってしまいましたが、何とかセカンドを付けました。ステップはエッジワークがなめらかと織田信成将軍。フライングシットスピンもシットスピンが上手ですね。67.56
ウズベキスタンのミーシャ・ジー。おお、引退しなかったんだね!!うれしい。「アヴェ・マリア」3Aは成功。3Lz+3Tもコントロールされたジャンプ。足換えのキャメルスピンもOK。ステップからの3Fからすぐに足換えのシットスピン。ステップもスピードの変化が面白いですね。コンビネーションスピンの回転の速さもすごい。それですぐフィニッシュになるところとか、やっぱり見せ方が上手。振り付け師としても一流だな。85.02
ラトビアのデニス・バシリエフ。旧ソビエト連邦の選手が多いですね。近いから当たり前か。オペラ「トスカ」より。3Lz+3Tはきれいですね。スピードがある。3Aはちょっと流れがなかったかな。足換えのキャメルスピンもいいですね。去年より上手くなってる。ステップからの3FもOK。コンビネーションスピンも回転が速い。ステップもツイズルが多い。見事なイーグルの後、フライングシットスピン。あれはキャンデロロ?そうだった、ランビエールがコーチなんでした。選手よりかっこいいのはどうにかならないんですか。でも、さすがの手腕だな。82.44
ロシアのドミトリー・アリエフ。去年はジュニア。衣装がかっこいいなと思っていたら「仮面舞踏会」ああ、なるほど。3Lz+3Tは四回転のよていだったらしい。まじか。若いのはすごいな。4Tはきれいに決まりました。足換えのシットスピンもすてき。3Aもなんとかこらえました。フライングキャメルスピンもOK。ステップは疲れて見える。コンビネーションスピンは音楽とちょっと合わなかった。でも素晴らしいデビュー戦。88.77
イスラエルのダニエル・サモヒン。「It’s man’s world」4Sは手をついてしまいましたが、高さがありました。3Aはステップアウト。コンビネーションスピンは途中でバランスを崩しましたが、持ち直しました。しかし次が2Tになってしまいました。フライングキャメルスピンはOK。ステップでもややバランスを崩したところがありました。どこか痛めているのかな。フライングシットスピンは素晴らしかったです。62.02
アメリカのネイサン・チェン。「Namesis」オシャレプログラムだね。4Lz+3Tは見事に成功。フライングシットスピンの回転も速い。足換えのキャメルスピンも素晴らしい。4Fはちょっとバランスを崩しながらも着氷。3Aもややバランスを崩しました。でも、ステップが素晴らしいですね。情熱的。最後のコンビネーションスピンもすごいスピードだ。最後までかっこいい!す、すごい。去年はバレエだったけど今年は全く違うプログラムで魅せますね。その上、ジャンプが凄すぎる。アルトゥニアンコーチも大満足。100.54
ロシアのミハイル・コリヤダ。「ピアノ協奏曲第23番」ほか。3Lzはきれいに成功。本当は4回転の予定だったみたいですが。4Tはステップアウトでコンビネーションになりませんでした。フライングシットスピンはきれい。3Aは流れのある良いジャンプになりました。足換えのキャメルスピンはポジションが美しい。ステップはなめらかで美しい。コンビネーションスピンもポジションがきれいですね。85.79
羽生結弦。ロシアなのに、すごい羽生ファンのお客さんがいっぱい・・・。ショパン「バラード1番」4Loは着氷が両足だったかな。フライングキャメルスピンはポジションが美しいですね。シットスピンも美しい。3Aも入る時もすごいけど、着氷した後も美しい。4T+3Tは転倒。でも何事もなかったようにステップが素晴らしいですね。コンビネーションスピンも素晴らしいスピード。投げ込まれるプーさんと花束。棄権ですので、プーさんを投げ込まないでください。羽生が気に入ってしまったのか、ぬいぐるみを渡そうと羽生の側に立つこどもがかわいい。他の子はせっせと回収に働いています。94.85
○SPを終えての順位(さつまいもの品種で)
1.ネイサンパープルスイートロード
2.羽生結弦鳴門金時
3.アリエフシロユタカ
4.コリヤダヒタチレッド
5.ミーシャ・ジー紅天使
6.バシリエフ高系14号
1位のネイサン・チェンは完璧でしたね。プログラムがまた、ステキ。ネイサン・チェンのスピードが映える選曲。高度なジャンプがさりげなく入っているところが素晴らしく、逆にステップ、スピンの方が印象に残るぐらい。去年もすごいと思いましたが、今年はそれ以上。2位は羽生。まだ体調が完璧じゃないんですよね。何度も見たプログラムなのにやっぱり良いですね。まあ、ジャンプが揃わないとこんなものかな。もう評価は十分高いからあとは追い詰められた時に出るあのスターのオーラがいつ全開になるか、ですね。
3位のアリエフはまだ、トップ選手の仲間入りというわけではありませんが、技術が高い。改めて仮面舞踏会って良い曲ですね。4位のコリヤダくんはミスをしてはダメだ。あなたはノーミスじゃないと。そしてロシア男子を引っ張っていって。
5位は帰ってきたミーシャ・ジー。アヴェ・マリアがまた見られてうれしい。でも、よければ新しいのみたいです。ミーシャ・ジーのプログラムは面白い。そして6位バシリエフ。最後のキャンデロロみたいなスピンからの決めポーズ、さすがっす、ランビエール。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: フィギュアスケート | コメントする

フィギュアスケートグランプリシリーズ2017 カナダ大会(4):男子シングルFS

ほう、これが康晃ジャンプですか。富井です。わりと野球を見ているつもりでしたが、DeNAは知らないこと多いな。勝った時に歌ってるとか知らなかったので、今調べて知りました(勇者の遺伝子という歌らしいですね)。さて、解説はスイーツ将軍こと織田信成将軍。実況はかくざわさん。
オーストラリアのブレンダン・ケリー。「Valley of dreams」4T+3Tは成功。4SもOK。今日は調子が良いですねと思ったら、2F。足換えのキャメルスピンは姿勢がきれい。コレオシークエンスはゆっくり。でも、姿勢がきれい。4Tも成功。4回転は全て成功ですね。3AもOK、大技が決まりますが、イーグルからのアクセルは1Aに。でも、十分でしょう。2Lz+1Lo+2Sはちょっと残念。そして2Loとちょとミスが多いかな。フライングシットスピンのあと、ステップシークエンス。ここら辺、もうちょっと工夫が欲しい。コンビネーションスピンはちょっと音楽が終わっても周り切りませんでした。201.56
ドイツのパウル・フェンツ。お髭が良い。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」より。それっぽい衣装。ドラマ知らんけど。高さのある3A。4Tも着氷。イーグルからの3LoはOK。ステップは曲に合っている。コンビネーションスピンもまずまず。さっきもあったけど、曲の中盤で唐突の身長紹介。3Lz。3A+2Tはアクセルでバランスを崩しましたがセカンドを付けました。3S+2Tのあと、フライングキャメルスピン。3Lzで転倒。ここまでなんとかこらえていたのですが。2Aも着氷でやや乱れ。疲れてしまいましたかね。足換えのシットスピンのあとコレオシークエンス。デビュー戦にしてはまずまずまとめましたね。ほっとした表情。201.60
韓国のチャー・ジュン・ファン。組曲「惑星」4Tは着氷も良かったです。4Sは転倒。残念。3A+1Lo+3Sは珍しい組み合わせ。若い世代ってすごいね。フライングキャメルスピンは形がきれい。3Aは着氷で流れが止まりましたががんばりました。3Lo+3Tは良い。3Lz、3Fと成功。コンビネーションスピンもいい。ステップは疲れている感じですが難しい足元が続きます。イナバウアーから3Lo。足換えのシットスピンもまずまず。かなり難しいプログラムですががんばりました。ナイストライ。210.32
カナダのニコラ・ナドー。「エルビス・プレスリー・メドレー」最初からエルビスっぽい。スピードのあるスケートから4T+3Tは成功。3Loはもうちょっと回れそう。4Tは手をつきましたが着氷。3Aに入る前がちょっとかっこいい。エルビスっぽいステップも良いですね。キャラクターに良く合ってます。フライングキャメルスピンも入りがかっこいい。1A+2Tと高さはあったのに抜けてしまった。3Fは成功。3SもOK。2A+2Aのシークエンス。その後足換えのシットスピン。エルビスになりきってのコレオシークエンス。コンビネーションスピンも入り方がかっこいい。229.43
チェコのミハル・ブレジナ。「Human」ほか。ヘアスタイルや雰囲気がデヴィッド・ボウイみたい。4Sは飛距離のあるジャンプ。独楽のように跳びました。3A+2Tも成功。3F+2Tはセカンドが3回転の予定だったよう。フライングシットスピンの回転も速い。ステップシークエンス素晴らしいですね。ベテランならでは。3Aは高さもある。3Loは手をついてしまいました。3F+2T+2Loは3回目の2Tが!2Tの分だけカウント無し。残念だ!3LzもOK。3Sも成功。コレオシークエンスもかっこいい。フライングコンビネーションスピンもいいですね。続けて足換えのコンビネーションスピン。おお、数年前の不調が嘘のよう。237.04
無良崇人。お父さんをオリンピックへ連れてって!映画「オペラ座の怪人」より。3Aは成功。見事。4回転の予定が2Tに。続くジャンプも2Lo。今日は悪い時の無良なのか。ステップは上手。足換えのシットスピンも回転がきれい。2Lzは両足着氷。3Aは単独になってしまいました。3Lzはバランスを崩して手をついてしまいました。キャメルスピン、2Fとジャンプミスが続いてしまいますが、最後は3Lz。コレオシークエンスは曲にあったスケールのある滑り。コンビネーションスピンも回転が速い。最後までがっくりしたり、手を抜いた感じはなく、がんばりました。10年ぐらい前は明らかにがっくりしてたから、すごい大人になったなあ。186.66
ベルギーのヨリック・ヘンドリクス。「アランフェス協奏曲」3A+2Tはセカンドで片手を挙げて。慎重に跳んだ3Aはバランスを崩してしまいました。スピードがなかった。3Sは成功。素晴らしいスピンの足換えのシットスピン。雰囲気たっぷりのステップ。素晴らしいバランスのとり方。2Lz+3T、3Lzと完璧でないジャンプが続きましたが、3F、3Lo+2T、2AはOKですね。フライングキャメルスピンもいい。コレオシークエンスのイーグルもいいですね。情熱的。コンビネーションスピンも素晴らしい。完璧ではありませんが、かなり良かった。ほんと、欧州選手権でメダルいけそう。237.31
ロシアのアレクサンドル・サマリン。「La Naissance de Yaha」ほか。4Lzは成功。4TもOK。3Aもダイナミックなジャンプ。フライングキャメルも足が長いから敵を倒しそう。ステップシークエンスも慎重。でもきれい。3Lz+3Tも幅がありますね。3A+2TもなんとかOK。3Lz、3Loも成功。2Aと大きなミス無くジャンプ終了。コレオシークエンスの後、コンビネーションスピン、足換えのシットスピンとジャンプ以外はそれほどすごいところはないんですが、姿勢がきれいで手足が長いから見栄えがしますね。ただのジャンプマシーンじゃない。これからどうなるのか楽しみ。250.06
カナダのキーガン・メッシング。「チャップリン・メドレー」こういうのできるタイプの選手じゃなかったんだけど。4Lzは転倒、残念。すごいスピードで飛んだんですが、4Tも転倒。3A+2T+2LoはOK。フライングコンビネーションスピンも素晴らしい。ステップも本当に上手。チャップリンらしい。4Tも転倒。3Lz+3Tは成功。1Aのあと高いジャンプからのフライングシットスピン。3LoはOK。コレオシークエンスの後、3F。コンビネーションスピンの回転が速い。ジャンプは残念でしたが、本当に昔より面白くなってると思います。スピードが出るのでコントロールが難しいのかな。でも、これから。なにわの喜劇王・織田信成将軍も解説者モードでまじめにコメントしてましたが、チャップリンに対しての感想が聞きたかったな。217.75
宇野昌磨。「トゥーランドット」4Loは美しい。3Loは何とか持ちこたえました。イーグルからの3Aも見事。フライングキャメルスピンも素晴らしい。フライングコンビネーションスピンもいい。ステップもすごい完成度だな。もう円熟の味。初戦からこんなでいいのか。4Fはちょっと流れがなかった。4Tは手をついてしまいました。4T+2Tもジャンプに入る前がすごい。3A+1Lo+3Fもすごい。3S+3Loもすごいなあ。コレオシークエンスのあとコンビネーションスピンまで隙が無い!これぞトゥーランドット!!妖精のようだった。失敗もありましたが細部までこりに凝った工芸品をみるような美しさがあふれてました。これ、すごすぎるでしょう。歴史に残るプログラムだなあ。301.10
カナダのパトリック・チャン。・・・やりづらい。「ハレルヤ」あああ・・・パトちゃんが1番演技の映えないタイプの曲を選んでしまいましたね。4Tは転倒。3Lzも手をついたかな。2A+1Lo+3Sと3Aにならず。コレオシークエンスは素晴らしいスピード。3Tは4Tの予定だったでしょうか。2A、2Loとジャンプミスが続きます。足換えのキャメルスピン。3Lzもバランスを崩してしまいました。3FはOK。フライングシットスピンのあと、ステップシークエンス、コンビネーションスピンは上手なんだけどな・・・。245.70。ここまで点が出ないの初めて見たような・・・。
アメリカのジェイソン・ブラウン。「Inner Love」4Tは転倒。3Aは両足着氷かな。足換えのキャメルスピンは素晴らしい。3Fは成功。ステップは面白いですね。さすがの美しさ。3A+3Tは成功。フライングコンビネーションスピンも素晴らしい。3Lz+1Lo+3Sも良いジャンプ。コレオシークエンスは素晴らしいスパイラル。1Loになってしまいましたが、3Lz+2T、2Aと成功。コンビネーションスピンから最後のポーズまでの盛り上がりが素晴らしい。まだ完成途中だと思うので、できあがったらすごくいいプログラムになりそう。261.14
○最終結果
1.ウノビタミンC
2.ジェイソン・ブラウンビタミンB1
3.サマリンビタミンE
4.パトリックビタミンP
5.ヘンドリクスビタミンD
6.ブレジナβカロテン
1位の宇野は文句なしですね。完璧な羽生結弦がいても完璧な宇野昌磨ならちょっとどちらが上か判断つかないわーというレベル。トゥーランドットだけど大満足。オペラに全く負けてない高級感あふれる作品。あとはジャンプを揃えるだけですね。2位のジェイソン・ブラウンも良かったけど、まだ宇野を見た後だとまだまだいろいろできそうな気がします。しっとりした曲だけに今以上にあっと言わせるところが欲しい。
3位はサマリン。ジャンプのレベルがすごい。これでスピンやステップも凝ってきたらどうなるんだろう。ロシア国内の争いも楽しみ。そして、4位はパトちゃん。本人もショックな結果じゃないかな。もしオリンピック金メダルを狙うならプログラムから直すべきだと思います。金メダルだけが全てではないけど。SPもFSもオーガニックすぎる。オーガニックでメダルが狙えるのは絶好調のコストナーだけ。ジャンプもクリスティ・クラールに見てもらうといいんじゃないかなあ。
5位のヘンドリクスは上出来!あとはジャンプを揃えるだけかな。6位のブレジナも復活中。ジャンプもかっこよさも戻ってきて成績が上がっている!

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: フィギュアスケート | コメントする

フィギュアスケートと影絵の融合

横浜がやっと1勝。ハマグチがほんとにがんばったなと思うマイク松ですこんにちは。ハマグチが喜ぶとベンチも活気づきますよね。
さて、フィギュアスケートはグランプリシリーズのさなかですが、富井がレビューしてる中で気になる記述がありました。

どうせなら空中でカニとかキツネとか作って跳んで欲しい

手あげジャンプですね。確かに両手あげのときにスローでよくみるとかにー!とかはとー!とか、片手あげのときにきつねー!(ぱくぱくしてる)とかだとおもしろいですよね。表現パートできつね同士の交流とか表現したり。
でも実際片手だときつねとかしかできないし、電話をしたりとかかな。あとはインパクトあるサインはなかなか難しそう。文化的に危ないサイン(中指を立てたジャンプとか)をしてしまうと大変です。中指立てながらトリプルルッツ。それってクチピーやん!だめだけどみたい!
しかしこういう限界はシングルに限った話。ペア競技になればもっと表現の幅が広がりますね。影絵で有名ないぬとかはととかを2人で作り出すことも可能かもしれません。グループ5ハンドトゥハンドのリフトとかだと、組み合わせている手が実はいぬを作っているとか、グループ5からキャリーに変化したときに実は手もはとに変化してるとか。新しい芸術だ。
スパイラルやアイスダンスのリフトになると、はとが飛んだりする情景を表現したり。スピードがでるから表現しやすいですね。
そしてアイスダンスではホールドですよね。普通に手をとっていたと思ったら手がいぬを作っていたり、きつねが近づいてきたと思ったらかにができていたとか。また左右からあわさってダンススピンに入ったと思ったら、中ではとができていたとか。時代は影絵だ。
フィギュアスケートにおける影絵レボリューション。起きるか。起きません。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: スペシャル, フィギュアスケート | コメントする

フィギュアスケートグランプリシリーズ2017 カナダ大会(3):女子シングルFS

ハロウィンって、仮装パーティーとして定着していくんだろうと思っていましたが、夕方のニュースを見ていると、保育園だか幼稚園ではほぼなまはげになっていました。やっぱり祭りって土地の影響を受けるものなのですね。富井です。
さて、女子シングルフリー。解説は織田信成将軍。実況はみかみさん。
本田真凜。「トゥーランドット」3Lzは成功。3F+3Tもいいですね。コンビネーションスピンも美しい。ステップも華やかですね。そこからすぐにフライングシットスピン。流れが良い。2A+3Tも流れのあるジャンプ。3Fは高さがなくて単独に。3S+2T+2Loも成功。ここから3Loまでがちょっと何もない感じ。2Aも成功。最後のレイバックスピンはきれいですね。流れが途切れなかったのはとても良かったですね。でも・・・トゥーランドットと言えば、太田由希奈ファンとしてはちょっと物足りないのですよね。流れはあったけど、逆に言えば流れてしまったなあ。次々展開してゆくような美しさが欲しい。でもデビュー戦としては十分。178.52
カナダのアレイン・チャートランド。「サンセット大通り」3Lzは転倒。ちょっと表情が暗い。3Fは何とか。フライングコンビネーションスピンは回転が速い。ステップはスピードがあって素晴らしい。2A+1Lo+3Sは成功。3Lzの2度目はきれいにきまりましたが、次の3Loも転倒。3S+2Tもステップアウト。コレオシークエンスも良いですね。2A+2LoはOK。フライングコンビネーションスピンも個性的で良いです。が、同じスピンが2度あってノーカウント。最後のコンビネーションスピンもノーカウントで134.17。ああ、最後の2つのスピンで8点以上失ってしまいました。もったいない。
カナダのラーキン・オーストマン。「レ・ミゼラブル」より。最初が1Fと、回ることができませんでした。しかし2A+3Tは鮮やかに成功。しかし次が2Lzと立て直せません。フライングシットスピンの後曲調が変わってコレオシークエンスのあと2T、3S+2T+1Lo、2Aは転倒、3SはOK。ステップもスピードがありませんね。フライングコンビネーションスピン、コンビネーションスピンと最後までちょっとミスが多かったですね。でも、これがデビューですから、これからの糧になるでしょう。123.56
オーストラリアのカイラニ・クレイン。映画「ムーラン・ルージュ」より。3Lz+2Tは最初のジャンプが高い。3Fも成功。3LzもOK。フライングコンビネーションスピンも面白いですね。コンビネーションスピンも個性的。3Loは慎重に跳んで成功。3Lo+1T、とここにきてジャンプミス。でも、ほとんど済んでいるので気が楽ですね。コレオシークエンスも躍動感が。2A+2T、2Aと全部終わってステップ。レイバックスピンの回転が速い。難易度は低いけど迫力があってなかなか見応えがあります。143.03
フランスのロリーヌ・ルカブリエ。「マリリン・モンローメドレー」衣装もマリリン風。3Lz+3Tは高さがありますね。3Fもスカートがひらひらしてかわいい。3Sも成功。キャメルスピンのポジションがきれい。コンビネーションスピンもおもしろい。マリリンぽいポーズも入ってステップもステキ。2A+2TもOK。2Aも成功。3Lzはステップアウトでコンビネーションにならず。コレオシークエンスのあと3Lo。最後のレイバックスピンは少し回転が足りないかな。このプログラムもジェイソン・ブラウンの振り付け師か。天才か。166.43
アメリカのアシュリー・ワグナー。映画「ムーラン・ルージュ」より。2Aは成功。ちょっと音楽と合わなかった。3F+3Tは迫力のあるジャンプ。2A+2Tも成功。フライングシットスピンも良いですね。続けてコンビネーションスピン。3LoもOK。3Fも幅がありますね。3Lo+2Tもセカンドジャンプで両手を上げて。ステップはゆっくりして、3Lzは高さがあります。コレオシークエンスでは良いスパイラルが入りました。フライングコンビネーションスピンでフィニッシュ。キャリアも終盤なのにジャンプが入りますね。やや回転が足りないところはあったようですが。183.94
アメリカのカレン・チェン。映画「2人でスローダンスを」より。スピードのある3Lz+2T。3Fも成功。コンビネーションスピンもスピードがすごい。フライングコンビネーションスピンも素晴らしい。ステップも上手ですね。2A+1Lo+3Sもいい。3Lzも高い。2Loになってしまいましたが、続くジャンプは2Aと成功。3Sはステップアウト。後半、やや疲れましたか。しかしスパイラルは全米女子チャンピオンにふさわしい素晴らしさ。やはり女子シングルはこうでなくては!レイバックスピンの回転速度も素晴らしいですね。170.40
本郷理華。映画「フリーダ」より。不思議なポーズから。3F+3Tはちょっと流れが止まってしまった。3Sは片手をあげて。3Lzはバランスを崩しましたがなんとかがんばりました。ステップはスピードの緩急が面白いですね。フライングキャメルスピンのあと2A+3T+2T、3Lo、3F+2Tとジャンプを続けます。フライングコンビネーションスピンは終わり方がもう少し気をつけて欲しい。コレオシークエンスは情熱的。そこから2Aがいい。コンビネーションはポジションが面白いですね。いいですね!あとは、顔の向きとか細かいところを気をつけて欲しいです。鈴木明子なら視線、首の角度までこだわりがありますよ。176.34
アメリカのコートニー・ヒックス。「アメイジング・グレイス」すごい、ステップから入ってるんだな。上手いなあ。3F+3Tは高かったんですが、着氷出来ませんでした。2Aは成功。フライングキャメルスピンも素晴らしい。フライングコンビネーションスピンも美しい。2A+2Tも成功。2Lz+1Lo+3S。スケーティングにスピードがあるから退屈じゃないですね。3Lz、3T、3Fと後半のジャンプは良かったですね。ちょっと疲れたかな。最後のコンビネーションスピンも仏像的。すごい。体力的に大変そうだけど素晴らしかった。182.57
ロシアのマリア・ソツコワ。「月の光」3Lz+3Tは高さも飛距離も凄い。3Fもいいですね。回転の速いレイバックスピン。ステップも優雅。滑りがいいなあ。3Loも素晴らしい。3F+1Lo+3Sもいい。3Lzはややバランスを崩しましたが小さな事。コレオシークエンスの後2A+2T、2Aとほとんどのジャンプで片手を挙げてます。フライングキャメルスピンはまずまず。コンビネーションスピンももう少し驚くようなスピードがあれば優勝しちゃいそうなのにな。なに、この正統派。メドベデワに勝つ日もあるかもしれない。192.52
カナダのケイトリン・オズモンド。「ブラック・スワン」3F+3Tは手をついてしまいました。2A+3Tは成功。すごい飛距離。3Lzもかっこいい。フライングコンビネーションスピンも素晴らしい。レイバックスピンのスピード!いいですね。3Loも流れが良い。バレエ部分はどうかな?2Fは3回転にならなかった。3S+2T+2Loのあと、ステップも迫力があります。コレオシークエンスも見せ場になりますね。2Aでは転倒。コンビネーションスピンでフィニッシュ。ミスも多かったけど、オリンピック金メダルを狙うに十分なプログラム。でも、去年の可憐な「椿姫」の方がオズモンドにはあっていたような・・・。アシュリー・ワグナーのブラックスワン(これは映画の世界観があふれ出していた)が心に残っているだけにちょっと比べてしまいます。212.91
ロシアのアンナ・ポゴリラヤ。ななんと、続けて「ブラック・スワン」3Lz+3TはOK。2Aも成功。フライングコンビネーションスピンは見事。3Lo+1Lo+3Sはやや着氷が乱れました。2Lzになってしまいました。続くフリップも1F。珍しい。2Lo+2Tのあと、2Aで転倒。珍しい。ステップは元気ない。当たり前か。スピンで転倒して腰を強打しました。立ち上がってコンビネーションスピン。うーん、残念。ミスしないのが普通だと思っていたので、ポゴリラヤでも失敗するんだな。怪我があったようですね。でも、プログラムはとてもキャラクターに合っていて、完璧な状態だったら良かったのではないかと思います。しかし、トップ選手のフリーがかち合うと難しいですね。156.89
○最終結果
1.オズモンドUFO
2.ソツコワ金ちゃんヌードル塩味
3.ワグナー夜店の一平ちゃん
4.ヒックスどん兵衛・きつねうどん
5.本田どん兵衛・天ぷらそば
6.本郷金ちゃんヌードルカレー味
1位はオズモンド。ジャンプミスが続いてどうなるかと思いましたが優勝。でもブラックスワンはもうちょっと改良が必要かも。完璧なポゴリラヤだったらポゴリラヤに軍配が上がりそう。2位のソツコワは良かった。ジャンプで手を挙げすぎなんじゃないかと思うけど・・・どうせなら空中でカニとかキツネとか作って跳んで欲しい(加点になるのかどうか知らないけど)。
3位はワグナー。ワグナーとしてはまだまだだったけど、魅せる力がすごい。まだ調整不足だから回転不足が取られなくなると優勝もあったのかもな。しかし、4位のヒックスがすごく良かった。スケートはスピードですよ、やっぱり。単調なアメージンググレースもあのスピードで滑ると全然退屈じゃない。すごい。
すごいといえば、5位の本田。ごめん、トゥーランドットには厳しくて。でもジャンプが決まれば持ち前の華やかさで魅了しますね。あとは、それ以上の驚きを与えて欲しい。やっぱりスピードなのかな。あとは美への異常なこだわり。それは6位の本郷も同じ。恵まれた容姿を生かすべく、どの瞬間も手を抜いて欲しくない。顔の向きとか些細なところがまだまだ雑に見える時があります。2人とも日本代表目指してがんばれ!

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: フィギュアスケート | コメントする

フィギュアスケートグランプリシリーズ2017 カナダ大会(2):男子シングルSP

台風が去って冬が来たけど、晴れてるので嬉しい富井です。晴れは良いな。毎日晴れてるといいのにな。ということで、続けて男子シングル。解説は織田信成将軍。実況はかくざわさん。
カナダのキーガン・メッシング。久しぶり。「雨に唄えば」4T+3Tは成功。3Aはオーバーターン。フライングキャメルスピンは回転が速い。傘を持ったマイムもステキだったのですが、イーグルで躓いて転倒。もったいない。足換えのシットスピンもドラマがあっていい。ステップもなかなか。3Lzも成功。コンビネーションスピンは回転速度が速い。ああ、転倒が残念でしたね。82.17
カナダのニコラ・ナドー。今年の世界ジュニア選手権銀メダルだそうです。20歳。「A Wink and a smile」すごい長身。4Tは転倒。なんかスケーティングに品がある。ジェフリー・バトルを思い出すな。3Aは成功。ステップもオシャレというか、これ、バトルの振り付けじゃない?足換えのシットスピンはおもしろい。3F+3Tは無難。フライングキャメルスピンはもう少し回って欲しいな。コンビネーションスピンは長い足をホールドするのが大変そうだ。74.23
ドイツのパウル・フェンツ。25歳。あまり記憶にない選手。ヒゲ。「ワンダーウォール」オアシスじゃないんだ!4Tは手をついてしまいました。オアシスだった!まさかのジャズアレンジ。3Aは成功。キャメルスピンは面白い入り方。でも止まりそう。ステップはおもしろいけど、ワンダーウォールだけに曲に????が並んで集中出来ない。全くギャラガー兄弟の匂いがしないんですけど・・・。3Lz+3Tは成功。シットスピンの後、拝みポーズのコンビネーションスピン。68.48
韓国のチャー・ジュン・ファン。16歳。フェンツの後だとずいぶんかわいい人が出てきたなぁという感じ。韓国チャンピオンらしいです。「ジプシーダンス」4Sは成功かな。3Lz+3TもOK。コンビネーションスピンはなかなかのスピード。この先を急ぐ感じ、懐かしい。昔の日本人選手を見ているよう。3Aも成功。フライングキャメルスピンはポジションがきれい。ステップのあと、足換えのシットスピン。最後まで走りきったという感じですね。初々しいな。コーチはオーサーらしいので、来年以降の進化が面白そう。68.46
オーストラリアのブレンダン・ケリー。「ルール・ザ・ワールド」2T+3Tと、最初のジャンプが上手くいきませんでした。4Sは転倒。フライングシットスピンは見事。キャメルスピンもポジションがきれい。3Aも手をついてしまいました。ジャンプが上手く行きませんね。ステップは身体を大きく使ってなかなかいいスケーティングだと思うのですが。コンビネーションスピンも回転がいい。63.19
無良崇人。おお、オリンピックまで続けるんですね。「ファルーカ」4Tは何とか着氷。3Aは高さがあります。でも、もう少しスピードがあれば幅が出たのにな・・・でもカメラの位置の問題かも。フライングキャメルスピンはまずまず。シットスピンは最後が止まりそう。3Lz+3TもOK。ステップは見応えあります。コンビネーションスピンは面白いポジションでしたね。74.82
チェコのミハル・ブレジナ。織田信長みたいなヘアスタイル。「鼓童」4S+3Tは成功。3Aも成功。おお、良くなってる!!フライングシットスピンも良いですね。曲にあったシャープな動き。体型もシュッとしたような。フライングキャメルスピンもポジションがきれい。が、3Lzがステップアウト。もったいない。ステップはもっと曲に合わせて恐ろしいぐらいのスピードが欲しい。そしたらメダルに届くと思う。コンビネーションスピンは個性的なポジションで良い。衣装は龍とコブラが戦っているのがちょと残念。80.34
ベルギーのヨリック・ヘンドリクス。「灰色の途」難しい曲名。3Aはまずまず。シットスピンがかっこいい。コンビネーションスピンもステキ。3Lz+3Tはちょっと間があいたけどコンビネーションになりました。ステップからの3Loもスムーズ。ステップも上下動があって情熱的。顔の必死さがいい。フライングキャメルスピンも手のポジションが面白いよね。4回転無いけど落ち着いてみられて良いプログラム。82.08。意外に高得点だね!
ロシアのアレクサンドル・サマリン。19歳。宇宙的な衣装。ロシア期待の星らしいです。「月光」ほか。4Lz+3Tは着氷はイマイチでしたが着氷。4Tも成功。おお、ジャンプマシーンなんですな。フライングキャメルスピンも形がきれい。若いから身体が柔らかい。3Aは空中で斜めになりましたが立ちました。すごい。シットスピンはまあまあ。ステップはがんばっている。コンビネーションスピンも手足が長いから映えますね。終わった後はあとちょっとというジェスチャー。ロシアの選手にしては明るい!84.02
アメリカのジェイソン・ブラウン。ミュージカル「ハミルトン」より。身体の使い方が抜群に上手い。3Aもきれい。3Lzも流れの中ですっと跳びます。レイバックスピンも美しいなあ。シットスピンのポジションの美しさには加点4をあげてほしい。ちょいちょいはさむバレエジャンプもきれい。3F+3Tもそのジャンプと何ら変わりなく・・・すごい。このステップはレベルが4じゃたりない。コンビネーションスピンもスピードが自在に変わるんですよね。すごい。90.71
カナダのパトリック・チャン。生え際が・・・いえ、何でも無いです。「全ては風の中に」すごいスピードだ。その中から4T+3T。飛距離は素晴らしいですが、着氷が完璧ではないですね。3Lzはすばらしい。足換えのキャメルスピンもすごいなめらか。3Aはちょっと手をつきましたが、想定内。ステップはやはりすごいなあ。それからすっとフライングシットスピン。コンビネーションスピンも素晴らしい。すごい、すごいけどわたしが夢中になった頃のパトリックに比べるとエモさが足りないのよねー。94.43
宇野昌磨。四季より「冬」4Fは簡単に決まりますね。鮮やか。それからすぐのフライングキャメルスピンも素晴らしい。ステップも素晴らしいですが、パトちゃんの後だとスピードがゆっくりに見えるなあ。でも、後半、曲のテンポに合わせてだんだんスピードが上がっていくのがいい。4T+2TもOK。後半は大きいですね。イーグルからの3Aも完璧なコントロール。降りた後のイーグルが素晴らしい。シットスピンの後にコンビネーションスピンと盛り上がります。さすが。103.62
○SPが終わってからの順位(ビタミン的に)
1.ウノビタミンC
2.パトリックビタミンP
3.ジェイソン・ブラウンビタミンB1
4.サマリンビタミンE
5.キーガンビタミンB2
6.ヘンドリクスビタミンD
1位の宇野昌磨は完全に4Fを自分のものにしていますね。SPでこんなのすごすぎる。あとはもう少し滑りのスピードかな。まあ、パトちゃんに比べるとって話ですけど。2位のパトちゃんは・・・好きな人は好きなんでしょうけど、オーガニックなサラダを食べているような感じ。曲からしてエモさとエロさがないんですよね。高等技術がパンチとして伝わってこない。もっとわかりやすい曲と振り付けが欲しい。勝てなくなったのは4回転ジャンプだけじゃないと思う・・・ローリー・ニコルに振り付けしてもらえば良いのにな。
3位のジェイソン・ブラウンは最高。もうこれでいい。ヘタに流れを止める4回転を入れるぐらいならこの完成度で勝負。題材も振り付けも最高。とはいえ、4位のサマリンの4Lzもアツい。新世代はここまでやって当たり前なんですね。あとはジャンプがプログラムとなじめばもっと点が出ると思う。あとは、根性だな。
5位のキーガン・メッシングは元々アメリカの選手。カナダに移ってスケートのスタイルもジャンプだけじゃなくなっててこれからが楽しみ。ヘンドリクスもステップが良かった!雰囲気たっぷりの欧州男子の代表格になってきた。今年は欧州のメダルを狙えるかも。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: フィギュアスケート | コメントする

フィギュアスケートグランプリシリーズ2017 カナダ大会(1):女子シングルSP

もう10月も終わりですね、富井です。
ということで、なんと、やっっっっとフィギュアスケートです。以前マイク松も言ってましたが、浅田真央の引退で一時代終わってしまったなあという感じで気持ちが離れてしまったのですが、ですが、見始めると面白いですね!まだアシュリー・ワグナーがいる!ケイトリン・オズモンドも素晴らしい!ということで、追いついていきたいと思いますが、とりあえずアメリカロシアを飛ばしてカナダから。
カナダのラーキン・オーストマン。初めて見るゴージャスな選手。19歳。映画「キャバレー」より。3S+1Tになってしまいました。3Fも転倒。ちょっと残念な選手。シットスピンはなかなか。レイバックスピンも良いですね。2Aは成功。ステップは音楽を上手く使っています。もう少しスピードが欲しいところですね。コンビネーションスピンはちょっと疲れたかな。41.79
オーストラリアのカイラニ・クレイン。19歳。オーストラリア選手権優勝って事は世代交代ですかね。「わたしを夢見て」他。なかなかのスピード。3Fは成功。コンビネーションスピンも回転が良いですね。小芝居をはさんでステップ。顔芸がメドベデワっぽい。憧れているのでしょう。ステップはちょっとゆっくりかな。終わったら急にスピード増して3Lo+2Loと片手をあげた2A。手の上げ方もメドベデワっぽい。シットスピンは躍動感があります。最後のレイバックスピンも良かったですね。54.96
アメリカのコートニー・ヒックス。やっと知ってる選手。「ノクターン」スピードありますね。3F+3Tは間にオーバーターンが入りましたが、最初のフリップが高い。レイバックスピンもステキ。フライングキャメルスピンも良いですね。ステップもスピードが落ちません。急にレベルが上がった感じ。ツイズルも入っていいです。3Lzも高さがありますね。2Aもきれい。コンビネーションスピンも工夫があります。ああ、あっという間だ!いいですね。64.06。もうちょっと出るかと思いました。あ、途中ターンが入ったんでしたね。忘れるぐらいいいできでした。
カナダのアレイン・チャートランド。「リベルタンゴ」衣装が真っ赤!チャートランドもスピードがある。でも、3Lzで転倒してしまいました。ちょっと引っかかったみたい。3Lo+3Tもちょっとバランスの悪いジャンプ。フライングシットスピンは良いと思う。1Aもちょっと上手くいかない。ステップも顔が怖い。ステキな振り付けなのにな。レイバックスピンもOK。コンビネーションスピンはスピードがあってタンゴっぽい。残念だった・・・。46.51
フランスのロリーヌ・ルカブリエ。やや馴染みのある選手。映画「おもいでの夏」より。衣装が凝っているが、色がすごいピンクだな。3Lz+3Tは着氷がイマイチでしたが何とか成功。フライングキャメルスピンは背中の柔らかさが美しい。ステップはそんなに難しくないけど一生懸命さが伝わります。3Loは成功。2Aも成功。コンビネーションスピンは最初の回転がすごかった。レイバックスピンも見事な回転速度とポジション。なかなかの出来だったのでは!59.08
本田真凜。グランプリシリーズデビュー戦。濱田コーチ、ひさしぶり。それにしても、滑るまでが長いな・・・。「ザ・ギビング」3Lz+3Tは転倒。コンビネーションスピンはきれいですね。ステップもスケートが伸びやか。でもこの曲、意外に難しい。ステップの途中でややバランスを崩しましたが、次のキャメルスピンは問題なし。ステップからの3Loは成功。2Aの予定が1Aになってしまいました。最後はレイバックスピン。うーん。ちょっとミスが多かったですかね。コーチは笑顔だけど目が怖いぞ。52.60
本郷理華。「カルミナ・ブラーナ」曲にあった力強い動き。3F+3Tは成功。レイバックスピンも個性的。でも、もうちょっとスピードが欲しい。フライングキャメルスピンも最後のポジションの回転がもう少しあればなあ。でもスケートのスピードがある。3Lzも成功。慎重に跳んだけど2Aも良かった。ステップも素晴らしい。コンビネーションスピンはスピードがあって素晴らしい!おお、これは!良いのでは!!61.60。もう少し出ると思ったけどな。
アメリカのカレン・チェン。映画「ムーランルージュ」より。すごいタンゴっぽい衣装。素晴らしいスピードの3Lzでしたがステップアウト。フライングキャメルスピンも良いですね。ステップは高橋大輔を思い出すともうちょっと欲しい気も。でもイナバウアーのところは迫力あって良い。3Lo+2Tは普通でしたが、2Aがすばらしい。スパイラルも美しい。コンビネーションスピンも曲の盛り上がりに良く合っています。さらに高速のレイバックスピン。ジャンプは失敗してしまいましたが、いいですね。気迫を感じました。61.77
アメリカのアシュリー・ワグナー。おお、ワグナー健在!「Hip Hip Chin Chin」この曲良いです!また見られて嬉しい。3F+3Tはやや着氷に乱れ。フライングシットスピンの後、手拍子を煽りながらのコンビネーションスピン。すごいなあ。2Aも成功。ターンからの3Loはなんとか。ステップは自由にやってる感じがすごい。レイバックスピンはやや短いか?まだ完成してない感じだけど照準は全米選手権ですから。61.57
ロシアのマリア・ソツコワ。ソツコワまだ17歳なんだ。「白鳥の湖」選曲が・・・オリンピックに出るつもりだな(当たり前か)。伸びやかなスケーティング。何にもしてないけど良い。3Lz+3Tも高い、しかも手を挙げてる。コンビネーションスピンもスケールがでかい。ステップからの3Fの飛距離の素晴らしさよ。2AもOK。フライングキャメルスピンもいいですね。ステップシークエンスも派手さはないけどすばらしい。レイバックスピンまで途切れませんね。あー、これはすごい。66.10
ロシアのアンナ・ポゴリラヤ。「エスペランサ」この人もすごいスピードからの3Lz+3T。すごいこと普通にやるね。コンビネーションスピンも素晴らしい回転。手のポジションがきれいですよね。ステップもすごいスピードだなあ。ソツコワより見せ方が上手。3Loも跳んだ後もスピードが衰えない。2Aも成功。フライングキャメルスピンも素晴らしいわ。レイバックスピンもミニマムな美しさ。仏像のようだよ。ありがたい。69.05
カナダのケイトリン・オズモンド。何度も言っているかもしれませんが、数年前からイチオシの選手。「パリの空の下」ほか。去年からのプログラム。すごいスピード!!!3F+3Tは回転がゆっくり見えるのは何で?飛距離が長いから?ステップからの高さのある3Lzそのあと、スーッと伸びるのがね。すごい。フライングキャメルスピンも美しいけど、その後のフランス人形のようなポーズがいい。2Aも着氷した後、スーッと伸びるのがすばらしい。レイバックスピンも美しい。ステップは美しいしシャンソンにぴったり合ってますよね。オシャレ!エスプリ(意味は分からんけど)!コンビネーションスピンも最後のポーズまで完璧。ぱさーっ、ぱさーっ(リンクに花束を投げ込む音)76.06。
○SPを終えての順位(わたしの好きなカップ麺にちなんで)
1.オズモンドUFO
2.ポゴリラヤ金ちゃんヌードル
3.ソツコワ金ちゃんヌードル塩味
4.ヒックスどん兵衛・きつねうどん
5.カレン・チェンカップヌードルシーフード
6.本郷金ちゃんヌードルカレー味
1位はオズモンド!すごいですね。これぞ北米女子スケーターという華やかさとビッグジャンプでオリンピックに向けて体調を整えるだけじゃないですか。ええ、敵は怪我だけです。そして2位は年々素晴らしくなるポゴリラヤ。いつも安定感がすごい。
3位はソツコワ。去年はイマイチ魅力が分からないところもありましたが、スケールが大きい。高級車って感じですね。あとはわかりやすい振り付けの華やかさかな。4位のヒックスもジャンプとスピードは一級品。5位のカレン・チェンはジャンプが残念でしたが、良くまとまってて、躍動感がすばらしい。
6位の本郷もダイナミックさが増してて荒川静香+鈴木明子という雰囲気。あとは2人並みのスタミナが課題かと。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: フィギュアスケート | 2件のコメント

ソフバンの球団歌って意識高い

休日なのに名古屋に出張してきたマイク松ですこんにちは。関西は朝に、名古屋は夕方に風雨がすごくて、しっかり台風を堪能してきました。というか疲れる。
さて、日本シリーズみています。第2戦はなかなかの接戦。第1戦のようなのではなさそうです。
ところで7回は球団歌が流れますが、よく考えるとソフバンの球団歌って意識高めですよね。鍛えし翼、疾風の如く、と要件を付け加えたあとでいきなり栄光を目指します。そして無敵、炎と加えます。高い意識求めてきますよねー。
他の球団はどうなんだろうとみてみると、そこまで意識は高くないです。それでいいんだと思います。
西武はあえていえば求めているのは吠えろよ限りなく、くらいで、あとはウォウォいうてるだけなので優しいです。ラクテンはがんばれがんばれが多いので、しんどいときにはきついかもしれませんが、そんなに求めてないニュアンスですよね。ハムはいちおう進めとかいっていますが、さわやかに、ですから。やさしいです。あとほんとにいい歌。
パ・リーグの中で意外に意識が高いと思われそうなのがロッテ。「王者はおごらず勝ち進む」ですからね。でもこれは「ロッテはおごらず」ではないのがポイント。強いときには確かにおれたち王者だからなという気持ち、弱いときにはまずは王者にならなくちゃなという気持ちになります。便利。秀逸な歌詞です。
セ・リーグは球団歌がそんなに新しくないのが多いため、抽象的で意識が高くならないです。黄泉瓜は知らないのでおいといて、カアプは栄光の旗を立てよとはいいますがカアプカアプいうてるだけなので楽しい。ハンシンはファンのことを考えると厳しそうに見えますが、肝心なところはオウオウフレフレいうてるだけなのでこれまたやさしいのです。そもそも六甲おろしって何?みたいな疑問の方が優先。横浜はオーオーウォウウォウいうてる上に、2017バージョンはカントクや選手が歌唱に参加して、なんだなんだといってる間に意識高さとかは忘れてしまいます。
ヤクルトはほんとはかっこいい球団歌があると思いますが、一般的に知られているのは東京音頭。意識高いところはまったくありません。逆にすてき。ヤクルトは応援歌といえばなんなんだろう。逆にセ・リーグの中で意識が高いのは中日でしょう。通常版に加えて、選手の名前が入っているバージョンは、こういう役割を果たせという命令が下っています。結構意識高い。でもあまりに具体的すぎて意識高さが目立たないのもあるかもしれません。
最後に種いも球団オリック。実はあるんですよ球団歌的なやつ。「SKY」っていいます。1つだけバンドサウンドな感じです。その特徴は徹底してファンの立場から、世界平和のように勝利を願っているということです。ホームランが出たら明日がひらかれるなーとか、白いボールいざなってくれや頼むわとか。そもそも冒頭に出てくる夢追い人って誰なんでしょうか。今変換したら夢老い人って出て誰が老人やねんと思いましたが、妖怪なのかもしれません。あーおりっくすばふぁろーずはかけ声のように考えれば、徹底的にファン目線、抽象的に攻めてきます。サプリメントで「こんな気持ち初めてですよ!」とか「朝がいいんですよ!」とか「モリモリ、スッキリ!」とか徹底的にぼかしているのと同じ理屈です。そんな球団歌と徹底した発芽しない種いも野球、そして幻野球、霊野球、空野球、脳内野球で、果てしなく拡張する抽象の中で戯れる野球。そんなポストモダン球団オリックの拡張するテクストにご期待下さい!

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 野球 | コメントする

もし他球団が他の街に新球場を作るなら

日本シリーズ第1戦みていましたが、途中からさんぽにでかけたマイク松ですこんにちは。10-1にしてしまったらきついですよね。むしろ明日に割り切れそう。
さて、日本シリーズをやってる中でも、ハムの新球場構想は進んでいるようで、候補地の中で、札幌市内の2案はいろいろあって難しいという見解が示されました。まあ確かに大変ですよね。こうなると北広島市の案に集約されそうですが、アクセスが大変そうです。JR北海道とかがなんとかしてくれるのでしょうか。
でも他チームが新球場を建設することは、たぶんカアプとハンシン以外はある話だと思います。カアプは作ったばかりですし、ハンシンはもう甲子園は生き物なので、試合しながらちょっとずつ生まれ変わっていくんだと思います。人間みたいに。
じゃあもし他のチームが新球場を作ったらどうなるか。考えてみました。
たとえばハンシンが西宮市の外に新球場作るとどうなるかといえば、候補地を検討する前に、阪神電鉄が通った街が先にできているという展開になるでしょう。アクセスを考えるより先にアクセスができている。なんなら球場より先に街ができてて、その中心部にぽっかり候補地があるよ、みたいなことになるでしょう。オヤガイシャバンザイ。
ホークスも三軍施設はすでに新幹線すら通っている場所に選定されましたし、いざとなれば西鉄ががんばるでしょう。西武も新球場となれば西武鉄道沿線か新しい街を作っていくでしょう。阪神電鉄ほどのスピードはないにせよ。オヤガイシャに電鉄がいるといろいろ助かりますね。
街作りのスピードが速いのは横浜とラクテン。候補地を選定したら、アクセスを考える前にまず街ができているでしょう。スピード経営。商業施設作りが得意なのはロッテとハム。きっとハムも街の構想はめっちゃできてるはず。鎌ケ谷で実験済みですし。
カアプと黄泉瓜は方向性は異なっていても、周りが勝手に作ってくれる感じになるのではないでしょうか。ヤクルトはあまりいい感じのボールパークを作る感じが想像できませんが、そうなったら松山にくればいいでしょう。中日は周囲の製造業に勝手に進められ、むしろ主導権をどう維持するかが課題になりそうです。
最後にオリック。本拠地候補はホモフィーとかいろいろあるので、そこでしばらく過ごしながら、凶世羅ドーム自体を建て替えることになるでしょう。アクセスは結構いいので。まずは徹底的に破壊。弱かったオリックのなごりは徹底的に破壊します。そして更地になった場所の中心にまずシュンタを生き埋めあるいは即身仏として安置します。そしてそこを中心に魔法陣を描いて、六芒星のそれぞれの頂点に選手を6人生き埋めにします。きれいに魔法陣が描けたら、その上に新球場を作ります。周囲をボールパークにするのもよし、大正区の街並みを残すのもよし。大事なのは種いも錬成陣です。
シュンタをはじめとした7選手による種いも錬成陣は、強力な呪力を秘め、試合展開を左右する様々な怪奇現象を引き起こすでしょう。相手チームと自分たちがまったく打てなくなるとか、逆に相手チームと自分たちの繰り出すピッチャーが全員大炎上するとか、両チームともエラーが続出するとか、逆に両チームともエラーをまったくしなくなるとか、FAでいい選手がやってくる代わりに別の選手が出ていくとか。よくみたら全部等価交換だ。メリットじゃない。
あとは球場内に多くのはとが住み着くとか、試合中にたくさんの動物が横切っていくとか、気がついたら選手の半分が動物になっているとか、オフはみんなで冬眠するとか、ドラフトで指名した選手の半分が鳥とか、選手が全員芽が出なくて困るとかの怪奇現象が起こるでしょう。最後はもう起こってましたね。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 野球 | コメントする

ドラフトにおける継続的験担ぎのご提案

さて、先日のドラフト会議では、キヨミヤをハムが指名することができました。あらためてハムは強運だなと思います。キダGM補佐がくじを引いたのもびっくりしました。そんなことやってるんですね。
ところでドラフトといえば験担ぎですよね。球団の運命がくじで決まるというのはなんかすごいジャパンを感じますよね。たとえばNFLでは前シーズンの成績で指名順が決まり、基本ウェーバーで、競合はなく、指名順を取引することができます。プロ野球も2巡以降は普通にドラフトですが、指名権の取引もないですし、競合した場合は抽選になります。そこで取り上げられるのが験担ぎです。
今回の主立ったところでは、ハムはキダGM補佐がさんまさんに左手でいけとアドバイスをされましたし、カアプはオーナーが勝負パンツをはいてました。あとはネクタイをあわせたり。他方でオリックはフクラカントクは特に何もせず右のくじを引くと決めていたそうです。まあなにしろドラフトくじ11連敗ですからね!何もしないのが最大の対策ッ!!
正直ドラフトくじがここまで球団の運命を左右するのであれば、そんな一夜漬けの験担ぎよりも、年間通して対策をすべきです。ハムはクリヤマカントクがくじをはずしたので、キヨミヤの早実のある街で育ったキダGM補佐が担当することになったそうですが、実はキダGM補佐がハムの秘密兵器だった可能性もあります。

  • 毎日滝で修行
  • おふろは全部聖水で
  • 日常的にお祓いを受ける
  • というか神社に就職する
  • 家は300の鳥居で守られている
  • 日本中のパワースポットの分社を受ける

オリックはメジャー挑戦が濃厚なヒラノを人柱にした種いも錬成陣を使ったか、アンチ験担ぎ、ダークサイドの力を使ったかのどちらかだと思います。
とにかく巫女さんみたいなくじ引き専用の人を日常的に育成すればいいでしょう。その人を禰宜・神官か大僧正・大阿闍梨にしていけば、球団直営の神社・寺院としてファンの信仰を集めつつ、スランプに陥ったハンカチのような人を救い出すこともできるでしょう。あ、今思いつきましたが、ハンカチはもうそういう役に将来的に育てていくのもありな気がしました。人為的にカワサキレベルのラッキーチャームを作り出すのだ。
まあオリックはもはや凶世羅ドームを霊山のように使いながら、種いもどもを人柱にした種いも錬成陣で復活を図ろうとしていますが、今から田口壮に続くラッキーチャームを育成していって下さい。このままではアンチ験担ぎが過ぎてシスの暗黒卿を生み出してしまいそうです。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 野球 | コメントする

オリックがドラフトくじで勝った!

WOWOWで安室ちゃんの25周年ライブみたマイク松ですこんにちは。初期の曲と小室プロデュースの曲がたくさん歌われていて熱かったです。このDVDが出たら絶対売れる。
さて、今日はプロ野球のドラフト会議がありました。ドラフト会議って何も会議してないのになんで会議なんですかね。
そんな会議でなかなかのラッキーイベントがありました。そうなんです!オリックが競合のくじびきで勝ったんです!
…またそんなうそついてっていう人と、それってそんなにすごいことなの?という人がそれぞれ10%ずつ、あとの人はオリックって何?という方だと思いますが(そこから!?)、すごいことなのです。過去にオリックは多くのドラフトで他球団と競合し、くじでことごとく負けてきたのです。いつぞやは3回抽選で負けて、ようやく引き当てたのがシュンタという、4回目が一番負けてるやん!的な悲劇もあったものです。
そんなくじ運に見放され、絶対宝くじ買ってはいけないチームNO.1の称号をほしいままにしているオリックですが、今回も西武と競合してしまいました。しかし今回はなぜか勝ってしまいました。社会人ナンバーワン左腕といわれるタジマの交渉権を獲得しました。うれしかったのかフクラカントクも思わず「うちには使えるピッチャーが全然いないからもうオマエに開幕から先発ローテに入ってもらうからな(意訳)」と期待を込めていました。実際手薄どころか全部幻のようなものなんですけどね。
タジマをはずした西武もすぐ次の人を当てたのですが、今回伝説の3回はずしを達成したのはクドーカントクでした。「つらいってもんじゃないよ」だそうです。ですよね、わかります。ようやく引き当てた人が活躍してくれるといいですね。
しかしクドーカントクも3回はずすとは。大相撲でいうプロビデンスのとばり(註:悪い運命をつかさどるフォースみたいなもの)が、いよいよオリックではなくソフバンに降りていくのかもしれない。これからソフバンも獲得する選手がみんなそこそこしか活躍せず、それでいて強い選手はみんな引退してしまい、若手が全然芽が出ないな~などというようになるのかもしれない。巣ごもり球団とかいわれたりして。
とりあえずカワサキを大事にしよう。あのラッキーチャームをうっかり出してしまったばっかりに、カブスは敗退してしまいました。もう1人のラッキーチャーム、田口壮を擁するオリックはそろそろラッキーが訪れるんじゃないでしょうか…。

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