大相撲5月場所2019:2日目

昨日に続いて「バーフバリ2」みたマイク松ですこんにちは。バーフバリはみてない方が悪い。というかこれほんとに終わるのかなと思いました。
夏場所は2日目。オキノウミを頼む…(絶命するキセさん)

2日目。実況は大坂さん、解説は正面がキセさん、向正面が雷親方。
大翔鵬×千代翔馬。張り差しからもろ差しになった千代翔馬、さすがにこの体勢では勝てますね。いい立ち合いでした。
勢×石浦。勢は今十両なんですね。勢がいい立ち合いしました。石浦が中に入って寄り倒し。勢も小手投げにいきますが及びませんでした。よく動けましたね。
徳勝龍×照強。照強のソルトシェイクに大歓声。照強中に入っていきますが、正面から押した徳勝龍が逃さず押し出しました。動きを止めたのがよかったですね。
琴恵光×炎鵬。琴恵光張り差しからもろ差し。炎鵬もなんとか動いていきますが、逃さず琴恵光が押し出しました。立ち合いでもう少し押し込みたかったですね。
志摩ノ海×千代丸。千代丸突き放しますが、そこから右四つ。志摩ノ海も自分の形にしようとはしますが、しっかり四つでもとれる千代丸、寄り切りました。よく考えてましたね。
佐田の海×矢後。矢後突き放していきます。佐田の海は張り手でペースを掴み、中に入って寄りきりました。矢後も突き放しきれませんでしたね。
輝×松鳳山。突き押しあいから松鳳山もろ差し。輝もきめて振りにいきますが、しっかり残した松鳳山が寄り切りました。輝の突き押しあまり最近効き目がないですね。
栃煌山×阿武咲。阿武咲くいついてでます。栃煌山肩すかしにいきますが及ばず。阿武咲攻めの相撲がとれてますね。
魁聖×錦木。魁聖おっつけから出ますが、錦木が小手投げ。実は魁聖に強いんですよね錦木。4連勝。
友風×朝乃山。友風おっつけていきますが、朝乃山が左上手から上手投げで転がしました。友風も気をつけてはいたんですけどねー。
宝富士×正代。差し手争い。マサヨが左を差したところで宝富士がつかまえようとしますが、マサヨの引き落としが決まりました。やはりあれくらい入っただけでコントロールできるのがマサヨの強み。
明生×嘉風。おっつけていく明生をぼーんとはたき込んだ嘉風。初日でましたね。引かずにいったらこれくらいできる。
隠岐の海×妙義龍。オッキー兄さん、前暗黒卿の前で勝ちたいところでしたが、妙義龍がもろ差し、寄り切りました。オッキー兄さんさえない取り口。令和というのがプレッシャーになっているのか。まだ平成まだ平成。
竜電×阿炎。阿炎の突き放しがよく決まってますが、攻められながら差した竜電が押し倒しました。阿炎相撲は悪くないぞ。キセさんは竜電の腰のきまりがいい、いい攻めだと評価。
玉鷲×御嶽海。押し合いから頭をつけていく両者。御嶽海左を差しますがまた離れた。玉鷲も当たって押していきますが、御嶽海がどん引きではたき込み。惜しかったですねー玉鷲。こういう相撲をとっていけば道は開ける。熱戦に大盛り上がりでした。
逸ノ城×千代大龍。突き放していく千代大龍ですが、間合いを詰めて寄り切った逸ノ城。なんか余裕もってとってますね、千代大龍には。
大栄翔×栃ノ心。栃ノ心は前の紫の締め込みに戻してきてるんですね。突き押しからがばっと右四つ左上手とれました。安定の寄り切り。あの形になる工夫をしっかりしてますね。相撲が戻ってきているとキセさん。決まり手はつりだしでした。
豪栄道×碧山。右四つに組みました。胸を合わせると碧山ですが、ゴーエードーは常に動いてバランスを崩してすくい投げ。碧山は上手をやりたくなかったですねー。
貴景勝×琴奨菊。貴景勝中に入られないように突き放して引きで崩したところでどーんと押して押し出しました。リズムをつかんでますね。このままいきたいところ。
遠藤×高安。実は対戦成績は互角。高安の突き放しを遠藤いなしていきますが、休まず引かずに押した高安が押し出し。今日はいい相撲とれました。キセさんもしっかり昨日から修正してきたとのこと。よきよき。
北勝富士×鶴竜。北勝富士当たってすぐ引いてしまいました。鶴竜押し出し。うーん。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 大相撲 | コメントする

大相撲5月場所2019:初日

富井にすすめられてやっと「バーフバリ」みたマイク松ですこんにちは。これは確かに「バーフバリは見てない方が悪い」という意見も納得です。明日は続きみます。
さて、大相撲も令和最初の夏場所が始まりました。楽しみにみたいと思います。オキノウミー!!(ひざでスライディングしながら)

初日。実況は佐藤さん、解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さん。
白鵬は結局休場しました。まああのけがはしょうがないですよね。
千代翔馬×豊ノ島。豊ノ島はまた十両。左四つから千代翔馬下手投げにいきますが、離れたところを豊ノ島が突き落としました。また上がってきてほしいです。
大翔鵬×石浦。2人ともなんとか幕内に残りました。石浦がどんどん動いていきますが、下手を差したところで大翔鵬がきめてきめだしました。あれ強烈ですよね。
照強×琴恵光。右四つに組んでいきます。琴恵光がおっつけながら前に出ますが、土俵際で照強が突き落とし。タイミングがよかったです。最初から狙ってましたね。
徳勝龍×炎鵬。新入幕の炎鵬と返り入幕の徳勝龍。差した炎鵬をつかまえて出ようとしますが、すごいするするっとはずについた炎鵬が寄り切りました。あの動きはいいですねー。すくいで崩したんですね。見事見事。最近小兵が上がってくるようになりましたね。でも男前です炎鵬。
千代丸×佐田の海。返り入幕の千代丸、立ち合いから九重メソッドではたき込み。まあ久しぶりだしね。
志摩ノ海×矢後。新入幕志摩ノ海。こちらは大きい力士。矢後のはたきをしっかり残して突き押しあいになります。しかし矢後のリズムのいい突き押しとはたきがうまく決まりました。
松鳳山×栃煌山。松鳳山突き放していきます。栃煌山中に入られて首投げにいきましたが、しっかり松鳳山が寄り倒し。
輝×阿武咲。阿武咲がいいおっつけで起こして押し出し。立ち合いは輝に止められましたが、休まず押したのがいいですね。
錦木×友風。友風押していきます。錦木も寄り返そうとしたところで友風のはたきが決まりました。
魁聖×朝乃山。魁聖は太ももにできものができて稽古ができなかったらしい。朝乃山の投げをこらえる力がなかったです。徐々に慣れていきたいですね。朝乃山の投げも強烈。
正代×明生。明生しっかり押し込んでいきますが、マサヨ押し込まれながら左を差しました。そこから体を寄せていって寄り切り。舞の海さんはあそこですくいにいくと投げの打ち合いになってしまうからその判断がよかったとのこと。マサヨ初日白星久しぶりですね。
宝富士×嘉風。嘉風おっつけていきますが、引いたところを宝富士が出て押し出し。うまくなかったですね。
妙義龍×竜電。おっつけあいになりました。はたきで崩した竜電が送り出し。しのいだのがよかったです。妙義龍も悪い相撲じゃない。
隠岐の海×阿炎。オッキー兄さんしっかり押し込んだのですが、土俵際で残した阿炎がどーんと引いて引き落とし。あそこまでいってたのになー。まあ初日黒星くらいでちょうどよし!
碧山×玉鷲。突き押しあいになりますが、碧山が強烈な張り手!玉鷲も押し返しますがあれをまともにくらったら相撲になりませんよね。碧山にしては珍しい取り口。
千代大龍×栃ノ心。栃ノ心は10勝する必要があります。がんばれ。千代大龍いい立ち合いでしたが、栃ノ心がもろ差しからつって寄り切り。これは激しい。これが栃ノ心ですよね。取りこぼさないようにいこう。千代大龍は198kgありますが軽々とつっていました。
逸ノ城×大栄翔。立ち合いは逸ノ城だったがはたいたところを大栄翔が中に入ってどーんと突き出し。見事な相撲でした。
貴景勝×遠藤。大関になった貴景勝。いい立ち合いから中に入って押し出し。サンデースポーツでキセさんが腰がきまっているといってました。よくわかりませんがとにかく安定感ありました。初日からいい相撲とれました。
琴奨菊×高安。菊が立ち合いから押し込んでがぶりながら押し出しました。高安も立ち合いは悪くなかったのですが菊にもっていかれてしまいました。腰が高いと舞の海さん。
豪栄道×北勝富士。ゴーエードー張り差しから前まわしで一気に寄り切り。ゴーエードーの相撲でした。高校の後輩に厳しい。
御嶽海×鶴竜。ひとり横綱になってしまいましたががんばってほしいです。だいじょうぶかな。立ち合いで押し込んだ鶴竜が押し出し。御嶽海立ち後れてしまいましたねー。何にもいいところありませんでした。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 大相撲 | コメントする

オリ、3連勝で止まる

ヴィッセル神戸があまりに勝てないのでミキタニカイチョーが選手起用に介入しているんじゃないかという噂があるとか・・・まさかそんなことはないだろうと思う富井です。
サッカーはよくわからないので野球に話は戻りますが、今年、楽天イーグルスの調子がいいですよね。ドラフトでいい選手を引き当ててるし、浅村が加入するしでそりゃ、強くなるのに理由があるわけです。カイチョーが興味を失って現場介入しなくなったから強くなったわけではないですよ。平石監督が優秀なんです。
そんな楽天に対してオリックが3タテを挑んでみましたが・・・だめでした。
アルバース先生が今年は勝てませんね。テレビをつけたときにはすでに降板してしまっていましたが対策されているのでしょうか。
それでもオリックも最後のPL戦士中川や最近絶好調の大城、復調してきた吉田正尚などなど野手が上り調子です。うむうむ。
ここはひとつ、楽天を見習ってミヤウチオーニャーもサッカーチームを買って全力応援してみたらいかがでしょうか。興味を失った頃にオリック優勝なんてこともあるかもしれませんよ。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: 野球 | コメントする

プーホールズさんが2000打点達成

ライブにいってきた帰りにヨツバカリーたべたマイク松ですこんにちは。数ある関西のカレーチェーンの1つ。なかなか好きな味でした。
さて、帰ってみると軍神オータニが今シーズン初ヒット。すぐビデオスタディした成果が出ましたね。これは介護施設のおじいちゃんたちが全員立ち上がってスリラーを踊るレベル。これからもがんがんいってほしいです。
ところでこの試合で、LALのプーホールズさんが2000打点を達成。ホームランで決めました。2000打点はハンク・アーロン、Aロッドさんに続く3人目だそうです。すごいですね。2000本安打じゃないんですよ。ちなみにプーさんはもう3000本打ってます。
試合後のインタビューではプーさん、「ハンク・アーロンやAロッドさんに並べたのは光栄やな。ところで打点っちゅうのをあんまり評価してないやつがおるらしいけど、わしゃ賛成できへんわ。野球は点とらな勝てへんのやで」といっていました。ごもっともです。
打点を評価しないやつがいるとかいうのはどういうことなんでしょうか。ホームランの方がすごいよとかいうことなんでしょうか。それとも野球のルールをよくわかってなくて、三振するのがえらいんだとか思っているってことなんでしょうか。
そんな不届き者にはぜひジャパンにきて、種いも球団オリックの試合をみせてやるといいと思います。期待の若手がすごくいいピッチングをしているのに、バッターどもは打てない魔法のかかったバットをもっているかのように凡退を繰り返し、若手ピッチャーは見殺し、あまつさえ完投負けというむごい負け方をしたりしているのです。
そんな姿をみてごらんなさい。『沈黙』のロドリゴ神父のように、一番の愛の行為が打点をあげることであることを衝撃をもって悟るでしょう。打点は愛である。今日はなんだかホームランがよく出て勝ったみたいですが、今頃今季1号を打ってるTさんとかはもっと愛がほしいところです。

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 野球 | コメントする

オリ、山本2勝目!

長いGW疲れで長期休暇が欲しい、富井です。
さて、安定の4連敗中のオリック。連敗脱出を託されたのは山本由伸。山本は期待に見事に応え、勝利を収めました・・・・。あの・・・連敗脱出を託すのは投手なのでしょうか?
昨日の日ハム戦、ピッチャーは榊原、8回3安打1失点で完投負けでした。問題はピッチャーじゃないでしょうがーーー。
因みに現在パリーグの規定投球回数に達しているピッチャーの防御率ベスト10にオリックは3人もランクインしています。(3位山本、5位榊原、6位山岡)普通なら勝率5割ぐらいあるはずです。なのにリーグ最下位・・・。
そうです、打撃なんです。シャーロック・ホームズじゃなくてもわかります。規定打席に達しているバッターのベスト10にオリックの選手が入ってないのは当然のこと、19位に吉田正尚、23位に福田周平、33位に西浦、34位にメネセス(怪我で2軍)なんです。とほほ・・・。
打撃、どうにかなりませんかね。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: 野球 | コメントする

軍神オータニがメジャーに復帰

調子が悪いのでわりと近くて歩いて行けるところにある銭湯にいってきたマイク松ですこんにちは。まずまずの環境で安かったです。1人でいくときはあそこにいこうと思います。タオルもって。
さて、今日は寒い日でしたが、海の向こうでは軍神オータニがメジャーに打者として復帰しました。ヒットは出ませんでしたが4打数無安打1打点でしっかり打点はあげていますね。復帰おめでとうございます。あとノーヒットなのにチームが勝ってる。さすが。
軍神オータニといえばお年寄りが生きる力をもらえると評判。いつもMLB中継ではそういうお便りが届いているのです。オータニが復帰したことで、全国のお年寄りも立ったり歩いたり散歩したり外食したり筋トレしたり労働したりボディビルしたりするようになるでしょう。試合に出るだけでお年寄りに元気を与える。それが軍神です。
ワースポMLBで打席をみましたが、ヘルメットが吹っ飛ぶような豪快な空振りだけでお年寄りが立ち上がりますね。バットに当たるだけで寝たきりのお年寄りが動き出し、打点を挙げるゴロだけで食欲のなかったお年寄りが焼き肉屋に出かけるでしょう。すごいな。
今富井が「見るすっぽん皇帝」というパワーワードを出してきました。還暦を過ぎても現役の藤原喜明にみるだけでなれる。大切なあなたにみてほしい。
そういえば種いも球団オリックは新人のサカキバラが早くも伝統を引き継ぐ完投負けを喫しました。8回3安打完投負け。しかも相手は完投負けのプロだったもとオリ戦士カネコチヒロ。魔法陣の描きようによっては、建設予定の新球場が地中から出現しそうな恐ろしい巡り合わせでした。
くれぐれも長生きしたいお年寄りはオリックファンとかはやめておいた方がいいでしょう。隣にいる中年管理職でもがっくりして無口になってしまうくらいです。命を大切にしましょうね。リヴ・フォーエヴァー!

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 野球 | コメントする

カンフーパンダが114年ぶりのすごい仕事

靴を洗濯にいったマイク松ですこんにちは。最近のコインランドリーには、靴専門の洗濯機、スニーカーランドリーがあるらしいですね。靴を洗ってみたくなったので、探して行ってきました。すごい便利であっさり洗濯できました。しかも近くのカフェでできるまで待って、乾燥機に移してまた戻ってくるというのができました。コーヒーも飲めたしとてもよかったです。またいこう。
さて、MLBでは日本であんまりないおもしろい習慣があります。それは大差でリードされてしまって敗色濃厚なときに、リリーフピッチャーを使うのがもったいないということで、野手がマウンドにあがるというものです。もちろん敗戦処理みたいなのもあるとは思うのですが、ちょっとわくわく感もありますよね。
今回サンフランシスコ・ジャイアンツとシンシナティ・レッズの試合で、レッズ大量リードの展開になり、野手のパブロ・サンドバルがマウンドにあがりました。サードですごいでかいのになぜか俊敏で、カンフーパンダというニックネームがついています。
サンドバルは8回にマウンドに上がり、しっかり無失点に抑えました。サンドバルが無失点に抑えたのは2回目だそうで。すごいですよね。
しかしその前にサンドバルは普通に活躍していました。まず2回に7年ぶりとなる盗塁を決めました。意外にすばやい。そして6回にはホームランを打ってました。ということでサンドバルは同一試合で「無失点投球&本塁打&盗塁」を達成しました。これはMLBで114年ぶりの記録だそうです。すごいな。
日本ではまず野手がマウンドに上がることはないですよね。でもピッチャーがもったいないというのもわかります。ここはNPBで一番大差でリードされてしまって敗色濃厚なケースが多いチームともいえるオリックが、先陣を切って野手登板導入を進めていくのはどうでしょうか。あきらめてるんじゃない、次のためにピッチャーを節約してるんだと。そんなオープナーとかよりも実現すると便利だと思いますけどね。
ということでオリックの野手は明日からピッチング練習も取り入れましょう。ピッチャーがバント練習するのと同じです。ついでだからピッチャーもしっかりバッティング練習して代打に使えるようにするのです。全員二刀流。投手と野手の垣根が崩れる。みんなウィアーオリックだ。これが数年前から叫んでいた、さらにひとつになろー!の本当の意味だったのです!(強くなるとはいってない)

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 野球 | コメントする

フィギュアスケート世界選手権2019(4):男子シングルFS

アルバース先生が9失点・・・こんなこともありますね。富井です。さて、フリースケーティング。解説は岡崎真さん、実況は小林さん。グループ3、4の12人。
ロシアのミハエル・コリヤダ。「カルメン組曲」4T+3Tは成功。続けての4Tはステップアウト。3A+2Tもいいですね。シットスピンも回転が美しい。コレオシークエンス。3Fも成功。3Aはこれも高さがあって素晴らしい。3S+1Eu+2Sはこれで良かったのかな。3Lzも美しいジャンプ。ステップシークエンスはちょっとバランスを崩すところもありましたがOK。キャメルスピンも丁寧。コンビネーションスピンは最後のレイバックがちょっと短いでしょうか。ジャンプがステップアウトした4T意外はすべて高い加点がついていました。262.44
ジョージアのモリス・クビテラシビリ。「モーツァルト・ロックオペラ」4S+3Tはステップアウト。3Aもなんとか成功。3F+1Eu+3Sはコントロールされたジャンプ。3LoもOK。キャメルスピンはまずまず。コレオシークエンスもまずまず。4T+2Tも成功。ここで入るのは大きい。4Tは大きく転倒。でもすぐに立ち上がりました。3Fは成功。すごい精神力。シットスピンもいいです。落ち着いています。ステップシークエンスはややスピードがないかな。でも丁寧。コンビネーションスピンもコントロールされてます。顔を打ちそうなほど転倒したのに偉いです。240.74
ロシアのアンドレイ・ラズキン。「ロミオとジュリエット」4T+2Tは高さのあるジャンプ。4Tの単独も立ちました。3Aはフリーレッグをついてしまいました。キャメルスピンはまずまず。3FもOK。ステップシークエンスは姿勢がきれい。でももうちょっとスピードが欲しいなあ。3F+2T+2Loも美しい。3Lz+2Aのシークエンスも成功。3LoもOKです。素晴らしい出来。コレオシークエンスもいい。シットスピンはちょっと回転速度が遅いかな。コンビネーションスピンもやや疲れが見えます。しかし最後までこらえて回りました。終わった後にほっとして笑顔。ロシア人にしては珍しい雰囲気。248.74。素晴らしい成績。
フランスのケビン・エイモス。「In this shirt」4TはOK。イーグルがすてき。3Lzは素晴らしい。イナバウアーからの3Aも素晴らしい。3Loも高さがあります。キャメルスピンも見事。本当にエイモスのスケートは素晴らしい。イーグルからの3Aは残念ながら転倒。3Lz+3Tはステップアウト。3F+1Eu+3SもOK。コレオシークエンスがすてきすぎる。シットスピンは回転が足りないか。コンビネーションスピンはOK。ステップシークエンス音楽に合ったドラマチックなステップ。最後のポーズもかっこいい。しかし手が痛そう・・・と思ったら切ってしまったようですね。失敗したところもありましたが全体的にエイモスの世界に没頭して楽しめました。247.47
中国の金博洋。「Hable con ella」4Lzは成功。すごい高さ。4T+2Tも成功。3A+1Eu+3SもOK。キャメルスピンもまずまず。ステップシークエンスも工夫があります。4Tは跳ぶ前にスピードがなくて着氷がもう一つ。3Aは成功させました。3Lz+3Tも流れはなかったですが成功。3Fはいい。シットスピンは回転が速い。コンビネーションスピンもいいですね。コレオシークエンスもがんばっています。ちょっと疲れた感じだけどほぼすべてのジャンプを成功させました。262.71。久しぶりに素晴らしい金博洋が見られました。
チェコのミハル・ブレジナ。AC/DC「サンダー・ストラック」ほか。高さのある4S+2Tは成功。3A+2Tもコントロールされたジャンプ。3Fも流れのあるジャンプ。シットスピンも素晴らしい。ステップシークエンスも渋い。渋オジステップ。コンビネーションスピンもいい。3Lzもきれいな着氷。3Aも素晴らしい。3Fは転倒。流れがいいジャンプに見えたのですが。イーグルからの3Lzは素晴らしい。コレオシークエンスもロックに合ってる。コンビネーションスピンも素晴らしい。最後はロックスター。満足そうに氷を叩きました。転倒もあったけど、素晴らしかった。254.28
アメリカのヴィンセント・ジョウ。映画「グリーンディスティニー」より。4Lz+3Tは素晴らしいでは足りないぐらいのジャンプ。4Sも美しい。3Fはまずまず。4Tもコントロールされているジャンプ。美しいイーグルのコレオシークエンス。3A+2Tは着氷がもう一つでしたがOK。3AもOKです。キャメルスピンもいい。コンビネーションスピンもいいスピン。3Lz+1Eu+3Fも空中姿勢がきれい。ステップシークエンスはまあ普通かな。シットスピンは面白い形。しかし、最初のジャンプのすごさですよ。素晴らしかった・・・。全体的にもよくまとめました。出せるものをすべて出し切った演技でした。281.16。いきなり280点越え。
宇野昌磨。「月光」4Sはきれいだったんですがステップアウト。4Fも両手をついてしまいました。素晴らしいスピードの滑りなのですが速すぎるのでしょうか。4Tは素晴らしい。キャメルスピンは素晴らしい。コンビネーションスピンもため息が漏れそうな曲に合ったスピン。コレオシークエンスもすごいイーグル。あんなに長い間滑れますかね。4Tがセカンドジャンプをつけられずに単独に。3Aは素晴らしい。3A+1Eu+3Fは見事、見事。3S+3Tも素晴らしくコントロールされたジャンプ。ステップシークエンスも素晴らしい。足換えのコンビネーションスピンも回転が速い。うーん、完全にはほど遠かったですが、いつ見ても素晴らしいプログラム。270.32
イタリアのマッテオ・リッツォ。「クィーン・メドレー」ユニバーシアード優勝。4Tは転倒。3Aも軸が斜めでしたがなんとか立ちました。3Lz+3Tは成功。3Loもいいジャンプ。キャメルスピンもOK。コレオシークエンスも曲によく合ってます。3A+2Tも成功。3F+1Eu+3Sもきれいな3連続。3Lzも流れのあるジャンプ。シットスピンも回転が速くて美しい。ステップシークエンスも盛り上げますね。そのままコンビネーションスピン。最初のジャンプが上手くいきませんでしたが後半はよくまとめたと思います。最終グループでよくやりました。257.66
羽生結弦。歓声がすごすぎる。「オリジン」4Loは立ちました。すぐにイーグル。すごいです。4Sはしゃがんでしまいましたが立ち上がりました。すごい。コンビネーションスピンも素晴らしい。ステップシークエンスもプルシェンコより上手いよね。3Loは助走をほとんどつけず成功。4Tは流れのあるジャンプ。素晴らしい。4T+3Aもややバランスを崩しかけましたがこらえました。3F+3Tも流れがあります。3A+1Eu+3Sもまとめました。コレオシークエンスもなんかすごい。シットスピンもいい。コンビネーションスピンは高速回転で。終わってすぐガッツポーズ。「周りの放送席の拍手が鳴り止みません!」投げ込まれる無数のプーさん。観客の歓声もロックコンサート並み。滑るロックスター。300.97
アメリカのネイサン・チェン。「Land of all」すごく静かな表情。4Lzは素晴らしいコントロール。4Fはややバランスを崩し前傾姿勢になりましたが見事な着氷。4Tも流れがります。3Aも流れと幅のあるジャンプ。キャメルスピンも美しい。ステップシークエンスも流れるよう。4T+3Tも二つのジャンプの調和が素晴らしい。3Lz+3Tも見事。3F+1Eu+3Sもいい。コレオシークエンスもいいしその後すぐにコンビネーションスピンがまたすごい。そのあとのコンビネーションスピンも美しい。素晴らしく清浄な世界。心が洗われます。323.42。これはすごい・・・。あの羽生以上か!!
アメリカのジェイソン・ブラウン。「サイモン&ガーファンクルメドレー」4Sは転倒。3Aは着氷がつまってしまいました。3Sも着氷がもう一つ。キャメルスピンは男子で一番美しい。コレオシークエンスのスパイラルも美しい。3LoはOK。1Aとジャンプが抜けてしまいました。3F+3Tは見事。3Lz+2T+2Loも見事。コンビネーションスピンもレイバックポジションの美しさよ。ステップシークエンスはさすがに上手いですがちょっとよろけてしまいました。コンビネーションスピンもすごい回転スピード。やや苦笑いですがさわやか。254.15
○最終順位
1.ネイサン・チェン
2.羽生結弦
3.ヴィンセント・ジョウ
4.宇野昌磨
5.金博洋
6.ミハエル・コリヤダ
1位のネイサン・チェンが完全優勝。フリーの前の静かな表情が印象に残りました。平常心でしたね。対する羽生は闘志むき出しで不動明王のような激しさがありました。しかしそこがいい。その激しさあってのスター。ネイサン・チェンに負けたままでは引退できませんから来年は怪我なくシーズンを終えて欲しい。しかし、次から次へと好敵手が現れて羽生はある意味もってますね。ずっと優勝だと燃えないタイプだと思うので。年上の高橋、パトリック・チャンからはじまって、同世代のハビエル・フェルナンデス、そして年下のネイサン・チェン、宇野昌磨、まだ見ぬジュニア世代。楽しみ。
ヴィンセント・ジョウは素晴らしい出来でした。文句なしのジャンプ。4位の宇野はジャンプの失敗は残念でしたがそれでも美しいプログラム。来年こそ、優勝。5位の金博洋は復活してきました。偉い。6位のコリヤダはSPで失敗してもフリーで巻き返してきてさすがの実力をみせました。
6人ともすごかった。今年はレベルが高すぎる。来年も楽しみですね。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: フィギュアスケート | コメントする

大相撲5月場所2019:番付発表チェック

10連休も終わりですね。マイク松ですこんにちは。僕は明日からお仕事開始です。連休が長すぎて困るというニュースをみましたが、僕はずっと休みならいいのにと思います。そこは譲れない。休みは最高。
さて、令和最初の大相撲、夏場所がもうすぐ始まります。早いもんですね。番付発表をチェックしておきたいと思います。

横綱は白鵬と鶴竜ですが、問題は2人とも出場できるのかですね。特に白鵬はなかなか無理そうです。どっちかが休場すればまた大関以下にチャンスです。
その大関ですが、1人抜けて1人入ってきました。まあゴーエードーと高安にはそこそこがんばってもらうとして、やはり注目は新大関の貴景勝ですね。大関になって気持ちに変化がなければいいのですが。がんばってほしいです。
関脇では上がってきた関脇と下がってきた関脇がいます。上がってきたのは逸ノ城。まあそこそこがんばりましょう。そして大関から下がってきた栃ノ心。ここで10勝すればまた大関に戻れる。足の調子次第ですが、がんばってほしいですね。
小結は御嶽海と碧山。御嶽海は先場所はかなり足が悪い中でなんとか勝ち越しました。そういうのが大事なんですよね。碧山は返り小結。がんばってほしいです。
幕内上位はなかなかいいメンバーが集まりました。筆頭は北勝富士と菊ですよ。いいですね。そのほかも実力者揃いです。え?オッキー兄さんがいるじゃないかって!?実力者ですよね!?令和の暗黒卿はオッキー兄さんですよ!この場所でもきっと暴れまくるはず。優勝を意識しない限り。
幕内中位はなんともいいようがないメンバー。いや実際なんといってよいのやらわからんメンバーです。名付ける才能が問われる。問題です!

幕内6枚目から10枚目は、宝富士・嘉風・マサヨ・明生・魁聖・朝乃山・錦木・友風・輝・阿武咲です。このメンバーを形容してみましょう。

幕内下位はまず新入幕、志摩ノ海と炎鵬です。志摩ノ海は苦労人だそうで。かなり努力して上がってきただけに、幕内定着したいところです。小兵の炎鵬はだそうですが、白鵬に胸を借りて強くなったのでしょうか。がんばってほしいです。あと千代丸と徳勝龍が返り入幕。
あとは正念場の力士が多いみたい。幕内になんとか残るべくがんばりたいですね。
最後にオッキー兄さんについて。先日はキセさんが稽古場横綱として無敵の強さを誇っているとお伝えしましたが、オッキー兄さんこそ田子ノ浦部屋に出稽古にいくべきです。荒磯親方はオッキー兄さんに暗黒卿として最後の修行を授けることでしょう。そうです、縛られ地蔵尊への道です。オッキー兄さんは弱いときはただ弱いだけで、自縄自縛の領域まで達していないのです。最後の修行でその領域に踏み出せるかもです。え?その領域はいかなくてもいいのではって?確かにそういう考えもありますよね。しかしハチナナを狙ってできるミッキー兄さんの真の力が自縄自縛なのですよ。必ず勝ち越せる力、力士なら誰でもほしいはずです。ふふふふふ。
そんな不穏な動向にも気を配りながら、夏場所楽しみましょう!誰が不穏やねん!(オッキー兄さん)

投稿日: 作成者: マイク松 カテゴリー: 大相撲 | コメントする

フィギュアスケート世界選手権2019(3):男子シングルSP

成瀬で負けました。富井です。もうこれはフィギュアスケート。野球なんかいいわ。男子のSPは35人。女子に比べると5人も少ないので全部見ます。解説は岡崎真さん、実況は小林さん。
ドイツのパウル・フェンツ。「ブルースカイズ」3Aは流れのあるジャンプ。4Tは回転不足でコンビネーションジャンプになりませんでした。キャメルスピンはまずまず。シットスピンは回転が速い。3Lz+3Tとこちらをきちんとコンビネーションジャンプに。ステップはまずまず。コンビネーションスピンはレベル4をとれていたようです。パウル・フェンツにしてはもう一つの出来かなあ。63.27
エストニアのアレキサンドル・セレフコ。初出場の17歳。「I step out for a while」すてきな入り方。身のこなしがいい。ジャンプは構えが長いけど3Aは着氷。3F+3TもなんとかOK。キャメルスピンはちょっと身体が硬いなあ。次のジャンプが1Lzになってしまったのが残念。シットスピンは手の使い方が個性的でいいスピン。ステップシークエンスはスケーティングはもう一つでも上半身の表現がいい。踊れる選手。コンビネーションスピンは最後のアップライトスピンが回転が速くていい。魅せるのが上手なのでこれからジャンプが決まると上位に入りそう。63.25
フィンランドのヴァルター・ヴィルタネン。31歳と最年長選手。「Milonga de mis amores」半分半袖。小芝居上手い。2Lzになってしまってノーカウント。イーグルからの3Lz+2TはOK。キャメルスピンはOK。コンビネーションスピンは面白い構成。2Aは慎重に。ステップシークエンスは「丁寧でいい」と岡崎さんからお褒めの言葉が(珍しい)。面白いポジションのシットスピン。ジャンプ以外はなかなか良かった。55.73
マレーシアのジュリアン・ジージエ・イー。「To build a home」高さのある3A。3Lzも流れがあります。キャメルスピンもOK。3F+3Tも成功。それからすぐのシットスピンは回転も速い。ステップシークエンスもすてきですね。音楽の盛り上がりに合ってます。コンビネーションスピンも回転が速い。急にレベルが上がりました。やっぱり上手ですね。年々上手くなってるなあ。73.63
アルメニアのスラヴィク・ハイラペティアン。「カルーソ」ミーシャ・ジーっぽい雰囲気の選手。3Aは着氷がつまってしまいました。3Lzは転倒。いい感じに踏み切れたと思ったのですが。キャメルスピンはOK。3S+3Tはまとまりのあるジャンプ。コンビネーションスピンは個性的。ステップシークエンスはまずまず。コンビネーションスピンもユニーク。60.66
イギリスのピーター・ジェイムズ・ハラム。「スムース・クリミナル」3Aはステップアウト。3Lz+3TはOK。キャメルスピンは回転が速くていいです。フライングシットスピンもいいですね。マイケルっぽい振りが面白い。3Fはオーバーターン。ステップシークエンスはスピードがあります。コンビネーションスピンは個性的だなあ。面白いステップ。滑りきってガッツポーズ。満足そうな笑顔にこちらもにっこり。バネがあってスピンで跳ぶところがすごく面白い。それが生かされたプログラムでした。66.06
スウェーデンのアレクサンドル・マヨロフ。これで引退してしまうマヨロフ。残念だ。「Bang Bang」4Tは高さがあったのに手をついてしまいました。もったいない。3Aは軸が斜めでしたがこらえました。キャメルスピンはOK。3Lz+3Tは流れのあるジャンプ。シットスピンの回転も速い。さすがマヨロフ。ステップシークエンスもベテランぽく、スケーティングに味わいがある。コンビネーションスピンもポジションがきれい。おお、まずまず上手くいったのでは!フリー進出は間違いないのでうれしい。コーチの肩にポケモンを乗せるお茶目なマヨロフ。79.17
アゼルバイジャンのウラジーミル・リトヴィンツェフ。18歳、初出場。「Abbey road blues era」ジュニアとの掛け持ち。姿勢が美しい。スピードのあるスケーティングからの4T。3Aも美しいジャンプ。キャメルスピンも美しいポジション。この子、すごくない?3F+3Tもいいジャンプ。コンビネーションスピンも回転が速いですね。ステップシークエンスもツイズルがきれい。コンビネーションスピンも回転がとても速いし見なれない形が多い。この子はいずれメダルを取るでしょう。小林さんも「覚えておきたい選手」81.46
ロシアのアンドレイ・ラズキン。ラズキンはコフトゥンの代役だったのですが、その後、コフトゥンは怪我のために引退してしまいました・・・。うぅぅぅ。
さて、ラズキン。世界ジュニア、欧州選手権にも出場したことのない初出場の21歳。ミーシン門下生。ロシア選手権4位。「I put a spell on you」4Tは見事着氷。3Aも流れのあるジャンプ。やりますね。キャメルスピンもいいスピン。3F+3Tも軸が細くて飛距離が長い。ステップシークエンスもまずまず。シットスピンも指がかっこいい。コンビネーションスピンはまあまあかな。でも上手くまとめましたね。ノーミス。ロシア男子もレベルが上がっていますね。84.05。ジャンプの質がとても高いのでトップに立ちました。
イスラエルのダニエル・サモーヒン。「Senza parole」4T+3Tは流れのあるジャンプ。4Sは転倒。キャメルスピンはOK。3Aは大丈夫。コンビネーションスピンは回転が速い。ステップシークエンスもドラマチック。でもちょっとステップが雑に見えますがどうでしょうか。シットスピンは少し音楽をオーバーしてしまいました。でも転倒しても回転不足ではないようでいい挑戦だったと思います。82.00
トルコのブラク・デミルボガ。「I’m not the only one」構えの長い3Aでしたが成功。3Lz+3Tはステップアウト。シットスピンの回転が速い。ステップシークエンスはちょっとふらふらしています。緊張でしょうか。3Fは着氷がもうひとつでしょうか。コンビネーションスピンはOK。キャメルスピンは途中でやめてしまいました。うーん、最後がもったいなかったですね。60.79
スイスのルーカス・ブリッツギ。「Love is a bitch」3Aは流れのあるジャンプ。3Lzは転倒。キャメルスピンは回転も速いしポジションもきれい。シットスピンも回転が速い。さすがスイスの選手。3Fは飛び上がる前がかがみすぎましたかね、転倒してしまい、コンビネーションジャンプになりませんでした。コンビネーションスピンも上手、やっぱりスピン上手いです。ステップシークエンスもすばらしいのですがちょっとがっかりしてしまったようです。ジャンプがもったいなかったなあ。54.58
オーストリアのルック・マイアーホーファー。「Ponga」16歳。ダンスが上手い。アイスダンスやっても良さそうな手の動き。3Lz+3Tは流れがあっていい。2Aですが余裕があります。キャメルスピンはちょっと回転がゆっくり。3Fは着氷でこらえました。ステップシークエンスが華やか。サンバによく合ってます。シットスピンは足が長すぎて邪魔に見えます。コンビネーションスピンも足が絡まりそう。65.78
ポーランドのイーゴリ・レズニチェンコ。「Give me love」4Tは転倒。3Aも転倒。キャメルスピンはOK。1Lz+3Tになりましたが3Tはつけられました。シットスピンは上手。ステップもなかなかいいのですがジャンプがあれだけ決まらないとしんどいですね。シットスピンも足をジャンプして変えながらおもしろいですね。いいところあるんだけどなあ。50.15
ウクライナのイワン・シャムラトコ。「Domani」スピードがありますね。しかし3Aはステップアウト。3Lz+3Tもこらえきれませんでした。うーん、残念。ステップシークエンスはまずまず。キャメルスピンはきれいです。3Fは転倒。コンビネーションスピンも素晴らしい。シットスピンの回転も素晴らしい。美しいメロディーによくあった美しい滑りだったんですけど・・・ジャンプが残念でしたね。でも今後期待できそうな選手です。62.99
メキシコのドノヴァン・カリーヨ。来ました!この子を見てから一応全員見ようと思うようになったんです。埼玉なのにすごい歓声だ・・・みんな知っているんですね。「ジャズマシーン」ほか。笑顔がちょっと硬い。最初から手拍子。みんなご贔屓なんですね。構えが長いところからの1A。残念。3Lz+3Tは転倒。コンビネーションスピンは面白いポジション。ステップシークエンスは意欲的。3Fもステップアウト。こういうの続くんですよね。キャメルスピンはOK。シットスピンは回転が速くていい。なぜ、最後のポーズを上から撮るんだ・・・。四大陸に比べると硬かったなあ・・・。はじけるととても爽快なプログラムなんですが・・・。また来年だ!絶対見ます!!実況席も残念そう。54.99
オーストラリアのブレンダン・ケリー。「プレリュード・エイジ・オブ・ヒーローズ」4Tはこらえてちゃんと着氷しました。さすがブレンダン・ケリー。3S+3Tと確実にまとめました。キャメルスピンは普通ぐらい。3Aはきれいな着氷。さすがちゃんとしています。ステップシークエンスは動きにキレがあります。コンビネーションスピンもいいです。シットスピンはちょっと短いかな。でもちゃんとまとめてきました。よかった。78.26
フランスのケビン・エイモス。初出場だそうです。意外。「Horns」素晴らしい滑り。4Tはぴたっと着氷。素晴らしい加点がついています。3Lz+3Tはやや着氷が乱れましたがOK。キャメルスピンもいいですね。3Aもややつまりましたがこらえました。面白い形のシットスピン。回転も速い。コンビネーションスピンもおもしろい。ステップシークエンスは素晴らしいし独創的。緩急が自由なんですよね。音楽にめっちゃ合ってる。隣のフランス実況席が盛り上がっています。88.24。初出場でこの出来は素晴らしい。泣いちゃってます。
ジョージアのモリス・クビテラシビリ。「ブラッドストリーム」4Sは転倒。3Aは流れのあるジャンプ。コンビネーションスピンは速い。ピアノを弾くマイムのあと、4T+3Tはいいジャンプ。キャメルスピンはまあまあかなあ。ステップシークエンスはいいんですがエイモズの後で見ると単調だな。シットスピンは最後のポーズがちょっと高いかな。でも転倒があっても4T+3Tをちゃんと跳んでよくまとめました。82.67
チェコのミハル・ブレジナ。「Who wants to live forever」4S+2Tはバランスを崩しましたがセカンドジャンプをつけました。3Fは流れのある美しいジャンプ。キャメルスピンもいいスピン。シットスピンも回転の美しいスピン。3Aはつまりましたが立ちました。ステップシークエンス上半身も足下もよく動いています。コンビネーションスピンも安定した素晴らしいスピン。バランスを崩したジャンプもありましたがかなりいい出来でしたね。86.96
韓国のチャ・ジュナン。プロコフィエフ「シンデレラ」美しい4S。3Lz+3Loも流れがいいですね。キャメルスピンのポジションがきれい。3Aで両手をついてしまいました。珍しい。シットスピンは回転がものすごく速い。ステップシークエンスはやや動揺しているのかな。コンビネーションスピンはポジションがどれも美しい。79.17。4Sと3Aが回転不足だったそうです。4Sきれいだったんだけどな。
田中刑事。「メモリーズ」最初のジャンプが2Sになってしまい、無得点。もったいない。3Lz+3Tは素晴らしいジャンプ。キャメルスピンはOK。シットスピンも美しい。3Aは流れのあるジャンプ。ステップシークエンスもスピードがあります。こんなに上手だったっけ?コンビネーションスピンも素晴らしい。ただ最初のジャンプが・・・もったいない。あれがせめて3回転入ればかなりいいところに行けたのですが。78.76
カナダのナム・ニューエン。フランク・シナトラ「ザッツ・ライフ」4S+3Tはサルコウがとても良かった。キャメルスピンもOK。慎重に跳んだ3Aは着氷が乱れましたがどうにかこらえました。シットスピンはまずまず。3Fはコントロールされたジャンプ。ステップシークエンスは相変わらず器用。コンビネーションスピンはコントロールされたスピン。うーん。3Aがスピードがなかったですね。それ以外は良かったですが、ニューエンはもっと出来る子だと思うんですけどね。82.51
中国の金博洋。「While my guitar gently weeps」4Lzは転倒。4T+3Tは難なく成功。キャメルスピンはいいですね。3Aも高さのあるジャンプ。シットスピンもとても回転が速い。コンビネーションスピンもポジション変化がすごい。ステップシークエンスはやや焦っているような感じ。岡崎さんが言うには会場が暑いので息苦しいのではとのこと。そうかもなあ。あと、この人、昔より足が細くないですか?気のせいだといいんですが。84.26。転倒がもったいなかったですね。
ラトビアのデニス・バシリエフス。「Papa was a rolling stone」ほか。素晴らしい足裁き。わくわくします。3Fはコントロールされてますね。3Aは構えが長すぎたせいか転倒。トレードマークの素晴らしいシットスピン。ステップシークエンスの見事なこと。2Lz+3Tになってしまいました。キャメルスピンもいいですね。足換えのコンビネーションも素晴らしい。ああ、転倒はありましたがそれ以外はとても素晴らしい。点は出ませんが私はとても堪能しました。しかしランビエールはとても残念そうだ・・・。74.74
イタリアのマッテオ・リッツォ。「ヴォラーレ」4Tは素晴らしいジャンプ。3Aもコントロールされた美しいジャンプ。キャメルスピンはちょっとゆっくり。ステップシークエンスも流れるよう。滑りがとても美しい。3Lz+3Tも素晴らしい。シットスピンも回転がとても速い。コンビネーションスピンも変化が美しいですね。すごい。完璧でしたね。93.37。なんと、ここでリッツォがトップ。見るたびにいつも予想より上手くて驚く選手。
イスラエルのアレクセイ・ビチェンコ。映画「レイクエム・フォー・ドリーム」より。一時期はやったよね。4Tはなんとか着氷。3Aは高さのあるジャンプ。足換えのコンビネーションスピン。3Lz+2Tは最初のジャンプでバランスを崩しましたがなんとかセカンドをつけました。キャメルスピンはOK。ステップシークエンスはスピードはあるのですがちょっと雑なように見えます。シットスピンはOK。77.67。今シーズンはちょっと調子が悪かったですね。でも本人は満足そう。
アメリカのヴィンセント・ジョウ。「エクソジェネシス交響曲あがない」4Lz+3Tは空中姿勢も美しい。4Sは高さがありました。シットスピンもOK。何気ないイーグルがきれい。3Aは着氷がもうひとつでしょうか。ステップシークエンスもなかなかうまい。キャメルスピンも回転が速い。コンビネーションスピンもいい。前よりジャンプ以外が上手くなってる!これは強い。94.17
ロシアのアレクサンドル・サマリン。「コールド・ブラッド」初出場とは意外。幅があったのですが2Lzになってしまい無得点。4F+2Tでコンビネーションジャンプに。キャメルスピンもダイナミック。スピードのある3Aでしたが着氷がもう一つ。コンビネーションスピンの回転も速い。ステップシークエンスはやや疲れているような感じ。シットスピンは面白いポジション。ああ、最初のジャンプ失敗で舞い上がってしまったみたいな感じですね。もう一つ実力を発揮できなかった。78.38。この辺の点数に集中してますね。
ビチェンコは今シーズンは準備が遅かったらしく、調子がもう一つだったようですが引退撤回で来シーズンはばりばりやるらしいです。嬉しい。
やっと最後のグループ。しかしメンツが豪華すぎ。
羽生結弦。「秋に寄せて」最初が2Sになってしまいました。3Aはコントロールされたジャンプ。4T+3Tも流れがあります。キャメルスピンも素晴らしい。シットスピンも美しいポジション。美しいステップシークエンスはすごい複雑。王者の力を見せつけますね。コンビネーションスピンも素晴らしくてあっという間に終わりました。最初のジャンプが珍しい失敗でしたね。なんとも言えない表情。そしてプーさんが投げ込まれています。これ、10年後に見ると意味がわからないでしょうね。94.87。それでも暫定1位なんですね。すごいなあ。
宇野昌磨。「天国への階段」4Fは転倒。続くんだなあ・・・。4T+2Tはセカンドが3回転になりませんでしたが美しい流れ。キャメルスピンも素晴らしい。3Aはすぐにイーグルでかっこいい。シットスピンもかっこいい。ステップシークエンス上手。すぐにコンビネーションスピン。フィニッシュへの流れが素晴らしい。91.40。あれ、羽生くんの上に行ったかと思いましたが、だいぶ違うものですねと思ったらフリップが回転不足だったそうです。
アメリカのジェイソン・ブラウン。「Love is a bitch」3Fは素晴らしい。3Aも流れがあります。シットスピンの回転も速い。コンビネーションスピンもポジションの変化が速い。バレエジャンプが見事。3Lz+3Tがすばらしい。キャメルスピンの回転もめちゃくちゃ速い。身体のラインも美しい。ステップシークエンスも凝ってますね。最後まで流れが途切れない演技。トップに立って欲しい。96.81。4回転なくてこれとは夢のある点数ですね。バシリエフスもこれがやりたかったんだよね。
ロシアのミハエル・コリヤダ。ミューズ「I belong to you」3Tになってしまいました。コンビネーションをどうするのか。3Lz+2Tとちゃんと計算できる子でした。キャメルスピンもポジションがきれい。3Aも高さのあるジャンプ。ステップシークエンスも素晴らしい。シットスピンの回転も美しい。コンビネーションスピンも素晴らしいですが、レイバックの姿勢がちょっと短いかなあ。84.23
カナダのキーガン・メッシング。「君は友達」素晴らしいスピード。4Tは転倒。もったいない。雄大なイーグル。キャメルスピンも回転が速くて素晴らしい。大きな3Aは着氷。ステップシークエンスはちょっと疲れてしまったのかな。シットスピンも素晴らしい。バレエジャンプも高い。3Lzはコンビネーションジャンプにしないとだめだった。残念。コンビネーションスピンも素晴らしかったのに。82.38
アメリカのネイサン・チェン。「キャラバン」ペンギンぽい衣装。3Aは高さがありますね。4Lzはなんとか持ちこたえました。キャメルスピンも素晴らしい。軽いスケーティング。余裕がありますね。4T+3Tも余裕。シットスピンもポジションがきれい。ステップシークエンスは片足で滑るところが絶妙。コンビネーションスピンも素晴らしい。隙のないプログラム。で、すぐに見直しましたが、どこも音楽の調和がすばらしい。スピンの回転まで音楽に合ってますね。振り付けはシェイ=リーン・ボーン。あんた天才だよ。(去年のネメシスもめちゃくちゃ好き)107.40
○SPを終えての順位(個人的意見です)
1.ネイサン・チェン(踊るペンギン)
2.ジェイソン・ブラウン(踊る踊り子)
3,羽生結弦(踊る神の化身)
4.ヴィンセント・ジョウ(踊るジャンプマシーン)
5.マッテオ・リッツォ(踊る予想以上)
6.宇野昌磨(踊る妖精)
7.ケヴィン・エイモス(踊る芸達者)
8.ミハル・ブレジナ(踊る男気)
1位はチェン。素晴らしかったとしか言えない。なのに衣装がまるでペンギン。足をぶるぶるさせるペンギン。一人楽しそうにしてたのも印象的でした。フリーも楽に滑っているところが見たい。2位のブラウンも完璧でしたね。完成度でいえばこちらが上で、着氷とかどこも見直すところないです。これに96点は夢があるし、ジャンプだけでは認めませんよという強いメッセージを感じます。
そして3位が羽生。こんな日もありますが、それでも94点。次元の違う選手というのは見てわかる。でもちょっと今日は気持ちの余裕がなかったかな。自国開催のプレッシャーがあったのかな。日本じゃなかったら2Sのミスはなかったような気がします。4位のヴィンセント・ジョウが滑りも素晴らしかったのがびっくり。5位のマッテオ・リッツォも予想以上に素晴らしい出来。おめでとうございます。
6位の宇野昌磨は羽生結弦のミスで動揺してしまったかと思います。勝てると思うな思えば負けよみたいなところが心の奥底でよぎってしまったかも。エイモスも素晴らしかった実力を発揮できました。ブレジナもちょっとミスはありましたがよくまとめました。フリーも期待。

投稿日: 作成者: 富井副部長 カテゴリー: フィギュアスケート | コメントする