グランプリシリーズも最終戦。これで「2010年度版 ノブナリの野望“ファイナル”(グランプリシリーズ的な意味で)」の出場者も決まりますね☆果たして北京に桶狭間はあるのかッ?!実況はカクザワさん、解説は田村さん。ああ、田村さん!惜しい、フランスに将軍はいないのに・・・。
ルーマニアのゾルタン・ケレメン。シルク・ド・ソレイユ「ドラリオン」より。2Aになってしまいましたが大丈夫。3Lz+3Tは転倒。うーん、がんばって。3Fはオッケー。スピンは回転が速くてなかなか良いですね。ステップも丁寧。野球選手みたいな顔をしています、いや、髪形かな。53.02
キスクラにスポンサーの看板とか全くないところにフランスの美学を感じたり、感じなかったり。
フランスのシャフィック・ベセリエ。すごい歓声だ。「アルメニアン・ラプソディー」。4T+3T!高さがありますね。3Aもきれい。3Loもいいじゃないですか。なんですか、この超新星。スピンはもう一つですが、がんばっています。ステップももう少しスピードがあればいいなと思いますがそつなく。わー、やりましたね。フランスは層が厚いですね。70.33。
ドイツのペーター・リーベルス。「ブルース・ブラックス」。3F+3T、3Aといい出だしです。音楽に滑りが合ってますね。ステップからの3Lzもいいです。前より良くなりましたね。ステップも音楽に合っていますし、スピンもやはり前のベセリエと比べてしまうせいかすごくきれいなスピンにみえました。まあ、ややバランスを崩してしまうところもありましたが。66.53
ウクライナのアントン・コバレフスキー。コバ兄さん、2試合連続ですね。「ストップ・タイム・ラグ」。3Aは手をついてしまいました。でも3Lz+3Tはこらえました。しかし3Loで転倒。うーん、今日はジャンプの調子が悪いですね。ステップはベテランらしく多彩で面白い。最後はドラムソロにあわせてスピン。音楽と少しずれてしまったのが残念。うーん、ジャンプの失敗が響いてしまいましたかね。55.79
中国の宋楠。「レクイエム・フォー・ドリーム」。3Lz+3Tは高さがありますね。3Aは着氷した時がかっこいい。やっぱり手足が長いと得ですね。3Fも高い。ステップはビートがきいた音楽なのでそのリズムに合えばもっとカッコイイのになとも思ったり。最後のスピンはちょっとトラベリングが残念。62.88
フランスのフローラン・アモディオ。すっかり貫禄がつきましたね。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・メキシコ」。3Aの入り方から着氷の流れまですべてがかっこいい。きれいな3Aですねー。3Lz+3Tも問題なく。3Fもオッケー。安定感抜群ですね。ステップは踊りまくりですね。スピンも身体が柔らかいからかポジションがめまぐるしく変化。あっという間に終わってしまいました。モロゾフの振り付けがすごくアモディオに合ってますね。75.62
カナダのケビン・レイノルズ。青い衣装と壁の色が同じで同化して見えます。アート・ブレイキー「モーニン」。4S+3Tはオッケー。3Aもいいですね。むしろ3Aの方がいいぐらい。4Tは上がった時は高さがあると思ったのですが転倒。跳びすぎてしまったのでしょうか。でもステップもステキなプログラムなんですよね。音楽とマッチしています。スピンも回転が速い!うーん、ジャンプの転倒がもったいなかったですね。66.13
アメリカのブランドン・ムロズ。すごい、反応薄い。「セビリアの理髪師」。コミカルなポーズから4T+3T。最初の4Tでバランスを崩しましたが、持ちこたえました。3Aは両足かな?3Lzは良かったですね。ステップが柔らかいですね。スピンもいい。さすがですね。最初は反応が薄かった観客も良い演技に惜しみない拍手。72.46
小塚崇彦。いい表情しています。「ソウル・メドレー」。3Lz+3Tはきれい。滑りがいいですね。3Aは高かったけど、ちょっと着氷が乱れました。3Fもきれいですね。スピンも美しい姿勢。ステップがすごく複雑で速い!よくあれで転ばないものです。惜しむらくは決めるところのタメというか見得を切るところというか、そこがもっと上手くなればもっとソウルフルだと思う。そういうところを今川義元・・・じゃなくて高橋大輔に習って欲しい。77.64
ブライアン・ジュベール。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・メキシコ」。あれ、これってアモディオと同じだ!最初が4T+1Tに、残念。3Aもオーバーステップ。がんばれミラクルボディ!動揺してカメラまで揺れています。3Lzはきちんと決まりました。ステップは・・・うーん、悪くないんですが、アモディオと同じではあっちの方がよく見えてしまいます。スケートはともかく、上半身の動きが違うからなあ・・・。最初のジャンプが決まっていればよくなると思うのですが、コンビネーションが上手くいかないことでちょっと気持ちが途切れてしまったかな。66.95
1 タカヒコ・コヅカ ☆☆☆☆☆
2 フローラン・アモディオ ☆☆☆☆
3 ブランドン・ムロズ ☆☆☆
4 シャフィック・ベセリエ ☆☆
5 ブライアン・ジュベール ☆
1位は小塚。スピード、スケーティングの滑らかさが違いましたね。このSP、私は最初に見た時イマイチだと思ったのですが、だんだん良さが分かってきました。さすが有香ちゃん。もう一つ階段を上がるためのプログラムですね。どんどん駆け上がって征夷大将軍に!
2位はアモディオ。身体も大きくなってやる気がみなぎっていました。モロゾフは選手の持ち味を引き出すのが上手いといわれていますが、これだけ踊るのが上手いと振り付け甲斐がありますね。今シーズン、さらに飛躍しそうです。3位はムロズ。まとめるのが上手い。4位はベセリエ、誰だオマエという超新星。アモディオの次はジャンパーか。フランスすごいな。そして5位がジュベール。多分精神的な問題では。開き直ってがんばって。
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