もりみちおじいちゃんがおもしろそう

3月になって焦っている富井です。毎日過ぎるのが早くて、明日起きたらもう老人になっているんじゃないかと心配になります。いつから中高年に入るんでしょうか。まだ自分は前期中年と思っていていいんでしょうか。それとも後期中年なんでしょうか。
さて、話は変わりますが、おもしろ発言で一部のプロ野球ファンの心を鷲掴みにしていたA-岡田がいなくなり、いまやおもしろ発言といえばドアラとつば九郎というマスコットかもりみちおじいちゃんしかいなくなってしまいましたね。
不思議な人(カブレラ)が入るかどうか(不思議な人というか、助っ人外国人だよ)
収穫はわかりません(あるかないかどっちかだよ、わからないってなんだよ)
傷心の身でヒットを打つとは大したもんや(傷ついているのはハートだけじゃないのか)
など、すっとぼけた見出しに心が躍ります。
昨年は試合中にうとうとしたり、権藤コーチとけんかしたりと老人力で楽しませてくれましたが、今年はもっとおもしろいことを言ってくれそうな予感に「せすじぴーん」です。
ではオリは全く絡んでいませんが、オリ眠いい昔話です。
<ぷっすんじいさま>
むかしむかしある村にたいへん気の短いじいさまがおったそうな。
いやなことがあるとすぐに怒りだすので村人たちは「ぷっすんじいさま」と呼んで恐がっていたそうな。
ある日じいさまは山へ柴刈りにいった。一仕事終えて一休みしていると、すすきのなかから大きな鬼がでてきた。「ひやー」とじいさまは腰を抜かさんばかりにおどろいた。鬼はじいさまを見ると「なんだ、枯れ枝のような老人ではないか。これなら木の皮を食った方がましだわい」とつぶやいて帰ろうとしたんじゃと。
じいさまはその一言に猛烈に怒った。「なんだと、わしより木の皮の方が旨いじゃと。わしの方が旨いに決まっておるわ。」とどなり、自分が若い頃どんなに見事な体格をしていたか、また今もその頃と全く衰えてないと長い話をはじめた。じいさまの怒りは日が落ちても続き、やがて翌朝になった。鬼は弱った。めんどくさくなって我慢してじいさまを食べようかとも思ったが、おなかの中でもがみがみ言いそうで食べたくなかったんじゃ。
「わかったわかった。じいさま、わしが悪かった。このいくらでも金の出てくる布袋をやるから帰ってくれないか。」
じいさまはぴたっと怒るのをやめ、布袋をもらい村に帰った。
ぷっすんじいさまはあいかわらず気が短いままであったがいくらでもお金があったのでそれなりに幸せに暮らしましたとさ。
おやすみなさい。

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