ヨーロッパから先日帰ってきて、すぐ東京に出張しているのですが、時差ぼけで寝られないマイク松ですこんにちは。家ならいろいろあるんですが、出張先ではなにもできない。お手上げということで記事を書いています。
さて、時差ぼけでぼんやりしていたら、富井から「愚行再び」というタイトルでURLが送られてきました。
当サイトでは伝説のスギウチさんベンチ殴打&骨折事件、通称「利き手はやめろ!」事件から、ずっとこの手の事件を追ってきています。スギウチさんにパットン、MLBではイノアにケルニックといった面々がベンチや壁を殴ったり給水タンクを蹴ったりして骨折しています。それでシーズンを棒に振ったりするのはよくないですよね。
ということで当サイトではそれ自体を祭りにするご提案までしているのですが、今回のブルワーもやってしまいました。カウンセルも悩ましいところですよね。
これ以上の愚行を防ぐためにも、当サイトは違うイベントをご提案する必要があるかと考えました。それがこれです。
「利き手はやめろ記念試合」
今MLBでは、フィールド・オブ・ドリームスゲームや今年おこなわれたニグロリーグ表敬試合など、記念イベントを試合形式でやることがありますよね。さすがMLBですが、この流れに乗っかって、利き手はやめろ記念試合をおこなえばいいのではと思いました。
さすがに殴ったり蹴ったりして骨折する選手を22人集めるのは難しいので、ここはMLBでも指折りのホットテンパーを集めて試合をすればいいと思います。そして両チームのカントクを、骨折経験のある人がやればいいのではないでしょうか。
両チームが整列するときは、みんな両手に包帯を巻いて登場。ぐるぐる巻きにして。そして始球式はもちろんレジェンド、スギウチさんです。なにしろ両手やってますからねスギウチさんは。メジャーリーガーもどん引きです。キャッチャーももちろん、「利き手はヤメロ!」のジョージマさんです。豪華だな。「わたしは、怒りのあまりベンチを殴り、両手とも骨折しました」というスギウチさんのスピーチに涙するメジャーリーガーも現れるでしょう。
こんな感動的なイベントですが、試合はさっさと終わります。先攻後攻はじゃんけんで決めて、対戦のときにバッターがヒットを打ったりすれば、そのピッチャーは手をぐるぐる巻きにして降板します。バッターが打ち取られれば、そのバッターは手をぐるぐる巻きにして交代します。これが全員ぐるぐる巻きになるまで続け、そのときに選手が残っていたチームの勝ちです。
もし点が入ったら、1点につき1人、ぐるぐる巻きから脱することができます。あとはカントクは4つのオプションをもっていて、
- クイズオプション:クイズに正解すると2人ぐるぐる巻きから脱することができる
- ダンスオプション:カントクの激しいダンスで観客の「利き手はヤメロ!」の声が多ければ、3人ぐるぐる巻きから脱することができる
- レースオプション:俊足チアとのかけっこで勝てば2人ぐるぐる巻きから脱することができ、負ければ2人ぐるぐる巻きになる
- 勝負オプション:現役時代のポジションでピッチャーかバッターをやり、もし勝てればその時点で全員がぐるぐる巻きから脱することができる
というゲーム性もあります。
そして何より、指折りのホットテンパーたちが、手をぐるぐる巻きにした状態で長い時間耐えるのは難しいです。みんなで励まし合い、耐えることが、将来の愚行を防ぐ重要な時間にすることができるのです。そんなのできるのかって?このイベントには医療業界がスポンサーとなって、莫大な賞金が出ることになっているので安心です。選手たちが着用していたぐるぐる巻きもオークションで販売します。
今ならブルワーがカントクになれるので、NLがちょっと有利かもしれません。はやくけがしてない方の手で投球練習を始めてください。