カラスと並ぶ2大悪党。すごいいわれようだなと思うマイク松ですこんにちは。はととどっちがNo.2なんだろう。はとは何もいわれないのかな。平和の象徴だからだいじょうぶなのか。
さて、WBCの開幕が目前に迫る中、侍Jは最高のかませ犬を用意しました。最後の練習試合の相手は、クリーブランド・ブラウンズと並ぶ世界二大ドアマット、種いも球団オリックです。
みなさんなんとなくかませ犬の意味ご存じかもしれませんが、うぃきぺでぃあで調べてみてくださいよ。「本来は闘犬において調教する犬に噛ませて自信を付けさせるためにあてがわれる弱い犬」だそうです。「スポーツ・格闘技において選手やチームの調整のためや華々しい勝利を観客に見せ付けるために、意図的に対戦させる実力の劣る相手や、フィクション作品において主人公または強大な敵役の強さを見せ付けるためのやられ役」だそうです。弱い犬、実力の劣る相手、やられ役。それがオリックです。
いや確かにオリックは弱いです。でも侍Jのかませ犬にされるのはかわいそうです。幸い練習試合は勝ってもいいのです。かませ犬の力をみせてやりましょう。
知らずに昨日録画したノルディック世界選手権のジャンプ団体とかをみていたので途中からみたのですが(すごいおもしろかった)、オリックは結構いい戦いをしていました。どうも先発のフジナミがスモウ・アローン、つまり独り相撲で2点をプレゼントしてくれたようです。でもオリックにめっぽう強い、というかオリックに対して神ってるスズキセイヤがスリーランを打って逆転。しかし4回にワカツキのタイムリーで同点に追いついています。
オリックの先発はカネコチヒロでしたが、1回だけ投げて、あとはコンドウ、ドラ6ルーキーのサワダ、新外国人のウエストが投げて8回まで3点だけにおさえます。よくニシユウキのことをウエストとかいっていたのですが、本当にウエストという人がきてしまいました。
試合が退屈してきて以前のWBCを振り返ったり雑談したりしている実況陣でしたが、以前の2009年のWBCでイチローが12打席ヒットが出なかったのを、「イチローが地獄に襲われている」といっていました。地獄は見るか落ちるかのどっちかだと思っていたのですが、地獄に襲われるのは初めてききました。やっぱりなんかミンポーの言語感覚はおかしいわ。
そんなこんなで昨シーズン完全最下位という偉業を打ち立てた、未発芽種いも球団オリックと互角の戦いを繰り広げる侍J。オリックに負けたらもう終わりだとばかりに、調整うんぬんよりも手段を選ばずオリックに勝つべく、マスイやマツイユウキ、センガ、ミヤニシとオリックが苦手なピッチャーを次々と繰り出してきます。調整調整。そして同点のまま9回へ。ここで点が取れないと勝ちがなくなる侍Jはがんばって、アキヤマを代打で出して、9回に2点をとりました。9回裏はあっさり打ち取られました。侍J 5-3 いも。なんとか勝ちを拾って「気持ちよく終われましたね」などといわれているオリック。完全に日本の敵扱いされてました。
とはいえ侍Jにも勝つ喜びを教えてあげるあたり、オリックのやさしさがでてしまいましたね。9回はそれこそクローザー(ヒラノは向こうにいますけど)を出してもよかったのですが、ウエスト続投を選択したのが、かませ犬としてのやさしさだったのかもしれませんね。『沈黙』じゃないですが、アキヤマには打つがいい、オマエに打たれるためにわれわれはいるのだ、というメッセージでしょうか。
まあとにかくオリックにぎりぎり勝つレベルでは、侍Jも王座奪還とやらも夢のまた夢ですね。気を引き締めて臨んでほしいと思います。
ところでどうもノリモトはじめ、侍Jには花粉症のひどい人が多いらしいのですが、中継の中でこんな言葉が聞こえてきました。
「ノリモト選手だけではなく他にも何人か、花粉の方がいるらしいのですが」
衝撃でした。種いも球団オリックの相手はスギだったのです。あるいはスギ花粉。スギ vs. いも。まず侍Jに必要なのは受粉だったのです。受粉 vs. 発芽。もうなにがなにやらわからなくなってきました。
ファンが頭ハッピーグッド監督と呼んだり、阪神に移籍した糸井に対して恨み言ではなく逆に謝罪して送り出すなど、MNFにスタンドから飛び降りた乱入者を実況して大人気になったケビン・ハーランとカート・ワーナー以上のネタぶりを披露しているオリックスさんですが、監督の頭がハッピーグッドだと我々凡人には理解の出来ないレベルの采配を思い付くのでしょうか。
応援している人が多いのだから頑張って!という叱咤のつもりでコメントしたのですが、何かネタっぽい内容になってしまってすみません。
YM5さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
結構侍Jといい戦いはしたんで、基本的に縁起はいいと思います!