高校駅伝みたマイク松ですこんにちは。2ヶ月前くらいから楽しみにしてました。女子はそれなりに攻防があって楽しかったですが、男子は中盤からどう考えても上位の順位が変わらない感じになってしまい、あとは画面に1人ずつ走ってる人が映る展開になってしまいました。愛媛勢はさっぱりでしたがよく走りました。
全日本選手権は男子シングルFS。こっちは男子もみます。
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全日本フィギュアスケート選手権、男子シングルFS。実況は中村さん、解説はホンダバン。
島田高志郎。全日本ジュニア2位。「ロミオ&ジュリエット」。3Sから入りました。3Lz+3Tはしっかり質も備えたジャンプ。2Aから音楽が変わります。コンビネーションスピンはいろんなポジションが安定してできていますね。ステップはなかなか感情表現もうまい。いい強みになってます。シットスピンのポジションもいい。ここまでいい流れです。後半のジャンプは3Lzから。3Fはまずまず。コレオシークエンスはちょっと疲れてきたか。2A+2T+2Loをここで跳んできました。3Lo、3S+2Tと跳んで、キャメルスピンでフィニッシュ。いい演技できましたね。手足の長さのいきる表現が追求できてます。200.18。コーチ陣も喜んでいます。
高橋がリポーターやってますね。
中村優。「ムーラン・ルージュ」より。バトルの振り付けです。3Aはステップアウト。どんまい。3Lz+3Tはぎりぎりでした。3Fはいけました。シットスピンの回転は速かった。このあたりでしっかり得点したいです。ステップは音をよくつかんでて上達が感じられる。いいぞ。3Aはダブルにした様子。自重ですね。3Lzは転倒しました。2A+1Lo+3Sはしっかり成功。3Lo+2Tとジャンプ落ち着いてきたぞ。コンビネーションスピンからコレオシークエンス。ここは見せ所です。がんばれがんばれ。3Loからコンビネーションスピンでフィニッシュ。演技のメリハリの付け方がよかったですね。さすがバトルさん。202.16。
鈴木潤。東日本2位。「ニュー・シネマ・パラダイス」より。有香ちゃんの振り付けです。小塚みたいなイメージですね。3Aは転倒。3Lzはいけました。3Loは手をつきました。がんばれがんばれ。コンビネーションスピンはスムーズなバリエーションでした。ステップはわりとすぐ終わりました。3Loは手をつきました。3Sはオーバーターン。ジャンプがんばりたい。シットスピンは低い体勢。スピンはほんとうまいですね。3T+2Tは決まりました。2A+1Lo+3Sも成功。コレオシークエンスは味わい深い構成。2Aからコンビネーションスピンでフィニッシュ。もう少しジャンプが決まっていればと思いますが、強い表現の意志を感じました。177.54。
佐藤洸彬。東日本優勝。「セビリアの理髪師」。いい衣装です。3A+2Tはセカンドで手をつきましたが、アクセルはいいジャンプ。次の3Aはツーフットですね。3Lzもツーフット。がんばれ。ステップは躍動感ある構成。歌いながら踊っているのはかっこいいです。このステップは見応えありました。シットスピンはバリエーションが多い。3Loは前向きに降りました。3F+2Tは決まりました。セカンドは手あげ。2Lzからコンビネーションスピン。歌によくあった構成。おもしろい。3Sはシングルに。2Aはいけました。コレオシークエンスも場内を盛り上げます。こういう演技があってるみたい。コンビネーションスピンでフィニッシュ。荒削りなところはありますが、表現の才能がある感じでした。あとはジャンプですね。192.70。
日野龍樹。ひげはやしてますね。シルク・ドゥ・ソレイユ「キダム」より。3Lz+1Lo+3Sから決めてきました。堅実です。3Lz+3Tも成功。序盤に大きなジャンプを決めてますね。3A+2Tをしっかり成功。3Loもいけました。上々の出だし。シットスピンは体勢が低い。コンビネーションスピンは終わりもしっかり曲にあわせて。よく練習してます。3Aは転倒。がんばれ。2Aは決めました。3Fからステップにいきます。体力もしっかり、よく動けてます。2Aからコンビネーションスピンでフィニッシュ。いい演技できましたね。キスクラで逃げちゃダメだのタオルもってます。強い気持ちや。230.31。やっぱり戦う姿勢がないとな。
友野一希。全日本ジュニアチャンプ。ガーシュウィン「パリのアメリカ人」。おもしろなポーズからスタート。4Sを決めてきました!おーやりますね。3Aも高さのあるジャンプ。3F+2Tからシットスピンもよく回ってます。堅実な演技ですね。それにしては明るいアメリカ的な表現力みたいのがある。コンビネーションスピンをてきぱき決めて、3A+2Tも決まった。ステップは曲表現がおもしろい。この曲これだけアメリカ的に滑れる人珍しいですよね。3Loのあとは2Sになりましたが、そのあとの3Lzは成功。幅もあります。3Fからコレオシークエンス。密度の高いプログラムで忙しいですがよくついてきてます。コンビネーションスピンでフィニッシュ。これはいい演技!がんばりましたねー!実力をしっかり出せた。来シーズンのシニアでもやれそうです。216.55。
田中刑事。ディティクティブもトップ3。フェデリコ・フェリーニメドレー。最初の4Sをしっかり成功。もう1つは3Sになりました。3Aは前向きに降りてます。うーん。シットスピンはゆっくり。ステップはよく動けてます。リンクいっぱいに使うのがさすがシニア。表現力も磨いてきてるな。ディティクティブの進化も感じます。3F+3Tは成功。3A+2T+2Loも決まってます。3Lzは軸が傾きましたがよくリカバー。キャメルスピンもてきぱき。3Lo、3S+2Tも決めて、コレオシークエンスもすごく盛り上げる。体力しっかりついてるし、コンビネーションスピンでフィニッシュ。今のディティクティブをよく出せた。249.38。
無良崇人。SPトップですよね。ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。4Tはなんとか成功。あぶない。4T+2Tもぎりぎりでしたが大丈夫ですね。もっと助走にスピードをつけたいです。3Aはそのままの助走でもきっちり成功。ステップは曲によくあわせていて優雅かつキレあるステップ。キャメルスピンも曲に合わせた速度という感じです。滑りの質がいい。3Sから後半。3Aはダブルになりました。これは決めておきたかった。そしたら次のジャンプを3Aにしてきました。リカバーですね。シットスピンから3Fはツーフット。最後のジャンプも2Lzになりました。うーん。コレオシークエンスはSlSt。コンビネーションスピンでフィニッシュ。終盤でジャンプが崩れてしまいましたねー。なんとか1つでも立て直してほしかった。242.11は2位になりました。
宇野昌磨。最後はきっちりいきましょう。「ブエノスアイレス午前零時」ほか。4Fはステップアウトもまわってますね。4Tもオーバーターン。ステップからの3Loは楽に決めましたね。キャメルスピンは加速する出来。ああいうのが点数になるんですよね。そしてステップ。情熱さえもコントロールするような見事なステップ。メリハリもチェンジオブペースも自由自在。今ステップがかっこいい選手ですよね。コンビネーションスピンで落ち着いておいての3A。ちょっと詰まりました。4Tはぎりぎりでコンビネーションにならず。3Lz+2Tも決めて、つなぎの部分も味わい部会です。このへんがさすが。3A+1Lo+3Fを決めました。これがでかいですよねー。3S+3Tをここで成功。コレオシークエンスからコンビネーションスピンでフィニッシュ。軸最後までばっちりでした。完全な演技ではなかったですがやることはやりましたね。280.41。やっと全日本優勝ですね。
○最終結果:(ベトナム麺料理的に)
1. 宇野フォー
2. ディティクティブン
3. 無良フーティウ
4. 日野ミークァン
5. 友野バインダー
6. 中村優ラウ
宇野が優勝。ハニューがインフルとはいえ、優勝は優勝です。全日本チャンプとして自信もってほしいです。もうこれも通過点だと思うので。なにげに2位ディティクティブがすごいと思います。じっくり進化を続ける粘り強さはまさにディティクティブ。応援していきたいです。無良は3位。SP1位だっただけに悔しいですね。
今回日野の4位も光るものがありました。今までなんとなくおもしろくないなと思っていたのですが、気持ちを前に出す滑りは、たとえ本当はそういう人間じゃないとしても、人を魅了する滑りでした。逃げちゃダメだわ。友野は5位。収穫ありました。来シーズンが楽しみ。中村はしぶとく6位に入りました。
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