大相撲1月場所2016:総括と菊のたとえがわかりにくい

大阪城公園にいってきたマイク松ですこんにちは。さすが大阪城、すばらしい石垣、すばらしい堀ですね。これ攻略するの大変だなと思いながら、周りを歩いていました。『城塞』をまた読もうと思いました。
さて、今日は初場所の総括です。
初場所は菊の初優勝で幕を閉じました。10年ぶりに日本人力士とかいわれてますが、とりあえず菊が優勝したのはめでたいことです。
なぜならミッキー兄さんの名前がばんばん出てくるからです!いろんなところでミッキー兄さんが菊を強くしたと書いてあるんですよね。ミッキー兄さんにもまれとかね。まあその通りなのですが、佐渡ケ嶽部屋の名前を高めたのは間接的にミッキー兄さんの威光を高めることになるのです。えらい。
いちばん素晴らしかったのはこちらの記事。ちゃんと菊はミッキー兄さんに優勝の報告をしたばかりか、兄さんがトゥイホーされたあとも折に触れて相談していたそうです。若干相談相手を間違っている気もしなくもないですが、・技・体では相談していいですからね。よかった。ちゃんと取材してくれてほんとにありがとう。
あといろんなところで菊の奥様の功績がたたえられていますよね。結婚して決意新たに稽古に励んだのがよかったそう。最初から励めよとか思いますが励んだんだからよかった。もうキセも含めて、期待の若手はみんな今から励むか、結婚するかしたらいいと思います。奥様ありがとう。
さすがにダメダメオーゼキの時代が続いたときは引退も考えたそうで、「協会のジャンパーを着ている」というのがリアルすぎました。よかった引退しなくて。協会のジャンパーすら着られない人だっているんだからね!
ところで菊が優勝してそれまでなんかの役に立つかもと思ってとってあったおもしろエピソードが次々公開されています。もともと頭脳派の力士ではないと思っていましたが、正直いってることがよくわかりません。すごいぞ。
まずはいろんな人に支えられているというところであんぱんまんを例に出し

「ケガで顔を削られても、たくさんの方がその都度、新しい顔を入れ替えてくれる。多くの人がいるから、その都度、強くなったと思います」

といっています。オマエの頭はパンかと思いますが、別にAPMは顔を入れ替えられて強くなるわけではないのです。段ボールみたいな足がぽーんと入れ替えられたらどんなによかったか。
あと富井も大混乱しているドラクエのたとえ

「ドラクエは攻撃面では体力を使うから、数値が減るでしょう? 強い相手になると魔法も使わないといけない。必殺技を使ったら数値が減る。薬草とかを飲まないと回復しない。それが気力。ゲームもちゃんとできてるんだな」

うん、確かによくわからん。結局いいたいのは奥様が薬草ということなのかな。奥様も「あたし草?」みたいに怒りそうですが人間ができておられるので大丈夫なのでしょうか。必殺技というのが魔法のことなのか。これについてはしっかり解説がしてあって、スポーツ新聞といえどやはり読解力はあるんだなと感心させられました。とりあえず菊のたとえはよくわからんですね。どんどんやってみましょう。

今場所は菊の優勝ですごく盛り上がりました。照ノ富士、大砂嵐に続いて遠藤、常幸龍が休場したときは大丈夫なのかと思いましたが、タイミングはよかったですね。みなさんおだいじに。
わりと大勝ちする力士は上位陣以外は少なく、混戦の場所だった感じ。ゴーエードーもカドバンになるし、三役で勝ち越せたのはハチナナの嘉風だけでした。嘉風はそのスピードでこの初場所で勝ち越せたのは大きい。
いい相撲をみせたのは宝富士、琴勇輝、そして豊ノ島。宝富士は四つに磨きがかかったし、琴勇輝は菊のいい流れもありましたが突き押しに重みと精度が加わりました。豊ノ島は菊に勝ったところはさすが。まだまだ豊ノ島もいけるよ。高安も気がついたら11勝してますね。
そしてマサヨがとにかく素晴らしかった。自分の相撲をしっかりとっていました。スケールの大きさを感じました。でもマイナス思考に従って、今は実力をしっかりつけるとき。けがなく力をつけましょう。
来場所はもっと幕内力士の奮起が期待されますね。お互いにあっさり相撲や変化で勝負が決まるとなんともいえないいやさがあるでしょう。そんなことやってる場合じゃない。熱戦があればあるほど相撲も盛り上がります。あんなにだめだだめだといわれていた菊も優勝できたんです。続いてほしいものです。

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