ぶらたもりを大相撲で案内するには

織田信成将軍がカイジになったテレビCM第2弾。最初に将軍に目をつけた人がえらいなと思うマイク松ですこんにちは。「敦盛」を舞うまでもう少しです。
さて、先日もみましたが、ぶらたもりが超おもしろいです。一般的な観光情報とかグルメ情報とかどこかにありますからね。確実に番組を見ないとわからないことがいっぱいあるのがすてきです。取材力のたまものですよね。
ところでぶらたもりで訪れるところでは、たもりさんに驚いてもらおうと、地元の人たちがとっておきの情報を提供します。そのレベルは回を重ねるごとに高まり、「たもりさんがこられるということで特別に」という文句が定番になってきてますね。きっとNHKよりも地元の人たちが盛り上がってるのではないかと容易に想像できます。
そこで、大相撲の歴史をぶらたもりで案内するには、やはりあの出来事、というかあの人を持ち出すしか、たもさんには驚いてもらえないでしょうね。

たもさん:いやー本場所はやっぱりおもしろいね。
くわこさん:ほんと!すーっごい迫力でしたね!
職員:どうもたもさん!
たもさん:おっ!あなたは?
職員:わたくしこれからたもさんを、大相撲の黒歴史へとご案内したいと思います。
たもさん:黒歴史!またすごいものみせてくれますね。
職員:そうなんです。ちょっと前なんですが、本場所じゃないのにみんなが一生懸命相撲をとって、それをお客さんがただで見られるっていうことがあったんですよ。
たもさん:ただで!?それってどういうことなんですか?
職員:これが国技館の玄関なんですが、この写真をみて、何か気がつかれることありませんか?
たもさん:うーん…(!)あ、これ「技量審査場所」?って書いてありますね。
くわこさん:ほんとだ!なんですかこれ?
職員:さすがたもさん!そうなんです、これ本場所じゃなかったんですね。
(くさなぎくん:本場所じゃなくて技量審査場所?たもさん、いったいどういうことですか?)
職員:実はこの前日、ヤオチョーで力士が何人かトゥバークの罪でトゥイホーされて、この前の場所は中止になってしまってるんですね。そして次の場所は、番付編成の資料として相撲は取って優勝は決めるけど、テレビ中継もないし、お客さんに無料で開放している、そういう場所だったんですね。
たもさん:へー!そんなことがあったんですか。そのトゥイホーされた力士が悪いやつなんですね?
職員:それがあながちそうでもないんですね。こちらの力士がそのトゥイホーされた人なんですが。
たもさん:こと…みつきですかね?
くわこさん:トゥバークに手を出したにしては優しそうなお顔ですね!
職員:この人、まあここでは仮にミッキー兄さんとお呼びしますが、このミッキー兄さんが諸悪の根源だということでトゥイホーされたことで、わりと早く大相撲を取り巻く状況は改善し、現在の大相撲の隆盛につながっているんですよ。
たもさん:なるほど!人身御供なわけだ、このミッキー兄さんって人は!
職員:それでですねたもさん、本来は世を忍ぶ仮の姿として焼き肉屋さんを営んでいるミッキー兄さんなんですが、今日はせっかくたもさんがいらしているということで、特別に、ミッキー兄さんにお会いできることになっております。
たもさん:え!いいんですか!?
職員:もちろんです。特別に許可をとってありますので。さあどうぞ。
たもさん:それはいいですね…(!)あれ?なんか職員の方、さっきみた写真によく似てませんか…?

ここで井上陽水「瞬き」がかかります。「女神」「瞬き」が収録された井上陽水のニューアルバムは7月末発売。いやーたのしみですねー。

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