フィギュアスケートグランプリシリーズ2013 アメリカ大会(1):男子シングルSP・FS

ラクテン日本シリーズへ。おめでとうございます。マイク松ですこんにちは。対戦相手のセ・リーグ代表をしっかり倒して下さい。時節柄滅ぼせとかいわないようにしたいです。そうそう、ゲコクジョーはできませんでしたがロッテもよくがんばりました。
さて、フィギュアスケートシーズンが到来!やっぱりグランプリシリーズが始まってシーズンスタートですよね。プレシーズンは終わりだ。でアメリカ大会早速みようと思ったら、うちのきまぐれHDDレコーダーがフリーズしてSPは見られませんでした。ちょっと放送は多いだろうと思って、BSアサヒの放送でみていきます。

フィギュアスケートグランプリシリーズアメリカ大会、男子シングルSP。とはいえ日本人選手の演技だけみられました。
町田樹。「エデンの東」。滑りがよくなってるような気がする。すごいエッジがなめらかですね。それから4T+3Tをばっちり決めてきました!やりますね町田!3Aもしっかりもちこたえていい流れ。いいですね。スピンはポジションが安定してます。回転速度もしっかり。体のキレもいいし、そこから3Lzもクリーン。ステップはまだよくなりそうな。最後のコンビネーションスピンもばっちりでした!よっしゃやりました町田!91.18。
小塚崇彦。「アンスクエア・ダンス」。最初の4Tはしっかりもちこたえています。まずまずの出だし。3Aは流れのあるいいジャンプ。スピンはポジションはいいですね。ステップからの3Lzはステップアウトでコンビネーションになりませんでした。これは決めておきたかった。スピンはもうちょっとよくなりそうですね。ステップはちょっと疲れてるか。がんばれがんばれ。よっしゃまとめました。まずまず。77.75。
高橋大輔。「ヴァイオリンのためのソナチネ」。最初の4Tは転倒してしまいました。惜しい。スピンは安定してるし、つなぎ部分の感情表現はすばらしいですね。3Aは流れがなかったけど踏みとどまりました。3Lz+2Tはセカンドでステップアウトになりましたか。今日はジャンプがよくないですねー。ステップはさすがに感情が全面に表現されてますね。だまれ振動。スピンでフィニッシュ。まあジャンプは決まらなかったですが、演技はしっかりできてますよ。77.09。FSがんばれ!
○SP終わっての順位
1. まちだ、2. ぶらうん、3. りっぽん、4. こづか、5. たかはし

男子シングルFS。実況は振動、解説はサノさん。
ロシアのアルトゥール・ガチンスキー。相変わらず出遅れて8位スタート。オリンピックシーズンですよ。「アンナ・カレーニナ」。スピード出してガチンスキー。4Tはしっかり踏みとどまって成功。でもスピードがない。転倒するよりはいいよね。3A+2Tも流れはないですがいけました。3Fはダブルになりました。なぜ。けがの影響ってやつか。3Aは跳ぶ前からサノさんにもう一つ扱いされてます。ときどき手をぴょこぴょこ動かしてます。ステップはなかなか躍動感に欠けますね。3Lz+2Tはなんとか。3Loはステップアウト。滑りが重いです。3Lzとジャンプは成功してるんですが、なんとも重い。2A+2A+SEQでジャンプ終わり。コレオシークエンスもアイスショーみたいでした。まあ初戦だし。代表に選ばれることが大事ですから。あんまりゆっくりやってるとおこられるよ。終わってがっつりうなだれているのが印象的でした。208.16。元気出せ。
スウェーデンのアレクサンドル・マヨロフ。服がパーカーになってる。あのフードいるんかな。そういえば衣装がヤマトの乗組員ぽい。「アーキエンジェル」。ロボっぽい動きのあとは結構スピードありますが、4Tはスライディングタックルみたいになりました。動きはいいんですが。3Lz+3Tはなんとか3-3にしました。がんばってる。3Loもひざをやわらかく使ってリカバー。そういえばSPのスコアは自己ベストのよう。ステップはゆったりした動きですがエッジはなめらか。3Lz+2T+2Tから後半。3Aは手をつきました。いちおうフードがぬいつけて固定してあるんですね。3F+2Tもなんとか。スピンのあと3Sは回転不足、2Aはいけました。なんかつかみどころのない動きですが、がんばってます。もうちょいや。スピンのあと、なぜかフードをかぶってフィニッシュ。わからん。最後がまったくわからん。サノさんでさえ「あのフードいるんかなと思ってたんですが、最後かぶりましたねえ」というフード。まさか最後に出番が待っていたとは。驚きですがとりあえず意味はわかりません。208.72。
アメリカのマックス・アーロン。そういえば地元でした。アメリカ客が少ないよ。「カルメン」。なんかとかげみたいな衣装ですがカルメンです。4Tは真横に跳んだ後でL字になって転倒。新しいな。4Sに挑みますが手をつきました。3Loはまずまず。結構詰めて作ってるプログラム。スピンからステップはよく動いてるしキレありますが、カルメンの何かを表現しているかはわかりづらいです。ローリー・ニコルの振り付けみたいなんですが。4S+2Tは今度はなんとか決めました!踏みとどまるパワーはさすが。3A+2Tはクリーンに成功。3Lz+1Lo+3Sもテンポ良く決めました。後半になってよくなりましたね。3Aはあぶないところでしたがもちこたえました。コレオシークエンスも楽しんでやってますね。3Fからスピンでフィニッシュ!後半はがんばりましたね。やっと体がほぐれてきたって感じなんだろうか。238.36。
高橋大輔。FSもたのしみです。「ビートルズ・メドレー」。4Tはステップアウトもしっかり回ってますね。次のクワドルプルの予定は3Lzに変更。3Aは詰まりましたがもちこたえてます。つなぎの部分もキレがいい。そのままステップに入ります。しっかり音をとってるしメリハリもある。なるほどです。スピンからのつなぎもいい。ちょっとフラメンコの部分もいれてあるんですね。後半にジャンプ残してますね。3A+2Tは間にターンが入りました。3Lz+3Tをなんとか成功も、3Loはダブルになりました。3Fから3Sはまたダブルに。フライングキャメルスピンもバランスを崩しました。しかしこれだけ疲れていても笑顔で滑ってるしスピードも落ちない。気合いを感じます。スピンでフィニッシュ。今日のジャンプの調子ではとてもがんばったと思います。236.21。アーロンの方が上か。
後半、小塚崇彦から。地味な衣装。「ロンド・カプリチオーソ」。動きはまずまずですが、4Tはダブルになりました。タイミングがあわなかったか。滑りはとてもきれい。3Aは単独。3Lz+2T+2Loはいいですね。ステップはエッジワークはばっちり。曲ともっと調和してくればすごくなりますね。3A+2Tは高さ出てましたね。滑りはいいし、3F、2Aとしっかり決めてきてます。あとは表現がうまくいくようになれば、伝わるものも増えてくるんでしょうか。3Lz+3Tをここで成功!3Sからスピンは軸ばっちりでした。よしよし!初戦としてはいいんじゃないでしょうか。ここからもっとあげていかないとですね。230.95。うーんのびない。
アメリカのアダム・リッポン。リッポンって地味な衣装似合いますよね。「牧神の午後への前奏曲」。4Lzはまわってるぎりぎりくらいでしたかね。すごい。フェンスが近くて転倒した感じ。3A+2Tはキレよく成功。スピンも相変わらずいいポジション。滑りもいいですが。3Aはシングルになってしまいました。このへんがさすがリッポン。伸び悩みにかんしてはベテランですからね。3F+3Tはなんとか成功。コレオシークエンスもとてもきれい。滑りでちゃんと表現できる。サノさんも小さい子どもはまねするようにとのことでした。手あげの3Lz+2T+2Tもきっちり成功してます。3Lz単独も手上げで成功。そうかさっき4Lzだったからいいのか。すごいな。3Sも流れがあってばっちり。最後のスピンはレイバックポジションがよかったです。これだけのことができて伸び悩む。これぞリッポン。小さい子どもさんはまねしちゃだめだよ。できんけど。241.24。いい点でましたね。
アメリカのジェイソン・ブラウン。アメリカの隠し球でシニア初参戦ですが、全米ではおなじみ。「リバーダンス」。最初にいいポジションのスパイラルから、2Aでスタート。ステップからの3Aは転倒してしまいました。これは跳んでおきたかった。キャメルスピンから片手ビールマン。回転も速いです。3A+1Tはツーフットだったかも。不思議なポジションのコンビネーションスピン。SlStはメリハリがあって上下の連動がばっちり。どっちかだけじゃない動きです。いいステップだ。3Lz+1T+3Sはうまく決まらない。3F+2Tもなんとかもちこたえてます。2Aはつなぎの動きからダイレクト。手あげの3Lzもエントランスが難しい。コレオシークエンスでも笑顔ですね。ちゃんと体力もある。3Loからコンビネーションスピンでフィニッシュ。なんか密度の濃いプログラムですね。常に何かしらやってる感じの。クワドルプルはなかったですが、きっちりプログラムをこなしました。231.03。FSではなかなか上にいけませんが、今日の演技はよかった。
町田樹。すごい気合いの入った顔。幕末の志士か。その気合いでてっぺんとったって!「火の鳥」。鳥の動きも洗練されてきてます。4Tは完璧な流れ。すばらしすぎです!加点つきますね。4Tはコンビネーションになりませんでしたがなんとか。3A+3Tも余裕ありました。これはいける。スピンもキレがよくぱぱっと。ステップは指先まで神経が行き届いててすてき。鳥といえば町田。スローパートになってより洗練された鳥が。いい表現です。3Aは流ればっちり。サノさんも絶賛。ただのフライングキャメルにも鳥が感じられます。3Loは成功。3Lzはもちこたえました。3F+2T+2Loも後半で成功。3Sでジャンプ終わり。もうちょい、がんばれ!スピンもきっちり決めました!よっしゃ!ナイスフェニックス!ナイスファイアバード!265.38!自己ベストを20点以上更新したそうです。ナイスチャンプフェニックス!
○最終結果:
1. ナイスフェニックス!
2. なにげにリッポン
3. なにげにアーロン
4. なんとか高橋
5. がんばったブラウン
6. がんばれ小塚
優勝は町田。がんばりましたね!というかこのメンバーでは圧勝でした。滑り慣れた「火の鳥」のクオリティがよく上がってました。もうリンクの上では鳥だなという感じでしたが、ジャンプのキレもとてもよかったし。代表になれるかどうかはともかく、代表争いには大きな声で名乗りをあげたという感じですね。たのもうー!!(名乗り)
2位はリッポン。さんざん上の文章では伸び悩んでるとか伸び悩みのベテランとか、アダム・N・リッポンとかいってしまいましたが、地元できっちり表彰台。ごめんごめん(反省してない)。3位はアーロン。SPはよくなかったようですが、ジャンプでがっつり順位をあげる、久しぶりにアメリカに現れたジャンプマシンの面目躍如です。
高橋は4位。この大会はジャンプの調子がいまいちでしたね。GPSファイナルはしんどいかもしれませんが、大事なのは全日本であり、オリンピックですからね。大会で詰めていく方でもないし、かえってゆっくり詰められていいかも。プログラムはいいですからね。5位はブラウン。クワドルプルは跳ばなければいけませんが、跳べばいいというわけでもないのも事実。ゆっくり跳べるようになってください。パトリックちゃんもゆっくりやってたし。小塚は6位。じっくりプログラムの表現を突き詰めてほしいです。
男子シングルおもしろかったですね。やっぱりフィギュアスケートおもしろい。

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