Windows8搭載パソコンをさわってみたのですが、アプリケーションを起動するとか、終了するとか、電源を切るとか、当たり前の操作がまったくできなくて困るマイク松ですこんにちは。このわからなさすごい。今更OSの説明本とか買わなくてはいけないのかと暗くなっています。
さて、来シーズンのスカパー!のプロ野球中継のことについて調べていたら、なんかすごいことになっているようです。プロ野球のコンテンツ価値が下がってるのか上がってるのかたぶん下がってるのか。
- 黄泉瓜:G+
- ヤクルト:フジテレビONE
- 横浜:TBSニュースバード
- 中日:JSPORTS 2
- ハンシン:スカイ・A、GAORA
- 広島:JSPORTS 1
- ハム:GAORA
- 楽天:日テレプラス
- 西武:朝日ニュースター
- ロッテ・オリックス・ソフバン:FOX
昨シーズンまで5チームの試合を放送していたJSPORTSですが(それでも前年より減らしてた)、今年はなんと2チームですよ2チーム。それでいて1~4のばら売りをやめ、セット売りのみにするという。どういうことでしょうか。国内最大のスポーツチャンネルとやらが、2チーム。球団は12あるんですよ?というかみんなばらばらじゃないですか!
JSPORTSがもっていたパ・リーグの試合は、FOX bs238という新しいチャンネルにとられてしまったみたいですね。確かに3球団の試合はやってくれるみたい。他にもいろいろあるんですが、しょうもない映画とかはおいといて、1つだけ、マイク博士の猛毒動物一本勝負!というのだけは気になります。詳しくはないですが、僕も猛毒動物は大好きです。
確かにフィギュアスケートではだいぶお世話になっているのであんまり悪くはいえないのですが、カアプの試合をみるためだけに2400円/月も払うほど、フォルス・スタート商会はもうかっていないのです。まあそれどころかまったくもうかっていないのですが、この複雑な思い。神の不在について考えていると、富井が「こう考えるとやっぱりサンテレビってすごいよな」とつぶやきました。
確かにすごい。なんともいえない味のあるローカルCMでおかねを稼ぎながら、ハンシンファンのためにすさまじいクオリティのハンシンの試合を試合終了まで中継し続ける。以前から関西人はなぜハンシンファンになるんだろうと考えていたのですが、やはりサンテレビがあるからだといわざるを得ません。なんだか遠藤周作『沈黙』のことをいつも考えてしまうんですよね。地上波での中継がなく、こうして悲嘆に暮れるプロ野球ファンに対し、サンテレビはボックス席という愛を映すのです。
その時、見るがいいとテレビのあのチャンネルは野球ファンに向かって言った。見るがいい。お前の目の痛さをこの私はよく知っている。見るがいい。私はお前たちに見られるため、この世に生れ、お前たちの痛さを分かつためボックス席を映すのだ。
とりあえず4月からFOXだけにして、カアプ戦はサンテレビとBS1に頼りたいと思います!
前置きがすごく長くなりましたが、今日はハンシンがキューバ代表と強化試合をしていました。強打者のそろったキューバ。おもしろい名前が多いのでつい応援してしまうのですが、今日はハンシンも若虎中心のメンバーです。若虎は30歳でも若虎ですので、良太も若虎です。
ハンシン先発はスタンリッジ。キューバ打線をばっちり抑えます。さすが。対するキューバのデスパイネは立ち上がり、1死満塁からマアトンに2点タイムリーを打たれ、ハンシンが先制します。そのあともスタンリッジがしっかり抑えすっかりハンシンペース。遠慮無くスタンドで応援するファンも、最強軍団に勝てるかと期待が高まります。
しかしせっかく寒い日本に来てもらったのにいやな思いをさせてはいけないというサービス精神が、2番手ピッチャーにコジマを出してしまいます。そんなフォースに応えてコジマは5回に無死満塁のピンチを作っておいて、セペダに2点タイムリー、アブレイユに犠牲フライを打たれてあっさり逆転。この一気の逆転がコジマですよ。小鳥ですよ。
そのあとはお互いにいいところなく試合終了。手抜きではなく本当なのでしょうがないです。2-3でハンシンは負けました。とはいえコンラッドも結構いいバッターだし、若手も活躍してるし、福原も久保も試せたし、コジマのおかげでキューバも元気づけられたし、有意義な試合でした。
今年のサンテレビもたのしみです。もし5年後くらいにこのサイトがハンシン一色になったとしても、それはサンテレビの愛のなせるわざなのです。