東京に出張して、おひるごはんにお弁当的なステーキ丼みたいなのをいただいたのですが、とてもおいしかったマイク松ですこんにちは。きっと僕の念能力で「肉がたべたい」というオーラを出していて、読み取ってくれてたんだと思います。
これまた念能力で「ずっとカーリングみていたい」というのも出しているのですが、そうもいかないですよね。ついに男子決勝、ロコ・ソラーレ×SC軽井沢クラブです。
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カーリング日本選手権男子決勝、ロコ・ソラーレ×SC軽井沢クラブ。実況は西阪さん、解説は谷田さん。結局今回は谷田さん1人で男子の解説全部やりましたね。
第1エンド、LSがセンターガードを置いてきた。SCは2点パターンを作ろうとしたが、ダブルテイクアウトが決まって打ち合いに。SCがガードを一掃したところで、LSは残ったガードにカムアラウンドしたがうまくいかず。SCが先に回り込んで、LSはその前においた。テイクは難しいということで、SCはドローで1点とりました。
第2エンド、お互いにセンターガードを置いて(LSは短かった)、SCは後ろに置いてきました。センターガードはシンプルにできたもののLSはダブルがうまくいかず、SCはチャンス。中央の曲がり幅をより理解しているらしいSCがいいポジションに次々置いてます。中原の遠いランバックがようやく決まって形が変わり、逆サイドからのドローでいいポジションを取れました。SCは同じラインからのドローで道を塞いでディフェンス。反対側のラインからのドローを強います。しかしスイープでもってきて、LSが2点とりました。
女子ロコ・ソラーレが応援にきてます。
第3エンド、LSがセンターガード、SCがコーナーガードで、後ろにドローしてきました。そのへんでテイク合戦になり、中原のダブルテイクアウトがばっちり決まりました。次のヒットロールもいい感じ。3人スイープで弱いショットも中にいれてきてます。SCはヒットロールが伸びすぎてテイクされ、3点パターンを見せることに成功。ラストストーンはやや短かったですが、3人スイープでぐっと伸ばして1点とりました。両チームのスイーパーが活躍。
第4エンド、ガードの後ろで縦に並べる展開。LSの形がいい形らしく、SCは山本の段階で前から破壊してきます。LSはコーナーガードの形を作ってばっちり隠しました。LSのいい形に対して柳澤のショットはダブルはできず。LSの3点パターンをどうするか考えなければならないですね。柳澤のラストショットは3つ動かしてピンチ脱出。LSは欲張らず2点とりました。いいドロー。
第5エンド、後攻のSCはいい形をつくりたい。しかし中原のダブルテイクアウトが決まっていい形。しかし最後のショットが斜めについてしまい、よくない形になりました。これはSCチャンス。しかしわずかにずれて1点止まり。ウェイトを落として曲げた方がよかったと谷田さん。
第6エンド、ガードの後ろに回り込む展開。だんだん縦に長くなってきました。SCはどんどんフリーズしてきて、複数得点が難しくなってきたので、LSはもう1点とるためにガードしてきます。SCのラストストーンがちょっとのびて、LSも2点の可能性ありましたが、結局1点でした。
第7エンド、SCは左右にコーナーガードを置いてきました。そこからLSの隙を突いて後ろのストーンを動かしました。山本がヒットロールを決め、後ろのストーンも出しましたが、中原もランバックからダブルテイクアウトを決めました。その後SCが2点パターンを作ります。最後LSはヒットロールでだいぶ動かしましたが、SCがテイクして2点とりました。
第8エンド、お互い相手の意向にかまわず、作戦を進めていきます。それからお互いにヒットロールを狙います。先に後ろに入ったのはLSですが、柳澤が4ついっぺんに動かすパワーショット。LSはランバックで減らしますが、柳澤がはじっこのストーンからダブルテイクアウト成功!LSはブランクエンドにしました。
第9エンド、ガードの後ろに回り込む展開から、ヒットロールの展開に。SCのモメンタムが上がってきてる。前田弟がガードからランバックでダブルテイクアウト。早めにセンターの相手のストーンをテイクしたLS。SCはフリーズがばんばん決まります。LSは横から押そうとしますがうまくいかず。LSは最後の手段、相手に1点スティールさせて10エンドに逆転するために、最後はスルーさせました。すごい決断だ。
第10エンド、LSはコーナーガード、SCはセンターに置いてきます。LSがヒットロールでまずセンターをおさえる。センターをめぐる攻防。LSがちょっと押していい形をつくりますが、あまりうまくいかなかったところで、柳澤が相手のナンバーワンをテイクしました。最後のLSのストーンは後ろにあたらず、わずかの差でSCが1点とりました。試合終了、SC 7-5 LS。
ほんとに死闘でした。双方のわずかの差で勝敗が決まるというしびれる試合。ぜんぜん大量点が入らなかった。実力差はわずかでした。両チームともよくがんばりました。