ぴょんちゃんオリンピック:フィギュアスケート 女子シングルSP

ネイサン・チェンのSP、ネメシスが気に入って毎日聞いている富井です。オリンピックでのネイサン・チェンのSPはちょっと残念でしたが、あのプログラムは名作だと思います。さて、女子シングル、録画を再生していると最初に太田由希奈さんがでてきました!男子シングルでは旭川でパブリックビューイングの解説の仕事をしていたそうです。相変わらずしゃべり方がかわいい。解説は八木沼さん、実況は進藤さん。
アメリカのブレイディ・テネル。映画「ブラザー・フッド」より。ポリーナ・エドモンズ似の人。3Lz+3Tは転倒。ちょっと動きが硬いかな。フライングキャメルスピンは長い足が美しい。レイバックスピンも美しい。3Loも幅のあるジャンプ。ステップシークエンスは初々しい。イーグルから2Aも流れのある見事なジャンプ。コンビネーションスピンも長い足が印象的。最初の転倒以外は完璧でしたね。アメリカ女子らしいすがすがしい演技。64.01
ブラジルのイサドラ・ウィリアムズ。「ハレルヤ」まつげが長い。3Lz+2Tは成功。3Loも着氷。コンビネーションスピンもOK。イーグルからの2Aもいい。フライングシットスピンもいいですね。ステップシークエンスも伸びやか。レイバックスピンもちゃんとレベルが取れています。すごい、ノーミス。レベル高いな。55.74。トリノやバンクーバーなら間違いなくフリーにいけると思うんだけど。
ウクライナのアンナ・フニチェンコワ。「sorongo」ほか。左手の赤い手袋が印象的。2Aは流れのあるジャンプ。3T+3Tは転倒。フライングキャメルスピンはもう少し回転が速ければ。3Lzも転倒。少し慎重になっているよう。美しいコンビネーションスピン。ステップシークエンスは工夫されていて見応えがあります。レイバックスピンも手の動きがきれいですが、ちょっと短いかな。47.59
ラトビアのディアナ・ニチキナ。「ソルジャー・オブ・ラブ」3Lz+3Tは助走のスピードがなくなったけど着氷しました。3Loもなんとか回転したかな?フライングシットスピンは回転が速くていい。ステップシークエンスになってやっと身体が動く感じになってきた。2Aは幅のあるジャンプ。コンビネーションスピンはもうちょっとスピードが欲しい。レイバックスピンはOKじゃないかな。しかし転倒もなくまとめました。ランビエールコーチだ。51.12
韓国のキム・ハヌル。映画「ピアノレッスン」より。15歳。この人が代表なんだ。スピードがある助走から3Lz+3T。コンビネーションスピンも途中からスピードが増します。すごく上手。フライングシットスピンも入るところがスピードがあっていい。3Loは両足着氷だったような。イーグルから直ちに2Aも美しい。ステップシークエンスはまずまずかな。そりゃ、キム・ユナには全然及びませんが、なかなかの新星登場。レイバックスピンも回転が速い。加点がすごそう。すごいデビュー。54.33。最初のジャンプも回転不足だったかな。
スウェーデンのアニタ・オストルンド。「Carmen fantasie」スピードがありますが、ジャンプ直前に止まってしまい3Lzの予定が1Lzに。フライングシットスピンは回転が速い。ステップシークエンスは滑りがいいですね。さすがスウェーデン。3T+3Tはバランスを崩しながらも着氷。回転は良かった。2Aは流れのあるジャンプ。コンビネーションスピンはポジション変化が良い。レイバックスピンも美しい。最後ちょっと音楽と合いませんでしたね。キスクラではうなだれてしまってコーチが慰めています。49.14
中国の李香凝。団体戦の人。こんな字なんだ。映画「ニューシネマパラダイス」より。3Lzは転倒。コンビネーションスピン。スピンは回転が速くて良いですね。フライングキャメルスピンも回転が速い。3Lz+3Tも成功。2Aも流れがあります。ステップシークエンスはスピードが増して良いです。レイバックスピンも回転が速くて美しいですね。52.46
スイスのアレクシア・パガニーニ。16歳。「forbidden love」かわいい衣装。3T+3Tは美しいジャンプ。3LoもOK。フライングキャメルスピンもいいですね。2Aも着氷した後に手を伸ばすのが良い。レイバックスピンも見事。ステップシークエンスは途中ちょっとバランスを崩したけど華やか。コンビネーションスピンはちょっとトラベリングがあったかな。スイスもやっとサラ・マイヤーの後継者が!55.26
カザフスタンのアイザ・マムベコワ。「Amanawa」ほか。ヘッドドレス(ていうの?)が豪華で変身しそう。3S+2Tは幅があります。3Tはやや回転不足。コンビネーションスピンも面白いポジション。2Aは良いジャンプ。フライングシットスピンもいい。ステップシークエンスも途中からスピードを上げてかっこいい。レイバックスピンは身体の柔軟性を十分に発揮した美しいスピン。カザフスタンもトゥルシンバエワだけじゃなくなったんだね。44.40
フィンランドのエミー・ペルトネン。「タンゴ・ジェラシー」高さのある3T+3T。すごい。3Loは転倒。回転の速いレイバックスピン。2Aも幅のあるジャンプ。フライングシットスピンも回転が速いな。ステップシークエンスはタンゴのリズムをよくとらえています。コンビネーションスピンはちょっと短かったのでは?でも総じて素晴らしかった。フィンランドも久しぶりだな。55.28
カナダのラーキン・オーストマン。映画「キャバレー」より。雰囲気が映画から出てきたみたい。3S+3Tは転倒。一つ目は見事なジャンプだったんだけど。3Fは高さのあるジャンプ。フライングシットスピンも回転が速いですね。レイバックスピンもポジション変化しても回転が一定でいい。2Aも幅がありますね。ステップシークエンスも音楽に良く合っていて映画を見ているよう。コンビネーションスピンから最後のポーズもステキ。点はともかく堪能しました。51.42
フランスのマエ・ベレニス・メイテ。ビヨンセ「ヘイロー」ほか。3F+2Tは最初のジャンプでバランスを崩しましたが何とかセカンドを付けました。コンビネーションスピンはポジション変化が良い。フライングキャメルスピンもOK。3Loは流れがあります。2Aも幅のあるジャンプ。ステップシークエンスは途中で曲調が変わって踊りまくり。レイバックスピンも美しい。最後のポーズがビヨンセっぽい。53.67
オーストラリアのカイラニ・クレイン。「Dream a little dream」ほか。ピンクの衣装。3Fは成功。回転の速いコンビネーションスピン。加点がつくね。顔芸がたっぷりつまったステップシークエンス。3Lo+2Tになりましたが成功、2Aは片手をあげて。シットスピンもOK。レイバックスピンも美しい。どうですか?という笑顔でフィニッシュ。56.77
ハンガリーのイベット・トス。「Back in Black」ほか。ハード・ロックな衣装がかわいい。3T+3Tは幅のあるジャンプ。コンビネーションスピンもポジションが良い。3Lzはやや回転が足りなかったか。キャメルスピンは大丈夫。ステップシークエンス曲にあったダイナミックなステップ。2Aは流れがあって良かった。レイバックスピンもいい。しかし、これは一体誰の趣味なんだろう・・・。次はベイビーメタル(衣装もあれで)でやって欲しい。53.22
イタリアのジャーダ・ルッソ。映画「アイス・ワイズ・シャット」より。3Fは単独に。3Sは転倒。レイバックスピンはポジションがいいですね。フライングシットスピンも回転が速い。2Aは成功。コンビネーションスピンも面白い。ステップシークエンスも曲にあった独創的なステップ。そして突然終わった。おもしろい!あんまりシングルって面白いプログラム無くなってきた中、良いプログラムだった。ジャンプがきちんと入ったら素晴らしいプログラムだったのにな。50.88。フリーも見たかったよ。
ベルギーのルナ・ヘンドリクス。「フローズン」3Lz+3Tは最初のジャンプで両手を上げて加点を狙います。フライングシットスピンもシャープ。コンビネーションスピンも回転が速くて素晴らしい。ポジションも美しい。イーグルからの2Aも良いです。しかしその後の3Fの予定が1Fになってしまいました。と、ここで番組が切れて途中抜けてしまいました。はじまるとステップシークエンスでしたが身体をいっぱいに使ったステップ。レイバックスピンも回転が速い。すごい加点がつきそう。この人、これから伸びそう。55.16
ドイツのニコル・ショット。「ネッラ・ファンタジア」3Fは見事着氷。3T+3Tも成功。フライングキャメルスピンも回転が安定しています。コンビネーションスピンも美しい。ステップシークエンスも優雅です。曲に良くあっています。2Aも流れがあって良い。レイバックスピンの回転が速い。おお、今日は目立ったミスのないエレガントな演技でした。59.20
スロバキアのニコル・ライチョヴァー。「Une page d’amour」3Lo+2Tは着氷しましたが3Tの予定だったかな。キャメルスピンもOK。3Lzは成功。レイバックスピンはもうちょっと背中を反らして欲しいところです。2Aは大きなジャンプ。ステップシークエンスももうちょっとスピードが欲しい。コンビネーションスピンはがんばって回りました。60.59
坂本花織。「月光」美しいレイバックスピン。ポジションがいい。ステップシークエンスも音と良くあっています。フライングキャメルスピンも最後のポジションが美しい。3F+3Tは大きなジャンプ。加点がすごそう。3Loもいい。2Aも幅があります。コンビネーションスピンも全てのポジションが良く、よく回っていました。すごい、ノーミス。さすが、強心臓。本番に強いな。日本スケート連盟の目に狂いはなかったですね。73.18
アメリカの長洲未来。ショパン「ノクターン20番」3Aは着氷した後に転倒。回っていたと思ったのですが。3F+3Tは幅のある大きなジャンプ。こんなに良いジャンプが跳べるなら危険な3Aに挑戦する価値があります。キャメルスピンも回転がいい。イナバウアーから3LoもOK。幅が有りますね。コンビネーションスピンも回転が速い。ステップシークエンスもOK。レイバックスピンも美しい。66.93
カナダのガブリエル・デールマン。オペラ「カルメン」より。すごいスピードからの3T+3Tはビッグジャンプだったのにセカンドの着氷で手をついてしまいます。もったいない。レイバックスピンはちょっと元気ない。キャメルスピンはOK。3Lzも大きなジャンプ。2Aもいいですね。ステップシークエンスも曲にあってておもしろい。コンビネーションスピンも回転が速い。68.90
アメリカのカレン・チェン。映画「黄昏」より。最初、ちょっと鳥っぽいポーズ。3Lzは片手をついてしまいました。素晴らしいコンビネーションスピン。フライングキャメルスピンもポジションが美しい。ステップシークエンスもスピードがありますね。3Lo+2Tとコンビネーションジャンプをリカバリー。スパイラルもスピードがあって美しい。2Aも流れのあるジャンプ。レイバックスピンも回転が速い。最後、また鳥っぽいポーズに戻ってくるのがおしゃれ。65.90
カザフスタンのエリザベート・トゥルシンバエワ。背が伸びましたね。「カルメン・ファンタジー」3Loの予定が2Loに。コンビネーションスピンは回転が速い。3S+3Tは決まれいました。2Aも余裕のあるジャンプ。フライングキャメルスピンはもうちょっとスピードがあればな。レイバックスピンは素晴らしいスピード。ステップシークエンスはターンやツイズルが印象的。57.95
韓国のチェ・ダビン。映画「愛のイエントル」より。3Lz+3Tは幅のあるジャンプ。すごい、成功させました。コンビネーションスピンも慎重に回っています。フライングキャメルスピンも少し慎重すぎる感じが。3Fも成功。2Aも着氷。自国開催のプレッシャーのかかる中、ノーミスはすごい。ステップシークエンスも丁寧。最後のレイバックスピンはスピードがあって素晴らしい。観客も沸いています。最後のほっとして表情がプレッシャーを物語っています。最高の出来ですね。67.77
OARのエフゲニア・メドベデワ。ショパン「ノクターン第20番」目がかっと開いて演技開始。フライングキャメルスピンは軸がとても美しい。ステップシークエンスも素晴らしいですね。片手をあげた3F+3Tはすごい飛距離。3Loもいきなり跳んでくる感じ。2Aも片手を上げたビッグジャンプ。コンビネーションスピンもポジションが美しい。レイバックスピンも回転が速い。隙が無い。はい、優勝です・・・ザギトワ次第ですけど。81.61
宮原知子。オリンピックのリンクに濱田コーチがいる。それだけでも胸熱。映画「SAYURI」より。3Lz+3Tはすごい回転スピード。フライングキャメルスピンは美しい。コンビネーションスピンも回転が速い。3Loは良いジャンプ。ステップシークエンスは繊細。2Aも流れのあるジャンプ。レイバックスピンも最後まで回転速度が一定。途切れないクリーンなプログラムでしたよね。あ、最後に全てグリーンにボックスが変わりました。75.94。よかった、全てのジャンプが認められました。
カナダのケイトリン・オズモンド。「パリの空の下」より。スピードがすごい。そこからの3F+3Tは大きい。3Lzも滞空時間が長い。キャメルスピンも素晴らしい。2Aも幅があります。レイバックスピンの回転も速い。ステップシークエンスシャンソンらしいエスプリのあるステップ。コンビネーションスピンも素晴らしいポジションとスピード。うーん。素晴らしい。やっぱりオズモンドが好きだ。78.87
OARのアリーナ・ザギトワ。「ブラックスワン」フライングキャメルスピンは回転が速くてポジションが素晴らしい。ステップシークエンスはターンやツイズルがすごいね。3Lz+3Loはセカンドジャンプが高い。3Fも両手を上げて高さのあるジャンプ。2Aも流れがあります。レイバックスピンも回転とポジションがすごすぎ。コンビネーションスピンも素晴らしい。隙が無い。これは・・・セカンドのループの分、ザギトワが上では。82.92。ですよねー。もう国内どころが同じスケートリンクの人たちが優勝を争ってるって。ヤグディン・プルシェンコか。
イタリアのカロリーナ・コストナー。セリーヌ・ディオン「いかないで」。オリンピック4回目ってそんな人他にいるんだろうか。しかも最終グループ。3F+2Tになりましたが加点のつく完璧なジャンプ。3Loは手をついてしまいました。フライングキャメルスピンは美しい。2Aも幅のある完璧なジャンプ。レイバックスピンもポジションが美しい。ステップシークエンスも自由自在なエッジワーク。アイスダンスもできそう。スピードが素晴らしい。コンビネーションスピンも独創的なポジションで曲にあっています。もう、点とかじゃない。フィギュアスケートの理想型がある。73.15
OARのマリア・ソツコワ。「白鳥の湖」衣装が豪華になっている。3Lzは転倒。珍しい。コンビネーションスピン。はポジションが素晴らしい。3F+3Tは片手を上げて美しいジャンプ。2Aもいいです。フライングキャメルスピンもOK。ステップシークエンスは優雅だけどコストナーの後だとブレーキがかかっているみたい。滑走順が悪い。レイバックスピンはカメラのせいでよく分からない。あの上から撮るのホントやめて欲しい。63.86
○SPを終えての演技(簡単に)
1.ザギトワ
2.メドベデワ
3.オズモンド
4.宮原
5.坂本
6.コストナー
うーん、ザギトワすごい。メドベデワの優勝は鉄板だと思っていたんですがわかりませんね。

カテゴリー: フィギュアスケート パーマリンク

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