世界カーリング選手権2016 決勝T(4):ロシア vs. カナダ

オリックがすさまじく弱いので、泣いたり笑ったりできなくなった上司を持つマイク松ですこんにちは。フォルス・スタート商会はよく休日はウォーキングをしながら会議をするのですが(会議という名のさんぽ)、打つ手は緊急トレードしかないだろうという結論になりました。先日見に行ったカアプとの二軍戦でドーバヤシがいい活躍していたので獲得したいのですが。
カーリング世界選手権は3位決定戦。またカナダ vs.ロシアの戦いになりました。

世界女子カーリング選手権3位決定戦、ロシア vs. カナダ。実況は杉澤さん、解説は松平さん。
ロシアはイエゼフ、ラエバ、フォミナ、シドロワ。カナダはピータース、ピーターマン、ニクソン、キャリーの4人。
第1エンド、テイクテイクの展開でしたが、ストーンがハウスにかからないところで回り込む展開にシフト。お互いにミスもあったが、カナダのフリーズがガードにひっかかってしまい、ロシアが2点とりました。第1エンドからオフェンシブな展開でした。
第2エンド、ハウスの中をテイクテイクの展開。ロシアがピールになってしまい、カナダは2点のチャンス。確実に2点とりました。ナイス。
第3エンド、ハウスの中にカナダのストーンがたまってきていましたが、負けずにロシアもストーンがたまってくる。微妙な位置のストーンがある中でロシアはドローでナンバーワンを狙いますがガードにかかってしまいました。メジャーしたらロシアは1点止まりになってしまいました。カナダのラストストーンがいいガードになりました。
第4エンド、ハウスの左側にフリーズ合戦になってきた。フリーズが全部うまくいって固まってる。どっちがナンバーワンかわからないまま、ロシアは中央にドローしてきました。カナダはそれをテイクしてなおかつナンバーワン疑惑のストーンを押し込むダブルテイクを狙いますが1つだけ。そしてメジャーの結果ロシアがナンバーワンでした。1点スティール。
第5エンド、ハウスの前にも中にもストーンがごちゃごちゃしてきた。ガードの後ろの狭いルートを通る攻防。ロシアはしっかり抜けてナンバーワンを作ったが、カナダはガードに当ててしまいました。万全のガードを置いたロシア。やっぱりガードに当ててしまい、ロシアが1点スティールしました。強いわロシア。
第6エンド、カナダのガードをロシアがテイクする展開。ロシアはダブルテイクを狙って、わりとクリーンな展開になってきました。ロシアがカナダのストーンをテイクすると思ったら、後ろにあたってよみがえってきました。すごい。カナダが真ん中において2点とりました。これはカナダ助かりましたね。
第7エンド、最初はカナダのストーンだったのに、途中からロシアのストーンに変わっていました。きれいにテイクしてくるんですよねロシア。カナダはガードにひっかけながらも悪くない形を作る。ロシアのショットはカナダのをテイクしようとして、間違ってロシアのストーンをテイクしてしまいました。ラストストーンもうまくいかず、カナダが2点スティールしました。ちょっと難しいショットを狙いすぎたか。
第8エンド、ロシアはガードを作りにきますが、カナダはどんどん入れてきます。フリーズ合戦になってきます。カナダも勢いがでてきたか。しかしロシアもすばらしいショットの連続で、ハウス中央にごちゃごちゃしてきます。…と思ったら気がついたらロシア優位なポジションに。カナダのラストストーンも展開を変えることができず、ロシアが3点とりました。ビッグエンド!
第9エンド、ガードのうしろをめぐる攻防。テイクテイクの展開ですが、ほんとにいいラインを通ってきてます。カナダはドローでハウス中央においてプレッシャーをかけてきました。ロシアは絶妙のヒットアンドロールにいきますが、カナダはテイクでとりあえず2点とりました。
第10エンド、両チームとも持ち時間が少なくなってきている。急いでいます。ハウス中央でナンバーワンをめぐる攻防。カナダのラストストーンはうまくセッティングできず、ロシアがしっかりテイクして1点とりました。試合終了、カナダ 8-9 ロシア。
本当に世界最高峰の試合の1つという感じ。この2チームに勝った日本ってほんとすごいと思いました。ロシアのショットの精度はずっとすばらしかったのですが、1つのミスをしっかりカナダがとらえて波に乗っていきました。カナダも強かった。

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