フィギュアスケートグランプリシリーズファイナル2015(7):アイスダンスFD

「ナイトライダー」ハイビジョンリマスター版、NHK BSプレミアムで放送!わーいわーいマイク松ですこんにちは。この勢いでエアーウルフも放送してほしいです。
今日はファイナル、アイスダンスFDです。

フィギュアスケートグランプリシリーズファイナル2015、アイスダンスFD。実況はシミズさん、解説は河合さん。
ロシアのエカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロヴィエフ。「アンナ・カレーニナ」より。序盤のステップに入るまででもすごく叙情を感じます。ツイズルは回転もよくあってました。いいですね。スピードにのってSlLiはあれだけ上げてもノーハンド。あぶない。CiStはなめらかなエッジワークで曲によくあってます。そこからCuLi+RoLiに入ります。もう少し移行がスムーズにもできたかも。ダンススピンもとても音楽と調和していて、叙情を紡ぎ出してます。この芸術性は持ち味ですよね。DiStはターンの多さもあるがホールドしたり離れたりのバランスが物語性ありますね。RoLiから叙情あふれるフィニッシュへ。いい演技でしたー。堪能しました。166.73。
アメリカのマディソン・ハベル&ザッカリー・ダナヒュー。「弦楽のためのアダージョ」。ツイズルは回転が速い!3つともばっちりシンクロしてました。CuLiは入りが素早くて実施がよかったのですが、終わったあとでダナヒューが転倒。まじかー。なんでもないところでしたが。CiStはしっかり演技に戻れてますね。小さなリフトを繰り返すような入りからSlLiはハベルのいいポジションをしっかりホールドしていました。音楽変わって力強いステップからDiSt。ちょっと重そうでしたが悪くない。RoLiはヴァリエーションがスムーズでした。最後はダンススピン。両回転でいってます。StLiでフィニッシュ。転倒はありましたが、アクシデントにも動じない強さをみせてくれましたね。163.20。
アメリカのシブタニ兄妹。NHK杯でとてもよかった演技。コールドプレイ「フィックス・ユー」。いい入りからマイアのポジションが美しいCuLi。いいですね。ダンススピンは回転が速い。キレあります。SlLiもいいポジションをしっかり見せられています。CiStはツイズルを入れながらでもリズムをしっかりとりながらなめらかなステップ。ツイズルは完璧なシンクロ。パーフェクトですね。勢いに乗ってRoLiにつなげてます。観客も盛り上がってる。DiStあっという間に進んでるし、中にツイズルを入れてます。小リフトでフィニッシュ!すばらしい演技!出し切った演技でした。間違いなく最高の出来。174.92。やりました。
イタリアのアンナ・カッペリーニちゃん&ルカ・ラノッテ。FDはじめてみます。「甘い生活」より。ツイズルから入ります。音楽に合わせたいいタイミングのツイズルになりました。SlLiは大きなリフトかと思ったら、カッペリーニちゃんが自分で支える分には大丈夫なんだとのこと。その手があったか。CiStはさすがの演技力。もちろんディープエッジですばらしいステップ。いいぞL。もっと一体になって消えるんだ。もっともっと白い影になれ。CuLiのポジションもすばらしいですね。ダンススピンはその前後でもしっかり表現がある。いいぞ。観客の目がカッペリーニちゃんに集中している。がんばれL。DiStもメリハリがあって、音楽にきっちりあわせてリズムをとれてる。それが映画のワンシーンというのにつながってる。RoLiは華々しいヴァリエーションをしっかり支えてる。コレオグラフィック・ツイズリング・ムーブメントを経てフィニッシュ。やりましたね!より完璧に近づきつつある。176.37。おつかれL。
アメリカのマディソン・チョック&エヴァン・ベイツ。ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。とても叙情的な入りですねー。入れ替わりでも全然スピード落ちないし。CuLiは上げ方がとてもダイナミック。強みですねー。SeStはリンク全体を大きく使いながらも、1つのステップでどーんと進んでいきます。いちいち顔を合わせるのもアクセントになってる。ツイズルは少しファーストツイズルで乱れましたがもちこたえました。ダンスリフトはポジションがすばらしいです。DiStはスピードに乗ってるし、RoLiは大きな回転でした。そしてSlLiは降ろし方も工夫されてましたね。小リフトでフィニッシュ。ダイナミックで力強い演技でした。177.55。
カナダのケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ。いい演技期待したいです。「オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト」。アイスダンスらしい入り。とてもアイスダンスぽいですね。ツイズルはサードでちょっと揺らぎましたが大丈夫。2人の距離が近いです。CiStは引き続き足が近い。2人の関係性を紡ぎ出してます。SlLiは降ろし方がすごいアクロバティック。あれいけるんや。ダンススピンはいいポジション。つなぎ部分も音楽をしっかり表現してます。物語が継続して紡がれる。RoLiはとてもパワーのいるホールドをなんなくこなしてます。DiSt疲れていてもスピードが落ちないしユニゾンもばっちり。CuLiはポジションをしっかりキープ。あぶないStLiでフィニッシュ。いやー勝ったなという感じ。がっつり逃げ切れるでしょう。2人の関係性を見せながらも、技術がばっちりでした。182.66。

○最終順位:(1981年ヒット曲ランキング的に)
1. ツッパリウィーバー・ポジェRock’n Roll(優勝編)
2. メモリーチョック・ベイツ
3. カッペリーニちゃんにさりげなく(そいつがLのやり方)
4. シブタニ・チーク
5. ブギ浮ぎボブロワ・ソロヴィエフ
6. もしもハベル・ダナヒューが滑れたなら
毎回思うんですが、ファイナルの演技は全部いいんですよね。特にアイスダンスはそう思うんですが、今回もそうでした。
ウィーバー・ポジェが優勝。結構点が開きましたね。でも納得の演技でした。技術と表現が融合してる。チョック・ベイツは力強くパワフルな演技でした。カッペリーニちゃん with Lは頼れるLのおかげでみんながカッペリーニちゃんの美しさを堪能できたようです。さすがL。今度は勝てるよ。シブタニ兄妹もほんとに今回は会心の出来でした。もっと強くなれる。ボブロワ・ソロヴィエフも重厚な演技だったし、ハベル・ダナヒューも演技自体はとてもよかった。うん。

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