ハリルホジッチ監督大相撲を初観戦。記事のタイトルに相変わらずさんすぽの悪意がこもっていますが、初観戦なのに細かいことわからんやろと思うマイク松ですこんにちは。それとも細かいことまでわかっとけというのか。
- 突き押しとおっつけってどう違うのか
- まわしの位置でどういう名称になるのか
- すべての決まり手の名前
- なぜオーゼキという人たちの成績がいまいちなのか
- コトミツキはどこにいるのか
- 永世大関とは何か
- ウッパッピーとソッパッピーはどう違うのか
- プロビデンスとは何か
大相撲は10日目。細かいことはわからなくても楽しめますからご安心下さい。手やひざをついたり輪の外に出たら負けです。
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10日目。実況は吉田さん、解説は正面が二子山親方、向正面が千賀ノ浦親方。
北太樹×富士東。富士東が幕内で。突き押しから出て行きますが、ぱっと体を入れ替えた北太樹がもろ差しから寄り切りました。ここはいい動き。
大栄翔×朝赤龍。大栄翔思い切ったはたきにいったりします。朝赤龍は残して手をたぐりにいきますが、それで呼び込んでしまって大栄翔押し出し。
蒼国来×誉富士。誉富士が一気に突き押して押し込みますが、うまく回り込んだ蒼国来が逆に右四つ左上手の形にもっていきました。誉富士も粘りますが、引きつけた蒼国来が寄り切り。しっかり自分の形にもっていけましたね。
琴勇輝×青狼。琴勇輝のもろ手をなんとか横に逃れた青狼。まわしをとって寄り切りました。もっともっと立ち合いの力を磨いていきたいですね。
千代鳳×旭秀鵬。旭秀鵬が立ち合いの差し手争いでばばっと二本差しました。いい形で寄り切り。千代鳳は立ち合いで優位に立てませんでしたね。
臥牙丸×時天空。張り差しでいく時天空、上手をとりました。ガガも起こして胸を合わせたいところ。しかしうまく回転しながら左上手投げで転がしました。ガガに上手をあげなかったのがよかったと千賀ノ浦親方。
豪風×英乃海。豪風押し込んではたきですが、英乃海はわかっているのでついていって、起こして押し出しました。
千代大龍×豊ノ島。豊ノ島はもろ差しはできませんでしたが、千代大龍は全然足が出てなくてはたき込み。
遠藤×勢。イケメン対決。慎重な突き押し合いになりますが、遠藤をしっかりみてはたき込んだ勢が勝ちました。両方とも慎重でしたね。
鏡桜×阿夢露。阿夢露がぱっとかいなをたぐりました。上手に手もかかっていて上手出し投げ。
逸ノ城×安美錦。離れてとりたかったアミーですが、今日は逸ノ城にもろ差しになられました。逸ノ城の攻め口も右が速かった。
徳勝龍×佐田の富士。左四つになりました。そこから徳勝龍の肩すかしから突き落とし。佐田の富士がんばれ。
碧山×佐田の海。碧山が押し込みますが、佐田の海がかわして逆襲。押し出す前に碧山の足が出ていました。
栃ノ心×嘉風。嘉風がスピードで攻めますが、栃ノ心は左上手をがっちりとって落ち着いてしっかり組み止めました。土俵際もつり出しで万全。吉田さん「空中には足場はありません」。
大砂嵐×隠岐の海。大砂嵐が右のど輪から左上手。崩して右からののど輪押し倒し。これは力強い。隠岐の海に相撲の厳しさを教えていますね。これはなかなか大砂嵐の新しい取り口になりそう。
栃煌山×宝富士。栃煌山がもろ差し。宝富士の粘りも慎重に詰めて寄り切りました。やっと連敗止まった。
照ノ富士×玉鷲。玉鷲にはがんばってほしいですが。しっかりおっつけて押し込んでいってつかまらないようにします。ひたすら突き放していきます。照ノ富士も圧力をかけていきますががんばってつかまらないように。しかし左上手をとられてしまいました。なんとか粘りますが強烈な上手投げ。玉鷲大健闘でした。どんどん動き回って。千賀ノ浦親方も「こういう相撲をとっていくと自然にお客さん入ってきますよ」とのこと。その通り。
豪栄道×魁聖。「悩める大関ゴーエードー」と紹介されています。立ち合いから魁聖がどんどん押し込んでいって押し出されました。吉田さんのいうようにどこか悪いのかもしれませんね。
琴奨菊×稀勢の里。悩める大関対決。立ち勝った菊がどんどんがぶっていきます。粘る体勢になったキセですが、どんどんがぶっていって寄り切りました。二子山親方の分析通り、最初にがっつり押し込んで勝てましたね。
妙義龍×鶴竜。差し手を許さない妙義龍、鶴竜の引きに乗じて出ますが、鶴竜が突き落とし。しかし物言いでかかとが出ていました。妙義龍の勝ち。引かない相撲で金星ですね。いい相撲！