失敗しないオリックホームゲームでの接待プラン(大きな成功もありません)

キャッチボールCM第2弾が出てましたが、やっぱり野茂さん→オータニのつながりにはまったく歯が立たないなと思うマイク松ですこんにちは。なんなん野茂さんのあの腕の振り。
さて、久しぶりに種いも球団オリックのことを取り上げたいです。種いもらしく各カードで負け越し、1つずつ借金、いやもう生々しいのでシャッキンといいますが、シャッキンを地味に確実に増やしているのです。それでいてウェブサイトには「アキラメテイルヤツナンテ、ダレヒトリイナイ」とかいう空々しいメッセージが並んでいます。生々しいのでカタコトっぽくしてみました。
「あきらめていない(シャッキンを減らすとはいってない)」的なメッセージは、富井のようなファンを怒らせるのに十分です。隣でぷりぷりしているのですが、そんな富井が無謀な取り組みに出ようとしています。どうも最近できたお友達を、大阪ドームのオリック戦に連れて行って一緒に試合をみようとしているのです。
特にコメントはないですが、田舎の大学生あるある的な、「はじめての彼女を『おいしいレストランに連れて行く』といって、ついた先が安いファミレスだった」というエピソードを思い出しました。理由はありません
でもだめだめ!みすみす上司の新しいお友達に、「これ野球の試合?お化け屋敷じゃないの?」「野球はボールをバットで打つものだと思っていたけど、オリックの攻撃は新しいね」「どこで盛り上がったらいいか教えてくれない?」などといった感想をもたせては、部下として失格ですよね。最近見つけた横山光輝版徳川家康を読み返して、忠義について考えているところなのです。外が大荒れの天気になる代わりにオリックが勝っているというキセキがあればいいのですが、そうでなかったときのために、お友達の接待プランを考えてみました。
幸い有能なオリック企画部は、種いも野球の結果にかかわらないボールパークにしようとがんばってくれています。オリックは昔は強かったので、BsSQUAREという過去の栄光を振り返るスペースで、昔は強かったということをしっかり感じてもらいましょう。誰でも知っているイチローさんから、世界の盗塁王福本さんあたりまで知っておいてもらえれば、博物館的にきてよかったなと思ってもらえるでしょう。
ついでにオフィシャルショップ、BsSHOPにも連れて行って、少しおかねを落としてもらいましょう。「種いもどもの名前など誰も知らない」というごもっともなご感想をお持ちのときも安心。選手の名前にかかわらず、オリックは女性にも身につけやすいオリ姫グッズを山のように開発しているのです。ちょっとでもおかねを使ってもらえば、種いもへのコミットメントが生まれるでしょう。子ども用のおみやげでも可です。
その上でまっすぐ座席にいくよりも、球場を一周して食べ物を物色するのが吉です。おいしいものは中の上くらいのレベルでそろっている球場です。選手プロデュースメニューをチェックして、「メニューじゃなくて試合をプロデュースしてほしいね☆」などと軽口をたたいた上で、そこそこ安くておいしいものを買っておきましょう。
その上で座席にいって試合をみるわけですが、もちろん試合をじっくり見るのではなく(念のため打球がきにくいところに陣取って)、打球をBGM代わりにゆったり話しながらみることをおすすめします。周りに迷惑になる?そんなにお客さんが入ってれば苦労はないのです。ゆったりとした座席間隔で野球とトークに花を咲かせる。きっとビールもおいしいことでしょう。強いチームも弱いチームも、ビールの味は物理的に同じです。
そんな感じでゆったりと試合を楽しんで、帰りたいと思うときにすぐ帰ります。勝利の瞬間を見守りたいということで腰が重くなるという事態はあまり起こらないでしょう。腰が痛くなる前に球場をあとにすれば、きっとお友達も「なんか楽しかったね」「あんなにゆったりとみる野球の見方もあるんですね」「また見に来ましょう、ビールのみに」などといった肯定的な反応が得られるでしょう。
きっとうまくいきます。このメソッドで京セラドームに足を運び、やがて念入りなオリックファンになったという事例を僕は1人知っているからです。そんな上司の明日の接待成功を祈っています。

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