フィギュアスケートグランプリシリーズエントリーチェック(2):女子シングル

オリックスの大河ドラマ「いも燃ゆ ~たねいも男子の育て方~」というのを考えたのですが、タイトル以外どう転がしてよいか分からなかった富井です。井伊直弼(ミヤウチオーニャー)の前で持論を述べる吉田松陰(モリワキさん)は果たして・・・次回君は時の涙を見る!
というとこで、モスクワは涙を信じない(関係ない)フィギュアスケート。調べていたらリプニツカヤがロシアのアディダスの広告を務めていることを知りました。リプニツカヤ、美しい。
<アメリカ大会>
スケートアメリカは、エレイン・チャートランド、今井遥、宮原知子、中塩美悠、エリザベート・トゥルシンバエワ、パク・ソヨン、ユリア・リプニツカヤ、エフゲニア・メドヴェデワ、ニコール・ラジコワ、マライア・ベル、グレーシー・ゴールド、アメリカの誰か。
スケートアメリカは宮原、リプニツカヤ、ゴールドの3人が優勝争いをしそう。昨年の実績で言えば宮原ですが、昨シーズンは不調のリプニツカヤ、怪我に苦しんだゴールドですから、今シーズン2人の調子が戻ればどうなるかわかりませんね。
個人的には今井遥の大復活を期待。それから昨シーズン、ジュニアの国際大会を完全制覇、ロシア国内選手権でも3位になったメドベデワ(15歳)のシニアデビュー戦も楽しみです。いきなりメダルもあります!
<カナダ大会>
スケートカナダは、ガブリエラ・デールマン、ケイトリン・オズモンド、エレーネ・ゲデバニシヴィリ、村上佳菜子、永井優香、エリザベート・トゥルシンバエワ、アレーナ・レオノワ、エリザベータ・トゥクタミシェワ、ヨシ・ヘルゲソン、ポリーナ・エドモンズ、アシュリー・ワグナーと、カナダの誰か。
スケートカナダはオズモンドの大会になりそう。とはいえ、世界チャンピオンのトゥクタミシェワが優勝するでしょうね。この大会で3Aを組み込んでくるのかも注目です。
対抗はエドモンズ、ワグナーのアメリカ女子。特にワグナーのプログラムは毎年楽しみ。村上、永井もメダル争いに絡んで欲しいですね。ここで良い成績を残して評価を上げておいて欲しい。国内大会では厳しい立場のレオノワもグランプリシリーズで存在感を示しておかなければですね。
<中国大会>
カップ・オブ・チャイナは李子君、浅田真央、本郷理華、パク・ソヨン、アンナ・ポゴリラヤ、エレーナ・ラジオノワ、ニコール・ラジコワ、カレン・チェン、コートニー・ヒックス、ハンナ・ミラーと中国の誰か2人。
もうここは浅田真央でしょう!昨シーズン、いなくなって気づく横綱の存在感。久しぶりの大会なので試運転かと思いますが、浅田真央がいるというだけで華やか。
優勝候補はやはりラジオノワでしょうか。このメンバーだとベテランの雰囲気漂う李子君も良い成績を残して欲しいし、世界選手権で大活躍だった本郷も楽しみですね。
<フランス大会>
エリック・ボンパール・トロフィーは、ガブリエラ・デールマン、キーラ・コルピ、ローリン・レカヴェリエ、マエ=ベレニス・メイテ、今井遥、村上佳菜子、アンゲリーナ・クチヴァルスカ、ユリア・リプニツカヤ、エリザベータ・トゥクタミシェワ、グレーシー・ゴールド、アンジェラ・ワンとフランスの誰か。
トゥクタミシェワがロシア大会を選ばなかったのが意外ですね。しかしここは若手が多いグランプリシリーズの中でも実績組の集うレベルの高い戦いが見られそうですね。トゥクタミシェワにリプニツカヤ、ゴールド、メイテ、村上が挑みます。
そして、なんといってもキーラ・コルピ。浅田真央に続き美しいスケーターが戻ってきて嬉しい限りですね。
<ロシア大会>
ロステレコム・カップはエレイン・チャートランド、ロベルタ・ロデジエロ、本郷理華、加藤利緒菜、永井優香、エフゲニア・メドヴェデワ、エレーナ・ラジオノワ、ダーシャ・ゲルム、ヨシ・ヘルゲソン、ポリーナ・エドモンドズ、ハンナ・ミラーとロシアの誰か。
フランス大会とは一転、若手が中心の大会ですよね。注目はロシアの「誰か」じゃないですか。この枠で出場するのはもちろんソトニコワです。足の怪我は既に回復しているとのこと。楽しみですね。
日本代表の本郷、加藤、永井の3人が一緒にでるというのも楽しみ。実績では本郷ですが、世界選手権日本代表の前哨戦の雰囲気もありますね。
<NHK杯>
ケイトリン・オズモンド、李子君、マエ=ベレニス・メイテ、浅田真央、宮原知子、マリア・アルテミエワ、アレーナ・レオノワ、アンナ・ポゴリラヤ、コートニー・ヒックス、ミライ・ナガス、アシュリー・ワグナーと日本の誰か。
ここは浅田、宮原と2人の日本チャンピオンが揃ってみられるというすごい大会になりました。レオノワ、ナガス、ワグナーのバンクーバーの頃から浅田と一緒にやってきた選手が来てくれるのもうれしいですね。個人的にはコルピにも来てほしかった。
浅田もこの頃には調整完了でしょう。優勝候補一番手は間違いありませんが、それを脅かす宮原が既に世界選手権メダリストになっているというのも2年前には予想しなかった嬉しい事態。
個性的な選手が多いので現地観戦が面白い大会になりそうです。アルテミエワはよく分かりませんが、その他は間違えようがありませんね。チケットを手に入れるのは難しそうですけど・・・。

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フィギュアスケートグランプリシリーズエントリーチェック(2):女子シングル への2件のフィードバック

  1. まったく のコメント:

    女子のほうが今年は話題が多いですね。
    まず、コルピ!ほんとNHK杯来て欲しかった~、でもあの優雅なループが見れれば満足です!
    カナダは一番表彰台が狙いやすいので永井には頑張って欲しいところ。
    ワグナーにプログラムはもう出し尽くした感がありますが、逆に愛の夢とかで攻めて欲しいところ。
    NHK杯にはなんとミライが!うれしくて泣きそうです。2シーズン前のアクシデントの対応が忘れられません。
    TBDはアメリカで中塩がよっぽどでなければ中塩でしょうね。加藤の2連戦はないでしょうから。

  2. 富井副部長 のコメント:

    まったくさん、コメントありがとうございます。
    >まず、コルピ!ほんとNHK杯来て欲しかった~、でもあの優雅なループが見れれば満足です!
    日本で見たかったですが、万全であればどこでもうれしいですよね。
    >ワグナーにプログラムはもう出し尽くした感がありますが、逆に愛の夢とかで攻めて欲しいところ
    いいですね、しっとりロマンチック路線。でもワグナーも目力がポイントだと思うので「火の鳥」とかも見てみたいです。

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