虎バンをみていたら、来日していたランディ・バースが、不振(当時)のゴメスとマアトンニイサンに金言!ともりあげていました。なんだろうと思ったら、そのうち調子は上がってくる、ネバーギブアップ!とのことでした。バースは古き良きハンシンを受け継いでいるんだなと思ったマイク松ですこんにちは。
さて、一時期の調子が悪いどころか致命的な連敗からようやく立ち直りを見せつつあるオリック。今日はロッテとの試合でした。雨の中。
高機動型MS荻野貴司の足に攪乱されて1点を失いますが、コヤノの2ランで逆転。また同点に追いつかれますが、イトイヨシオのタイムリーで勝ち越しました。その後はヒットは出るものの多彩なバラエティに富んだ残塁をみせてくれます。華麗な残塁。ロッテも中2日で先発したバリントンにさっぱり抑えられていました。おつきあい。
7回にカラバイヨ、シュンタが出塁しチャンス。ここでホームランを打っているコヤノは敬遠され、ルーキーのニシノと勝負することになりますが、ニシノがうまく拾ってタイムリー。貴重な追加点が入りました。
その後はカイダ、ツカハラ、マハラという暫定・勝利の方程式、もとい勝利願いの儀式くらいの力強さしかないのですが、今日はばっちり抑えて逃げ切りました。これでオリックは5連勝です。実況は「これでロッテは今季最多の借金2です」と繰り返していました。やっと借金7まで減ったオリックに対する当てつけだと思います。
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ようやく調子が出てきたオリック。しかし昨日富井も指摘していましたが、層がみるみる薄くなっていくごとに、調子がよくなってきているのが不思議です。現在のオリックのスタメンと開幕戦のスタメンを比べてみましょう。
開幕戦スタメン | → | 現在のスタメン |
1. ヒラノ 2. アダチ 3. イトイヨシオ 4. ナカジ 5. ブランコ 6. T 7. コヤノ 8. シュンタ 9. ヒカル |
1. カワバタ 2. アダチ 3. イトイヨシオ 4. カラバイヨ 5. タケハラ 6. サカグチ 7. コヤノ 8. シマダ 9. ヒカル |
そうなのです。ナカジ、ブランコ、T、Tの代打で出てきたヘルマンも現在療養中。投手陣も最初から療養中のチヒロ、ヒガ、キシダに加えてヒラノ、サトタツまで療養中。現在球界の野戦病院と化しているのです。ダウントン・アビーもこれだけのけが人が出ればコーラとイザベルも仲良くすると思います。
もともとこういう事態に備えて層を厚くしておこうという大補強だったはずですが、気がつけば昨シーズンの終盤よりも層が薄い、もともとスマートフォンの画面保護剤くらいの厚さだったのが、今は画面保護剤を貼るときにはがすフィルムくらいの厚さになっています。
しかし!層が薄くなってなぜか打線がつながるようになり、先発のあとを受けた無理矢理の中継ぎ陣もなじみつつあります。昨年であればカイダ→ツカハラ→マハラという流れは勝つ気あるのかと思わせるリレーだったはずです。
やっぱりこれはけが人を供物にしたオリックの捨て身の黒魔術でも発動させたと考えるべきでしょう。ひと言で言えば人柱です。さんすぽのいやみな記事的にいえば、17億円超の人柱です。それだけかけるなら人柱じゃなく本当の建築物でも作ってほしいですよね。
魔法陣に使う五芒星を作るとすると、今や投手編・打者編と2つできてしまうほど供物がそろっています。それだけの人柱であればこの好調は呼び込めるでしょうね。こないだまでオリックはエスパー養成施設として考えていたのですが、今やホグワーツ魔法魔術学校をしのぐ魔法球団になろうとしているのかもしれません。そのうちアダチがほうきで空を飛んだりする姿がみられるでしょう。
とりあえず魔法の効果が続くまで(人柱の命が尽きるまで)連勝が続くといいですね。