フィギュアスケートグランプリシリーズ2014 カナダ大会(4):女子シングルFS

アライさん自由契約に。だいぶ年俸が下がりそうですが、それでも出場機会を求めるみたいですね。それなりに強力な右の代打…オリックはいらないのかなと思うマイク松ですこんにちは。25はあいてますし。…と本気で思っていたら、25はタケハラでした。忘れてた。覚えてもないけど。
今日はカナダ大会女子シングルFS。みんな覚えてもらえるかな?

フィギュアスケートグランプリシリーズカナダ大会、女子シングルFS。実況はカクザワ、解説は将軍。
ビクトリア・ヘルゲソン姉から。少しでも順位あげましょう。「サンセット大通り」より。3Loはコンビネーションでしたが手をついてコンビネーションにならず。どうもジャンプはよくないですね。3Fはダブルに。3Sはいけました。ステップは体も重そうだし。オリンピックで燃え尽きたのかな。レイバックスピンは曲にあってていいですね。3Lo+2A+SEQはきっちりいけました。盛り返してきたぞ。と思ったら2T。コレオシークエンスから3S+2Tはセカンドで手をつきました。2Aはオーバーターン。それでもなんとか最後まで滑りきりました。139.67。これからよくなっていけるだろうか。がんばれ姉。負けるな姉。
ブルックリー・ハン。「言えない秘密」より。3Lo+2Tから入りました。3Lzは前向きに降りてきてしまいましたね。ルッツはよくないみたい。3Tはコンビネーションの予定でしたが1つ。キャメルスピンはいいポジションです。3S+2T+1Loを跳んだ後レイバックスピン。これもいいスピン。上達してますね。3Loはツーフット。2Aからステップ。なかなかエッジワークにキレがあります。スパイラルをはさんで3S+2A+SEQを決めてきました。コレオシークエンスでしっかりアピールしたあとコンビネーションスピンでフィニッシュ。ジャンプがもう少し決まればよかったですが、しっかり持ち直してはきましたね。146.80。
キム・ヘジン。「ラプソディ・イン・ブルー」。3Lz+2Tはスムーズです。3Fはなんとかふんばりました。3Tは流れがありました。なかなか快調。ステップはもっと曲の雰囲気がつくれればいいのですが。キャメルスピンはそつなく。3Lzは転倒してしまいました。2Aは流れのあるジャンプ。3F+2Tはまたしっかりこらえてセカンドつけました。コンビネーションスピンのあと2A+1T+1Lo。最後はレイバックスピンでフィニッシュ。うーんなかなかうまくいかないですね。143.43。
ジュリアン・セガン。地元で声援を味方につけたい。ペアとかけもちだそうです。バッハ「ゴルトベルク演奏曲」。3Fはまずまず。3Lzはダブルになって転倒。2A+3Tは間にターンが入りました。キャメルスピンはキャッチフットポジションに変化。ステップは体はよく動かしてますね。3Lzはステップアウト。ルッツはうまくいかないです。3T+1Lo+1Loはファーストで詰まってしまったのが原因。スピンで持ち直そう。3Sは手をつきました。2Aはやっときっちり決まりました。これからしっかりジャンプを作っていく必要がありますね。136.95。
コートニー・ヒックス。「アンナ・カレーニナ」より。3-3をもってるヒックス、今日も決められるか。スピードにのってましたが、3F+2Tになりました。無理せず。3Sはしっかり。ジャンプが決まってくるといいですね。キャメルスピンは回転速度がもっとほしいかも。3Loは入りも難しくしてます。コンビネーションスピンはまずまず。あんまりスピンは得意じゃないのかも。3Lz+2Tは堅実に決めてきました。しかし3Lzは転倒。昨日もよくなかったルッツ。2A+2A+SEQは成功。3Fもいけました。最後はコンビネーションスピン。いいポジションでした。ジャンプが決まってる割には演技が盛り上がってこないですね。174.51。点は出ました。
アレイン・チャートランド。SPは結構がんばってましたが、FSはどうか。「ドクトル・ジバゴ」より。3Lz+1Lo+3Sを決めてきました!最大の奥義ですね。3Fはツーフット。3Loは手をつきました。最初がよかっただけにここは決めておきたい。シットスピンはまずまず。ここで立て直そう。コンビネーションスピンはおもしろいポジションも。ステップはなにげに音とってますね。演技も雰囲気にマッチしてました。2A+3Tを後半で成功!このままいこう。3Lzから3S+1Tはファーストでツーフット。スパイラルから2コレオシークエンスにいってもまだ体力はあるみたい。2Aからコンビネーションスピンでフィニッシュ。がんばりましたね。演技全体がみやすくなってました。156.22。
ベロニク・マレー。FSは大人っぽい衣装。「ファニー・ガール」。最初は3F+2Tから。カナダっぽい選手ですねー。3Lzはダブルに。タイミングがあわなかったか。3Lo+2T+2Loは決まりました。まずまずの序盤。シットスピンは軸がぶれないですね。コンビネーションスピンも安定してます。バレエジャンプをはさんで3Loは開いてダブルになりました。3Fはツーフット。跳び急いでますね。3Tは転倒。やっぱりこういうところでペースが戻せないか。ステップは元気があっていいですね。持ち味が出てます。スパイラルから2Aは転倒でコンビネーションになりませんでした。もうちょっとジャンプ立て直せていたらよかったのですが。でもカナダが期待できる選手でしょう。142.25。
本郷理華。「カルメン」。3F+3Tを決めてきました!いいですねー。パワーあります。3Lzも流れがある。ジャンプよくなりましたねー。3Loは軸が傾きましたがリカバー。コンビネーションスピンはビールマンポジションにもっていきます。ステップはよく曲にあわせてます。もっとあわせていきたいですね。キャメルスピンは回転速度がちょうど音楽にあってる感じ。3Sは手をつきました。惜しい。2A+1Lo+3Sを後半で決めてきました!これは見事。スピードが落ちないですね。3Fも決まった。2A+2Tでジャンプ終わり。コレオシークエンスもしっかり踊れてますよ。コンビネーションスピンから最後はいい感じでフィニッシュ。いい演技でしたね!トップまであとちょっとでした。171.47。今シーズンは期待できそう。
宮原知子。「ミス・サイゴン」。3Lz+3Tは今度は回転も大丈夫そう。3Fは壁ぎりぎりでしたが成功。3Loも軽々。よく練習してるんですね。ステップは上半身とエッジワークがとてもよく融合してます。躍動感がよく出せてる。シットスピンはてきぱき。3Lz+2T+2Loを後半で決めてきました。いいぞいいぞ。それでも感情表現を忘れない姿勢がすばらしい。2A+3Tを決めて最後のレイバックスピンに。ビールマンポジションもきれいです。コレオシークエンスは叙情を感じさせるゆったりした表現。最後は2Aから、コンビネーションスピンでフィニッシュ。よっしゃ!持ち味は十分出せましたね。さすが宮原、小さくてもその表現の意志が観客を巻き込んでましたね。181.75。
アレーナ・レオノワ。おもしろい表情から。「レッスン!」より。気合いの入った最初の演技。いいですね。3F+3Tは間にターンが入りました。3Lzはステップアウト。3Loはいけましたね。まずまずの序盤。キャメルスピンから音楽が変わります。結構効果音が多い曲ですね。コンビネーションスピンはポジションをこえて加速。2A+1Lo+3Sはなんとかかんとか。スパイラルを入れてコレオシークエンス。3Fは着氷がうまくいかないですね。すっきりいこうぜ。3Sは手をつきました。コンビネーションにならず。2A+2Tを跳んでステップ。さすがこのあたりの表現はうまいですが、スピードがないと将軍。疲れてきたかな。最後はレイバックスピンでフィニッシュ。レオノワらしさは出ていたのですが、エレメンツにもう少し正確さがほしかったか。164.15。
アシュリー・ワグナー。「ムーラン・ルージュ」より。スパイラルから2Aでスタート。加点のつきそうなジャンプ。2A+3Tもきっちりいけました。3Sもステップからの流れがあります。コンビネーションスピンはポジションチェンジがスムーズ。FSよさそうですね。この調子。音楽変わってしっかり物語を表現。3Lo+2Tは問題なし。3F+2Tも成功。3Loも流れを切らない。音楽にしっかりあわせてます。その流れでステップ。抜くところは抜いて、しっかり表現を伝えています。気合いの表情。3Fでジャンプ終わり。コレオシークエンスででかいスパイラル。コンビネーションスピンまでしっかり演技できました。やりましたね!とりあえずワグナーのベストは尽くせたでしょう。186.00。うれしそうです。
アンナ・ポゴリラヤ。何滑るかすぐわかりますね。ストラヴィンスキー「火の鳥」。スピードにのって3Lz+3Tは高さありますねー。すごい。3Lo+1Lo+3Sも全然簡単そうに跳びます。コンビネーションスピンは1つ1つのポジションでしっかりまわってます。ステップは町田戦国大名ほどではないですが、しっかり物語を紡いでいます。手足の長さを存分に。難しいステップからの3F、3Lz+2Tはセカンドで手あげ。2Aは今日はばっちり。最後のレイバックスピンは軸がぶれましたが、2Aから3Loとがんばってます。コレオシークエンスで大きなスパイラルをして、レイバックスピンはポジションも回転速度も見事でした。これは決まりましたね。191.81。大きな点が出ました。
○最終結果:(名物どんぶり的に)
1. カルシウムたっぷり・ポゴリラヤ丼
2. 華麗なるワグナー丼
3. 30種類の具だくさん・宮原丼
4. ヘルシーな具材でOLに人気・ヒックス丼
5. お得な麺と丼のセットメニュー、ほんご・うどん
6. レオノワ丼・小芝居風味とスープ付き
ポゴリラヤが優勝。他の人たちも上位はいい滑りしたのですが、なにせミスが出ないですね。堅実。ロシアは差別化のためには3Aしかなさそうです。
2位はワグナー。ベストを尽くしたはずですが、それでも届きませんでした。一度スタッフと逆転の構想について考えた方がよさそう。
3位に宮原が入りました。こちらも小さいのに堅実で無駄のない演技。無駄がないっていいことですよね。4位はヒックス丼。そのうち印象深い選手になるでしょう。5位は本郷。以前から注目していますが、期待できる逸材になりました。そうやって逆境を力に変えてください。6位はレオノワ。ジャンプが決まればまだまだ勝負できそう。

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