なんば線シリーズは1勝1敗

交流戦にもちょっと飽きてきたなと思っていたら、日経新聞朝刊の豊田泰光さんのコラム『チェンジアップ』にも「4年に1回で良いのではないか」「韓国や台湾とも交流してはどうだろう」と書いてありました。もう豊田さんをコミッショナーにしたらいいんじゃないでしょうか。アメリカで巨×神の開幕戦やるよりよっぽどファンやマーケットのことを考えていると思いますよ。そして2連戦とかじゃなくて数が少なくて良いので3連戦にしてほしい。あまりに日程が空いているのもよくないと思う富井です。そう文句は言っても結局一番好きなプロ野球。飽きても、弱くてつまらないと愚痴を言いながらも見てしまう、それがプロ野球なんですよね。
さて、「関西で一番強いチームを決める」と大きなことを言いつつ、どっちが勝ってもそんなに強くないオリと阪神の2連戦が終わりました。関西とかぼんやりしたことをいわず、ニューヨークの「サブウェイシリーズ」ばりに「なんば線シリーズ」ていえば良いと思うのに誰も言いませんね。阪神電鉄の路線だから何か問題があるんでしょうか(甲子園の最寄り駅と京セラドームのあるドーム前駅は2、3年前に阪神なんば線が開通し、快速で23分ほど)。
そのなんば線シリーズ(誰も言わないけど言い続けます)ですが、1戦目は金子千尋が完投すると、打線もルーキー川端(今一番オリックスで信用できる)の満塁ホームラン、4番イ・デホのツーランホームランと期待以上の勝ち方。しかもA-岡田監督が交流戦100勝目という節目も重なり、久しぶりにA-岡田の笑顔まで見ました。負けてる頃は「毎日こんなん(毎日このように不甲斐ない負け試合ばかりですよ)」と身も蓋もないコメントをしていた監督のはじけるような笑顔に「もしかしたらこのまま連勝か?」と期待させられました。
しかし、翌日はあっけなく先発の中山が降板すると続くリリーフ陣も四球連発で自滅。打つ方も満塁にしながら抑えられるという「毎日こんなん」としか表現のしようがない試合運び。そうはいっても阪神に交流戦初勝利をプレゼントしたのは長い目で見ればオリックスの勝利なのでしょうか。ああ、そんな風に卑屈になってしまうほどひどい試合でしたよ。
明日はカープとオリックスの試合になるわけですが、互角の戦いになりそうですね。先発は木佐貫と野村というどちらも良いピッチャー。これはうれしい!昨年は伝説の「DH今村」を見ましたが、今年もなんかおもしろいことしてほしいなあ。DH堂林でピッチャーを使い切って12回はピッチャー堂林、キャッチャー中東、代打前田に代わって代走石井。これぞ破天荒!
どっちが勝ってもうれしいので現地で観戦してきます。

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