私立探偵マイク松「どこまでも遠くへ」

柴原引退試合。これだけ多くの人がお祝いしてくれるんですから、柴原の功績が伝わってきますよね。最近はどこのチームもベテランを冷遇するニュースがあったりしますが、久しぶりにこういうニュースをみてうれしいマイク松ですこんにちは。
さて、このサイトで何度も登場する、私立探偵マイク松。これまで丸刈りにする選手が続出したりハルマが青汁を飲んだりといった謎を検証してきましたが、よく出てくるのがハラカントクです。かなり広義の愛されキャラとしてさまざまな名言を発しているカントクですが、今回、最大の謎を提示していたのです。

「四次元のことを言い出す人は衰退していく」

どうやら今年新加入してきたムラタのことについて、外様はプレッシャーにつぶされるのではないかという意地悪質問をしたみたいですが、それに対してカントクが答えました。

「プレッシャーとか、黄泉瓜に来て重圧を感じるとか…。そういう“四次元的なこと”を考えたり転嫁してしまうのが一番いけないんだよ」

四次元!突如出てきた次元の話。ハラカントクが数学にめっぽう強いとは聞いていないのですが、ここで四次元が出てきましたよ。これはいったい何を意味するんでしょうか。数学にめっぽう弱い私立探偵マイク松が考察してみたいと思います。この本も買ったはいいけどさっぱりわかりませんでした。
(1)時をかけるカントク
この世は確か3次元の空間と1次元の時間で構成されるミンコフスキー時空なんですよね?ハラカントクがもはや重圧を感じるムラタを、すでに知っているとしたら…?そう、ハラカントクは時をかけるカントクなのです。待ってられない、胸と胸を突き合わせた勝負がある
でも試合の行方は見えないみたいなので、キング・クリムゾン級のスタンド使いではなく、ただ人の不幸が見えるだけなのかもしれません。気をつけてムラタ。
(2)四次元めにプレッシャーや重圧などが存在する空間をみている
どうやらハラカントクはプレッシャーや重圧は四次元に存在していて、そこのことを考えると人間は衰退するという、ものすごい現代思想を展開しているようです。ハイデガークラスの。しょうがない、ハラカントクはどうやらそういう空間が見えるようなので。そこをみないようにすれば、というかプレッシャーや重圧の出口をふさげばいいという発想なのかもしれません。僕らにはみえないんだけどなー。
きっとカジュアルにハラカントクのいう四次元の穴みたいなのがあって、そこからプレッシャーが吹き出たり、重圧が流れ出したりしているんでしょう。ミッキー兄さんにも教えてあげてほしかったです。
(3)妖怪が見える
以前色紙の妖精からメッセージをもらったハラカントク。どうやらそっちの存在とつながりがあるようです。となるとプレッシャーや重圧も四次元にすむ妖怪のしわざと考えているのかもしれません。増子兄いもいうようにこの世は明るくなって闇が少なくなったため、妖怪の居場所はなくなりつつあるのかもしれませんが、四次元があれば安心。
いずれハラカントクが妖怪を率いて新リーグを設立するかも。1番センターかまいたち。4番レフト見上げ入道。
(4)四次元といえば四次元ポケット
とってもだいすきドラえもん。きっと子どもなら四次元といえば四次元ポケットですよね。ハラカントクはそっちの意味で、つまり「困ったらドラえもんが道具を出してくれる」的な発想はやめろといっているのかもしれません。その割にバッティング技術とかを三次元に位置づけているのでやっかいなのですが。
ともかく困ったらドラえもん的なオーナーや会長のところに戦力が足りない泣きつけば、他球団のクローザーや他球団の四番打者などをポケットから出してくれる、そんなことはないんだよといいたいのかもしれません。それはポケットから出てくるのではなく、他球団から出てくるのです。ねえ。
(5)ミスチルの四次元
やっぱり今の四次元といえばミスチルの「四次元」ですよね。ハラカントクもそういうことをいっているのかも。

(6)実はイカルス星人
でも四次元といえば直感的にすぐ思い浮かぶのがイカルス星人ですよね(僕だけ?)。四次元空間に前線基地を作って地球を征服しようとしていたり。デフォルトで耳が大きくなっちゃった!というボケがかませます。最初から大きいよ!のつっこみ待ちです。
ハラカントクもイカルス星人かそっちにつながりがある人なのかもしれません。以前ワキヤとかいう人がボールをとったとらないでもめたことがありますが、とってないけど四次元的にはとったとか、そういう説明がついているようでまったくついていない、みたいなことなのかも。助けてセブン!
となると、黄泉瓜にすごい有望視されて入ったのに、今はさっぱり姿をみかけない選手がいるのも納得ですね。今頃は四次元空間ですっごい耳が大きくなっているはずです。

所詮私立探偵マイク松も、三次元空間の人間なので、みえないものをみようとして望遠鏡をのぞき込むくらいしかできないのです。自分たちがみえないからといって見える人を笑ってはいけない。ハラカントクの先には、僕らがみえない空間がみえているかもしれないのです。
そしてその空間にいるイカルス星人からの重圧やプレッシャーにさいなまれるムラタ。ハラカントクは時をかけるカントクとして、もうそのことは必ず起こる事実として知っているのですが、強く生きてください。

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