フィギュアスケートグランプリシリーズ2010プレビュー(2):女子シングル

久しぶりの上司の記事がおもしろいマイク松ですこんにちは。手前味噌で恐縮ですが。ホシノSDのおそろしく早い熟考は、ハンシンが壮絶な形で散ったことでSDのスタンドが進化する条件が整い、時を加速できるようになったんじゃないかと思います。素数を数えて落ち着きましょう。
さて、今日はグランプリシリーズのプレビュー、女子シングルをやってみたいと思います。週末はNHK杯ですが、われわれはフォルス・スタート商会の本社があるのではという情報を得たため、週末新潟に行くことになっており、土日のレビューは後日になります。そこから見知らぬ外国に連れて行かれたり、くまに襲われたりすることのないよう気をつけたいです。
<NHK杯>
NHK杯は、ダイアン・シュミット?、セレブコルピ、レナ・マロッコ、ゲデバニシビリ、マッコーケル、コストナー、浅田、村上、ヘルゲソン、フラットちゃん、ワグナー、キャロライン・ジャン。
ホームの日本では浅田とシニアデビューになる村上の2人。3人でないんですね。逆にアメリカ勢が3人。不思議です。セレブやコストナーの欧州勢とこの日米勢でトップは争うことになりそうです。
まあ浅田は順当に優勝すると考えて、2位3位の表彰台を誰がとるかは結構難しいですね。フラットちゃんがフラットちゃん?という体型ならきついかもしれませんが、いいコンディションなら食い込んでくるでしょう。コストナーはもうすでに稀勢の里のようにいいときとわるいときの差が激しいので、いいときがきたら表彰台でしょう。なにげにセレブがそろっと食い込んできそう。
そして村上はデビュー戦でも大きな期待を持ってみられると思いますが、気にせず自分の演技をしてくれれば十分です。大きく育ってくれるといいですね。
<カナダ大会>
スケートカナダは、ラコステ、ファヌフ、サムソン、マルケイ、今井遥、村主姉さん、クセニア・マカロワ、ソニア・ラフエンテ、マイヤー、シズニー、ギリス、アグネス・ザワツキー。
カナダ勢はロシェット姉さんが今シーズンはお休みということで、ファヌフを中心に迎え撃つという感じですね。もちろん最有力候補はわれらがアリッサ・シズニーだと思うのですが(異議あり)(異議は認めません)(それでも)(絶対に認めません)、マイヤーのコンディションも気になるところです。
そしてまだまだチャレンジ精神旺盛な村主姉さんもGPSから参戦。この陣容では表彰台は十分あるでしょう。確実な演技で手堅くいきたいところです。シズニー、そして村主姉さんのジャンプの具合に注目しましょう。
<中国大会>
カップ・オブ・チャイナはシュミット?、ヤン・リウ、ビンワ・ゲン、キウイン・ジュ、安藤、鈴木、カク・ミンジュン、レオノワ、ヘルゲソン、ドブス、クリスティーン・ムサデンバ、ミライ。
ここもアメリカ勢は3人。積極的に選手を派遣してますね。しかし日本も安藤と鈴木が参戦、優勝はミライと安藤、鈴木の争いになりそうです。ここにわきわきレオノワがどのように割り込んでくるか。わきわき。
<アメリカ大会>
スケートアメリカは、ラコステ、レピスト、メイテ?、ゲデバニシビリ、マッコーケル、コストナー、村上、カク、ヘルゲソン、フラットちゃん、ギリス、キャロライン。
結構多くの国の選手がまんべんなく参加しているアメリカ大会。もちろんアメリカは3人ですが、順当にいけばレピストが上位にきそうな気がします。強いコストナーであればそこにからんできます。いいフラットちゃんであれば上位を狙えるでしょう。ゲデバニシビリもそろそろ覚醒してほしいなあ。
村上がここは日本勢1人で参戦。たいへん。がんばってほしいものです。
<ロシア大会>
カップ・オブ・ロシアは、サムソン、グレボワ、マルケイ、安藤、鈴木、ビリュコワ、レオノワ、マカロワ、イワナ・レイトマイエロワ、マイヤー、ワグナー、ザワツキー。
ロシア・東欧系の選手が多くきてますね。ザワツキーもそうみえる。この中ではやはり安藤、鈴木が抜けてきそうですね。そこにワグナーがどうからんでくるか。
ここは表彰台よりも有望な若手を探す方が楽しそうですね。
<フランス大会>
エリック・ボンパール・トロフィーは、ファヌフ、セレブ、ディディエ、マロッコ、メイテ、ヘッケン、浅田、今井、村主姉さん、ラフエンテ、シズニー、ミライ。
浅田を筆頭に結構有力選手がそろっているフランス大会。上位争いは混沌としてきそうです。NHK杯からじっくり調整しているとみられる浅田は上位に順当にきそうです。ミライとシズニーにファヌフとセレブがからんだ上位争い。結構おもしろそうですね。
日本勢は浅田に加えて今井と村主姉さん。いい演技を期待したいところですね。
<ファイナル>
ファイナルはそのときの組み合わせに大きく影響されるだけに、気になるところです。
こうみてみても、ロシア大会は結構有力選手の参加が少ないだけに、安藤と鈴木は上位を確定したいところです。中国大会で表彰台をとればファイナルは堅いでしょう。浅田はキム・ユナもロシェット姉さんも出ないだけにもう大きなライバルはシズニーくらいですね(異議は認めません)。ゆっくり調整していってもファイナルは出るでしょう。
あとはミライ、フラットちゃん、シズニーほか分厚いアメリカ勢にファヌフやレピストがからんでくる感じ。そしてシニョリーナ不確定要素たるコストナーの調子が影響してくるでしょう。ある意味ファイナルを左右するコストナーの調子。予測困難ですね。

カテゴリー: フィギュアスケート パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)