フィギュアスケートグランプリシリーズ2011 ファイナル(1):女子シングルSP

この試合の前に、ファイナル出場予定だった浅田選手のお母様が病気で亡くなるという衝撃的なニュースがありました。ご冥福をお祈りしたいと思います。
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実況は森下さん、解説は荒川姐さん。
アレーナ・レオノワ。「パイレーツ・オブ・カリビアン」他。3T+3Tは成功。3Fはちょっと着氷がきれいではありませんでしたが、2Aも含めてジャンプは全て成功。そしてSlStは良く音とあっていますね。スピードコントロールが素晴らしいですね。スピンも良くてあっという間に終わりました。こなれてきましたね。60.46。シーズンベストではないんですかね。出来としてはシーズンベストだと思うのですが。
アリッサ・シズニー。今日はまた一段と、お姫様みたいにカワイイ。エディット・ピアフ「バラ色の人生」。3Lz+2Tで3-3は回避。しかし、3Loで転倒。2Aはオッケー。CiStはぱっと立ち止まるところとか華やかでカワイイ。そしてどんどん速度を増すスピン。最後のレイバックスピンはまるでバラの蕾のようではありませんか。転倒しましたが、やはりシズニーはいいですね。直前に怪我をしたということで本調子ではないそうですが、がんばりました。ふくふくしい有香ちゃんとダンジェンコーチに挟まれてにっこり。60.30
鈴木明子。「ハンガリアン・ラプソディー」。素晴らしいスピード。3F+2Tはターンが入ってしまいました。スピードが出すぎましたかね。3Lzは高さがあって良いジャンプですね。2Aも良いジャンプですね。ドラマチックでいい滑りを見せますね。さすがファイナル。SlStもスピードのあるステップに手拍子が起こります。音楽に乗って華やかですね。本当は3F+3Tに挑戦する予定だったとかで、最初のジャンプが本当に残念。61.30
カロリーナ・コストナー。「ピアノ三重奏曲第2番」。どうしてもその布きれのような衣装を変えないのですね。3T+3Tは2つめのジャンプが特に良いですね。3Loも入り方も難しいし素晴らしい。2Aに入る前のスピードから降りた後まですーっと流れるよう。CiStもこのモダンな音楽に良くあわせますね。最後のポーズまで隙がない。素晴らしかったですね。66.43
エリザベータ・トゥクタミシェワ。「アディオス・ノニーノ」ほか。3Lz+3Tは成功。はー、すごいですね。しかし次のジャンプが2Lo、動揺したのか2Aも着氷が乱れてしまいました。CiStもちょっといつもほどの迫力がないかな。最後のスピンもちょっとバランスを崩してしまうし、緊張とミスをしてしまった事で動揺してしまったようです。最終滑走もプレッシャーになりましたか。それを気遣ってか、リンクサイドで迎えるミーシンコーチは優しく出迎えていました。何か、珍しい。54.99。
1 コストナー
2 鈴木
3 レオノワ
4 シズニー
5 トゥクタミシェワ
1位はコストナー。まあ、そら、(コストナーがノーミスなら)そうなるよ。音楽のチョイスも格調高い。衣装も・・・これだけ成績が良いと変えられないですね。それも含めて前衛なんだということですね。それにしても、2位の鈴木がすごい。20代中盤でジャンプレベルを上げた選手っていましたっけ?もし3T-3Tを挑んで成功させていればコストナーと同じぐらいの得点が出たのかと思うと感慨深いです。3F-3Tがきまったら70点も出そうですね。
3位のレオノワはノーミスなのにこの点はないよなーと思いましたが、後の人たちの出来を見ると妥当だという気もしました。なんせプログラムがもう一つですわ。あれだけレオノワが自分のものにしているにもかかわらず、二番煎じ感が否めないんですもの。4位のシズニーのキラキラしたプリンセスナンバーとか見ちゃうと特に。ということで、1転倒しましたが、シズニーの魅力たっぷりのSPには溜息が出ました。あの衣装もかわいすぎます。ジバンシーとかがデザインしてるんでしょうか、どうなってるの。
5位のトゥクタミシェワは初グランプリファイナルで初優勝かと思いましたが、流石にそうはいきませんでしたね。あのタンゴの手の動きとかジャンプなど、優勝しそうだと思っていましたが、やはり他のメンバーと比べると滑りが小さく感じました。レディたちはやはり貫禄がありますね。

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