フィギュアスケートグランプリシリーズ2011 ロシア大会(1):男子シングルSP

東京出張から帰ってきたマイク松ですこんにちは。疲れましたが、帰りは「よつばと!」11巻と、「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」最終刊を買って読みました。気がついたら関西に戻ってました。
そんな疲れ満載で、GPSのロシア大会をみてみたいと思います。今日は男子シングルSP。ファイナルが確定する大事な大会です。

フィギュアスケートグランプリシリーズロシア大会、男子シングルSP。実況は森下さん、解説はサノさん。
ロシアのセルゲイ・ボロノフ。サッカーボール柄のおもしろ衣装。映画「プリティ・リーグ」より。4Tは前向きに降りてしまいました。コンビネーションの予定だったらしいのですが。3Aは成功。3Loは単独。コンビネーションにしておいたらいいのに。スピンはまずまず、SlStはなんかスピードがないですね。ちょっとよろっとしたしどうしたんやボロノフ。けがでもしてたんだろうか。最後のスピンもゆっくりになってしまいましたね。ジャンプの失敗よりもコンディションがあがってないのが気になります。61.65。
アメリカのブランドン・ムロズ。4Lzやるみたいですね。がんばれ。「ザ・スリーペニー・オペラ」より「マック・ザ・ナイフ」。4Lzは転倒。ちょっとタイミングがずれてましたね。3Aもステップアウト。こっちは決めておきたかったなー。スピンはチェンジエッジでも体勢が崩れません。3Lz+3Tを決めてきました!リカバーでも3Tをつけるとは。やりますね。SlStはさすがに音楽に乗りきれない感じですが、でもしっかりがんばって演技してました。最後のタイミングもずれてしまいましたし、NHK杯よりもコンディションがよくなかった感じですね。だいぶしょんぼりしてます。日本では樋口地蔵尊のご加護があったからかなあ。69.35。
ロシアのコンスタンティン・メンショフ。ベテランの演技みられるか。映画「デッド・サイレンス」「メン・イン・ブラック2」より。3Aはばらけてシングルになりましたが、4T+2Tは決めてきました。3Lzは転倒。ここは決めておきたかった。スピンからSlStはエッジワークがいいですね。音楽との調和をもうちょっととってほしかったか。最後のスピンはまとめましたが、今日はジャンプがあってなかったですね。60.91。のっけからしょんぼりな演技が続きます。大丈夫か今日は。
カナダのアンドレイ・ロゴジーン。こちらも生まれはロシア、ジュニアチャンプでもあります。「ブロークン・ソロー」ほか。3F+3Tはきれいに決めてきました。それでいいですね。イーグルからの3Aはステップアウト。決まれば大きいですが、ミスは最小限ですね。動きはキレてますね。3Lzは降りで少し乱れました。シットスピンは回転も速いししっかりレベルとれてる印象。カナダのときはレベルがとれなかったみたいですし。SlStは元気はあるのでもっとエッジワークに注力していきたいですね。最後のスピンでバランスを崩してしまいました。もともとあんまり得意じゃないのかな。でもそれ以外はまとめてきてますよ。65.11。
スペインのハビエル・フェルナンデス。そうかフェルナンデスもファイナル候補なんですね。「アイ・ラブ・パリス」ほか。4Tは流れもあっていいジャンプ。きましたね!3Lz+3Tはルッツがダブルになりました。これじゃいかん。3Aはおっけーです。曲が変わってダンスパートはさすがの出来。そこからのスピンも雰囲気出してますよ。のっていこう。SlStは前半片足で、長く粘り強いステップ。最後のスピンはてきぱきまとめました。あのルッツ以外はしっかり力を出してきました。78.50。カナダほどではないけど、とりあえずトップに。
羽生結弦。練習曲嬰ニ短調「悲愴」。やっぱ全然滑りのよさが違いますね。4Tはステップアウトしてしまいましたが、3Aは流れのあるいいジャンプ。ちゃんとクワドルプルが失敗したときのことも考えているそう。そうでないと。スピンも加点がつきそうなきれいなスピンです。いいぞ。そして3Lz+3Tをしっかり決めてコンビネーションもリカバー。SlStは滑りのよさがすばらしい。やっと落ち着いてみられる演技がでてきました。音楽にしっかりのってるし。最後の2つのスピンの出来もさすがでした。よしよしいいですね!今までがっちり決めきれない演技が続いていましたが、いい演技できましたよ。82.78!パーソナルベスト更新だそうです。キスクラで驚く2人。
アメリカのジェレミー・アボット。「素敵なあなた」。うーんさすがアボット、羽生以上の滑りのよさ。音楽表現と融合してます。3F+3Tもばっちりで加点つきそう。3Aも演技の一部のようなスムーズさ。つなぎの部分もすごいクリエイティブ。緩急がリズムを生み出してますね。その中にぴったりスピンも埋め込まれていて。3Lzはステップも含めてばっちり。スピンのあとでしっかり客をアジテートしてSlSt。緩急、躍動感、そしてエッジワーク。曲にばっちりあった見事なステップ。スピンの表現から最後のフィニッシュまで隙がない。いやー見事でした。赤い飲み物をキスクラで飲んでる。なんだろうあれ。83.54。やっぱりシーズンベストは出してますね。有香ちゃんもいい演技でうれしそう。福美しいです。
ロシアのアルトゥール・ガチンスキー。「セントルイス・ブルース」。速い滑り。4Tに挑みますが軸が傾いてスライディング。距離はすごく出ていたのでおしい。3Aはイーグルからのジャンプでしたが高さありますねー。3Loを決めてジャンプはまずまずも、コンビネーションにしなかったんですね。あんまり転倒のダメージないですね。スピンは1つのポジションごとでしっかり回転をしてます。CiStの動きのよさはほんとかっこいい。緩急のおもしろさはこんなもんですという、理想型のような。最後のフライングキャメルスピンもきれいにまとめてフィニッシュ。演技自体はとてもよかっただけに、コンビネーションやればよかったのに。74.73。あ!客席にプルシェンコがいますね。競馬見に来たおっちゃんみたいですが、今どういう状態なんかな。
チェコのミカル・ブレジナ。3試合目。「ベスト・オブ・鼓童」より。3Aをパワフルに決めました。3F+3Tもしっかり成功。3Lzとジャンプをクリーンに決めますね。疲れとかないんだろうか。もうファイナル決めてるし、試合しながら成長していく感じなんだろうか。SlStは中で少しつまづきましたが、エッジワークはさすが。このパワーと同時に使いこなしているのは特徴ですね。最後はスピンに疲れもでましたが、もうすっかり世界トップクラスですよね。79.01。まずまずです。
○SP終わっての順位(球団歌シリーズ:六甲おろし的に):
1. アボットおろしに颯爽と
2. 蒼天翔ける 羽生の
3. ブレジナの覇気美うるわしく
4. 輝く我が名ぞ ハビエル・フェルナンデス
5. オウオウオウオウ アルトゥール・ガチンスキー
6. ムロズムロズムロズムロズ
1位はアボット。今日の滑りはかなりすばらしかったですね。ジャンプもまとめてきたし、そうなると他のエレメンツもさえにさえて。有香ちゃんのあそこまでごきげんな顔も久しぶりです。スピンはLv3のところもありましたが、FSでは逃げ切れるでしょうか。
2位は羽生。クワドルプルはちゃんとまわってるし、スピンもステップも全部Lv4。技術点はアボットよりだいぶ高いですね。いい位置につけているだけに、FSでは少し優位とさえいえそう。逆転優勝狙いましょう。3位はブレジナ。ファイナルに向けて課題をしっかり片付けていきましょう。3試合目とは思えないタフさです。

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フィギュアスケートグランプリシリーズ2011 ロシア大会(1):男子シングルSP への2件のフィードバック

  1. mina10 のコメント:

    若い力の羽生くん。フリーの感想も楽しみにしています。

  2. マイク松 のコメント:

    mina10さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    早速FSのレビューしました。いやーいい演技でしたねー。

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