大相撲11月場所2011:7日目

昨日WOWOWでシティボーイズ「動かない蟻」をみたマイク松ですこんにちは。すごくクリエイティブで、しかも新しいチャレンジ。笑いに対する強い意志。おもしろかったです。「ちゃんと前に進んでいると感じられる」「若者をおいていってる感覚がいい」「バカへのベクトルをしっかりもっていきたい」と語るシティボーイズ。「スポーツにいつも笑いを」を経営理念に持つフォルス・スタート商会の従業員として、僕らも安易な笑いに走らない気持ちは持ち続けていたいです。
今日は7日目。力士も安易な白星をつかもうとせず、土俵の充実に対する強い意志をもって臨んでほしいですね。

7日目。実況は刈屋さん。解説は正面が北の富士さん、向正面が境川親方。
剣武×宝富士。宝富士の当たりからの圧力がいい。剣武がまわしをとられそうになりますが、うまく切ります。宝富士それでも右差しから一気に出て寄り切りました。出足は両者よかった。
魁聖×木村山。木村山じらし立ち合いも魁聖冷静に押し出し。木村山も立ち合いで崩せなくなってるんですね。考えないと。
佐田の富士×朝赤龍。左四つ。朝赤龍得意の左差しから引き落とし。佐田の富士もまったく相撲をとらせてもらえませんでした。勉強ですね。
玉鷲×碧山。頭から当たった両者、碧山左を差して出ようとしますが、玉鷲が体を開いて小手投げ。北の富士さんも差し方が悪いと注文。あー確かにひじがのびきってますね。刈屋さんは右が使えてないと前向きなアドバイス。
松鳳山×磋牙司。松鳳山中に入れずもろ手から細かく突き押したあと一気にはたきで崩して送り出し。磋牙司以上に速い相撲がでましたね。境川親方もスピードを絶賛。
大道×富士東。大道いい立ち合いも富士東が両おっつけで出て行ったところ、土俵際で大道が突き落とし。物言いはつきませんでした。
黒海×妙義龍。妙義龍もろ差しから電車道。師匠の境川親方も今日は注文はないでしょう。おうおうほくほくしてますね。黒海は張り差し失敗。
豊響×若荒雄。若荒雄もろ手で豊響の立ち合いを受け止めておいて引き落とし。あの取り口も深いですよねー。
安美錦×高安。アミー立ち合いからはたきにいくも手はつかず。アミーがはずについて左上手。土俵際で高安もすくい投げ。投げの打ち合いになりますが、さすがにアミーの技術には勝てないですよね。アミーまわしとってるし。
時天空×嘉風。時天空けたぐり失敗。嘉風ガムシャリズムで一気に押し込みますが、土俵際で時天空がまわりこんではたき込みました。嘉風もったいない。
北太樹×雅山。北太樹つかまえられるか。立ち合いから北太樹、突き押しを受けながらものけぞりながら出ますが、うまく雅山が横に動いてはたき込み。なかなか捕まえられない、近くて遠い雅山。
豪風×栃煌山。なぜかこのところ豪風が3連勝中らしい。今日も栃煌山もろ差しになれず、逆に豪風に一気に押し出されました。合い口がよくないんですかね。豪風ですけど。
栃ノ心×豪栄道。栃ノ心立ち合いから引き落とし。ダイジェストでしたが、きっと境川親方はご立腹でしょう。
豊真将×鶴竜。鶴竜下から下から突き押し。豊真将も頭を上げず応戦、少し離れたところで前にでますが、そのタイミングばっちりではたき込まれました。鶴竜の相撲勘がすごい。北の富士さんは豊真将は故障が悪いのではと推測。
稀勢の里×隠岐の海。左四つでキセが右上手。引きつけながら基本に忠実な寄り。腰を落として寄り切り。これは力強いですね。
栃乃若×日馬富士。栃乃若大関挑戦。立ち合いハルマも突き放しますが、栃乃若もすぐくいついて上手をとります。ハルマは上手を切って前まわしをとってくいつくのですが、そのまま後ろに下がりながらかいなをたぐって投げようとしますが、これが栃乃若を呼び込んでしまいました。浴びせ倒し。ハルマも自滅相撲ですね。栃乃若はうれしそう。
把瑠都×旭天鵬。旭天鵬が左に動いて左上手をとりにいきました。これは成功しましたが、把瑠都の下手投げが大きく決まりました。ちょっと首をかかえて強引でしたが、まあ把瑠都はこれでいいでしょう。
阿覧×琴奨菊。立ち合いさっと左四つになった菊。阿覧も上手をとりますが、菊も上手をとって、がぶるよりも腹を密着させて引きつけて寄りきりました。体勢にあわせて菊がぶりの発動よりも効果的な寄り口を選択しましたね。十分うっちゃりにも気をつけて。落ち着いてます。
琴欧洲×臥牙丸。ガガも右四つでがっぷり組んでしまいました。さすがに四つでは大関有利。カロヤンの上手投げが決まりました。
白鵬×豊ノ島。豊ノ島もどういう相撲をとるか。しかし横綱の立ち合いを受けてしまい、突き押しあいに。横綱の一発の突きで大きくふきとばされてしまいました。最後は土俵下まで。

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大相撲11月場所2011:7日目 への2件のフィードバック

  1. YM5 のコメント:

    世間に逆らうように個人的な関心が玉鷲しかなく、全く場所を楽しめていないのも勿体ないとは思いますが、ヤングがドリームチームと評したチームも、僕がワンダーボーイと大きな期待を寄せた力士も、皮肉な事にどちらも「鷲」繋がりですね。
    まあこれはただの偶然ですが、玉鷲は実力がある事は証明済みなのですが、Wikiによると、片男波親方の突き押ししかさせない指導方針が影響しているのでは、との分析がありました。
    玉鷲の四つに対する適正はともかく、同じような指導方針で大関になったCさんもいる訳ですが、少なくとも玉鷲はそれで大成しない気がします。
    片男波親方のコーチング能力を疑問視している訳ではありませんが、お互いの能力を持て余していたマクナブとシャナハン親子を見ているようで、玉鷲と片男波親方って相性が悪いの?と思ってしまいます。
    これもありがちといえばありがちな話ですが、玉鷲には一つでも多く勝って欲しいです。

  2. マイク松 のコメント:

    YM5さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    まあいろんな意見はあると思いますが、僕は片男波親方を信じるだけですね。玉鷲も親方を信じてがんばってほしいものです。
    鷲つながりは気づきませんでした!なるほど。

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