富井の(元)親知らずは抜いたあとはちょっとはれているようで、だいぶおとなしくなっています。「やわらかいものが食べたい…」などというのでエクレアを買ってきてあげたマイク松ですこんにちは。でもハンシン戦をみながら「真弓監督の焼きおにぎり食べたい…」「下柳の五島うどん食べたい…」「男桜井豪快弁当食べたい…」「マートン平焼き食べたい…」などと甲子園グルメでもう食べられなくなりそうな弁当に思いをはせていたので、比較的元気なようです。
さて、10月のはじめに放送があった、フィギュアスケートジャパンオープン。残念ながらキャッチしておらず、途中から見始めたメモだけになっていました。こないだBSジャパンで再放送がありました。前半だけチェックしてみようと思ったのですが、やっぱりみておいてよかったです。
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フィギュアスケートジャパンオープン2011、実況は小島さん、解説は有香ちゃんとホンダバン。
オープニングで選手入場。今回はサラ・マイヤーが欠場になり、そこでなぜか代役でタクタミシェワが登場。代役が完璧超人とは。ということで欧州チームはタクタミシェワ、レオノワ、アモーディオ、ガチンスキー。フレッシュ。
北米チームはロシェット姉さん、全米チャンプ&ファイナルチャンプのアリッサ・シズニー。そしてパトリックちゃんと相変わらず男前なジェフリー・バトル。みんなでそろってがんばるぞー的なポーズを決めていました。やるな。
日本チームは鈴木、安藤、高橋、小塚。安藤はこれだけでもきてくれてほんとにありがたいですね。解説は有香ちゃんとホンダバン。ホンダバンさんなんであのメンバーに入ってないんですか。
まずはアモーディオから。いきなりすごい虎縞の衣装で登場。こういう人大阪のミナミには結構いるんですけどね。「ベサメ・ムーチョ」。てっきり桧山のテーマかと思ったら。4Sからチャレンジ。高さが足りなかったですがリカバーしてなんとか決めてきました。3Aもおっけー。ぱっと見ですがスピン練習してきてるみたい。曲が変わってサンデュ先輩の霊を召還し、すごいダンスがきました。CiStの部分みたいですがとても独創的。3Loはダブルに。3A+1Tとなんとかまとめてきました。2Lz+3Tとジャンプはまずまずのようですね。そしてジャングル的な音楽から2Lz+3S+SEQ、3F、1Aとジャンプをまとめきれないか。でもSlStは高橋に挑んでいくようにがんばってます。自分なりに課題を持って取り組むこの1年の決意が感じられるようです。よしよし、上々です。キスクラではロシア女子2人にはさまれてますが、もうちょっと出せよ的な雰囲気でした。すてき。
続いて小塚。映画「風の谷のナウシカ」より。これはたのしみ。4Tは転倒。でも曲の雰囲気をよく表現してますね。3A、3Lz+2Tと跳んできます。CiStはこれまたすばらしいエッジワーク。これはすごい。ぜんぜんうまくなってるじゃないですか。すごい。3A+2T+2Loはしっかり決めました。有香ちゃんのいうとおり演技者として大きく成長してる。ステップからの3Fも流れがある。3Lo、3Sは問題なく成功。3Lz+2TからSlSt。ちょっと足をついてましたがいいステップ。難しそう。最後はしっかりスピンでまとめてフィニッシュ。いやーすばらしいプログラム。もうこの時点でここまで仕上がってる上に、まだまだ詰めるところがある。それでいて表現するものがとても伝わってきます。いいプログラムやー。
なんかこの大会のキスクラ、同じようなのが3つ用意してあるんですが、向こうに信夫先生がいたような。どういう配置なんや。
続いてバトル。3F+2Tきれいに決めました。なんや全然いけるやん!エッジワークもまったくクリーン。3Aまで決めてきますよ。ぐわー。キャッチフットスピンもポジションがとてもいい。まだまだ滑りでどしどし物語を紡いできますよ。イーグルから3Lz+2T+2Lo。現役やん。3Sも軸がずれても修正。3Fはダブルに。イナバウアーから2Lo。そろそろ疲れましたかね。ステップで表現するところはさすが。これだけ抽象的なテーマを重厚に表現しているとは。2LzからSlStに入ってもまったく衰えない表現の意志。胸に迫るものがあります。最後のスピンの技術も最高。A字スピンとか教科書かと思えます。すごい。1人だけ引退してるのに互角に戦ってる。さすがバトルというところです。キスクラで左右のロシェット姉さんとシズニーの肩を抱き寄せるバトル。おとなしく寄る2人。それができるのもバトルですね。
2チームめはガチンスキーから。小島さんに「情念のスケーティング」っていわれてる。「インタビュー・ウィズ・バンパイア」より。4Tはスライディングタックルみたいになってかえってかっこいい。3Aは高さありました。3A+3Tを連続で成功。パワーとキレつけてきてますね。キャッチフットスピンのポジションもすばらしい。スピンも上達してます。短いステップにもしっかり表現。CiStは濃密かつ独創的な表現がありますね。有香ちゃんはもうちょっと流れを重視してとコメント。3S、3Loも余裕を持って。3Lzも大きいジャンプですね。3Lz+2T+SEQは間にターンが入りました。2A+2A+SEQからSlSt。勇壮な曲を華やかに表現。最後はちょっと疲れましたががんばりました。今シーズンは飛躍の年にしたいですね。さすがです。ポケモンをもってキスクラに。タクタミシェワもこの兄ちゃんは頼りになるわいという感じでした。
高橋登場。「ブルース・フォー・クルック」。なるほどー。こういうのも滑ってこそ高橋ですよ。4Tはツーフットで回転不足か。3Aはぎりぎり。3Sはクリーン。この曲調でもしっかりとした表現をうまく入れていますね。なるほど。あの華やかさをブルージーでソウルフルな表現にもっていけば、こんなかっこいいプログラムになるんですね。3Aはシングルに。3F+3Tは決めました。3Loはステップアウト。3Lzは転倒。だいぶ疲れましたか。3FからSlSt。音をうまくとりながらがんばってました。しっかり最後のスピンまで滑りきってフィニッシュ。これはいいですね!オリンピックシーズンにはできない、こういうチャレンジをしっかりやっていくことが大事です。この難曲を滑りこなしてほしいです。ホンダバンもナイスプログラムと太鼓判。がんばれ。
パトリックちゃん。どれくらい点を出すかが気になりますね。だいぶいい衣装着せてもらってる。「アランフェス協奏曲」。たのしみ。4Tは転倒も流れを切らさず。もうこんなにスピードが出てるし。さすがのエッジワークから4T+3T決めた。ぎゃー。3Aはしっかり転倒もCiStは芸術そのもの。流れに乗った上下動とチェンジオブペース、エッジワークだけでこれだけの表現。場内ももう静まりかえってます。スピンからつなぎの演技もしっかり。3Lz+2S+SEQ、3Loを流れに組み込んだ形で決めます。3Fもクリーン。3Lzは転倒。2AからSlStはカメラが追い切れないスピード。ぐんぐん滑ってきます。すばらしいエッジワーク。最後はしっかりフィニッシュ。うーんすごい。転倒は多かったですが、これが全部決まったらすごいことになりますね。ホンダバンの演技は史上最高ですが、これは違ったスタイル。こんなダイナミックでマーベラスなアランフェスははじめてです。スコアは…これほんとに3転倒入ってるんですかね?
間にゲストスケーターの演技。リード姉弟のプログラムは確かに雰囲気変えてきた感じか。がんばれ弟。荒川姐さんは相変わらず芸術性がどしどし増してますね。ホンダバンも日に日にうまくなってるとコメント。ホンダバンもがんばれ。バトルといい姐さんといい、プロスケーターの概念も変わってきたのでしょうか。
そしてスペシャルゲストとして羽生が登場。「白鳥の湖」は相変わらずすごい気迫。3Fの流れもすごくきれいだし、本当にショーにかける思いは強いものがあるんでしょうね。SlStは場内も息をのんで見守ります。あの片足でのシットポジションで移動するのすごいですよね。きてくれてありがとう。
そして後半戦、全米チャンプ&ファイナルチャンプのアリッサ・シズニー登場です。「悲しきワルツ」。最初の振り付けもしっかり曲をとらえてます。そして3Lz+3Tを決めてきました!うわー!すごい!3Fも決めてますよ!この序盤で3-3決めてきましたよ。信じられない。有香ちゃんが指導してくれたんだろうか。3Loもクリーンですね。スパイラルは100点。加点20(多すぎ)。小島さんの問いかけに5秒ほどフリーズしていたが、有香ちゃんによると3-3と、3Sを新しくエレメンツに加えているみたい。3Sはダブルになりましたが、3Lz+2T、2A+2T+2Loとジャンプにトライさせているみたいですね。180度開脚スピンは200点。加点50。SlStからビールマンスピンまでまさにゴールデンエレメンツの連発。これはすばらしいですね。全部しっかりいけばほんとにワールドチャンプもいけるかも。さすが有香ちゃん、ありがとうー!
…ということで残りは当日に書いた方をみてください。でもほんとに見直しておいてよかった。男性陣がこんなにがんばっていたとは。よかったです。今シーズンがますます楽しみになりました。
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