台風の中梅田にお芝居を見に行ってきたマイク松ですこんにちは。おもしろかったです。がんばって働こうと思いました。
今日はおとといの続き、森ガール、山ガールの次にカープガールがくるためにはどうすればいいのかを富井と考えました。
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富井:さ、今日はカープのガールから見た弱みについてみていくんだな。ガールから見た、でなければいろいろ出てくるんだけどな。
松:まあそういうことですけどね。今日はガールからってことで。なんですかねこのガールって使い方。
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富井:まず「チームが弱い」。当然だよな!連勝もできないし。
松:いやいやそれを確認するんじゃなくて。弱みを強みにどう変えていくかということなんですよ。
富井:でも弱いよ?
松:いいんですよ弱くて。弱いのを強くするんじゃなくて、弱みをどう強みに変えるかですから。
富井:じゃあ弱くてもいいんだな。
松:いやいいわけではないんですけど。
富井:まずガールたちをティーンやヤングと、若いママのガールに分けてみるとしてだな、ティーンやヤングにはやはり無尽蔵の体力気力を球場でスクワット応援で昇華してだな、部活気分で楽しんでもらいたいな。
松:そうですよね。カープは応援がなくても勝てるほど強いチームではないのですから、ある意味応援しがいがありますよね。応援しても無駄とか考えている場合ではない。そこをガールに訴えていくことにしましょう。
富井:母性に訴えていくのも大事だけど、ある意味高校野球より応援が必要なんだ。高校野球のように応援でキセキは起こせないけど、応援しないと負けちゃうんだからな。
松:もう生きとし生けるものすべてに対する愛が必要ですね。セーブ・ザ・カープ。
富井:あとティーンやヤングには精神修養にも使えそうだな。
松:カープファンの精神的な強さは折り紙付きですからね。大差で負けていても雨の中スタンドの前まで繰り出して応援してきたり。
富井:ガールたちもやがて社会の荒波にさらされるわけだから、その前にBクラス争いの荒波にさらしたらいいんじゃないかな?
松:確かにその荒波はかなり荒いですけど!とにかく失恋にも負けない強い心はスタジアムで養えるというわけですね!
富井:失うことを恐れない!無死満塁で点が取れないことを恐れない!
松:それは恐れてほしいですけど…若いママにはどこをアピールしますか?
富井:やはり子育てにいかしてほしいな。カープはがんばってもがんばっても負ける事がある。それを通じて子どもは学んでいくんだよ。
松:どうやら相手チームはおかねをたくさんもっていて、強い選手をよそから加えることができるらしい。でもカープはおかねがなくって、たまに選手がいなくなったりする。
富井:そう。野球を見せるにあたって、どちらが子どもにとって生きる教材になるかは一目瞭然だな。
松:カープを教材にしていれば、高級寿司屋に入って高いネタばかり頼むようないけすかない子どもは育ちそうにないってことですね!
富井:いいなー高級寿司屋。
松:食べたいですねー。
富井:…。
松:…。
富井:さて次だな。「ベテランが多い」。やはりここはベテラン萌えブームをガールたちに巻き起こすしかなさそうだな。
松:ベテラン萌えですか!前田先生や嶋のどこに萌え要素が?
富井:ほんとに萌えるかどうかはともかく目指すのはそこだな。先生は圧倒的なカリスマはあるし、中東の一国くらいなら独裁政権でも作れそうだけど、前田坊やは優良キャラクターとして育ってるだろ。
松:確かにそうですよね。じゃあショップのアイテム展開をガール方面にも展開していくんですね。
富井:最終的にはじゃにーずのコンサートアイテムみたいに、顔写真つきのうちわとか、下敷きとかをもってることがクールというところまでもっていきたいな。やっぱアニメ化かな?
松:美少女戦士と前田坊やが共闘して悪を倒して幸せを運んでくるんですね!かなり無茶ですけどおもしろそうです!
富井:あと嶋は昔から「公務員・嶋重宣」プロジェクトをあたためてるんだよ。
松:島耕作みたいな感じですね。そんなに仕事ができるかどうかはともかく。やっぱコミカライズですか?
富井:それもいいけどな。それでCMとかにどしどし使ってもらったり。でも意外にコスプレとかがいいんじゃないかと思って。
松:まじですか!何させるんですか?
富井:いや意外にガールの「男性の萌える仕草」みたいなのって、仕事中のことが多いだろ?嶋には普通のスーツとか、地方自治体でみられる仕事着としてのつなぎみたいなのを着てもらって、ばんばん写真使うんだよ。
松:ちょっと層は限られるかもしれませんけど、萌える人はいるかもしれませんね。でもあまりに似合いすぎて、そのまま球団幹部とかに登用されそうです。
富井:それはそれだな。次の「カップルが少ない」。たぶん男女ともにカープファンじゃなければ、きて仲良くなれそうにはないよな。
松:野球よくわからないのに連れてこられて、なんだかよくわからないのに試合が進んで、結局負けて楽しくない、みたいなストーリーはよくないですよね。
富井:しかし球場にカップルが少ないということは逆にカップルになるチャンスともいえるッ!!そんな出会いの場になんとかできないのかね?マイクッ!君の意見を聞こうッ!
松:誰が花京院ですか。まあ仮に出会いを求めるガールたちがいるとして、まず必要なのはユニですね。カープのユニはかわいさ3割増し、広島では宮島さんの加護でさらに2割増し!ホームかアウェイかは好きに決めていいと思います。
富井:そんなに変わるのか?
松:…という評判を最終的には巻き起こすことが大事ですが、問題はどうやって出会いの場を作るかです。なにしろスタジアムにくるファンはそれはそれは熱心にカープの応援をしているので、ガールたちに目を向けている場合ではないのかも。
富井:どうするんだ?やっぱ色紙の妖精の力を借りるのか?
松:色紙の妖精そんな力ないですから。なぞの色紙を残すだけですから。今ならやっぱりそういうガールたちを組織化して、一定のところにたくさん集めるのがいいのかもしれませんね。
富井:なんだっけ?今えーけーびーとかいう人たちががんばってるんだろ?たくさん集まって。
松:…ずいぶん生わかりみたいですがまあそういうことです。スクワット応援するガールたちをアイドル化すれば、ますます多くのガールたちが集まってきて、それにあこがれる野郎どもも増えていくと。
富井:どうせカープはチアもいないんだし、それならスタンドにアイドルがいてもいいよな。作るのもただだしな。
松:そういうことです。じゃあ次「キャッチーでない」。これどういうことですか?
富井:出ばやしもぱっとしないし、はやりの曲も使ってないし、応援もクラシックスタイルだし、そう書いてみたんだよ。でもこれは弱みだけど強みに変えられそうだな。
松:ですね。我が道を行くのがカープですからね。世間のはやりがまったく伝わってないし、クラシックでレトロなよさを最大限利用できるのが強みですよ。カープ坊やなんか1975年生まれですからね。
富井:だからオールドユニフォームとかも盛り上がるよな。まあ強かったカープって何?みたいな反応だけは余計だけどな。
松:みんな知らないんだから仕方ないですよね。ともかく古くささをどしどし出していって、一周回って新しいというのを狙っていきましょう。基本は20年前、たまに30年前、40年前と古くいきましょう。
富井:20年前ならチャゲアス「SAY YES」とか、KAN「愛は勝つ」だな。もう今の曲は広島出身のアーティスト限定でいいよ。どしどしかけていこう。
松:やはり「鯉は勝つ」とかしたりするんでしょうか。あと小田和正「ラブストーリーは突然に」とか、マキハラ「どんなときも。」とかもですね。
富井:「色紙の妖精は突然に」だな。
松:だなて。いいんですって無理矢理使わなくても、色紙の妖精。確かに突然ですけど。
富井:最後、「イケメンが少ない」だな。オレたちがむやみにチェックしているプロ野球aiとかでも、広島の若手は若いだけで掲載されてるからな。
松:よく打ってくれればイケメンじゃなくてもいいんですけど、あいにく打ちませんからね。どうしたらいいんですか?
富井:まあイケメンの気持ちはオレたちにはわからんけど、サクセスしたけりゃ黙って練習するしかない!というオートマティック背水の陣は敷けるけどな。あとチームとしてもイケメンをとるというよりも、チームの価値をあげるしかないという方向にもっていけるから、といい方向に考えられるな。
松:ですね。あのユニ着てたらみんなかっこよくみえるようにがんばらないといけないわけですからね。…これできたらなんでもできるような気がしますね。
富井:だいぶオレたちの手に負えない感じになってきたし、これくらいにしとこうか。
松:そうですね。結構大変ですよね。チームを強くしないでガールの支持を集めるのって。
富井:まだまだビジネス面で無理なことって結構あるよな。フォルス・スタート商会がぜんぜんもうからないのも当然だな。ははははは。
松:はははははあはははああは。
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森ガール、山ガールの次にカープガールがくるという命題を2回にわたって考えてみました。結論からいうとこないということだと思いますが、あちこちでカープガールが出現するとおもしろいので、そういう世の中がきてほしいと思います。こられるもんならきてみやがれです。