大相撲11月場所2022:千秋楽とプチ総括

富井と乾布摩擦について振り返ったマイク松ですこんにちは。もうさすがに学校全体でやってるところもないんじゃないかと思うのですが、もの申したいのはその名前です。タオルごしごし運動とかでいいじゃないかと。完膚魔殺みたいな当て字を想像して、全然健康法に思えなかった想い出があります。

九州場所は千秋楽。優勝が決まってない場所、いい感じで納まればいいのですが。

千秋楽。実況は太田さん、解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さん。

碧山×隠岐の海。昨日勝ち越したオッキー兄さん。もう1勝あげよう。と思ったら碧山にあっさり押し出されました。あれ?これってひょっとして…。

隆の勝×熱海富士。隆の勝がもろ差しで寄っていきましたが、土俵際で熱海富士が突き落としました。千秋楽はなんとか勝てましたね。

宝富士×輝。輝のおっつけに対して宝富士がいなして送り出し。千秋楽は勝てましたが今場所はきつかったですね。

東龍×妙義龍。東龍張り差しにいきましたが、妙義龍はもろ差しから寄り切り。勝ち越しました。張り差しにきてくれてよかったですね。妙義龍は1手遅れてくれれば十分です。

遠藤×千代翔馬。遠藤いい出足だったのに引いてしまいました。千代翔馬が押し出し。ナナハチになりました。

錦木×琴恵光。勝った方が勝ち越し。琴恵光もろ差しになりましたが、錦木が起こして寄り返して寄り切り。勝ち越しました。錦木は最後追い込んで勝ち越すまでいきましたね。

一山本×佐田の海。一山本最初からどん引き。佐田の海が出ますが突き落とされました。しかし物言いで一山本のつま先が先に出ていました。差し違えで佐田の海が勝ちました。しかも一山本は土俵下に落ちて車いすで退場しました。踏んだり蹴ったりですね。

若元春×王鵬。王鵬いい立ち合いから左四つ。若元春にいい形で一度離れて王鵬が体ごと寄っていきました。そこで若元春がすくい投げで逆転!粘りある相撲とれましたね。王鵬はもっと万全にして寄りたかったですが、そういう相撲じゃないから仕方ない。

琴勝峰×翠富士。琴勝峰はたきに対して中に入った翠富士が押し出しました。琴勝峰は千秋楽でだめな相撲とってしまいましたね。

照強×逸ノ城。照強もよりによって最後が逸ノ城ですか。逸ノ城が左上手をとりました。照強は前まわしをとってしのぎますが、逸ノ城が上手投げで放り投げました。でも照強よくがんばりました。

明生×平戸海。前まわしをとった平戸海ですが、明生が切って突き押しから突き出しました。平戸海負けましたが2けたは立派。

竜電×琴ノ若。琴ノ若の差しに対しておっつけていくリューデン。しかし徐々に起こして二本のぞかせた琴ノ若が寄り切りました。これはうまい取り口。さすがですね。

高安×阿炎。高安が勝てば優勝。アビが勝てば決定戦になります。かちあげをもろ手で止めるアビ。突き押しあいになってきますが、アビがリーチをいかして押し込んで、最後は突き倒し!これで決定戦ですか。北の富士さんのいうように、突き押しにつきあってしまいましたね。強烈なのど輪が効いてる。でもまだ決定戦があるぞ。

阿武咲×大栄翔。阿武咲がうまくあてがいながら出て、大栄翔が引いたところを押し出しました。と思ったら大栄翔のはたき込みが上回ったようです。あれ?そうなんかな。

翔猿×宇良。翔猿の右差しをなんとかしようとする宇良ですがふりほどけず、引いたところを翔猿が寄り切りました。今場所は宇良はきつかった。

玉鷲×栃ノ心。栃ノ心が突き押しをしのいでまわしをとりますが、玉鷲の小手投げからまわしを切って、最後は上手投げで勝ちました。終盤は玉鷲らしい相撲がとれましたね。また来場所出直しです。

錦富士×御嶽海。錦富士のいなしをしのいだ御嶽海ですが、右上手をとった錦富士が引きつけて寄り切りました。ほんとにもう切れてしまってますね。

霧馬山×豊昇龍。豊昇龍は勝てば技能賞。立ち合いで右上手をとりました。両まわしをとっていい形。キリバーは左下手だけではどうにもならず寄り切られました。豊昇龍が11勝は大きいですね。大関取りのスタートラインに立てました。

北勝富士×正代。立ち合い強烈な北勝富士ののど輪。おっつけて押し出しました。ご当所でこれなら来場所の10勝も難しそうですね。

貴景勝×若隆景。貴景勝勝てば巴戦ですか。若隆景のあてがいに一度引きますが、張り手からはたき込みで勝ちました。うわー巴戦だ。久しぶり。平成6年春場所以来28年ぶりだそうです。

これより優勝決定巴戦。

高安×阿炎。アビが左変化!はたき込みで勝ちました。ここで変化とは。そして高安がいやな感じでアビに当たってしまって首を痛めてました。あれは頸椎か。やばいな。

阿炎×貴景勝。アビ勝てば初優勝。立ち合いから一気に突き放して、押し出しました!アビ初優勝。すごい展開でした。自力でここまでたどり着いた。優勝に対する執念が賜杯を引きつけましたね。

ついにアビが優勝しました。実際先場所全休で手術の影響はあったと思いますが、やはり調子がよくなって以前の相撲を取り戻したのは確か。照ノ富士もいないし、オーゼキどもはふがいないし、チャンスではありましたが、しっかりチャンスをものにしました。3場所出場停止から変わったといろんなところに書いてありますが、やはりそういうことなんでしょう。優勝して結果も出したし、当サイトも満を持して、アビを阿炎に戻したいと思います。おめでとう阿炎。とにかく錣山親方に感謝せいよ。アサノヤマも早く戻ってきてほしいです。

今場所は優勝争いは混沌としていましたが、そんなに大勝ちする力士はいなくて、特に上位陣が星が伸びなかったです。マサヨや御嶽海は最後はやる気も見せられない始末。来年はますます大関が必要になりますね。

とはいえ若手力士が伸びているのも確か。来年はもっとおもしろくなるでしょうし、星が伸びなかった上位陣も(大関以外は)このままではないでしょう。楽しみになりました。

最後にオッキー兄さんについて。ようやく勝ち越して、久々のハチナナを達成しました。もう暗黒卿への道は事実上閉ざされていますが、大事なのはハチナナを続けることです。ハチナナを続けた先にみえるものがあるわけですからね。というかハチナナじゃなくても大勝ちしてくれるに越したことはないのですが、ハチナナでいいんです。ただハチナナと唱えればよいのです。それだけで摂理を会得できます。

今場所もおもしろかったですが、おもしろいにもいろんなパターンがありますよね。来年は強い上位陣が安定してくれるといいのですが。無理か。

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