山形にいってきたマイク松ですこんにちは。ほんとにいいところでした。ストレスたまったらいこう。
さて、先日ギャロののろいの話をさせていただいたのですが、どうもギャロののろいじゃない可能性が出てきました。
NYYがトレードで放出したのはギャロだけではなかったのです。STLからハリソン・ベイダーを獲得するにあたり、ジョーダン・モンゴメリーを放出したのですが、今そのモンゴメリーがSTLで大活躍、移籍後は4-0、先日はマダックスで完封勝利をぶちかましたそうです。ベイダーはムキムキでとてもいい選手なのですが、あいにく今はILに入っていてその力を発揮できない状況です。
先日はギャロがNYYやニューヨークになじめなかったのかもと思ったのですが、モンゴメリーがこれだけ活躍するとなると、GMがすごいあわててたのかもしれないなと思いました。つまりこれです。
母 さ ん 助 け て 詐 欺
あえてさっぱり定着しなかった名称で表現してみましたが、昔はオレオレ詐欺、ちょっと前は振り込め詐欺、今は特殊詐欺になってるんですかね。もちろん詐欺ではないのですが、時間がない時間がないという感じで追いつめるやり方にキャッシュマンGMがひっかかったのかもしれません。
相手のGM:もしもし、オレだよオレ
キャッシュマンさん:なんだよ、相手チームのGMじゃないか、トレードの話か?
相手のGM:うちのチームはとても調子がいいんだけど、ちょっと重大なミスをしてしまって、オーナーから今すぐいい選手をとってこいといわれてるんだよ
キャッシュマンさん:それは大変だな
相手のGM:今すぐギャロをトレードしてくれ、どうせそっちでも持て余してるんだろ?早くしないとオーナーがオレをクビにしてしまう
キャッシュマンさん:まてまて、もう少し考えさせてくれ
オーナー:キャッシュマンさん?早くギャロをトレードしないとあいつはもうクビだよ
キャッシュマンさん:まってください、わかりました、プロスペクトを2人ください
オーナー:2人?そんなに出せるわけないだろ!じゃあもうGMはクビだな
相手のGM:助けてくれキャッシュマン!
キャッシュマンさん:待って下さい、わかりました、1人でいいんでクビは勘弁してあげてください
相手のGM2:助かるよ、今そっちに代理人を送るから、すぐにサインしてくれ
キャッシュマンさん:わかりました、お待ちしてます
(別の電話がかかってくる)
相手のGM2:もしもし、オレだよオレ
キャッシュマンさん:なんだよ、今度はなんだ?
相手のGM2:トイレで大事な書類を置き忘れてしまって、返してほしければいい選手をSTLにトレードしろといわれてるんだ
キャッシュマンさん:おいおい、だいじょうぶか?
相手のGM2:今すぐモンゴメリーをトレードしてくれないか、こっちはベイダーを出すから、急いでるんだ
キャッシュマンさん:ベイダーって今けがしてるじゃないか
企業の人:もしもし、GM2のミスでうちは大損害なんです、早くしてくれないと困るんですよ
相手のGM2:頼む、ベイダーのけがはもうすぐなおるから、結果的にはだいじょうぶだから、早くしてくれ
企業の人:早くしないと手遅れになりますよ
キャッシュマンさん:わかった、わかったから
相手のGM2:助かる、今そっちに代理人を送るから、すぐにサインしてくれ
キャッシュマンさん:わかりました、お待ちしてます
フラッグ・ディール・トレードは時間がない中で緊迫感あるやりとりがGMの間で繰り広げられると『マネー・ボール』に書いてありましたが、実際はあまりあわててしまうとよくない結果になりますよね。とにかくあわてずオーナーに相談しましょう。今日もギャロはレーザービームでチームを救ったらしいですよ。
あとうぃきぺでぃあの母さん助けて詐欺の記述がおもしろかったです。電話の相手が母さんじゃない場合もあるって、決める前に誰かいわなかったんですかね。