104年ぶりの偉業

マイク松の「T-mobileパークの歩き方」ためになりますね。アメリカの球場はいいなと思うのですが、映画やドラマを見ていると恐ろしいことばかり起こる(だいたい刑事もの)のでまだアメリカに行ったことがない富井です。

さて、もう言うまでも無いのですが、ついにオオタニサンがベーブ・ルース以来の二桁勝利&二桁本塁打を達成しました。しかも今日25号ホームランを打ち、10勝、本塁打25本というすごい記録です。

この試合、BS1の実況で江夏豊がホームランと勝利を同時に決めたという話をしていたので調べてみると1973年8月30日に江夏さんがノーヒットノーラン&サヨナラホームランを決めた試合がありました。しかもこれ、延長11回142球投げた後でのサヨナラホームランです。

江夏、強すぎる。・・・こんなすごい選手だったのか!

この江夏の試合が約50年前、そしてベーブ・ルースが104年前。素晴らしい成績を残すと偉大な先人の記録も蘇ります。これって映画「フィールド・オブ・ドリームス」の“If you build it, he will come”と同じだと思うんですよね。大谷が記録を作ると、江夏の、ベーブ・ルースの記憶が蘇る。江夏豊が、ベーブ・ルースが偉大だったことは知っているけど、どのぐらいすごいのかどんなことをやったのか知らない。それを掘り返してみせてくれるオオタニサンは本当に素晴らしい選手です。

50年後、100年後、イチローや大谷の記録を再び掘り起こしてくれる選手が現れるのでしょう。それを目撃することは残念ながら私にはできませんがそうやって歴史は続いていくんだなと思いをはせる日でしたよ。

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