大相撲7月場所2011:9日目

祝日なのに休日出勤だったマイク松ですこんにちは。朝からのお仕事で、それが終わったあとはこまごま片付けようと思っていたのですが、取引先は電話に出てくれないし、打ち合わせのしたい人は見あたらないし、ウェブサイトは更新されてないし。なんでだろうと思ったら全部理由は祝日だから、でした。僕はネクタイほどき、時に理由もなく叫びたくなりました。でも理由は祝日だからでした。(何だこのリード)
そんなスポーツ界のJ.BOY、マイク松には相撲がある!ということで9日目です。打ち砕け!日常ってやつを!

9日目。実況は刈屋さん、解説は正面が舞の海さん、向正面が谷川親方。リポートは白崎さん。もと北勝力の谷川親方、ずいぶんとげがなくなってきたような穏やかな顔。外見だけか。遅れましたがおつかれさまでした。
高見盛×舛ノ山。舛ノ山が幕内で。立ち合い左四つ。人造人間は上手をうまくブロックして応戦。一度はとった上手が舛ノ山に動かれて離してしまい、突き押しから一気に寄られて寄り切られました。人造人間はこれで負け越し。
栃乃洋×翔天狼。栃乃洋がもろ差しから一気に出て寄り切りました。今日は元気な相撲。場所が進むにつれて盛り返してきましたね。場所に入って稽古してるんだろうか。いいことです!
木村山×豊響。グレートホーンに対して木村山があごのあたりにおっつけて突き落としました。カウンターになったか。豊響は足を痛めた様子。
大道×栃乃若。期待の若手同士。栃の若は大道に右を差して起こしにかかります。しかし差し手が抜けたところで大道が一気に突き押しで押し出しました。あれはタイミングをはかっていたんでしょうか。でもいい相撲。これからのライバルになるでしょうか。
富士東×宝富士。新入幕対決。突き押しから左をのぞかせながら出ます。宝富士もかいなをかかえながらしのぎ、土俵際で一気に小手投げ気味に突き落としました。ここは物言い。微妙なところでしたが取り直しになりました。立ち合い宝富士が右をのぞかせながら押し込む。一度距離を取って富士東が逆襲とばかりに出たところを宝富士がまた突き落としました。今度は決まりましたね。内容のあるいい相撲でしたが、両者がもっと経験を積めばもっとおもしろい対戦になるかも。
北太樹×磋牙司。磋牙司頭から当たって中に入る。北太樹も中にいれないように距離をとりながらまわっていくが、磋牙司も前に落ちずにひたすら前へ。なんとか押し出しました。低さがいきた。
栃煌山×高安。栃煌山のもろ差しに対して高安巻き替えにいくが、そのたびにより素早い巻き替え返しでもろ差しに。そのたびに高安が起きていきました。このへんは経験ですねー。
朝赤龍×阿覧。阿覧張り差しから右四つ左上手。朝赤龍も下手で対抗するが、阿覧がつって寄り切りました。パワー勝負に持ち込めたのがよかった。
玉鷲×雅山。玉鷲うまくあてがって出て行きますが、雅山はうまく距離をとって引き落としました。この二の矢をどうかわすかも雅山戦では重要になってきますからね。
豊真将×若の里。立ち合い若の里の低い立ち合い。豊真将はうまく当たりましたが、左四つの体勢で若の里がしっかり圧力をかけてます。豊真将も守勢に回り、うまく圧力をしのげませんでした。寄り切り。台風が来たからK.W.B.パゥワーが高まったんだろうか。
魁聖×臥牙丸。魁聖はもろ差しを狙う。あおるように差し手を深くし、最後は下手もとって起こして寄り切り。あのガガの巨体を特に気にすることもなく寄り切りました。
時天空×豪風。ふわっとした立ち合い。時天空がまわしのうしろあたりをとりましたが、横に取り直して寄り切り。豪風は立ち合い失敗。今豪風を豪風Z(たけかぜっと)っていうとかっこいいと思いました。
隠岐の海×豊ノ島。隠岐の海はもろ差しブロック。かいなをかかえに行きます。寄っていくところで豊ノ島がすくって体を入れ替えます。それでも左四つで出たところを豊ノ島が土俵際の突き落とし。これはうまく決まりました。
旭天鵬×栃ノ心。右四つ。両者とも上手をとってがっぷりに。引きつけあいになる。旭天鵬は上手を切ろうとするが、切れたところで逆に栃ノ心が出て寄り切りました。切れても腰を落として力の入る体勢をつくってきましたね。おもしろい取り口。旭天鵬はほぼ計算通りだったのですが。
豪栄道×嘉風。嘉風頭でごつんとあたってすぐにはたき。ゴーエードーも低く当たりすぎですよね。嘉風Z(よしかぜっと)はあっさり相撲。
安美錦×琴欧洲。カロヤンはアミーの奇襲によく気をつけて、はたきをこらえて突き倒すように押し出しました。落ち着いてましたね。
魁皇×若荒雄。若荒雄もろ手から押し込んでおいてはたき。まあそうなりますよね。
琴奨菊×日馬富士。菊にとってもハルマにとっても山の1つでしょうね。ハルマ張り差しからもろ差し。あおるように起こして寄り切りました。ハルマ完勝。菊は立ち合い失敗してしまいましたね。
把瑠都×稀勢の里。把瑠都もろ手でがっつり押し込み、そのあとどん引き。広大なふところの広さにキセダイブ。もう夏ですからね。
白鵬×鶴竜。鶴竜はいつもながらちゃんと考えてとっている。今日もまずまわしをとられないように立ち合い、突き押しで応戦、そのうち白鵬の最近のパターンで必ずはたきにくる、そこを出て寄り切り、というプランだったのでは。展開はその通りになったが、白鵬は冷静に正面じゃなくて横にはたき、うしろについて寄り切りました。そのスピードはさすが。でも鶴竜にとっては収穫もあったかも。

カテゴリー: 大相撲 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)