カーリング日本選手権2022 準決勝:北海道銀行×中部電力

21世紀最速自力V消滅。前にもふれましたが、誰か数えてる人がいるんですよね。

カーリング日本選手権は準決勝。こちらはどちらにも自力で決勝進出ができます。

カーリング女子日本選手権準決勝、北海道銀行×中部電力。実況は金城さん、解説は市川さん。北銀は伊藤、中島、仁平、田畑、中電はいつものメンバー。予選2位の北海道銀行はロコ・ソラーレに敗れて準決勝に、中電は4位のフォルティウスをぼこぼこにして上がってきました。中島の顔芸がすごい。問答無用におもしろい。

第1エンド、最初から打ち合いに。ピールはあったものの結局ブランクエンドになりました。様子見の立ち上がり。

第2エンド、中電はガードをおいて、その後ろに北銀がドローしてきます。でも結局ストーンもガードもなくなってしまい、クリーンな展開。またブランクエンドになりました。めずらしいな。

第3エンド、また中電はガードをおいて、その後ろに北銀がドロー。そしてフリーズを狙います。中電の方がいい形を作ってる。たてに3つ並べました。北銀がテイクで2つ出したのですが、もう1つがガードの後ろにいっていい位置に。そこから形をつくって中電がスティールを狙います。しかしドローが北銀のアシスト的な位置にいってしまい、北銀はさらにフリーズしました。中電はテイクショットでストーンを減らし、北銀がドローで2点とりました。田畑はドローもうまい。

第4エンド、北銀は中に入れて、中電はコーナーガード。中電のドローを北銀がピールで出してしまい、クリーンになりましたが、そこからドローがたまってきて、北銀はガードにいきます。ガードが長くなったので、中電は中に入れて、北銀のドローが割れたので、中電がばっちり中にドローして2点とりました。いいドローだった。

第5エンド、北銀はガードをテイクしたいのですが、テイクしてもシューターが残ってしまいます。今度はテイク戦。北銀がうまく2点パターンを作ります。中電はそうはさせじとヒットロールで対抗。逆に1点とらせる形をつくりました。北銀はダブルテイクアウトも狙えそうでしたが、無理せず1点とりました。

第6エンド、北銀のセンターガードに対して石郷岡がウィックを決めました。しかし北銀は中電のドローを1つずつテイクしてシューターも残してきます。最後は中電が1点とるしかなかったです。

第7エンド、今度はガードの後ろに中電が2つつくってきます。北銀のテイクショットは両方とも出せず、中電はガードの後ろにドローしてきます。中央に固めて難しいテイクショットを強いますが、しっかり北銀が1点とりました。

ロコ・ソラーレが今の時間練習してるんですね。

第8エンド、お互いにガードを置いてきます。フリーズ合戦になりますが、鈴木がダブルテイクアウトを決めて中電リード。ドロー合戦になりますが、スキップ勝負で北銀は2投ショートしてしまい、ガードにかかってしまいました。中電はばっちり決めて、ここでビッグエンドの4点とりました!

第9エンド、中電は2つハウスに入れて、早々にガードで守ってきます。北銀もなかなかいい形に投げられず、そのたびに中電のそのラインをガードされます。がちがちに守られてきました。北銀のショットは1つはドローがんばったのですが、ラストストーンもガードにかかって、北銀が1点とらされました。

第10エンド、北銀はとにかくガードが必要だが、中電は的確にテイクしてきます。最後は北澤がダブルテイクアウトを決めて勝負を決めました。中部電力 7-5 北海道銀行。

北銀はほんとによくがんばりました。終盤まで互角の展開でしたが、8エンドのビッグエンドが勝負を分けましたね。中電は実力通り。まだティーンに負けるわけにはいかんでしょうけど、的確なショットが光りました。決勝も楽しみです。

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