世界ネコ歩きでみたねこをみにいったマイク松ですこんにちは。ねこはあたたかく迎えてくれました。
カーリング男子決勝はイギリス×スウェーデン。スーパーな戦いが展開されるでしょう。急いでみるにはもったいないと思ってとっておいたのです。
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カーリング男子決勝、イギリス×スウェーデン。実況は熊崎さん、解説は両角さん。
イギリスはマクミラン、ラミー、ハーディー、モアト。スウェーデンはスングレン、ブラノー、エリクソン、エディン。知ってるよ。
第1エンド、スウェーデンは早速センターガード、イギリスはその後ろにカムアラウンドしてきます。ショットも正確だし全然時間かけない。すごく局面がもりもり変わっていきます。イギリスは複数得点を見据えて1つずつテイクし、スウェーデンは相手に1点とらせるべく対応。エディンのラストショットでワンツーをとりました。イギリスはドローで1点もやむなし。
第2エンド、最初はフリーズ合戦になりましたが、すぐテイク合戦になります。シンプルな展開で遠いガードの後ろをめぐる争い。どちらもほとんどミスがない。イギリスはなんとかダブルを狙いますが、最初から難しい配置だったので及ばず。スウェーデンが2点とりました。ブラノーのダブルテイクアウトが決まったのがよかった。
第3エンド、両角さんの読み通りのショットを完全に決め合う両チーム。すごい。スウェーデンのばっちりフリーズショットに対して形を崩すイギリス。先攻のスウェーデンは現時点での自分たちのナンバーワンを守るショットを入れました。しかしモアトがランバックから2つくらい経由して強いナンバーワンをテイクしました。スーパーショットだ。スウェーデンはダブルテイクアウトを決めて難しい形を残します。というかボタンにばっちり置いて、しかもガードの後ろ。イギリスはドローでそのストーンを押して1点とりにいきますが、惜しくも押し切れず、スウェーデンが1点スティールしました。エディンの深遠な狙いがあるラストショットすごすぎる。
第4エンド、イギリスはコーナーガードの後ろにばっちり隠し、スウェーデンはハウスの中のストーンをガードしてきます。しかし両チームがぽいぽい複数テイクをやってきてあっという間にクリーンな形。その中でイギリスは複数点を狙います。スウェーデンはダブルテイクアウトが難しい配置でもパワーショットから2つめを押し込む。しかしイギリスはそれでもガードの後ろにばっちりカムアラウンド。そこにスウェーデンはヒットロールでまたばっちりガードの後ろ。世界最高峰です。スウェーデンはナンバーワンをしっかり守るストーンを置いたので、イギリスは1点取らされました。ぎりぎりでしたがなんとか1点。スイーパーのフルスイープが決まりました。
第5エンド、フリーズ合戦からスタート。くっつくのにこつんともいわん。すごい。ごちゃごちゃくっつきましたが、ブラノーのパワーショットで5つくらいテイクされました。あっという間にブランクが見えた。ピールになったところでイギリスはガードを置きますが、これもピールして、ブランクエンドになりました。
第6エンド、イギリスががんばってせっかく置いたストーンを、またブラノーがパワーショットでガードからランバックで正確にトリプルテイクアウト!うそやろ。あっという間にクリーンな展開。自分たちのストーンは残してるのがすごいですよね。ブランクエンドになりました。
第7エンド、前にはイギリスのストーンがガードでタテにならんでいて、その後ろにスウェーデンのストーンが並んできました。しかもスウェーデン後攻だぞ。イギリスはようやくダブルテイクアウト。しかしちょっとショットがのびたところからイギリスが超すばらしいドローで1点とらせにきました。スウェーデンはナンバーワンを出すためにフリーズします。イギリスがそれを使わせないようなガードを置くと、スウェーデンはコーナーガード。どうも次に使うためのものだそうですが、うまく置けませんでした。イギリスは再びガードで、スウェーデンは一番遠いガードから狙うしかない。さすがに当たらず、イギリスが1点スティールしました。
第8エンド、スングレンがきれいなウィックを決めました。そのあとはイギリスがガードを置いて、スウェーデンがテイクする展開。イギリスの配置に対してスウェーデンはダブルテイクアウトしきれず。イギリスが2点をみせて、スウェーデンが1点とらされました。ここは1点とるのも大事。迷わずドローにいきましたね。
第9エンド、フリーズ合戦になりますが、その中でもただタテに並んでいるだけじゃなく、イギリスは全部出せるように、スウェーデンは出されないように、置いていきます。そしてセンターガードを置いては崩しの展開に。スウェーデンは早めに形を崩しにいきました。そしてあっという間にクリーンに。スウェーデンはダブルが難しいところに置いたのですが、ハーディがダブルテイクアウトを決めました。すごい!このままブランクエンドになりました。イギリスの狙い通り。
第10エンド、1点ダウンでイギリス後攻の狙い通り。スウェーデンはセンターガード、イギリスはコーナーガード。スウェーデンはばっちりフリーズで縦に並べたので、イギリスはテイクにいきますが、1つ残った上に、自分たちのコーナーガードの後ろにスウェーデンのストーンが隠れてしまいました。そしてブラノーがまたガードをダブルテイクアウト、かつシューターがハウスの中の自分たちのストーンをガードしてます。うそでしょ。そしてランバックで自分たちのストーンだけにしました。イギリスどうするかと思ったら、タイムアウトをとって考えて、ヒットロールでイギリスのストーンの後ろ側でナンバーワンをとりました。スウェーデンもタイムアウトをとって考えて、軽いランバックでテイクを成功させました。これがAプランで、Bプランはダブルロールインでした。イギリスはさらに後ろにカムアラウンドしましたが、またエディンがランバックでテイク成功。いずれも失敗したら負けというすごいショットを難なく成功させてます。イギリスは1点取るしかありませんでした。エクストラエンドになりました。
第11エンド、スングレンがウィックを2つ決めました。イギリスは1回目のショットの近くに置くという駆け引きもしますが、しっかり成功するスウェーデン。そしてガードを置くイギリスとテイクするスウェーデン。イギリスはタイムアウトをとって考え、ガードを置きました。スウェーデンもタイムアウトでフリーズに決めましたがガードになりました。イギリスは遠いロールでナンバーワンをテイクにいきますが、ぎりぎり当たりませんでした。試合終了、イギリス 5-4 スウェーデン。
ほんとに世界最高の戦いでした。オリンピック決勝にふさわしいです。どっちが強いとかじゃない、ただただ最高の戦いでした。