551の甘酢肉団子たべたマイク松ですこんにちは。551久しぶりでした。あれおいしいんですよねー。
さて、昨日富井がお伝えした通り、種いも球団オリックが交流戦優勝しました。信じられますか…?もちろんもとオリパゥワーの動向もありますが、昨日も関係するチームが全部負けて決まったりしています。
そして最後のカアプ戦もなんやかんやでスイープ。今日の試合はあぶなかったんですが、あの強かったカアプを。いったい何が起こっているのかと考えました。
そこで気がついたのです。よく「会社の常識は社会の非常識」というじゃありませんか。われわれはオリックのことを誰にも頼まれてないのに毎日考えるという苦行を行っているので(ほんと来世成仏させて下さい)、はっきりとわからなかったのですが、カアプの選手の立場に立ってみれば、不調の原因にも立ち当たります。
昨日、凶世羅ドームに入ったカアプ選手は、とんでもない光景を目にします。スタンドには誰もお客さんがいません。これがオリック名物の(名物じゃない)無観客試合か…とため息をついたところで、何かがスタンドにいることに気がつくのです。
マ ネ キ ン 応 援 隊
普段献身的で温かいカアプファンが、そんなにぎゅうぎゅうに入って大丈夫かと思うくらいスタンドを埋めているカアプ。それが日常なカアプの選手にしてみれば、無観客のスタンドにマネキン応援団だけがいるという光景は、賽の河原か恐山かという荒涼とした地獄の光景に見えてしまうでしょう。
信じられない、見間違いかと目をこすってみてみると、そのマネキン応援隊がマネキンと書かれたタオルを掲げているのがわかります。選手にマネキンがいるのか…?マネキンが選手なのか…?オレたちの相手はマネキンなのか…?と混乱したことでしょう。きっとベンチ裏で泣き始めた若手もいたのではないでしょうか。
それからも凶世羅ドームで起こることは、カアプの選手にすると信じられないことばかりなのです。
- ぺらぺらの打ち込みトランペットで作られた応援歌が流される
- びーずがーるずがマネキンと一緒に歌い踊り、最後には自分の名前が書かれたタオルを掲げる
- マネキン応援隊のタオルを掲げているマネキン応援隊がいる
- ときどきマネキンが人っぽく動くときがあるらしい
- 「紅」や「愛をとりもどせ!!」など、知ってるけどよく知らない登場曲が使われる
- マスイは打たれても打たれても平然と打たれにくる
- コーチが一番ベンチを盛り上げている
- ドームの屋根が動かない
もはやこれは球界のディストピアです。カアプの選手はみんな気持ちは一つ、この異空間を早く出て広島に帰りたい、です。カアプのみなさん怖がらせてごめんなさい。悪気はないんです。ちゃんと同点には追いつけましたし、スズキセイヤにもホームランが出たので、きっと調子も戻るはず。またセ・リーグの戦いがんばってくださいね。ササオカも元気出して。
なにはともあれ、オリックが長年研究していた、ディストピアとしての凶世羅ドームが形になってきたようです。宇宙刑事シャリバンでは、マドーが幻夢界という一種のホワイトホールにシャリバンを引きずり込みますが、オリックも凶世羅ドームに相手チームを引きずり込んで戦うのです。とりあえずマネキン応援団はどんどん増殖させましょう。パ・リーグのみんな、もっと怖がって!!