「今ここにある危機とぼくの好感度について」が終わりました。すさまじい名作だったと思うマイク松ですこんにちは。しっかりした取材と監修に基づいた脚本、隙のないいい役者陣。見事でした。
さて、富井の記事にもあるように種いも球団オリックは、貯金チャンスの交流戦でも成績はぴりっとせず。ここだけでも盛り上がればいいのですが。そんなオリックにも力強い味方がいるの、ご存じでしたか?
マ ネ キ ン 応 援 隊
無観客でスタンドをにぎわしているのはびーずがーるずと、お店にあったマネキンにグッズをいっぱい着せたやつら。賽の河原の石積みのような虚無感漂う応援に、相手チームもどん引きしてます。
そんなマネキン応援隊、グッズができました。
今マネキン応援隊のグッズができたって、聞こえたぜ?(オズワルドのつっこみ的)まあそんな反応も無理ないところですよね。虚無がグッズになるんです。虚数みたいな存在ですよね。しかし宇宙ユニとか妙に物理法則に挑戦的な球団なのがオリック。マネキン応援団グッズでこの世の常識に挑戦です。
そしてあやつらが公式に認められたということは、マネキン応援隊はもっと増殖していいというお墨付きを得たことになります。これが令和の徳政令ですよ。
まずは外野スタンドは全部マネキンで埋めましょう。いいんですどうせ6月も5000人なんですから。ソフバンは動くぺっぱーくんやすぽっとくんなのに対し、オリックは動かないマネキンで対抗です。無言の圧力に相手選手達もどん引きするでしょう。そして「マネキン応援隊の中で、1体だけ動くものがありまーす!」などとアナウンスしておけば、気になって野球どころではなくなるはずです。種いも忍法マネキン応援隊!
次に内野スタンドもマネキンで埋めましょう。なんだか他球団みてるとちょっとしか入ってないのに妙に密になってるところありません?その点オリックは安心です。あいたところにはマネキンが座ってますので、適切に距離をとって安全に応援できるのです。横に座っている人はマネキンのポーズを変えてもOK!中指を立てたりするのはだめ!
そしてベンチもマネキンで埋めましょう。座れない選手はベンチ裏にいてください。妙にオリックのベンチから威圧感が伝わるな…と相手選手も気になるところでしょう。マネキンは声出ませんが、ビビる大木の「声出して勝てるんならみんな出してますって」の格言通りですから、いっそのこと静かにしてるというのも今の時代ありかもしれないです。
最後に選手の代わりにマネキンがプレーします。厳密にはシュンタさんが封じられたマネキンということで、マネキンなのにすごい足が速い上、よく聞いてみると顔のあたりから「出してくれぇ…」といううめき声が聞こえます。代走に使えばかなり活躍してくれるでしょう。また代走ボーイズに1人(1体)加わりましたね。もう足りてるのに。
このように使い勝手のいいマネキン応援隊。他球団が取り入れる前にビジネス化しましょう。とりあえずTシャツでも買おうかな。