大相撲7月場所2019:千秋楽とプチ総括

実家に帰省していたマイク松ですこんにちは。今回は10何年ぶりにお祭りの時期に帰ったのですが、やっぱり盛り上がっていてよかったです。特に花火大会がよかった。都会では人混みにもまれるためにいくイベントですが、田舎ではゆっくりみられますからね。
さて、名古屋場所も千秋楽。最後にいい相撲みせてほしいです。

千秋楽。実況は大坂さん、解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さん。
三賞は殊勲賞友風、敢闘賞照強、技能賞に遠藤と炎鵬が選ばれました。すごいな。
千代丸×錦木。千代丸の突き押しの間合いを詰めた錦木がおっつけから押し出しました。両者とも今場所はさえませんでしたね。
炎鵬×大翔鵬。技能賞を獲得した炎鵬。ついに三賞まで。一度大翔鵬が立てなかったのですが、十両でもよく様子をみていたらしい。もう一度立って前まわしをとった炎鵬が下手投げで崩しました。舞の海さんは肩から入ってくいつくのがうまいと評価。取組終わってやっと笑顔がみられました。
松鳳山×栃煌山。差し合いになります。松鳳山突き放していきますが、引いたところを栃煌山が押し出しました。差さなかったですね。
輝×隠岐の海。7-7まで盛り返してきたオッキー兄さん登場。これで勝てば。輝のおっつけをなんとかしようとするオッキー兄さん。もろ差しになりますが上手をとって巻き替えました。そして引きつけて寄り切り。やったー!!

マ ジ カ ル ス コ ア

照強×友風。友風が今日はなぜかどん引きで引いてしまい、照強が押し出しました。照強が12番ですか。すばらしい場所になりましたね。インタビューでも意欲的でした。友風はちょっと考えすぎたんじゃないか。
妙義龍×琴勇輝。琴勇輝の突き押しに妙義龍足がでてしまいました。琴勇輝も11番勝ちましたね。すばらしい。
千代大龍×豊ノ島。お互い勝ち越しをかけます。懸命にいなしていく豊ノ島ですが、突き放してくる千代大龍に中に入れず、突き倒されました。うーんおしかった!なんとか幕内に残ってほしいんですが。
矢後×宝富士。左四つ右上手をとった宝富士。これならだいじょうぶでしょう。矢後もなんとか食い下がりますが、引きつけて寄り切った宝富士。最後はいい相撲とれましたね。
琴恵光×逸ノ城。琴恵光中に入ろうとしますが、十分に警戒していた逸ノ城がしっかりディフェンスして、押し出しました。
正代×貴源治。昨日負け越したマサヨでしたが、今日は左差しからばっちり貴源治を寄り切りました。ナナハチとは。惜しい。
碧山×大栄翔。突き押し対決になるかと思いましたが、碧山も勝ち越しがかかってるだけに、はたき込んできめました。碧山久々に勝ち越し。
遠藤×北勝富士。技能賞の遠藤ですが、今日は強敵です。北勝富士が突き落としから一気に押し込んで寄りますが、右を差した遠藤が持ちこたえて残し、逆に寄りきりました。これはすごい相撲!場内大歓声です。あれを残すのは遠藤かなり力戻しましたね。
朝乃山×佐田の海。右を差して強烈に寄る朝乃山。最後は寄り倒しで佐田の海を転落させました。この攻めの相撲を常にいかないとですね。
明生×竜電。明生が強烈に差して一気に寄り切りました。最後は明生もとてもいい相撲みせましたね。
阿武咲×玉鷲。阿武咲の立ち合いに押し込まれる玉鷲ですが、のど輪で押し返してはたき込みました。玉鷲も千秋楽は勝ちましたね。気にせずいこう。
阿炎×琴奨菊。阿炎千秋楽にダイナミックな変化ではたき込みました。千秋楽にそれはないやろと思いましたが、しかしこうやって時々みせる悪も阿炎の一面ですよね。アミー引退にいい後継者ができているのかもしれない。
御嶽海×志摩ノ海。立ち合いは互角でしたが、おっつけから起こした御嶽海が一気に押し出し。さすが令和の永世関脇ですね!はやく大関にあがらないと永世化しちゃうぞ!
鶴竜×白鵬。鶴竜勝てば優勝。白鵬が上手をとりにいきました。これはいい体勢。ばっちりかと思ったら鶴竜が巻き替えて左四つに。いい体勢にして寄り、白鵬がこられたら今度はまた巻き替えてもろ差しから寄り切りました。いい相撲でしたが鶴竜が完勝でしたね。

名古屋場所おわりましたね。盛り上がりに欠けましたが、おもしろい場所でもありました。
盛り上がらない場所では鶴竜が優勝しますが、今回も横綱らしい強さというよりなんやかんやで優勝したという感じですね。でも盛り上がらない理由は鶴竜ではないので、よくがんばってくれたと思います。白鵬は休み明けとはいえ、こちらも引きはたきで勝つ場面が多く、終盤になるときつかったですね。とはいえよく出場してくれました。
大関ですよ大関。まさかの全員休場ですよ。そんなんあります?そりゃ盛り上がりませんよね。今日もこれより三役で大関ゼロ。弱い弱いといってきましたが(実際弱いし)、いないとやっぱり盛り上がりませんよね。来場所はなんと全員カドバンというすばらしい事態。魁皇、栃東、チヨタイカイのサンオーゼキ時代でも彼らはいつも出てましたよ。場所が務められないなら下がるしかないですよね。
この盛り上がらない場所で話題を提供してくれたのが、三賞受賞力士でした。友風はなんだかわからないうちに鶴竜を倒したりしていい成績をあげました。照強はまさに飛躍の場所になりました。ちょっと勝ちすぎて番付上がりすぎないかなと心配なくらい。でも稽古で乗り越えるしかないですよね。技能賞の遠藤は今場所は特に手順が光りました。今一番型をもってる力士の一人。そして炎鵬は悲願の幕内勝ち越しに花を添えました。とにかくけがをしないように。
その他負け越した力士も含めていい相撲をとっている力士は多かったです。この盛り上がりのなさは新しい時代につながるのかもしれません。がんばってほしいです。
最後にオッキー兄さんについて。今場所はマジカルスコア、ハチナナでした。いわなくてもいいですが、勝ち越すのは超大事。今場所もあぶないかな、ナナハチじゃないかなと思いましたが、10日目を終えて4-6。ピンチでした。しかしそこから4-1と巻き返して結局ハチナナ。この結局ハチナナというのが初代暗黒卿ミッキー兄さんの本当の強さだったのです。ついにオッキー兄さんもそこまできているのかと。でも負ける試合は本当に海楼石のまわしでも締めてるのかなと思うほどもろい負け方をしているだけに油断なりません。がんばってほしいです。
あと御嶽海が永世関脇化しているのが気になります。暗黒卿への王道の道ですからね。はやいとこ大関に上がってほしいものです。当サイトに永世関脇認定されるとめんどくさいですよー。

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