かぜひきそうなマイク松ですこんにちは。銭湯いってきましたが、今回は跳ね返せるか微妙です。がんばれ僕。
さて、昨日うっかり書いてしまった、ハラカントク、畠を二軍再調整という記事をうっかり鼻を二軍再調整と読んでしまった話ですが、リードを書いた時点で、これこの話だけで書けばよかったと思っていました。せっかくなのでもう少し広げてみようと思います。
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新社会人のみなさん、社会人デビューおめでとうございます!まだ希望に満ちた生活を送っているかもしれませんが、社会にはいろんな落とし穴があるものです。せっかくの社会人生活がふとした落とし穴で暗転するのはいやですよね。そんなときは企業名が「スタート失敗」であるフォルス・スタート商会におまかせ!ロールプレイで落とし穴に落ちないように勉強しましょう!
問題:あなたがランチでホットドッグのようなものをたべようとしたところで、誰かの鼻が入っていました。あなたはなぜかその鼻が、ハラカントクのものであるとわかってしまいました。すでに食べる気はだいぶなくなっていますが、どうしたらいいでしょうか?
なるほどこれは社会の落とし穴っぽい。なぜハラカントクの鼻が?と思いますよね。ゴーゴリ「鼻」の物語が下敷きになっています。これは対応を誤らないようにしたいところです。まず下記のような回答をする人はいませんか?
1. 店員さんを呼んでなんとかしてもらう
まあ普通はこうすると思いますが、他の人はともかく、あなたはなぜかハラカントクのものであるとわかっているわけです。それなのにみすみす処理を店員に任せてしまうと、あらぬとばっちりを受ける可能性があります。慎重に考えないと悪いこぶじいさんのように、調整中の鼻を押しつけられて、逆に自分の鼻をとられてしまうかもしれませんよ。
2. どこかに捨てる
ゴーゴリにおける主人公は悩んだあげくどこかに捨てようとします。まあ無難な選択肢ですが、ハラカントクの鼻は調整中ということは、すでに鼻単独で何かできる可能性があります。自爆でもされては大変ですよね。あるいは鬼太郎の手のように家についてきたりするかも。勘弁してほしいです。
3. 食べる
パンに挟んであるんですから、食べたらいいじゃないのと思うかもしれません。でもあぶない!すでに調整してあるハラカントクの鼻。食べたら歯の方が砕けた、くらいならまだましで、最終的にハラカントクになってしまう可能性もあります。もう大人なんですから、なんでも口に入れるのはやめましょう。
4. 上司に相談する
報告・連絡・相談が基本だという人もいるかもしれませんが、そこが社会の落とし穴なんですよね。相手はハラカントク。オマエを守ってやるという上司の行動はあまり期待できません。むしろ「オレは知らないからな!オマエがなんとかしろ!」などと組織の暗部をみせられることの方が可能性大。ましてハラカントクから1億円払えとか言われたらどうしたらいいのでしょうか。
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このように常識的な対応がかえって社会の落とし穴に転落する事態を招いてしまうこともあるかもしれません。じゃあどうすればいいのか。大事なことはまず相手の話をじっくり聞くことです。そこにヒントがあるはず。最新のハラカントクのコメントを読み解いてみましょう。
「ハラカントクは鼻について『鼻くそが出ているね。『真っすぐいきますよー』っていって放ってたら、150キロでもそうそう抑えられない。それをやっぱり、きちっと試合前にわれわれが伝えられていない』」
なるほど。調整中の理由は鼻から鼻くそがでているということなんですね。ハラカントクもカントクなんですからいつも鼻くそが出ているのはよくないです。あまつさえカントクの鼻は鼻くそを150km/hで飛ばしてくるそうです。まずいですね。当たったらけがの可能性もあるし、コントロールもきかない。そして調整に出すのにあたっても、その状況を調整担当部署に伝えられていないそうです。
わかりやすくまとめると、ハラカントクは故障して鼻くそをすごい勢いで飛ばす自分の鼻を調整に出したのにその故障状況を伝えていない、ということになりますね。そして続けて、
「きのうも何とか勢いを止めてくれというところで、なかなか止められない。これだけヒットも点数も(多い)という部分は、普通じゃないわけだから。これは異常なんだからね。その部分を次は普通にしないといけない」
とおっしゃっています。故障であるということは認めて、なかなか自分でも鼻くその勢いも出てくる個数も多いのも止められない、これは異常だとおっしゃっています。故障を直すことが大事だということですね。ほら、話を聞けば対処もできます。そしてハラカントクはその鼻にどのようにすればいいのか、というところさえも、実はおっしゃっているのです。
「私たちの責任でもあるし、本人(鼻)もそこは自覚しないと。私も含めて担当コーチというものが“焼きごて”を入れるぐらいのね、反省をしないといけない」
どうも焼きごてを鼻に当てればいいらしいです。それで解決するのかなとは思うのですが、壊れてしまってもスペアで補うのかもしれないし、熱を加えることで故障箇所が直るかもしれませんからね。
- ゴーゴリ
- 調整中
- 四次元
- 1億円
いろいろ焼きごてのデザインは考えられますね。
ということでこの場合の正解は、
5. 頑丈に梱包した上で焼きごてを当てる
まず鼻くそが150km/hで飛び出して周りの人を傷つけないように、頑丈な箱に入れます。鉄製の箱がいいでしょう。その上で焼きごてを当てるわけですが、焼きごて係の人は鼻くそを当てられないように、フェイスガードや防護服を身につけましょう。その上でわかりやすいところにメッセージをこめた焼きごてを当てることで、反省を促しておきましょう。その上でハラカントクに連絡をとるといいでしょう。色紙の妖精から色紙がもらえるかもしれませんよ。
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いかがでしたか?社会の落とし穴はあなたのミスを狙っています。新社会人のみなさん、少しずつ社会になれつつ、このようなロールプレイで華麗に落とし穴を回避しましょうね。フォルス・スタートはフットボールでもうっかりミスですよ!