明日からまた旅行にいってくるマイク松ですこんにちは。たいへん。明日行ってあさって戻って、しあさって日帰り出張です。乗り切れ乗り切れ。こんなときに富井は旅の疲れからかおなかをこわして弱っているので、援軍は期待できません。なのでこれだけ書いて寝たいと思います。本当に雑文ですがお許し下さい。
シンガポールにいっている間に、長いこと読みたかった『プロ野球死亡遊戯』読みました。前々から気になっていたのですが、なにしろ内容の90%以上が黄泉瓜関連なので。なかなか手が出しづらかったです。
しかし読んでみるとめっちゃおもしろかったです。ブログで鍛えた文章力があるなという感じ。特に村田の書き方というか料理の仕方はほんと見習いたい。ああいう選手がいると悪いですが筆が乗るんですよね。わかります。僕もミッキー兄さんのことを書いているとマーキュリー回路のようにパワーアップするのを感じたものです。
でも最も気になるのは、筆者が最初から野球関係のライターになることを目指してブログを始め、その目標を達成していることです。すごいですよね。スポーツブログ的なことをしている人なら少しは憧れるとは思うのですが、実際に達成しているのがすごい。尊敬します。
やはり同じことをやっていても目標をがっちり持っている人は違う。当サイトも特に始めてから数年はそれくらいの労力を突っ込んできたような気がします。そりゃスポーツ関連でちょっと文章書けたらいいなとは思っていましたが、正直そこまでの切実さはなかったです。伊達さんのいうチャンピオンの拳と、ただボクシングが好きなだけのやつの拳の違いなんでしょうか。ここでしっかり目標を達成するブログはどうあるべきか、当サイトと比較することで考えてみました。
『プロ野球死亡遊戯』から学べること、および当サイトの違いをあげるとすれば、当サイトはもともとNFL、フィギュアスケート、大相撲、野球という4つのスポーツを同時に取り上げていることです。これはだめです。有名になるようなブログを書くにはとにかくいわゆる選択と集中が大事なんだと思います。同時に複数のやつをとりあげてると労力も薄まるし。ほら学びがあるでしょ?もともと当サイトの名前はFalse Start、スタート失敗なのです。そんな生きる反面教師ブログなのです。ご存じでしたか。
これからスポーツライターを目指してブログを始める、あるいは考え直す人がいるとしたら、とにかく1つの分野に絞り込むことです。当サイトのまねをしないで。あまり1人の選手に絞ったりするのはおすすめしません。その選手が永遠に競技をやるとは限らないからです。当サイトもミッキー兄さんがトゥイホーされて大ダメージを負いました。ていうかもうちょい現役だと思っていたんですけどね★(黒星) でも誰かやどこかのチームを主に扱いながら全体を見るというのは大丈夫でしょう。長い間日本のNFL情報の拠点になっておられるPacker Zoneさん(twitter)もそうですからね。
あと『プロ野球死亡遊戯』に感じるのは現場主義と取材力。なるべく実際に球場に見に行って、そうでないときは試合の録画を見て。それができるのはいいですよね。もちろんこれからの方もそうするべきですが、そこにおいて重要なのは、オフシーズンに何を書くかです。なるべくそういうのがないスポーツがいいに決まってますがそうもいかないし、情報が少ないオフに何を書くかが大事でしょう。複数のスポーツを扱ってるとそれはあんまりないんですけどね。当サイトは数少ないオフシーズンにはおもしろいことを書いていました。だめです。オフシーズンにも有益な情報を探して書くべきです。見習わないで。
そして一番大事なのは、『プロ野球死亡遊戯』にもあるように、事前に決めた一定の年数、毎日がんばって書くことでしょう。お仕事やいろいろ大変なこともあるでしょうけど、毎日しっかり時間と労力を突っ込んで、文章が苦手な人はがんばって推敲して、書き続けることです。それでもその労力が徒労に終わることもあるかもしれませんが、今の時代SNSを通じた出会いとかもあるはず。そのセレンディピティを願いながらしっかり書いていくことが道を開くことにつながるでしょう。何年続けてあきらめるかは事前に決めておいた方がいいです。その期間やってだめならあきらめましょう。やめる力も重要です。レミオロメンも3年頑張るって決めてたらしいし。当サイトのように誰のためかもわからないけど毎日書きたいから書くみたいな人じゃないならですが。
変な話ですが、『プロ野球死亡遊戯』を読んで、そのおもしろさを感じながら、同時に自分たちのこれまでのあゆみを振り返ったりしていました。スポーツ関連のライターを目指す人は、当サイトを反面教師としてがんばってもらいたいです。自分で書いていても当サイトがすべての反面教師としての資質を備えたブログであることに戦慄しています。学びやで大事なのは!(オマエがな)
ちなみにこれだけ反省しても、当サイトは今のままでしょう。フォルス・スタート商会は、「スポーツにいつも笑いを」をテーマに、スポーツの情報を主に扱いながらも、よくわからない文章をこれからもできる範囲で書いていくでしょう。それは僕が、あと向こうでおなかをこわしている富井もそうですが、よくわからない文章を書くのが好きなのと、全てのスポーツがただたんに好きなだけだからです。そうしていくことが自分自身のお仕事(表のお仕事です)の活力にも少しつながってます。非効率そのものですが、伊達さんこれがうちらのボクシングなんです。ということで長くなりました。もしよろしければこれからもおつきあいください。今日はそういう反省の文章でした。
…でもなんかお仕事があったらどうぞご遠慮なくご連絡下さい!フォルス・スタート商会極東事務所の赤字を救うのはあなたです!
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