ぶっ飛んだ新卒説明会でおなじみのGMOペパボ。まじでかっこいいと思うマイク松ですこんにちは。真剣に説明会を聴きに来た就活生を向こうに回してのこのステージ。ある意味これがわかる人でないと入れないというのはいいと思いました。V系のメイクってそれらしくできる技術があるんだ。
世界選手権は男子シングルFSです。
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フィギュアスケート世界選手権、男子シングルFS。実況は小林さん、解説は杉田さん。変わってる。
第3グループから。ここまでのトップはほっほです。全米歓喜!ほっほ!ほっほ!
カザフスタンのデニス・テン。いきなりきましたね。チャイコフスキー「ロミオとジュリエット」。新しくしてきてる。4回転3つ入れてるらしい。大丈夫かな。4Sはツーフット。トライしてきました。4Tは転倒。3Aは高さもあってよかったです。気持ち切らさずいこうぜ。キャメルスピンはもっと速さがほしい。ステップはゆっくりした動きをよくみせています。4Tにいきますがトリプルになりました。3A+3Tは成功。アクセルの調子はいいですね。3F+1Lo+3Sはなんとか。3Lzはダブル。SlStはさすがのうまさをみせてました。歯切れがいいです。シットスピンは小さいポジションで。コンビネーションスピンでフィニッシュ。コンディションはよくない中で最後まで滑りきりました。まずはコンディションですね。230.13。
ラトビアのデニス・ヴァシリエフス。第3グループに出てくるほど成長してます。「トロン・レガシー」より。おもしろいポーズから。ゆったりした動きもなかなかいいです。3Aは決まりました。3A+2Tも成功。最大のジャンプが3Aなので、あとはしっかり決めていきたいですね。3Fはクリーン。3Loからキャメルスピンに。ポジションきれいです。ステップはスケートを大きく滑らせてますしツイズルもいい。後半のスピードもまずまず。3Lz+2Tはファーストで詰まりました。3Lzもなんとか。3Sからコンビネーションスピン。スピンがとても得意な選手です。大きな武器になる。イーグルから2Aはシングルに。キャメルスピンもポジションがおもしろい。コレオシークエンスはどんどん滑っていきます。踊りも結構いける。最後はぐったりしてフィニッシュ。なるほどー。ジャンプはまだまだですが、表現力も結構いけるしのびしろ多そうです。224.54。キスクラで放心してました。
アメリカのマックス・アーロン。地元で爆発や!「ブラック・スワン」より。4S+3Tをきっちり成功!さすがですね。3A+2Tはリズムよく。3Loからコンビネーションスピン。ポジションチェンジもてきぱきできてますね。今日は調子よさそう。ステップは技術に集中。シットスピンはすっごいトラベリングしてました。そういう技かと思った。4S単独もばっちりです。この大会一番きれいな4S。3Aも高さ出てました。3Lz+1Lo+3Sもすばらしい質の高さ。2Aからコレオシークエンス。2Aはステップアウトでした。疲れたか。でもコンビネーションスピンでフィニッシュ。いい演技でしたね!地元にお返しをするという約束は果たせました。254.14。パーソナルベストでました。
チェコのミハル・ブレジナ。レッドマン。じゃなくて「海賊」より。4Sは転倒。3F+1Lo+3Sは最後がダブルになりました。3Aはいいジャンプです。シットスピンの上に「家電祭り」って書いてある。ステップは音楽変わっての雰囲気によくあってるし解釈も進んでますね。リンクが狭いのでやりにくいらしい。3F+3Tは傾いてましたが決めきりました。3A+2Tは大きなジャンプ。3Lzもしっかり。ジャンプよくなってきたか。3Loも成功。2Aは回りすぎて前向きに降りましたね。キャメルスピンからコレオシークエンス。さすがの動き。コンビネーションスピンでフィニッシュ。最初は決まりませんでしたが、途中からしっかりまとめられましたね。ここ最近ではよかったです。237.99。
イタリアのイヴァン・リギーニ。目標はトップ10。「クレイジー・ダイヤモンド」ほか。4Tを最初に決めました。いいぞ。3A+2Tも慎重に。3A単独は転倒しました。キャメルスピンはもっと速く回りたい。ステップは小刻みなステップをがんばって踏んでます。「マネー」にのせたダンスが結構いい感じで踊れてます。2Aをステップからダイレクトに。3Lzは両手あげです。楽しそうに滑ってますね。サンデュ先輩を思い出す。2Aはもう1回転倒。うーん。3F+1Lo+3Sは決まりました。シットスピンを手早く、3Lz+2Tはダブルになりました。狂ったような激しいコレオシークエンス。雑だけど残りの体力を使い果たすようです。コンビネーションスピンでフィニッシュ。2転倒は残念でしたが、自分の力は出せました。おもしろい存在だ。228.52。まだまだよくなるよ。のびしろはある。
アダム・リッポン。全米チャンプですよ。ビートルズ・メドレー。最初の4Lzは降りましたが回転は足りないですね。カウントしてくれるといいけど。3A+2Tもしっかり成功。むしろいい感じや。キャメルスピンも安定。すごい歓声です。3Lzは手上げ。得意技です。ステップもわりとのりのりです。全米チャンプですからね。3Aもう1つも成功。ステップからの3F+3Tを決めてきました。いい流れ。3Lo、3Lz+2Tを跳んだのですが、最初のがあるからひょっとしたら。コンビネーションスピンからコレオシークエンス。高いバレエジャンプ。観客をアジってどんどん踊ります。3Sも成功。コンビネーションスピンでフィニッシュ。やりましたね!今のところ4Lzはカウントされてるみたいです。264.44。トップに立てました。
最終グループ。
ロシアのミハイル・コリヤダ。最終グループですよコリヤダ。がんばれ。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」より。4Tをきっちり決めてきました!キレありますねー。いいジャンプです。3Aはあぶなかったですがリカバーしました。3A+3Tも成功。高さありますね。足の力でとびあがってる感じ。ステップからの3Lzも決まりました。滑りがいいしスピードがある。こんなんやったっけ?3Sからコンビネーションスピン。おおビールマンまでいけましたね。音楽が変わってつなぎの部分もしっかりがんばってます。3Lz+2T+2Loも決まりました。セカンドが高かった。杉田さんしゃべって。3S+2A+SEQ、2Aと跳んで、シットスピン。安定してますよ。ステップはおもしろい動きもいれながら、自在なエッジワーク。よく滑ってる感じです。キャメルスピンもほんとにポジションがきれい。コレオシークエンスでフィニッシュ。やりましたねコリヤダ!大きなミスなく滑りきりました!ロシアの新しいエースや。267.97。トップにきました!
羽生結弦。「陰陽師」より。滑りがいいですねー。4Sは手をつきました。あんまり氷の状態がよくないみたい。4Tはしっかり踏んばりました。3Fからコンビネーションスピン。ビールマンまで多彩なポジションです。なにげに得点源ですよね。まあ全部得点源なんですが。ステップは音楽をしっかりつかんでます。ステップからの4Sは転倒してしまいました。コンビネーションにならず。3A+3Tはきっちり成功。3A+2Tは間にターンが入りました。3Loから3Lzは手をついたかつかないか。シットスピンからコレオシークエンス。いい迫力です。コンビネーションスピンでフィニッシュ。今日はばっちりな演技ではなかったですが、最後までしっかりがんばりましたよ。コンディションがよくない中でもベストが尽くせる。295.17。
中国の金博洋。「ヒックとドラゴン2」より。4Lzはすごい高さでしたがステップアウト。でかいジャンプですねー。4Sはいけてたか。3A+1Lo+3Sもてきぱき跳んでます。ステップはスピードを失わずに躍動感出せてますね。うまくなってる。4Tは止まってしまいましたがなんとか。4T+2Tはいけました。コンビネーションスピンから3Lz+3T。だいぶスピード落ちてきました。がんばれ。3Aからコレオシークエンス。疲れてる。3Fを跳んでキャメルスピン、コンビネーションスピンでフィニッシュ。がんばりましたー。ジャンプのキレはますます高まってますね。ランディングが今日はばっちりではなかったですが、しっかり演技できました。270.99。PCSがあまり上がらなかった。
スペインのハビエル・フェルナンデス。まあきっちり決めてもらいますか。「野郎どもと女たち」より。GPSより難易度を上げてる。4Tは完璧なジャンプでした。とても軽快。よく滑ってるし。4S+3Tもすばらしいジャンプ。3A+2Tも成功。これが本来の滑りですよね。ステップも軽妙にして楽しんで滑る。シットスピンから音楽が変わっても雰囲気をきっちり切り替える。そして後半の4Sも完璧でした。3F+1Lo+3Sもまるでよどみなし。3Aも決めてのりのりです。3Lzも音楽にきっちりあわせて。調子に乗ったフェルナンデスは誰も止められない。イーグルから3Loを決めてジャンプ終わり。キャメルスピンも演技のエレメンツさがない。最後のコンビネーションスピンまで楽しんでました。すごいすごい!完璧すぎる。フィギュアスケートの醍醐味ですね。楽しさを教えてくれました。314.93。すごいスコアでました。
宇野昌磨。滑りにくいだろうけどがんばれ。「トゥーランドット」。いいスケーティング。速いです。4Tはなんとか立ちました。2A+1Lo+3Fというジャンプ。おもしろいです。3Lzもしっかりしたランディング。ステップも音楽に合わせた情感が伝わってきます。シットスピンを手早く終えて、キャメルスピンも加速する構成。手に表情がありますねー。3Loも迫力のあるジャンプ。3Sを終えて音楽が変わる。そしてここで4Sに挑みますが転倒。結構ダメージありそうな転び方でした。大丈夫かな。それでも3Aをクリーンに決めます。強いわ。3A+3Tは若干オーバーターンも大丈夫。がんばれもうちょい!コレオシークエンスからコンビネーションスピンでフィニッシュ。がんばりました!すごいしょんぼりしてますが、気持ちはみせてくれましたよ。264.25。これは来年の3枠とれたそうです。オマエのおかげや。
カナダのパトリックちゃん。最終滑走。ショパンメドレー。最初は3Tになってしまいました。クリーンなジャンプではありましたが。水たまり怖いです。3Aはきっちり成功。がんばった。リンクが狭いから心配。4T+3Tは成功しましたが、終わってフェンスに当たってしまいました。やっぱ狭い。ステップはすごい芸術的。ピアノのはねる感じも表現できてる。キャメルスピンも質が高いです。3Aはシングル+2Tになってしまいました。これはもったいない。3Lz+2T+2Loはつけましたがファーストでだいぶ待ってしまいましたね。3Lo、3Sと決めてきてます。シットスピンから3Fはダブルに。コレオシークエンスからコンビネーションスピンでフィニッシュ。今回はベストな演技ではなかったですねー。ほんとにリンクの狭さに苦労してた様子。266.75。
○最終結果:(ALONE的に)
1. 夕焼けのフェルナンデスは激しさをそっと忘れてる
2. いつか見た空が ハニューの心を帰すよ どこかに
3. 新しい暮らしにも 少しは慣れてきたけど 勝手な僕は 金を思い出す
4. ALONE 僕らはそれぞれのコリヤダを 抱いて生まれた 巡り逢うために
5. 色づく舗道は懐かしいパトリックちゃんの香り
6. 誰もが胸の奥によく似たリッポンを持ってる
フェルナンデスが優勝です。連覇。あの演技では納得ですね。滑りを楽しむフェルナンデスのスタイルが最高に花開いていました。ハニューは2位。ちっともうれしくないかもしれませんが、コンディションよくない中でベストを尽くせたのはよかったと思います。そのときどきで出し切るのが大事。
3位は金。初出場ですがメダルもらえました。日々成長してる感じですね。PCSがついてくればその上は狙えます。コリヤダが4位に入りました。なんやかんやで大快挙でしょう。コフトゥンがあんな調子では、オマエがひっぱっていくしかない。のびしろがすごいあると思うのでこれからたのしみ。
5位はパトリックちゃん。復帰シーズンで上出来だとは思いますが、本人はそう思ってないとは思います。戻ってきたんだなと思いました。6位はリッポン。しっかり6位にはきました。この中でアメリカで1番になったのはすごい。まだまだ引退できそうにないですね。こんな日がきてよかった。
男子はほんとに4回転の時代に突入しましたね。ジャンプの精度を高めるのも大事ですが、みんなが跳べるようになってきたこそ、表現の部分も重要になってきてる。表現力の向上も課題ですかね。いい時代になるといいです。
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最近のコメント
お久しぶりです。ハビちゃんの滑り、最高でした!試合ってことを忘れてしまうかのような、楽しさ全開の滑りでした!
滑りが良いからこそ、ダイスを振るような小芝居もピタッと決まるし、ハビちゃんにしかできない軽妙洒脱、しかもハイレベルな技が楽しめました。
ユーロまでモタモタ感があっただけに、ワールドでの完璧演技嬉しいです。
それにしても、男子は完全に4回転時代ですね。4回転伝道師ジュベール父さんのことを思い出さずにはいられません。
ジュベール父さんは、何がどう巧いという選手ではなかったですが、父さんにしかできない表現ってのを持っていました。
今回だと、リッポンやハビちゃんがそんな世界を作っていたように思います。
これからも、○○選手にしかできない表現っていうのをバンバンみていきたいなあと願っています。
こんばんは。
ゆづが、SPで、12点のアドバンテージを持っていたので、いくら、男子シングルは、上がり下がり幅が大きいと言っても、いくらなんでも、これ位のアドバンテージがあれば、金メダル絶対だと高をくくっていましたが、リアルタイムのオンリザで、ハビの結果が出たとき、ハビ1位、ゆづ2位という表示が見て、本当に、開いた口が塞がりませんでした。しかし、夜に、地上波の放送を見たとき、ゆづは、チョンボを、たんまりやらかし、ハビは、完璧に演じきったので、この結果もやむを得ないとは思いましたが、男子シングルにあっては、セーフティーリードは、存在しないのかと思いました。
銅メダル争いは、Pちゃん、宇野ぴょん、ボーヤン選手が、演じましたが、3人の中で、チョンボを、1番小さくとどめた、ボーヤン選手が、制した結果となりました。この銅メダル争いについては、いかに、ジャンプを予定通りの回転数を回り、転倒やお手付きがないことが、いかに重要であるかを示していたと思いました。
思えば、2003年の世界選手権で、当時のチェンジャン選手が、今回の世界選手権の男子シングルの解説者を務めた、本田先生との銅メダル争いに敗れて、4位に終わってから、13年。今回の世界選手権で、遂に、ボーヤン選手が、今度は、自分の国の先輩スケーターのライバルスケーターだった、本田先生の国の選手である、宇野ぴょんとの銅メダル争いを制して、中国男子初の、世界選手権のメダル獲得となりましたが、これも、何かの因縁だと思いました。
きゃわいさん、Disney 鴨さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
>きゃわいさん
時代の進み方ははやいですよね。どんどん4回転が増えてきて。
この過渡期にいた自分たちが、昔を懐かしく思う日もくるんでしょうか。
今回はフェルナンデスが最高でしたね。そういうときもあるでしょう。
>Disney 鴨さん
4回転がインパクトをもつようになってきましたよね。とはいえハニューを抜けるのは今はフェルナンデスだけかなと思います。
そのうちもっと混戦になってくるんでしょうかねー。