ハニューがあんあんの表紙。この号売れるんだろうなと思うマイク松ですこんにちは。あんあん買わないのでわからないのですが、僕が読んでいる少年サンデーなら誰が表紙になったら同じインパクトなんだろうと考えています。
今日はNHK杯のペアFSです。かぜでずっといけてなかったのですが、久しぶりにさんぽにいってきました。そんな野戦病院@極東事務所からお送りしています。
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フィギュアスケートグランプリシリーズ NHK杯、ペアFS。実況は船岡さん、解説は若松さん。
イギリスのアマニ・ファンシー&クリストファー・ボヤジ。ミュージカル「ゴースト」より。2A+2A+SEQはセカンドで手をつきました。きれいに入れたのですが。3Twは落とし気味になりました。2Tは予定通りできっちり。無理しない。3Fは空中で軸がだいぶ傾いて転倒。あぶない。アクセルラッソーリフトは確実に。3SThも転倒。まだスロージャンプは調整中ですね。ソロスピンは後半はユニゾンとれてました。トゥラッソーリフトも慎重に成功。Dsは低い姿勢です。ペアスピンは回転がゆっくりもポジションがよかったです。コレオシークエンスを経てスターリフトは途中で降ろしましたね。でもまずはこういうところからでしょう。じっくりカップルを作っていって下さい。125.80。
アメリカのジェシカ・キャララング&ザック・シデュ。「ロミオとジュリエット」。2A+2T+SEQで最初はきました。きっちり成功。3Twは高さ出てましたね。いい出だしだ。3Sは抜けてシングルに。アクセルラッソーリフトは降ろし方もがんばる。Dsまでの流れもよかった。ソロスピンは前半はよくあってました。リバースラッソーリフトはワンハンドで降ろしました。3SThはきっちり成功。コレオシークエンスからスターリフト、キャリーに変化。いい流れできてるぞ。最後の3LzThは転倒しました。ペアスピンでフィニッシュ。結構出来がよかったほうでは。シデュの負傷がなおったらもっといけるでしょう。150.26。
フランスのヴァネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ。SPはペアスピンが0点になったそうです。「ロミオとジュリエット」より。3Twは高さ出てましたねー。いい武器です。ここでコレオシークエンス。そして3T+3Tはタイミングがずれましたが成功。3-3もってたとは。3SThはタッチありました。ソロスピンはとてもあっていました。こうでないとですね。バックワードラッソーリフトもさすがのレベル。3Sは手をつきましたがなんとか。いい流れです。Dsも回転がなめらかで速い。アクセルラッソーリフトはポジションもきれい。ジェームスって上達してますね。3FThは今度は成功しました。ペアスピンからローテーショナルリフト。キャリーでフィニッシュ。フィジカルな強さを見せつけましたね。すばらしい。180.20。
カナダのルボフ・イリュシェチキナ&デュラン・モスコビッチ。とりあえずトップにきておきたいですね。ラフマニノフ「交響曲第2番」。カナダっぽいプログラムですねー。3Twは実施がスムーズ。3T+3Tはファーストがダブルになりました。もったいない。3Lzは手をつきましたが大きなジャンプでした。ローテーショナルリフトはイリュシェチキナの上げ方とポジションが独創的。やりますね。つなぎの部分もしっかり感情表現ができてます。3Sはなんとか。アクセルラッソーリフトはワンハンドでバリエーション。3LoThはおっけーです。ペアスピンはいいポジション、ソロスピンはよくあわせてますね。コレオシークエンスもしっかりつなぎとして成立。スターリフトからキャリーリフトはワンフットからまたローテーショナルリフトに戻りました。モスコビッチのパワーみせました。Dsでフィニッシュ。力のあるところをみせましたね。あとはジャンプだけですか。180.63。なんとかかんとかかわしました。
ロシアのベラ・バザロワ&アンドレイ・デプタット。がんばれ。ビートルズ・メドレー。バザロワ姉さんの足細すぎますね。すごいわ。3Tから入りました。3Twもキレありました。小ステップを経て2A+2A+SEQはオーバーターンがありましたね。細かいつなぎの部分もしっかり。アクセルラッソーリフトはバザロワ姉さんのポジションの見せ所です。3FThも成功。Dsはイーグルから入ってますね。デプタットもしっかり成長してます。ソロスピンは中盤から合わせました。ペアスピンは上からの視点でよくわかりませんでしたが回転も速い。コレオシークエンスでも柔軟性をアピール。3LoThはステップアウト。リバースラッソーリフトはワンハンドですごいローテーション。ハンドトゥハンドリフトから最後はお姫様だっこでフィニッシュ。おーペアの成熟度が上がってきた感じですね。デプタットの演技も自信がついてきたか。181.70。
中国の于小雨&金揚。FSでどんな演技みせてくれるか楽しみ。衣装もきれいですね。映画「クリエーション」より。3Tはうまくいきましたが、2A+2A+SEQは最初がシングルになりました。4SThにトライしましたがここは転倒。ナイスチャレンジですね。ステップからの3Twは十分余裕ありました。アクセルラッソーリフトはキャリーのときはビールマンポジションに。技術みせますね。Dsも回転が速いし安定してます。ソロスピンは静かな音楽の中できっちりあわせてきてます。見事。細かなステップによるつなぎ部分も見応えあり。コレオシークエンスはダンスリフトも交えて。リバースラッソーリフトは降り方も難しそう。3LoThはすごい高さ出してました。スターリフトは最初から最後まで流れありました。そして素晴らしいポジションのペアスピンでフィニッシュ。攻めの姿勢がとても頼もしかったです。そのうち世界チャンピオンになるでしょうね。191.02。
アメリカのアレクサ・シメカ&クリストファー・クリエリム。「エリザベス:ゴールデン・エイジ」より。4Twは最後は少し乱れましたが4回回ってますね。3Sはキレよく成功。つなぎ部分のステップもレベル高いです。3SThは高さも幅もよく出てました。Dsも音楽にあわせてなめらかにまわってました。表現部分もしっかりできてる。プログラムの完成度も高いです。3T+2Tはステップアウトもありましたがなんとかコンビネーションにしました。スターリフトはワンハンドで。コレオシークエンスはダンスリフト。質が高いです。3FThは高さ出てました。ローテーショナルリフトは降ろし方が高度。ソロスピンは途中ずれましたが修正。アクセルラッソーリフトも壮大な音楽にあわせるような表現。ペアスピン回転がとても速かったです。いい演技できましたね。190.66。あー惜しい!惜しくも上にいけず。
カナダのメーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード。普通にやればいけそう。アデル「ホームタウン・グローリー」。3Twはキレよく流れもある。そして必殺3Lzもタイミングよく成功。ばっちりですね。4SThはスピードが落ちてたか転倒。3LzThは4回転を自重。ソロスピンはきっちりあってる上に回転速い。すぐ表現に移れるのも強み。リバースラッソーリフトは振り付けの1つのようになめらか。3T+2T+2Tはデュハメルがステップアウトでコンビネーションにできず。アクセルラッソーリフトは降ろし方もきれい。コレオシークエンスでもカーブリフトはとても高度。ペアスピンも多彩なポジション。スターリフトは両回転プラスキャリー。Dsでフィニッシュ。今日はいっぱいチャレンジしてきましたが、まあ余裕ですね。202.72。
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○最終順位:(1983年ヒット曲ランキング的に)
1. セカンド・ウィン デュハメル・ラドフォード
2. 于・金組のひと
3. 時をかけるシメカ・クリエリム
4. バザロワ・デプタット恋しぐれ
5. イリュシェチキナ・モスコビッチがいっぱい
6. 秘密のジェームス・シプレ
デュハメル・ラドフォードが余裕の優勝。新しい技にはどんどんチャレンジしたほうがいいし、世界選手権に向けてたかめていかないと。于小雨・金揚が2位に入りました。ぎりぎりであれ2位は立派。上を目指す真摯な姿勢を感じます。3位はシメカ・クリエリム。ぎりぎり3位でしたがファイナルは決めました。洗練されてきてます。全米チャンプになるともりもり強くなるのがアメリカ。
バザロワ・デプタットは4位。ペアとして成熟していてほっとしました。いつデプタットが刺されるか心配してたので。成熟といえばイリュシェチキナ・モスコビッチもうまくなってました。ジェームス・シプレも高度な技にチャレンジする素地が整ってきた。今回のNHK杯のペアはレベル高かったです。
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