オリックのキャッチャーヤマザキの登場曲はフジファブリック「徒然モノクローム」ですが、とてもいい曲だなと思うマイク松ですこんにちは。今日もよくかかってましたが、歌詞中の「あきらめるのはまだ早い」というところにくるとフェイドアウトしていました。早くないからね。
さて、闇にかくれて試合する妖怪種いも球団オリック。早く発芽したい!と一進一退の戦いを続けているうちに、なぜか今は5位になっています。まあ誰も関心もたないと思いますけどね!
ちょっと前にオリックのミヤウチオーニャーが今季の低迷を総括して「幻やね」といっていました。正直意味がわかりませんが蜃気楼とか夢だと思いたいという気持ちは伝わりますね。しかしすぽにちは自虐と断じていますが、あながちそうともいえないのではないでしょうか。
実際般若心経もこの世で実体のあるものもすべて幻想であり、存在すると思われるものも空であるといってますよね。オーニャーの幻やねという言葉はぶっちゃけ期待外れで落ち込んでいるのはありますが、この幻を野球にいかせという言葉ととりましたぞッ!(ギャラリーフェイクの地蔵的に)
ということで種いもどもの幻野球をみに、今日は凶世羅ドームへいってきました。試合の詳細は富井の記事をごらんください。
実はソフバンはマジックナンバーとやらが2で優勝が今日決まりそうだとのこと。マジックナンバーとやらも実は実体がない幻ですよね。オリックの幻野球にそんな数字は意味をなしません。むしろ幻を味方につけた野球を展開するのです。味方は幻だけです。
ディクソンが3ヶ月勝ち星がないとか、最近調子のいい人もいれば悪い人もいるとかいうのもすべて幻です。他の球団がやっている優勝争いとやらも幻なので関わらないのです。そしてバッターは実体があるかどうかわからないヒガシハマの幻っぽくみえるボールを、幻のように不確かなバッティングでとらえることで、点が入ったような現実を作り出すことに集中するのです。するとどうでしょう、あんまり期待してなかったヤマザキやシュンタといった面々がヒットを打ったように見えるじゃないですか。幻かもしれませんけど。
対してディクソンはストライクが入らないように見えたり、ソフバンのバッターにいい当たりをされたりする現実が出現したようにみえましたが、実はそれも幻です。ディクソンは苦労しながら3つアウトをとるように努力をするだけです。なにしろソフバンはみんな優勝争いやマジックナンバーといった幻にとらわれているので、そこから解脱した種いもどもの幻野球には勝てませんね。勝とう勝とうと思うほど、オリックの幻に翻弄されるだけなのです。
オーニャーの導きによって、種いもどもはついにソフバンを倒すことができました。自らの存在を幻にし、存在自体よくわからなくなることで。さらなる幻目指してがんばりましょう!
MABOROSHI YAKYU (もとねた:MABOROSHI SUMMER 歌詞)
全方位 埋まる塁の中で 燃えてる灼熱のピッチャー
熱さに溶け出してく ランナーをためてはき出すよ
今日もまた何かにぶつかって 借金を貯め込むならいっそ
悲しい試合だけ 集めて悲しい顔をしよう
そんな思いも色即是空で 粉々になって吹き飛んだ
慌ててかけ出すところで 目が覚めて
幻が覚めるなら オーニャーもきっと曇り空
迷わせて惑わせて 胴上げ阻止していいんだよ
悲しいことばかり 気づいてないの順位表
不思議な気持ちで 君が補強した人を探すよ
点とってよ 嘘でもいいよ
君の前だと うまく勝てないから
CSの目標 探してたあの日に
このまま触れていたいけど
幻 幻 悪い夢から覚めて
幻 幻 あっちもこっちも幻のまま