リンガーハットのおいしさを再確認したマイク松ですこんにちは。あんなにお手頃なのに超おいしい。オレたちのリンガー。冷凍ちゃんぽんがすぐ手に入る時代。いい時代です。
さて、いい時代といえば終盤に向けてなんだか盛り上がってきた夏場所。優勝争いはどうなるんでしょうか。結びの一番次第ですが、ほんとに大丈夫かな。ハルマが兄弟子としてがんばってくれるといいんですが。
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千秋楽。実況は三瓶さん、解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さん。
常幸龍×千代大龍。2人は技量審査場所が初土俵やったらしい。常幸龍が変化にいきますが、逆に千代大龍にはたき込まれました。もう散々ですね。
琴勇輝×豊響。突き押し合い。これはすばらしい突き押しあい。そこで琴勇輝がいなしにいきますが、落ちない豊響が突き倒しました。
千代丸×旭秀鵬。旭秀鵬が前まわしから差して、左上手から寄り切り。組んだらやはり分がありますね。
旭天鵬×遠藤。遠藤突き放しから左四つに。右上手をとって寄り切りました。いやー6勝ですか。ここまでよくがんばった。がんばりましたね。これで十両は回避できたか。上出来ですね。
豪風×貴ノ岩。豪風タイミングのいい引き落としから押し出しました。千秋楽で勝ち越し。
阿夢露×佐田の富士。佐田の富士が押しで押し込みますが、体を入れ替えて阿夢露も起こしにかかります。しかし佐田の富士がどんどん押し込んで押し出し。終盤になって佐田の富士もいい感じになってきてました。
臥牙丸×嘉風。ガガの突き放し。嘉風が回り込んでスピードで攪乱しますが、今日はしっかりガガが相手を正面において押し出しました。慎重かつパワフル。ガガも負け越しとはいえ7勝はまずまず。でもあと1勝ほしかった。
荒鷲×玉鷲。鷲対決。荒鷲が低くなって前まわしをとります。なんとか切ろうとする玉鷲。引きつけて出て行く荒鷲に対して玉鷲の豪快な小手投げが決まりました。そういう取り口もあるんだよー。
北太樹×富士東。北太樹が低くくいついて寄り切り。富士東結構期待していたんですが、幕内のレベルに戻していかないとですね。
佐田の海×安美錦。佐田の海が左上手をとりました。出て行く佐田の海に対してアミーが土俵際で下手投げ!物言いの末取り直しになりました。しかし今度はアミーがどん引きしてしまい佐田の海の押し出し。それはないわ。もう1勝したかった。佐田の海は勝ち越し。上り調子のこの白星は大きい。
豊ノ島×徳勝龍。徳勝龍右にうごいて上手から寄り切り。うーん。
誉富士×栃ノ心。突き押しから誉富士がもろ差し。出て行きますが粘り強く残す栃ノ心。そして逆転の上手投げ!さすがこういうところは栃ノ心強い。誉富士は惜しくも負け越し。もろ差しはよかったんですが。
宝富士×勢。勢がおっつけで崩しますが、宝富士がしっかり残して寄ります。勢もどんどん技を出していきますが、宝富士逃さず寄り切りました。
魁聖×逸ノ城。右四つがっぷり。逸ノ城が上手を引いて寄って寄り切りました。魁聖は上手をとったのに離してしまいました。
栃煌山×隠岐の海。隠岐の海巻き替えて右四つになりますが、栃煌山が動いて体勢を作って逆転しました。差されても動き回って逆襲しましたね。
高安×妙義龍。妙義龍あてがっていきますが、右が入ったところを高安がかいなをきめます。振り回しますが妙義龍こらえて、小手投げにきたところをうまくバランスを崩して押し倒しました。きめられて大変でしたががんばりましたね。
照ノ富士×碧山。一気に優勝争いの先頭にきた照ノ富士。相手は強敵ですが勝てるか。立ち合い強烈に踏み込んで右四つ左上手。しっかり引きつけて寄り切りました。碧山に対して万全の相撲とりましたね。やった。決定戦になるか。
稀勢の里×琴奨菊。大一番の前の小一番。左四つに組みました。徐々に圧力をかけていく菊。今日はキセも慎重ですね。いい体勢なのに上手をとらないからか攻め込みません。しかしゆっくり寄り切りました。
白鵬×日馬富士。ハルマが勝てば照ノ富士の優勝。援護射撃できますかね。白鵬勝って決定戦になるか。立ち合いハルマが前まわしをとりにいきますが、白鵬が突き放します。これで決まったかと思いましたが、つかまえにきた白鵬に対してハルマがダッキングからくいつきました!これはすごい!まわしをとって寄り倒し!ハルマが会心の相撲をとりましたね!森川ジョージに描いてもらいたい、すごいスピードでのダッキング、もろ差し。これはハルマというより、安馬の相撲でした。弟弟子に初優勝をプレゼントしました!
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5月場所は照ノ富士の優勝という形で終わりました。これはさすがに予想外。でもほんとによかったです。3敗ではありますが、ここしばらくなかった、優勝をして大関といういい形での昇進はとてもいいですね。
しっかり自分のよさ、いい意味での強引さと豪快な取り口が光った一番でした。下半身の充実と腰の低さが強さにつながっていましたね。それに白鵬に負けてからもう優勝はないのではといわれても、しっかり集中力をキープして白星を重ねていたのが快挙につながりました。
ここまで早く大関になれるのはとてもいいですね。どうせ横綱を目指すことになると思いますが、けがなく白星を重ねてほしいです。白鵬の優勝が既定路線ではなくなることで、やはり優勝争いも混沌としてきますね。そして来場所は白鵬はすごい気合いをもってくるでしょうね。これがまた土俵の充実につながります。
ハルマは今回さっぱりでしたが、結びの一番で存在感を示しました。あのスピードこそがハルマの真骨頂。そういう相撲がもっとみたいです。あとは鶴竜がどういう復帰戦を果たすかですね。
いつものようにオーゼキ陣は優勝にまったくからまなかったわけですが、今回白鵬の4敗のうちキセとゴーエードーがそれぞれ破ってるんですよね。大関が白鵬を苦しめれば場所がおもしろくなる、ちょっと前までは当たり前だったことですが、すっごい久しぶりに確認できました。来場所からは力強い新人大関が入ってきますからね!
新大関の誕生は、次世代のライバルにも刺激になるでしょう。今回好調だった魁聖、碧山、栃ノ心の外国勢、勢、栃煌山、妙義龍といった国内勢も気合いが入るでしょう。しかし一番気持ちが高まるのは逸ノ城。次は自分だという気持ちでがんばってほしいです。自分から攻める相撲がとれないと。
あと遠藤が休場明けの場所で6-9で終えられたのは相撲関係者にとっては吉報といえるでしょう。最初の頃はいつ休場するのかという感じでしたが、少しずつ相撲勘を取り戻してきて、最終的には6-9。来場所は万全に戻してくれば、またおもしろくなりそうですね。
今場所も15日間満員御礼。そして新大関誕生。大相撲も盛り上がってきましたね。ますます土俵の充実につとめることが大事です。
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最近のコメント
こんにちは!
>これはハルマというより、安馬の相撲でした。
その通りだと思います!私も、安馬時代の動きみたいだと思いました。すごかったですねえ。
amyさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
横綱になってからはわりとパワーや厳しさが目立ったりしますが、あのスピードは久しぶりに感動しましたね。
昔の映像とかみたくなりました。あらためていい力士ですよね。