マエケンの自作Tシャツ。これぞ日本のエースだと思うマイク松ですこんにちは。すごみを感じる。
さて、すでに富井も報告している通り、オリックの一大イベント、オリ姫デーはとってもいい勝ち方でオリックが勝利しています。お客さんもいっぱい入ったみたいでよかったですね。
有能な企画部はオリ姫特設サイトを新設。見てわかるとおりオリックス本社のビジネスメソッドを惜しげもなく注ぎ込んでいます。オリ姫を楽しむ5つのステップとして「チケットを買って球場で観戦する」「推しメンをみつける」「グッズをGETする」「応援仲間ができる」「イベントに参加する」があげられていました。これまでのオリックファンの5つのステップといえば、「うっかり球場で観戦して負け試合を目撃する」「お客さんの少ない席で自由にゆっくり観戦」「わりとおいしい球場グルメを楽しみながら負けが確定した時点で帰る」(←今マイクここ)「けなげにがんばる選手をみて、『出来の悪い子どもほどかわいい』を実感する」「あたたかく見守るというファンになるものの、勝率は悪い」という5ステップだったような気がするのですが、時代は変わったものです。
オリ姫イベントが成功したということで、男性ファンも1/10くらいの力で盛り上げようという企画が立ち上がりました。「オリ達デー」だそうです。彦星は関係なかったみたい。しかしどうやって盛り上げればいいのでしょうか。まだ企画は発表されていないので、今日の勝利に気をよくしている富井を呼んでトークしてみました。
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富井:やっぱりオリ達はお盆だよな!
松:まあ確かにお彼岸にいるファンという感じはしますけど、とりあえず男性ファンも忘れてないのはよかったですね。
富井:オリ達っていうのはどういうネーミングなんだろうな?「オレたちオリ達」みたいな感じでめんどくさいな!
松:確かにめんどくさいですね。でも警察の人も「オレたち警察」みたいにはいわないような気がするので、まあ齧歯類とかねこ科とか、そういうイメージのワードなのかもしれませんね。
富井:オリ姫とは違うんだな。オリ姫はファッションとかでブランド化してるけど、オリ達はどうすればいいんだろう?
松:まさかイケメンファンみたいなのを考えてるんじゃないかと不安なんですが。京セラドームのデートコース化計画とか。
富井:イケメンと美女の集まる球団オリック。うーん。
松:そんなわけないですね。
富井:誤ったブランド化になりそうだな。
松:だいたいデートコースにするならもう少しハピネスただよう試合展開をしてほしいですよね。アダチのサードゴロの間に告白するとか、Tの3打席連続三振のときにプロポーズするとか、うまくいく気がしませんものね。
富井:「よし!ナカジさんが次にホームラン打ったら彼女に告白だ!」とかいってたらケガしたりな。
松:「ヒラノがセーブして試合を締めたらプロポーズだ!」とかもまずヒラノがいないし、あまつさえセーブシチュエーションが少ないですからね。
富井:教訓、「オリックに結婚をゆだねるな」だな。
松:「告白のタイミングをアダチにゆだねるなかれ」もありますね。
富井:じゃあ手っ取り早く、ウェブサイトから考えていこうか。オリ姫デーではヒカル、シュンタ、アダチのちょっとげんなりする写真が使われてるけど、オリ達デーはどうしようか?
松:副部長はキシダ、トーメイ、サトタツのラインナップなんですね?
富井:そうだよ。それにタンクトップでも着せてみようか。
松:それは…男性ファンに訴求する何があるんですかね?
富井:…土木業者とかに…「うちの現場で働いてほしいな」とかかな?
松:うーん…でもバンドとかでも今男性ファンだけ集める「男祭り」ってはやってるじゃないですか?そういう路線もありかもしれませんね。オリックにファンを限定するほどの余裕はミトコンドリアほどもないですけどね。
富井:なるほど男祭りね。いなせ路線はいいかもね。中高年も参加しやすいかも。
松:もう地理的に考えても、オリックの選手でだんじりを引くしかないんじゃないですかね。
富井:ありだな!選手といっしょにファンがだんじり引いて、上にはモリワキカントクがのってあおったりして。
松:なにげにオリックらしい特色出てきましたよ。じゃあやっぱり選手はねじりはちまきにはっぴじゃないですか?
富井:なるほどな!イトイヨシオ、サカグチ、ヒラノあたりでウェブサイトは構成して、若手はみんなタンクトップな。それでみんなでわっしょいわっしょい引くと。
松:曲がりきれなかったらカントクが転落死することもあるかもしれませんが、盛り上がりそうではありますね。
富井:じゃあ配布するのも特製ユニもいいけど、そのためのBsはっぴみたいなのを作って配ってもいいかもな。涼しげだし、Tシャツの上からもすぐ着られるし。
松:ありですねー。はっぴ姿の人たちがドームをうろうろしていると祭り気分が味わえそうですよ。オリ姫はもちろんその日は浴衣でも着てもらって。
富井:意外に年配の人の方がはっぴは似合うんだよな。いいかも。あとはもっとグッズを売っていくことだろうな。
松:はっぴといえばうちわになるのかもしれないですが、もっとファッションで盛り上がっていきたいですね。甚兵衛とか作務衣とかどうですかね?
富井:Bs甚兵衛、Bs作務衣ね。アラクレた感じがオリックぽいな。
松:コヤノさん、ナカジさん、サカグチが作務衣で写真とったら、どんなアラクレ陶芸家がきたのかな?って思いますね。
富井:甚兵衛は意外に外国人でやってみてもおもしろいと思うわ。ディクソン、バリントン、カラバイヨ、ブランコが甚兵衛で。クールジャパンだな。
松:意外に外国人に受けそうですね。使い勝手もいいし。
富井:こういう古来からのファッションとオリックを合わせると、たぶんハンシンも追随してこないし、違った視点からのブランド化ができるんじゃないか?
松:なんだかんだで中高年のファンは多いわけだから、若者にも、中高年にも似合うファッションはオリ達にフィットするかもしれないですね。
富井:それでだんじり引くと。もう野球やめてお祭りやったらいいんじゃないかな。
松:お!試合をやらなければ負けないという勝利の法則ですね!見えたッ!
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ということでトークの結果は、オリ達デーはイケメンによるブランド化よりも、お祭り感を前面に出して、はっぴを作ってだんじりを引いて、作務衣や甚兵衛を作って売るというのがいいんじゃないかということになりました。うっかりいいなと思ってしまいましたが、もうストレートにお祭りやって、勝利を文字通り神頼みするのもありだと思いました。
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