出張から帰ってきたマイク松ですこんにちは。この時期の恒例行事かぜですが、帰ってきたら富井がかぜをひいていました。まあこれも恒例ですよね。フォルス・スタート商会の年末はかぜで始まっています。師走ならぬ師病ですね。
さて、NHK杯ですがアイスダンスFDが録画できてなかったのでダイジェストです。再放送の機会を探してみます。ペアはしっかり録画できていたので、アイスダンスFDをうしろにつけておきます。
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フィギュアスケートグランプリシリーズNHK杯、ペアFS。実況は浅井さん、解説は小山さん。
高橋成美&木原龍一。ペアをみにたくさんの人がきていますね。いいことです。「ザッツ・エンタテインメント」より。3S+2Tは高橋が転倒。高橋のジャンプよくないですねー。いつの間に逆転したんやろう。2Twは確実に。アクセルラッソーリフトは小山さんは「そこそこの点になる」とのこと。斬新な解説。3LoThはステップアウト。ソロスピンは回転も速いしユニゾンもまずまず。コレオシークエンスはしっかり点をとりにきています。2Aは高橋がステップアウト。これはどこか悪いのかも。グループ4リフトはイグジットがとてもスムーズですね。3SThはツーフット。トゥラッソーリフトは出来がよかったです。スムーズ。Dsへの流れもいい。ペアスピンはポジションチェンジもなめらかでした。ミスはまだまだ多いですが、課題が見えているのはいいこと。よくしていきましょう。131.26。
ディーディー・レング&サイモン・シュナピア。シュナピアがまじで軍人ぽい。「ミス・サイゴン」より。最初は2Twから。ダブルでも出来がいい。3T+1Tはファーストで乱れましたが成功はしています。2LoThはもちろんトリプル予定だったのですが。アクセルラッソーリフトは降り方が工夫されていて演技のじゃまにならない。Dsのポジションもいいですね。つなぎ部分もしっかり2人で演じる部分があります。3Sはレングが転倒。トゥラッソーリフトはレングの空中姿勢はとてもきれいですね。アスリートです。3SThはきれいに成功。ソロスピンは回転が若干ずれぎみ。まあ苦手なところもありますよね。コレオシークエンスは小リフト入ってます。グループ3リフトはキャリーはシュナピアのパワーでとてもスムーズ。強みがわかってますね。ペアスピンでフィニッシュ。1つ1つの要素をがんばって正確に演じていましたね。138.24。パーソナルベスト更新。
マリ・ファルトマン&アーロン・ファン=クリーブ。「アランフェス協奏曲」。なかなか叙情的な始まり。3Twはうまくキャッチできませんでした。3T+2Tはずれてましたが成功。しっかり跳べました。3FThはなんとかもちこたえた。Dsはファン=クリーブのホールドはなかなかいいですね。もうちょいスピードでるかも。3Sはファン=クリーブがダブルに。ソロスピンはしっかりあわせてる。アクセルラッソーリフトは音楽に合わせてリフトアップ。いい出来です。コレオシークエンスはスパイラルポジションがいいですね。ファルトマンがんばってます。3SThはイーグルからの流れ。リバースラッソーリフトはもっとローテ速度をあげていきたいですね。グループ3リフトは上げるのに苦労していました。キャリーは片足で。しっかり点をとれる作りになってる。最後はペアスピンでフィニッシュ。ミスを最小限にがんばりましたね。145.36。
ベラ・バザロワ&アンドレイ・デプタット。「アディオス・ノニーノ」。最初はいい雰囲気。デプタットはもうちょいパワーつけたいですね。3Tはバザロワが転倒、デプタットはダブルになりました。このへんはまだか。3Twは音楽にあわせてしっかり成功。2A+1Lo+2Sのコンビネーション。予定通りではあるか。Dsは終わりがスムーズ。さすがバザロワ姉さん。ソロスピンは慎重にあわせていました。もうちょっとコンビネーションがうまくできるようになったら、バザロワ姉さんをアピールできるのに。3FThはひざをついてしまいました。まだパワーがうまく伝わってないか。3LoThはちょっとツーフット。コレオシークエンスはかっこいいポジション。ここからリフト連発。アクセルラッソーリフトはスムーズ、グループ3リフトはワンハンドでもバザロワ姉さんのポジションがいい。リバースラッソーリフトは難度の高さをみせつけます。ペアスピンでフィニッシュ。まだまだ慣れていかないといけませんが、とにかくデプタットがんばれ。165.70。キスクラではデプタットはいい顔しています。
于小雨&金楊。FSの演技楽しみです。映画「クリエーション」より。最初のすれ違いから違いますね。そこから3Tのソロジャンプを成功させました。2A+2A+SEQもしっかり成功。タイミングもあわせてました。3Twは高速移動しながらキャッチできてます。すごい。3LoThも大きなジャンプ。アクセルラッソーリフトはキャリーに移行してからもすごい難しいポジション。技術感じます。Dsも休みじゃなくてしっかりとした表現。ソロスピンは回転が速い!しかもあってる。この演技はとてもいい。このままいこう。コレオシークエンスはスパイラルを中心にしながら心の通い合いを表現。こうでないとですね。リバースラッソーリフトは降り方も難しい。3FThはスローの前に少し詰まった感じでしたがふんばってます。グループ3リフトはポジションチェンジもできるだけスムーズに。ペアスピンは苦手なのか、最後で少し乱れました。まだうまくなりそうです。すばらしい演技でしたね。心の通い合いをみせられるのはすばらしい。他のカップルよりリフトに使う時間が短いのがすばらしいと小山さん。182.00。
川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ。入ってくるのがかっこいい。チャイコフスキー「マンフレッド交響曲」。オリンピック用に作ったプログラムだそうです。ほんとにかっこいい。3T+3T+SEQはセカンドで転倒。惜しい。2Aはしっかり決まりました。つなぎの部分も緊張感がありますね。4SThに挑戦してきましたが転倒。ちょっとスピードが乗ってなかったですね。ソロスピンは珍しくずれてしまいましたね。コレオシークエンスはリンクをいっぱいにつかいながら、アクロバティックなスパイラル。すばらしい。3Twは高さ出てましたね。アクセルラッソーリフトはアクロバティックなイグジット。すごい。Dsも難しい入り方。Dsじゃないみたいだし、そのあとすぐ演技が続く。激しい演技と緊張感。バックワードラッソーリフトはめずらしい形。音楽にもよくあってる。3LoThは余裕で成功。高さでてる。グループ3リフトはキャリーのときに難しいポジション。こわい。ペアスピンでフィニッシュ。これがやりたかったプログラムなんですね。ほんとにオリンピック用に作った強烈な個性を放ってます。オリンピックで見たかったですが、今みられてよかった。すごい。183.60。ファイナルには出られた。GPSでもう1回みられる。
メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード。ミューズ・メドレー。スピード出てる。3Twもスムーズ。このスピードとキレが全体に入ってる。ソロジャンプで3Lzをしっかり成功!効きますねー。4SThにこちらも挑みますが転倒。練習では決まってたそうです。ソロスピンはしっかりユニゾン。ずれがありません。2T+2T+2Tは本来は3-2-2でした。Dsは回転速度があります。リバースラッソーリフトは音楽に合わせた実施。よどみがないですね。アクセルラッソーリフトは降り方も斬新。間に軽いダンスリフトも入れながら。ペアスピンをここでもってきます。軸が細いし安定してます。難しい入りから3LzThはステップアウト。コレオシークエンスからグループ3リフトリバースローテーションからキャリーでフィニッシュ。密度が高かったですね。しっかり逃げ切れましたね。優勝には十分でした。199.78。
○最終結果:(ココイチ的に)
1. デュハメルカレーラドフォードミックス1辛
2. 川口スミルノフカレー3辛
3. 于カレー金トッピング甘口
4. バザロワカレーデプタットトッピングで2辛でごはん500g
優勝はデュハメル・ラドフォード。余裕を持って勝利しましたね。やっぱりソロジャンプとスロージャンプでルッツもってるのが大きいですよね。しかも成功するし。今回さらに4SThももってる。決まればでかいです。ノルディック複合みたいにジャンプで差をつけてその他で逃げきる作戦みたいです。
川口・スミルノフのプログラム、やっとみられましたが、ほんとにすばらしいプログラムでした。ロシアの匂い立つ芸術性が存分に楽しめます。川口は日本の観客にペアに興味を持ってもらいたいという希望をもっていたそうですが、これはすごいでしょう。完璧に決まれば、ペアのなんたるかはその芸術性が証明します。ファイナルがんばってほしいです。
于・金の演技もすばらしかった。趙宏博兄さんが教えてるらしいですが、まさに彼らが申雪・趙宏博の後継者になるでしょう。ここまでペアの技術に加えて、通じ合う心を表現できる中国ペアがついに現れましたね。その気持ち忘れないでほしいです。バザロワ・デプタットは4位。あの出来でバザロワ姉さんの機嫌が心配ですが、デプタットは強く生きてほしいです。
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アイスダンスFD。実況は船岡さん、解説は宮本アニキ。
平井絵己&マリオン・デ・ラ・アスンシオン。「ブルース・ブラザーズ・メドレー」。ツイズルは距離は伸びませんがしっかりあわせてきました。まずまずいいぞ。CiStはなるべく足を近くしようとしてます。CuLiは必殺のポジションがしっかり決まりました。いいじゃないですか。曲が変わってうまくスピードが出せてますね。SlLi+RoLiは2つのつながりもよかったしキレありますね。マリオンのホールドなかなか力強いぞ。DiStあたりからだいぶ疲れてきてますね。がんばれ。それでも丁寧にやってます。ダンススピンはネクタイを使うおもしろい構成も。偶然かな。最後の小ステップもしっかり演じきりました。デビュー戦にしてはよくがんばってましたよ。マリオンのホールドは今後に期待がもてる。
リード姉弟。ヘンリー・マンシーニ・メドレー。CuLiは入りが工夫されてるし大きな実施。CiStはエッジがよく滑ってますね。コンディションはよさそう。スピードもまずまずだ。ダンススピンは回転が速いしゆっくりしないのはいいですね。つなぎ部分のステップもとてもなめらかです。ツイズルはまずまずあってました。よく距離が出てた。DiStはチェンジオブペースを上手く使ってメリハリを出してます。RoLiは華やかな実施。回転もキレがある。最後のSlLiは大きく表現できてました。なんかすごく華やかになりましたね!技術がようやくやりたいことに追いついたのかも。
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ。ヴィヴァルディ「四季」より。早速CiStはとても音楽と調和していて、それでいて2人の関係性がよく表れています。この関係性の表現がさすが。ツイズルは少し広がりました。すぐトップスピードにのってる。軽やかで力強い。SlLiは片足ホールドでスピードもキープ。CuLiはバランスが難しいポジションでもスムーズ。ダンススピンは地味なポジェの衣装がウィーバーを際立たせてます。Lメソッド。RoLiは普通に滑ってるところから回転しながらウィーバーを持ち上げていく難しい入り方。すごい。DiStは速い曲でも2人の距離が近いし足も近い。小リフトでフィニッシュ。なるほどー。四季をたしかに表現していました。
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