大相撲7月場所2014:千秋楽

「千葉日報ニュース」がYouTubeで復活。オリジナルの音楽に驚愕するマイク松ですこんにちは。昔の音楽はほんとにクリエイティブなものが多いですが、これはほんとにすごい。本物をみたことはないですが、もしやってたら毎日みます。
昔のものがすごいのは力士も同じですよね。今日は千秋楽です。

千秋楽。実況は三瓶さん、解説は正面が北の富士さん、向正面が舞の海さん。
若の里×舛ノ山。舛ノ山が幕内に。若の里が張り差しで右上手をとりましたが、舛ノ山の圧力は止まりませんでした。
旭天鵬×時天空。立ち勝った時天空が右四つ左上手。旭天鵬が寄っていくところでうまく残し、内掛けから崩して寄り切りました。なかなか力強い。
佐田の海×荒鷲。佐田の海が上手をとったところで荒鷲が内股気味のかけなげで豪快に倒しました。勢いのある技に盛り上がります。荒鷲気がつけば2桁。
宝富士×東龍。東龍が休場。ほんとおだいじにしてください。
千代丸×豊響。豊響がグレートホーンで押し出し。千代丸は肩を痛めていて今日はどうにもなりませんでした。豊響勝ち越し。
千代大龍×臥牙丸。ガガが当たって千代大龍下がりますが、引き落としで下しました。千代大龍も10勝ですが、その分の価値があるかどうか。
照ノ富士×蒼国来。蒼国来左四つ。照ノ富士が引っ張り込んでいます。右上手を引いて引きつけて寄り切りました。上位で9番勝ちました。強いですね。
千代鳳×徳勝龍。徳勝龍がいなしから右上手。どんどんまわりこみながら寄って最後は押し倒しました。ぎりぎり幕内に残れるかどうか。
高安×豪風。優勝を争う高安、千秋楽で豪風とは。下から起こす豪風。高安も突き押しで対抗しますが、いなしから引き落とされてしまいました。やっぱりとりづらそう。勝ってれば優勝争いもできた可能性もあったのですが。インタビューはお通夜みたいでした。
玉鷲×鏡桜。鏡桜が立ち合いでいなして寄り切りました。両方ともさっぱりな相撲。疲れすぎ。
妙義龍×大砂嵐。大砂嵐は勝ち越しと三賞がかかります。立ち合い大砂嵐はいなしますが、右を差した妙義龍が一気に走って寄り切りました。妙義龍は11勝しましたね。大砂嵐もあそこでいなしはよくない。よくがんばったのですが。
魁聖×北太樹。右四つの展開。北太樹は上手をしっかりブロックしています。逆の四つでやりにくそうにしているところで魁聖がふりほどきます。しかし逆におっつけてきた魁聖を北太樹が上手出し投げ。
常幸龍×嘉風。立ち合いから激しい突き押し。嘉風が押したら常幸龍がなぜか横に吹っ飛びました。不思議な相撲。
豊ノ島×松鳳山。豊ノ島がもろ差しがうまくいかず首投げにいってしまいました。中に入った松鳳山が下手投げ。
勢×旭秀鵬。右四つから旭秀鵬が上手。投げにいったところを勢が残して逆に中に入って寄り切りました。投げに乗じましたね。
遠藤×碧山。遠藤勝てば勝ち越し。立ち合い突き押しにきた碧山をはたき込んで勝ち越し決めました。あんなに序盤しんどかったのに結局勝ち越しですか。順応が早いし番付を下げずに勉強できましたね。
安美錦×栃乃若。肩越しの上手をとった栃乃若。不思議な体勢でしたが、逃さないようにして寄り切りました。
豪栄道×琴奨菊。ゴーエードーは勝てば大関に手が届く。相手は強敵ですが。一度待ったしたゴーエードー。右四つから先に上手をとったゴーエードーが出し投げで崩して、引きつけて寄り切りました!おー!時代が動きましたね。いい立ち合いでした。菊はまあしょうがないでしょうか。カドバンパゥワーがなくなっても粘りました。
鶴竜×稀勢の里。キセが左四つも、中に入った鶴竜が寄り切りました。そういえば鶴竜横綱でしたわ。
白鵬×日馬富士。右四つでハルマが出ますがここは白鵬残す。ハルマスピンで崩そうとしますが白鵬は上手を遠くして体勢を作ります。ハルマが上手をケアしていますね。徐々にいい体勢を作って、前まわしをとった白鵬が出し投げで下しました。白鵬30回目の優勝が決まりました。ハルマも攻め手がなかったかなー。

白鵬が30回目の優勝。完全に大横綱の領域に入っていますが、まだまだ30歳になってないんですよね。どこまで伸ばしていくか。明確なライバルが見当たりませんからね。ハルマも鶴竜も今場所は引き立て役でした。
ゴーエードーがついに大関を手中にしたようです。まだ優勝してないわけですが、大関ですからね。ってもうそこまで大関の地位が高いとは思えませんが、ゴーエードーが高めないと。そうそう、菊がカドバンパゥワーでいちおう優勝争いしていました。キセさんはまあ。
三役勢から下がだいぶ負け越している今場所。西4の豪風、西5の遠藤、6枚目の照ノ富士・妙義龍が三役候補になりそうですか。遠藤は勝ち越したのが大きい。苦しみながら成長しました。妙義龍の復活、照ノ富士の覚醒はまた若手の台頭を促すでしょう。来場所がたのしみです。そして終盤まで優勝争いを演じた高安の復調も大きいです。来場所はジャンプアップですね。
とはいえ名古屋ということで、後半のあっさり相撲の多さは気になりました。土俵の充実に逆行するあっさり相撲はだめ。満員御礼がこれだけ続いた名古屋もほんとに久しぶり。この勢いを持続的な発展につなげるためにも、さらに充実させましょう。

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