河内2903日ぶり勝利。よかったなと思うマイク松ですこんにちは。ノムケンも喜んでました。それにしてもカアプの活躍のたびに喜ぶ先発ビッグバンブー先生の笑顔が印象的でした。生まれ変わったというかもはや成仏レベルの人間的成長を遂げた先生。今村の成長といい、この調子で選手がどんどん成仏していったらいいなと思います。
さて、今日は帰省の疲労で(回復に時間がかかる)ぐったりしながら高校野球をみていたのですが、第4試合の応援で、アルプスが盛り上がっていました。なんだろうと思っていたら、曲が「スシ食いねェ!」でした。
きっと今の高校生はシブがき隊知らないと思います。実はアイドルのコンサートでみんながガリガリガリガリ盛り上がってるとか、ボーカロイド曲ですごいフィーチャーされててネット上にはおあいそおあいそおあいそおあいそと盛り上がっているのかもと思いましたが、どうやらそんなことはなさそうなので。
しかしアルプスはいい演奏と一体感ある応援で盛り上がっていました。振り付けもかっこいいし。もちろん「スシ食いねェ!」で応援していてもグラウンドの選手達は野球をしているのであり、すしをつまんでいるのではないのです。ひょっとしたら誰かがスシカーブあたり投げていたかもしれませんが、日本では普通のカーブなので。しかし勝利を願う気持ちは伝わっていると。
ここでアルプスが盛り上がればいいと考えるほど、野球の応援は単純ではないですよね。つまり「スシ食いねェ!」にはそれだけ歌の力があり、勝利を願う気持ちをその歌に込めて届けようとしているわけです。試合は負けましたが、9回に1点とれたのは応援の力でしょう。
シブがき隊が現役のときにはそんなことさっぱり考えられませんでしたが、無闇なテンションと自由自在な曲構成、独特としかいいようがないワードセンス。促成栽培の曲がはびこるジェイポップシーンで、文字通り異彩を放っています。そこに注目し起用した応援の人たちはほんと見る目があります。今みると「ヴァージン・ショックII」が出ていたり、「スシ食いねェ!」の英語バージョン「OH! SUSHI」が出ていたりと、今でも驚かされてしまいます。
このシブがき隊のパワーをもっとプロ野球も使うべきでしょう。今の選手は出ばやしにこともあろうにジャパニーズレゲエやらを使っていますが、それでヒットが打てると思っているんでしょうか。今すぐ全員シブがき隊に替えましょう。ベテランから順にドラフト選択方式で。ベテランの選手にはたぶんこだわりがある人がいるかもしれません。「ZOKKON命」は苦い思い出があるとか。若手はどれでもいいはず。
これで攻撃時は間断なくシブがき隊の曲が流れるのです。なんでしょうかこのアグレッシブな光景は。選手達もこれまでになかった勢いを感じるはず。思わず自分もNAI・NAI 16とかZIG ZAG セブンティーンになったような若々しい気持ちで打席に入れるでしょう。
勢いに根拠などない。あるのは勢いだけだ。そのことをシブがき隊は教えてくれます。勢いのないチームはぜひ取り入れていただきたいと思います。あれ、なんか近くにそういうチームが2チームあるような気がする…。
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最近のコメント
こんにちは。
ちょうどこの時アルプス最前列で見ていた三重県人です。
『うちの打線は日本一!』の台詞がはまりすぎでした。
八回九回はタオル振り回して一緒に踊ってきました(笑)
マシェリさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いいですねー!すごく一体感のある応援を作りやすいですよね。ヒッティングマーチにわりとスタンダードな曲が使われる理由もわかります。
他の高校も追随してほしいですね。